昨日の朝に引き続き
週末恒例の早朝ランへ
二人と四頭で行ってまいりました♪
残念ながら、モナコちゃんは入れませんが
入れ替わり立ち替わりやって来る犬達とご挨拶。

中ではモナコちゃんを10倍くらいに
大きくした感じの
ドーベルマンのハルちゃんが
権兵衛君とボールを巡って
静かな駆け引きを繰り広げておりました。
引っ張り合いではありません。
お二方ともこの状態で微動だにしません。
完全な心理戦です。
その様子をその場にいる人達で、観察。
犬を見る目を養います。

写真はありませんが
ルイスは今日も
やんちゃなジャックラッセルの男の子達の
遊びが熱くなり過ぎないように見回りに精を出しておりました。
それは、廊下を走り回る小学生達を前にした体育教師の様に^^;
たくさんいる犬達のそれぞれの行動の意味を
人間達が学ぶ、この時間を
早朝ながら、皆さん楽しみにされていて
ホントに笑いが絶えません♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
家の中でも、出掛けた先でも常に犬がいるという
犬まみれな日々をモナコちゃんには過ごして頂いておりますが
昨晩から徐々に、モナコちゃんの緊張が
本格的にほどけ始める兆しが見えるのと呼応する様に
モナコちゃんの緊張感を感じ取り
警戒心を捨てきれなかったココアが
少しずつ遊びに誘い始めました。
「ボールやらない?」

この頃から、モナコちゃん周りを気にせず
手足を存分に伸ばして
イビキをかくほどに、
しっかり眠れる様になりました。

緊張を乗り越えさせるためには
その子のペースを尊重して
極力、かまわないことです。
水の波紋を沈めるにはどうすればいいかということと
似ているかもしれません。
私達人間に出来ることは、
素知らぬ顔でその子を見守ることだけです。
言葉や吠え声がなくても
犬達はお互いの心模様を感じ取り
その場に必要な態度を試行錯誤しながら選び取って行きます。
緊張を乗り越えて
穏やかなリラックスした態度を取れるようになると
周りにいる犬の安心感が増し平和な状態が保たれ
その場に集うもの達にとって、そこが安全な場所になり
とどのつまり、その学びは
その犬の身を守る「護身術」の学びとも言えるのです。
これこそが、「犬の社会化」なのです。
子供同士の乱暴な遊びのなかで「程良い加減」を
学びきれない大きな原因として
介入する人間の「犬の興奮」を
「犬の喜び」と捉える誤認識があるように思います。
「犬らしさ」に対しての人間の認識不足が
犬が本来持っている社会化の芽を
摘んでしまったのではどんなに愛情をかけていたとしても
本末転倒ではないかなと思うのです。
ごはんを食べ終えて
眠くなるとスリスリとつぶらな瞳で
ぺったりと寄り添ってくるモナコちゃんに
我が家の猫大臣の目尻は下がりっぱなしでございます^^;