我が家の猫組のお二方
なかなか微妙な距離を保って
これまで、暮らして参りました。
白黒しずくとキジトラの大河寅吉。
飼い主としては
猫団子を夢見て
いつも、事の成り行きを
見守って来たのですが
ほとんどの場合
寅吉がしずくの寝ているところに
ノシノシ近づきまして
まずは、しずくの顔を舐めて
仲良しアピール…
迷惑そうにしばし我慢のしずく。
そのまま、くっついて
寝るのかなと思いきや
グイグイ身体を押し付けた挙句
相撲取り並みの寄切りで
毎回しずくがいる場所を奪い取り
ヌクヌクする寅吉…(ーー;)。
結局いつも
追い立てられるしずく。
日々繰り返される
このやり取りに
しずくは基本シレッと受け流し
大抵は寅吉の登れない
高い場所に移動します。
しかし、さすがに毎回は
腹に据えかねるようで…
時々思い出したように
寅吉の頭を両手でガッシリと抱え込み
寅吉の頭の毛が抜けるほど
ガブガブ…ガブガブガブガブ(ーー;)
取っ組み合いからの大運動会開始。
特に冬は
暖かい場所を
奪い合う機会が増えます。
深夜、私達の寝ている布団の上。
しかも足元に
二頭がズッシリと陣取ります。
寅吉にいたっては
体重が6キロ超えておりますので
上に乗られると足が痺れ
寝返りすら思うに任せないほどで
結果、エイやッと勢いよく
私達の足払いに遭い
夜中に何度も
宙を舞う
猫組なのでございました( ̄ー ̄)。
なんとか二頭仲良く
猫団子で寝て貰えないかと
ずっと願っておりました…
というか…そんな姿が
飼い主としては見てみたい(-_-;)
猫団子…それは夢のまた夢…
寅吉が来たばかりの頃よりは
だいぶ距離が詰まっているものの
いまだに一緒になって
丸くなることはありません(^_^;)
よくよく観察していると
身体が少しでも触れると
互いに不快なようだということが
分かってまいりました(ーー;)
私達の睡眠の邪魔にならず…
二頭がどうしても
そこで寝たくなるような場所で…
身体が直接触れ合わないようにする??
という分析のもとに環境を整えた結果…
チャララーン(((o(*゚▽゚*)o)))
無事二頭を所定の場所に
格納いたしました( ̄^ ̄)ゞ
人の邪魔にならない
二頭が好きな場所に
小さなホットカーペットを仕込み、
箱を置いただけ(⌒-⌒; )。
激戦区なだけに置かれた箱に
早速、寅吉が入ろうとしましたが
身体がデカすぎて
前足だけで断念(^_^;)
そこに箱好きのしずく登場。
いそいそと身体を箱に仕舞い込み
激戦区の場所を
初めて揉めることなく
ヌクヌクと
二頭でシェアしております。
距離が必要だったのではなく
明確な境界が
必要だったようでございますm(_ _)m
動物と暮らすうえで
一番大切なのは
観察することです。
いかに人の生活に負担をかけず
且つ、動物達にとっても
快適な空間を作るかは
日頃の観察と発想と行動に
かかっています。
猫組のイザコザから
安眠を邪魔され
夫婦揃って
風邪まで引きましたが
これでなんとか
人も猫も寒い冬を越せそうです(⌒-⌒; )。