週末いつもより少し早くアルマへ
気になっていた、千ちゃんのその後の様子を
スタッフさんから聞き取り
新たなアプローチの切り口を探るべく
千ちゃんの観察をスタート。
頑なさは依然強固であるものの
以前よりも緊張のベールが薄くなっている様子。
スタッフさんの話では
一進一退を繰り返しているということでしたが
落胆することはありません。
ブランコを大きく前に漕ぎ出す時のように
「前向きな後退」は必要なことなのです。
とはいえ、効果的でないことを
繰り返していても意味がないので
さらに詳しく、千ちゃんの様子をお聞きして
芳しくない理由を探りまして、まずは…
一対一の外散歩をリハビリの基本にし
千ちゃんの逃避のモードを
コントロールすることを目標にした
関わり方を増やしてもらえるようにと
お話しさせていただきました。

多頭崩壊という過酷な環境の中で
グッチと千ちゃんは生きていました。
同じ環境下にいた二頭ですが
二頭の心の内は同じようでも違うもの
それぞれの個性を鑑み
また、都度リハビリ内容の修正を行いながら進めます。

先週より、だいぶ落ち着けるようになりました。