朝起きると
とてもしんどそうなクロスケ。
夜中にオシッコはしていたものの
まだまだ、お腹がパンパンで
息苦しそうに喘えぎ
うまく呼吸ができていません。
ヨダレや鼻水、目ヤニを
拭き取りながら
下腹部を軽く押して
オシッコを出そうにもうまく出せず
そうしている間に
何度も痙攣を繰り返すように。

病院に連れて行くことは
負担になるかもしれないけれど
お腹に溜まったものを出して
少しでも楽になればと急いで病院へ。

着いてすぐカテーテルで
オシッコを抜いてもらいます。
驚くほど
大量に溜め込んでいました。
すべて抜いてもらって
発作を抑える薬を注射してもらって
また、我が家に帰ってまいりました。
病院に置いて帰るのは
とても忍びなくて。
朝から、餌どころか
水すら舐める程度。
それでも
なんとか頑張ってくれています。

目ヤニやら鼻水で
表情がまったくわからなかったけど
実はなかなかのイケメン。
綺麗な黄金色の眼差しは
切ないくらい美しい。
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そばにいると
こんな風に
一生懸命目を開けて
こちらを見つめてきます。

クロスケ。
お前は、もう
お外で十分に頑張りました。
だからあとは
好きなように
したいようにしなさいね。
これ以上頑張れと
私はとても言えません。
だって、もう十分すぎるくらいに
頑張っているのがわかるから。
クロスケ。
ここはお前のお家だからね。
おかえりクロスケ。
もっともっと早く
お前に会いたかった。
せめて一度くらい
猫らしく飛んだり跳ねる
あなたの姿を見てみたい。