乗馬をされたことがある方は
わかるかもしれませんが
乗馬を楽しむためには
馬と息を合わせることが
何より大切です。

犬との散歩も同じです( ̄^ ̄)ゞ。

車の運転を安全に行うためには
目の前よりも
目的意識を持って
少し先を見て走る方が
安全だったりします。
目先ばかり気にしていると
かえって危ないのです。

犬との散歩も同じですm(__)m。

息を合わせるためには
コントロール可能な自分の意識を
しっかり示すことです。
相手は動物ですから
指示しない限り
こちらの都合に合わせてはくれません。
自分自身を大きな空気の塊と捉え
その空気で抱え込むつもりで
犬を導くことです。

この導く時に
一番必要なのが
目的意識です。

動物の様子を伺わず
自分の纏った空気で
動物に納得させ従わせるのです。
その時、動物の出す気配に
人が負けないための支えが
理性的な「目的意識」を
持つことなのです。

目的意識と言っても
難しく考えることはありません。
小さなことを
チャレンジさせながら
楽しみながら歩くこと。

大切なのは
すぐ横を歩いている
リードする
人間の「動き」や
「存在」に注目させること。

一番近くにいる人が
気になる存在であれば
周りを気にしている
余裕はないのです。
大好きな人と
デートする時の感覚と言えば
わかりやすいでしょうか?

しっかり、意識が取れるまで
お散歩の出だしで
繰り返しアプローチすることが
ポイントです。

出入り口で
犬に先に行かせないと言うのも
この先は
人が場を仕切ります!という
明確な意思表示であり
そのことに犬が納得し
興奮をしっかり手放すまで
人がブレずに
待つことなのです。

この時、イタズラに声をかけたりして
飛びつかせては意味がありませんから
声かけやアイコンタクト無しで
こちらの態度で
いかに注目させるかが
ポイントです。

自分と犬のエネルギーの流れを
一体化するイメージで歩けた時
なんとも言えない
爽快感に包まれるはずです。