犬を飼おう!と思った時
ホヤホヤの子犬を思い浮かべる人は多いです。
特にテレビやメディアの影響で
子犬から飼わないと…懐かないんじゃない?
子犬じゃなければ価値がない…(ーー;)
そんな風に、刷り込まれている人も多いです。
しかーし!
子犬から飼うことの利点は
たった数ヶ月の可愛い期間を独り占め出来る!…
それ以外特にないように思います(⌒-⌒; )
少しでも可愛い期間を長く過ごしたくて
早め早めで子犬を求められる方…
数ヶ月のハネムーン期間の後
あっという間に大きくなった犬との
悩ましい生活に直面するということがとても多いです。
可愛い期間のうちにも
ルールは必要なのですが
可愛いさに没頭するあまり
躾けを棚上げ、先送りしてしまった結果
制御不能の暴れ犬を作り上げてしまうのです。
犬に問題行動がではじめると
人の生活は穏やかではなくなります。
きちんと対処しないと
生活が壊されるだけでなく
その犬の精神が壊れます。
犬はいくつになっても可愛いものです。
犬はいくつになっても懐くものです。
一歳くらいになれば、性格もはっきりします。
各家庭に見合ったエネルギーレベルを判断出来ますから
人と犬との生活感のミスマッチを防ぐことにもなります。
そして、もうひとつ
ペットショップが子犬で売り切りたがる理由の裏に
先天的な病気の隠匿がある場合があります。
月齢が若過ぎると、病気の判断がしにくいためです。
それをカバーする意味合いとして
生存保証を付けられて売られている子犬達
電化製品の保証書か!!!!!( ̄▽ ̄)怒!
そもそも、健全な生育環境が
厳格に整備されていたなら
必要のないものです。
小さい子供や、お年寄りの多いご家庭にはシニア犬が向いています。
子供の遊び相手には若くて元気な方がいい…
よくありがちですが大間違いです。
子供が子供をしつけることは難しい。
犬にしっかり躾が出来る子供をまずは育てましょう。
もう1人手間暇のかかる子供が増えても構わないなら良いのです。
犬に子守役を頼みたい…
それを叶えてくれる犬はなかなかいないことをご理解下さい。
穏やかな犬と穏やかに向き合うことが出来ないのなら
本当の意味での情操教育にはなりません。
犬との穏やかな生活を過ごすには
もうすっかり落ち着いているシニア犬がオススメです。
子犬とは手間のかかり方が違いますし
長く一緒にいられないということで躊躇されがちですが
シニア犬との日々はとても特別なものがあるようです。
看取りの時は、遅かれ早かれいずれ来ます。
それすらも凌駕する、癒しと慈しみの日々。
アルマにも、プー助を頭に何頭かのシニア犬がいます。
寝ていることも多いですが、その姿にみんな癒されているのです。