犬の可愛いさは
何もしなくても伝わるでしょう。
犬を飼う大変さには
耳を塞ぎたくなるものです。
伝えたいのは
いつだってもっとシンプルなこと。
人(自分)の感情を被せて
犬を理解したつもりになることを
一般的には「擬人化」と言うようですが…
これがなかなかわかりずらい…
言葉の見た目のイメージが
ややこしさを増しておりますゆえ
私はこれを
「自分化」と表したいと思います。
「自分化」は
犬を犬として扱うことを
阻害してしまいがちになります。
犬を犬として扱うことは
人を人として扱うことと同じくらい
当然で、大切なことなのに
犬を自分化してしまうことで
「他者を尊重する」という
基本的な姿勢が抜け落ち
犬のニーズやルールを無視して
尊重しないため
結果的に犬からの信頼を
失うことになります。
犬に人格を与え
例えば
「生活習慣も言葉も違う外国人」として
「擬人化」して犬を扱うことは
おおいに結構な事だと
個人的には思っていたりします。
言葉の通じない「外国人」と
仲良くなりたかったら
誰だって相手を理解するために
当然ながら注意深く観察し
間違っても不躾な態度は
取れないだろうと思うからです。
今回ご紹介する本の中には
犬が喋る形で進むお話もあります。
子供にもわかりやすく
大人にも面白く描かれています。
なかでも私が好きなのは
「山坂家のベンちゃん」。
小さい子への読み聞かせにも
とても良いかもしれません。
子供を対象にした
啓発活動への取り組みを考えていくなかで
是非取り上げてみたい一冊です。
私もいつか
犬猫にまつわる物語を
書けたらいいな…ε-(´∀`; )
いつかティアハイムで…
「読み聞かせの会」
やれたらいいな(*^^*)☆