ある動物行動学者の著書に
動物愛護とは
動物をよく知ることであり
目先の自己満足でなされるべきではないと
述べられています。
犬は人間に最も友好的で身近な自然物です。
犬を正しく捉えようとする時
私達は、自然のシステムを
正しく理解する必要性に迫られます。
それは、人間の
「カワイイ」や「カワイソウ」などという
感情の入る余地などない
厳然とした
弱肉強食のルールと
自然界のバランスを保つためのシステム
種の保存と淘汰の有り様です。
なかでも、淘汰のシステムは
現在、もっとも身近な問題である
犬の問題行動の根本的な原因の究明に
繋がるところがあります。
ところで…
人間は、この淘汰のシステムに
ことごとく逆らってきました。
正確に言えば、文明が高度になるとともに
淘汰ではない、別のシステムで
種の保存と繁栄を手にしてきました。
すべて、大切な命。
このことには微塵の疑いもありませんが
私達は、自然とは乖離した
人間独自の善悪のルールに多くの動物を
巻き込み続けてきた歴史のうえに
繁栄してきたことを自覚するべきです。
自然界において、
人間の善悪のルール、
もとより人間の存在自体が
エゴイスティックなものであるということを。
自己都合によって、動物を繁殖すること
自己都合によって、動物を駆除したり捕獲したり、殺処分する
こんな、動物は他に存在しないのですから。
話しがだいぶ、大きくなってしまいました。
正論を大声で叫ぶのは馬鹿だけですね。
でも、馬鹿は馬鹿なりに考えるのです
人間が生きて行く上で内包しているエゴを抱えたまま
私達にいったい何が出来るのか…
それは、自覚しかありません。
ひとりひとりの命に対して
自覚を持たせるための教育しかないのです。
教育というと、たいそうなことに聞こえるけれど
命に対して、純粋な疑問を持つ子供達に
きちんと命についての裏も表も語れる大人を増やすことです。
それこそが、真の動物愛護です。
本当の話しは、子供には早すぎるというのは
勉強不足な大人の怠慢です。
子供にこそ、本当の裏も表も引っ括めた話しが必要なのです。
人間は残酷な生き物です。
その生まれながらに持った残酷さを自覚させない罪を
怠慢な大人は犯し続けています。
自分という存在の抱えている
人間の残酷さを自覚することで
初めて本当の慈愛と
他者への感謝の気持ちが生まれるのです。
の別幕無しに
お茶を濁し続けた結果
なんだかわからない社会になってしまった。
真面目に犬を考えること
真面目に動物愛護を考えることは
真面目に人間の存在、そこに宿る心を考えることに
繋がっていきます。
自覚とは、人間に与えられた特権です。
無自覚にエゴを振り回す世の中に調和や、平和はありません。
良くも悪くも人間はエゴイスティックな生き物です。
自制の効かない人間は、ヒトデナシという動物です。
動物愛護とは
動物をよく知ることであり
目先の自己満足でなされるべきではないと
述べられています。
犬は人間に最も友好的で身近な自然物です。
犬を正しく捉えようとする時
私達は、自然のシステムを
正しく理解する必要性に迫られます。
それは、人間の
「カワイイ」や「カワイソウ」などという
感情の入る余地などない
厳然とした
弱肉強食のルールと
自然界のバランスを保つためのシステム
種の保存と淘汰の有り様です。
なかでも、淘汰のシステムは
現在、もっとも身近な問題である
犬の問題行動の根本的な原因の究明に
繋がるところがあります。
ところで…
人間は、この淘汰のシステムに
ことごとく逆らってきました。
正確に言えば、文明が高度になるとともに
淘汰ではない、別のシステムで
種の保存と繁栄を手にしてきました。
すべて、大切な命。
このことには微塵の疑いもありませんが
私達は、自然とは乖離した
人間独自の善悪のルールに多くの動物を
巻き込み続けてきた歴史のうえに
繁栄してきたことを自覚するべきです。
自然界において、
人間の善悪のルール、
もとより人間の存在自体が
エゴイスティックなものであるということを。
自己都合によって、動物を繁殖すること
自己都合によって、動物を駆除したり捕獲したり、殺処分する
こんな、動物は他に存在しないのですから。
話しがだいぶ、大きくなってしまいました。
正論を大声で叫ぶのは馬鹿だけですね。
でも、馬鹿は馬鹿なりに考えるのです
人間が生きて行く上で内包しているエゴを抱えたまま
私達にいったい何が出来るのか…
それは、自覚しかありません。
ひとりひとりの命に対して
自覚を持たせるための教育しかないのです。
教育というと、たいそうなことに聞こえるけれど
命に対して、純粋な疑問を持つ子供達に
きちんと命についての裏も表も語れる大人を増やすことです。
それこそが、真の動物愛護です。
本当の話しは、子供には早すぎるというのは
勉強不足な大人の怠慢です。
子供にこそ、本当の裏も表も引っ括めた話しが必要なのです。
人間は残酷な生き物です。
その生まれながらに持った残酷さを自覚させない罪を
怠慢な大人は犯し続けています。
自分という存在の抱えている
人間の残酷さを自覚することで
初めて本当の慈愛と
他者への感謝の気持ちが生まれるのです。
の別幕無しに
お茶を濁し続けた結果
なんだかわからない社会になってしまった。
真面目に犬を考えること
真面目に動物愛護を考えることは
真面目に人間の存在、そこに宿る心を考えることに
繋がっていきます。
自覚とは、人間に与えられた特権です。
無自覚にエゴを振り回す世の中に調和や、平和はありません。
良くも悪くも人間はエゴイスティックな生き物です。
自制の効かない人間は、ヒトデナシという動物です。