なおきは、まこと仲良くなりたくて
あの手この手・・・
 無事にお茶に誘えたようです(*^_^*) まこ的には、あんみつが気になるようで・・・
「宜しくね♪」「こちらこそ♪」
このハッピータイムは
犬達の頭はフル回転。

喧嘩にならないように
加減しながら
楽しく遊ぶ\(~o~)/

この「加減」こそ、人も犬も学ぶべき大切なポイントです。

最近はこの「加減」がわからない人が多いのです。
だから犬にも「加減」を教えてあげられない・・・。

その点、犬は容赦しません。
「加減」の分からない犬には
それを「いい加減」で教えます。
人間みたいに
「まだ小さいから・・・」
「まだ慣れてないから・・・」なんて遠慮は一切なし。
それこそ、合った瞬間に相手のお行儀レベルを見分けて
それに呼応するように対応します。
平和なレベルを目指して。
輪を乱す態度を犬達は許しません。

犬のお行儀の悪さは
人間の責任です。

必要な時期に必要な経験をさせられていない。
犬同士では自然と教え合えるのに
その環境を与えられていない。
犬同士が難しくても
人間が親犬や兄弟犬のような役割を果たし
学習をさせることも出来ていない。

これは、飼い主の問題を超えた
人間社会の責任であります。

犬という存在のもたらす恩恵を
人は大いに享受していながら
一般的にも
犬に対しての知識や見識が浅いまま・・・

表面的な情報に偏り
ご都合主義なペット業界。
命の重さを教えない教育や
現実を直視しているとは思えない
行政の怠慢な姿勢、その責任は重いです。

保護の現場の人たちの心労は
計り知れず
終わりの見えない活動に
疲弊している人も少なくありません。

壊れた蛇口を閉めなければ・・・
無慈悲な命の連鎖は止まりません。
その蛇口は
残念ながら、人の心にあるのです。