我が家には
上と下にそれぞれ門番がおります。

階段下にはルイスが
階段上には大河トラ吉。

基本的に犬達は二階には上がって来ませんが
どうしてか、階段で寝るのが大好きな、まこ。
しかし、階段を上がり切ることはありません。
何故ならそこには…
トラ吉がいるから。


階段の登り口で
関所のお代官様のように
上から、にゃもにゃも物言いがつきます。
「ここから先は許さないにゃー」
「黒いのこっち見んじゃにゃいにゃー」
こんなプレッシャーをかけられながらも
まこは、遠い目をしながら視線を合わさずにやり過ごし
しばらくすると、そのまま寝てしまいます。

もし、必要以上の威嚇をトラ吉がすれば
その気配を察知して
階下のもう一方の門番、ルイスが黙っていません。

まこは、外で猫に会うと
浮き足立ちます。
しかし、家の中の猫には
寄られても、触らず騒がず
気配を消してトラ吉の物言いを黙って聞いています。
雌猫のお気楽遊び大臣しずくは
トラ吉とまこの間を行ったり来たり。
ほぼ、無関心。
それよりも、猫大臣の大好きなゴルフ番組の方が
お気に入りのようです(⌒-⌒; )