今回は、元保護犬のリボンちゃんのママさんからのご依頼で
ホームセッションに伺って参りました(^-^)/

お悩みの問題行動は…
 ▪自分の嫌な所を触られたとき(お尻、後ろ足)抱き上げられた時、
人間にちょっかいをだされた時に鼻にシワをよせ歯をむき出す、噛む

▪お散歩中に他犬に吠える


ヨーキーの先住犬がいる
賑やかなお家に来て、約二年。
多少の問題がありつつも
これまで、ご家族の愛情に包まれて来たリボンちゃん。
とはいえ、問題行動を放っておいては
ご家族のストレス
リボンちゃん自身のストレスにも繋がります。
リボンちゃんのお家の中での様子を確認しながら
セッション開始です!

事前に、リボンちゃんの生活のサイクルをお伺いし
餌を前にした時の様子も見せて頂きたかったので
朝ご飯はセッション中にしていただくようお願い致しました。

私がお邪魔すると、二頭が大合唱でお出迎え(^◇^;)
リビングに通して頂き、あらためてご挨拶。
二頭ともにひとしきり吠えたあとは
私や私の荷物の匂いを熱心に嗅いでいます。

ママさんから普段の様子を色々聞きながら
問題行動の発火点を探りつつ、問題行動の発現を待ちます。

まずはおあずけにしていた朝ご飯で餌などへの執着の度合いを拝見。
色々試した結果、餌よりもオヤツで
犬達の執着があがることがわかりました。
この日は、ママさんとパパさんが
セッションに参加して下さいました。
生活の中で犬達に守らせているルールは特にないとのことで
先住犬のティアラちゃんも、リボンちゃんも
自由を満喫しているはずなのに
過去に何度か大げんかしているということで
これまであったことを話して頂きながら
犬の心理についてお話しさせて頂きました(^-^)

この日は、割合に涼しかったので
ちょっとだけお散歩の練習もさせて頂き
運動と散歩の必要性や
運動不足が、問題行動を誘発している場合があることなど
お話しして、これからは飼い主を意識しながら歩く散歩と
ワンパターンなお散歩コースから
少し冒険し、犬達に様々な経験を積ませていただくことをお願いして
セッション終了といたしましたm(_ _)m

不安定な状態の犬には
ルールを与え、守らせることが必要です。
犬に何かを強いるのは気が進まないと
躾けを躊躇される方がとても多いのですが
躾けること、ルールを作り守らせることは
その犬の精神衛生を健全化するためのものなのです。

躾けには、根気がいります。
けれど、心身共に健康な状態を保たせる努力こそ
犬との絆を深める第一歩だと思います。

セッション後
グッタリーナのリボンちゃん

させられること、人からの要求に歯を使って
まさに歯向かってきていた7年間
これからは、もう少し
肩の力を抜いて過ごしていけるよう
応援しています*\(^o^)/*