犬の犬種や、大きさを問わず
突進、突撃、破壊、噛みつき、
吠え、執着、逃避、威嚇、などなどの
飼い犬の問題行動を
苦笑いして
手をこまねいている人の多くは
犬への愛情を自負しながら
その実、犬を信用していないことが多いです。
愛していると言いながら
信用していないのですから
犬と繋がれるわけがありません。

犬との蜜月の関係や
犬との絆を自作自演すべく
日々、犬のあまり喜ばしくない態度をテーマに
独白のような物語を紡ぎ続けます。
それは、まるで
犬を信用出来ずにいる自分の
不安な心に言い聞かせ
慰めるように…。

犬の問題行動は
その態度の良し悪しを直視できない
飼い主の態度によって
助長されていきます。

正すべきは犬のその瞬間の態度です。
問題の深刻さは
その「瞬間」の積み重ねであり
問題行動である、
態度の変更を犬に要求するだけのことなのです。