先日、いつもの朝散歩が終わり
家に戻ると
先に別方向から戻っていた
猫大臣が一言。
「寺の角で死にそうな猫がいた」
(-_-;)。
急いで見に行くとお寺の塀際に
息も絶え絶えの黒猫が。
我が家で飼う飼わないは別にして
このままにしてたら
間違いなく死んでしまう。。。
意識も薄く、
抱き上げようとしたら
初めて鳴きました。
そのまま車で病院へ
応急の処置をしてもらいました。
お医者さんの見立ては
猫風邪と極度の栄養失調と脱水症状。
経過観察で通院することに。
猫風邪は人と犬にはうつらないものの
二階には猫達がおりますゆえ
ひとまず一階に隔離部屋を作り
休ませました。
猫風邪のせいで鼻づまりが酷く
イビキをかいて寝ておりましたが
夜中に寝たままオシッコをしたようで
朝見るとビシャビシャ
。・°°・(>_<)・°°・。
オシッコ出たのは嬉しいけれど
あまりに酷いので朝からシャンプー。
ほんとは、もう少し
元気になってからと思っていたけど
仕方ありません。
シャンプーしている時に
ふと口の中を見ると
それまでの壮絶な暮らしぶりが
分かるほどに歯が
哀しいくらいにボロボロ。。。
今はまだ
自分では立つことも出来ず
水も飲めません。
オシッコも自力では無理だったようで
今日、病院に行って
お腹を軽く押しただけで
大量のオシッコがでました。
やっとすっきりした様子で
また、熟睡。
お医者さんからは
少しでも栄養のあるものをと
言われましたが
スープがやっっと飲める程度…。
ずっと食べていなかったようで
一口目は酷く
むせさせてしまいましたが
それで少し食道が開いたのか
少し置いてもう一度あげてみると
段々と飲める量が増えてきました。
夜には、猫用のミルクを
飲んでくれました。
幼い頃は別にして
大人になってから
こんな風に猫を拾うのは
初めてのことです。
実は、数日前も
倒れていた猫を見つけました。
その子は残念ながら
亡くなっていました。
昨年末から
似たようなことが
色々続いております。
いまもドアの向こう
寒空の下で
小さくなって
震えている子がいます。
考え出したら本当にやりきれない。
みんなを…助けてあげられない
人間としての
不甲斐なさや悔しさを
目の前の命を救うだけではなく
もっともっと
大きく昇華させなくては…
そんな気持ちになる度に
思うのです。
新年早々、縁あって
我が家に辿りついた
おじいちゃん猫。
お医者さんは
五分五分の状態ですと言うものの
恐らくはもっと
状態は悪いのだとわかります。
病院に行っても
出来ることは限られています。
無理はさせずに
おじいちゃんの思うままに
任せようと思います。
出来る限りのことをして。
ありのままの
おじいちゃん猫を
受け止めたいと思います。
ホームステイに来た子の
夜の様子を見守るために
使っていたベビーモニター。
いまは、頑張るおじいちゃん猫を
見守っています。
そばにいると気になって
触ってしまって
ゆっくり
休ませてあげられないから。
少し離れて見守っております。
外は、寒風が吹き荒れております。
どうぞ皆様も
風邪など召されませんよう
お過ごし下さいませm(_ _)m☆