これまで
フリーセッションで様々なワンちゃん
そして、飼い主さんとお目にかかって参りました。

セッションを受けられて
手応えを感じていらっしゃる方には
特徴があります。

ひとつ、犬の問題行動に本気で悩んでいる人
ふたつ、犬のシアワセを本気で考えている人
みっつ、犬を犬として扱うことが出来る人

正直、他にも色々ありますが
代表的なみっつを挙げさせて頂きました。

自己満足と自己愛の延長で犬に接していることに
気づきたくない飼い主さんも多いです。
厳しくするのも、されるのもイヤ。
ルールを作るのも、守らせるのもイヤ。
トイレトレーニングが出来ているから
散歩なんてさせなくても大丈夫。
噛み付くから、人には触らせません。
ケンカになるから、犬には近寄らせません。

これ、すべて飼い主さんの都合です。

そのぬるくて居心地の良いズブズブの関係を手放すか
問題行動を我慢するか問われた時
自分さえ我慢すればいいのだから…と
我慢を選ぶ人は意外と多いのです。

冷たいかもしれませんが
我慢出来るうちは
存分に我慢して頂きたいと思っています。

なぜなら…
本気で悩んでいない人には
セッションでお話しすることは負担にしかならないからです。
今の自分のペースや考え方を手放す気がない方には
「本当のこと」=聞くんじゃなかった
知りたくなかったということになるのです。

だって、面倒くさい(-_-;)

犬は車ではありません。
セッションは修理ではありません。
問題行動は病気ではありません。

自分にかかる迷惑ばかりを
心配する親は犬からも子供からも信頼されません。
うわべの体裁を取り繕って
ばれないと思っているのは
嘘をついているほうだけです。

犬にも子供にも本気しか伝わりません。

まだ、大丈夫、たいしたことない…
残念ながら
それは、親や飼い主が決められることではないのです。

人も犬も社会的な動物です。
社会から見て、その子供や犬の現状を判断していく視点がないと
子育ても犬育てにも失敗します。
親の怠慢で社会性を身につけられなかった子供や犬は
この世界のなにひとつも信用できず
心を開くことが出来ません。

ズブズブの愛情がいかに欺瞞に満ちているか。
それを好む思考自体が何に由来しているかを
親となったからには
飼い主になったからには
考えざるを得ない場合もあるのです。

人が変わる時、犬が変わります。

犬との出会い方は様々ですが
たったひとつ言えること

それは…

犬はあなたに
必要なメッセージを携えて
飼い主である
あなたのところにやってくるということです。

犬を通して
あなたが知るべき大切なこととはなんなのか
それを、感じるのも感じないのも
すべて、あなた次第なのです。

セッションは、犬の本気と飼い主さんの本気が
合致して初めて、問題解決への一歩となります。
もちろん、セッションさせて頂くからには
私だって全力でお教えします。

笑えないくらい悩んだとき…
どうか、私を思い出して下さいm(_ _)m