ここ最近
なんだか色々
考え込んでしまうことがあり
ブログの更新も滞っておりました。

過日の記事で
マヤちゃんの旅立ちを書きました。
その後を追うように
エミリーが旅立ちました。
先週アルマに行った時には
顔も上がり
キラキラした瞳でこちらを
見つめてくれていたのに…
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心臓を患っていた
エミリー。
ずっと、苦しかったに違いないのに
みんなの気持ちに
しっかり応えて旅立ちました。

旅立つ命があれば
生まれ来る命があります。

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死の瞬間まで
生きることに
迷いがない
動物達の姿に
圧倒されるのは
私だけではないはずです。

キラキラした瞳の奥には
連綿と続く
壮大な命の河の存在を感じます。

私達の傍らにいる
動物達は皆
大河の一雫です。

ちょっとしたことで
命を落としかねない激流を
奇跡を紡ぎながら
生きています。

この掌で
数多の命を
ひととき掬いあげても
指の隙間から
溢れ落ち
儚くも鮮烈な
思い出だけを残して
大河の流れに
命は再び消えていくのです。

人間て本当に弱いです。
どんなに身体が元気でも
悲しみや寂しさに
縛られて
身動きが
取れなくなるのですから。

動物として生きるには
あまりに
弱いからこそ
自然の摂理に逆らって
進化を遂げてきたのが
人間の人間たる所以なのに
その進化に
人間の心が悲鳴をあげている
現実があります。

科学が目指す
不老不死が叶ったら
心という機能は
まったく
必要なくなるかもしれません。

この世に
生を受けたものは
すべからく
大河の一雫。

そこには
なんの優劣も存在しません。

人も動物も
皆いつか、同じ河へと
帰って行く仲間です。
だから上も下もありません。

穏やかに
満ち足りた生活を送りたい
それは、生きているものであれば
皆が願うことであります。

与え合うこと
支え合うこと
その基本的な生き方を
命懸けで
動物達は教えてくれているのです。

エミリーは小さな奇跡を
起こしました。
マヤちゃんも
たくさんの人を
笑顔にしてくれました。
今度は
人間が
奇跡を起こす番です。

社会を大きく変えるためには
一人一人の
ほんの少しの
意識の変化が大切になってくるのです。

社会は需要と供給で
成り立っていますから
供給する側の
蛇口を締めるためには
需要の変化を
目指すしかありません。

アルマに集った人々が
アルマのことを
保護犬猫のことを
ペット業界の裏の話しを
身近な人に話してくれること
それを聞いた人達が
それをまた、身近な人に
話してくれるといったことこそが
社会を変える一助になります。

泣いたり
憤るばかりでなく
非常識で非道な
ペット業界の当たり前を
ひっくり返したい

人間の仕打ちを恨むこともなく
たくさんの奇跡を見せ続けてくれる
愛おしい仲間達のために。
今度は、私達が
奇跡を起こす番です☆