本日、雨の中
銀座にある
全日本動物専門教育協会主催の
「救命救急セミナー」に参加してまいりました。

愛玩動物飼養管理士の資格取得のための勉強の際
愛玩動物の基本的な体の仕組みや
よくある病気のことなどは学んでいたものの
あくまで、一般知識的なレベルのため
いざという時を考えると
自分の認識や知識をいささか心許なく思っており
実際に獣医さんから学べる場を求め
今回このセミナーに参加いたしました。

セミナーは現役の五十代の獣医さんが
体温の測り方や、脈の取り方
犬の状態を見極めるための様々なポイントを
具体的に教えて下さいました。
先日の別のセミナーでも話が出ましたが
犬の状態を見極め
いかに噛まれずに
処置をするかというお話もありました。
無理をせず、人が落ち着いて対応するために
サイズの合った口輪を用意し利用すること
また、いざという時に口輪への抵抗を下げるために
普段から練習しておくということも
必要ではないかとのことでした。

その他に誤飲の際の対処法や
誤食に関しての経験談など
以前から気になっていたことが
解ってスッキリいたしました。

ところで、救命救急といえば
心臓マッサージですが
今は獣医を育てる現場でも
生体を使って練習することは
禁止されているそうで
犬型ロボットを使い
マッサージする際の手の位置や
心臓に対しての圧力のかけ方
その際の注意点など
実際に体験することが出来ました。
マッサージの際
チワワくらいの小さい子には指先だけ
トイプーくらいの子には片手で・・・など
対象の動物の大きさによって
加減しないとならないことなどを再確認。
猫に対しての応急処置のポイントも
教えていただきました。

もちろん、最終的には病院へ搬送するのですが
人間同様、初期の対応が
その動物の今後に大きく関わってくるため
一番身近にいる飼い主が
最低限の知識を持って
日頃からペットの様子や表情
排せつ物の状態(色・匂い・固さ)を観察しておくことが
大切なペットを守るために大切とのことでした。

また、震災以降
取りざたされている
ペット同伴の避難をする際
基本的な躾の必要性もさることながら
大きな盲点として
避難所にはペットフードの備蓄はなく
震災の際、フードの確保に
困窮していたというお話を聞くことが出来ました。

人間の食べ物はどうにかなっても
ペットの食べ物は各飼い主が自覚して
備蓄していないとならないのだと
とても、基本的なことを改めて考えさせられました。

いざという時に冷静でいるために
普段から準備出来ることや
知っておくべきことを知るいい機会になりました。

今回のこのセミナーで
今秋のセミナー月間はひとまず終了。
家の工事やら片づけも今月中には一段落。

今秋学んできたことを
どう活かしていくかが
今後の大きなテーマです・・・(^_^;)。

これからも、
微力ながら
皆様のお役にたてるよう
頑張ります<m(__)m>☆