私は多様性に溢れた
春の野原が大好きです。
整えられた花壇や庭園を彩る
バラやチューリップも素敵だけれど
私はありのままに
咲き乱れる
名も無き小さな草花が好きです。

犬も草花同様に多様性に
富んだ生き物です。
人間の手によって
作出された多種多様な犬達。
どの犬もみんな
魅力的です。
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ミックス犬
いわゆる雑種の犬達は
春の野原で言う所の
名も知られていない
草花かもしれません。
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見た目も、性格も様々
オリジナリティーに溢れた
ミックス犬達。
でも、実は
純血種だって
みんな
個性に溢れているのです。

この犬種は
こうだからという思い込み。
この子は
こうだからという思い込み。
そうした思い込みが
互いの心の距離を
遠ざけている場合だって
少なくありません。

もしも、あなたが
条件を満たしたものにしか
笑顔を向けられないとしたなら
おそらくは心の奥底で
自分自身にすら
条件を突き付けている
自分がいるのかもしれません。

心穏やかに
多様性を愛し
ありのままを受け入れることは
自分自身の個性を
自分自身が責め苛むことなく
受け入れる生き方です。

自分にとっての自分は
尊重すべき
最初の他人でもあります。

ひとりひとりが
自らの個性を認め
同じように
他者の個性や
多様性を認め合える
世の中になったなら
もっともっと
笑顔の溢れる
素敵な社会に
なるだろうと思うのです。

犬は多様性に満ちた
一番身近な動物です。

犬を犬らしく
扱うことは 
その多様性を認め
愛するということが
出来るということです。

犬に限らず
あらゆる生き物に
尊敬と感謝の念を持てた時
私達は心の底から
自分自身を愛することが
出来るようになるのだと
思うのです。

勿論、多様性を尊重されるには
それに相応しい
ルールとマナー
モラルを十分に満たしていることが
前提条件であるべきだと思います。

平等なルール無きところに
安寧な平和が訪れないのは
この世界の
原理原則なのです。