セッションは
通常2.3時間で行います。
もしかしたら、
もっと手短な方がいいのかなと思いながら
結局いつも、あっという間に
それくらいの時間が過ぎています(^_^;)。
参加された皆さんは
一様に真剣で
教えるコチラとしては
技術や形・・・
理論もさることながら
犬と通じ合うための感覚を
身に付けていただきたく
なんとか、飼い主さんそれぞれに
伝わるよう試行錯誤しながら
行わせていただいております。
そんななかで、気づいたのですが
セッションで犬の問題行動を正す
タイミングやコツ見極め方などお教えした場合
褒めるタイミングも新たに見直して、
褒め方自体も
変えていただく必要性が生じるという点です。
子育ても同じかもしれませんが
正すタイミングと
褒めるタイミングはとても大切で
その両端は同じ価値観の元になくては
子供も犬も混乱します。
この正す、褒めるというのが
意外と難しい・・・というより
指導する人間側に
きちっとした信念がないと
何も通じません。
「お願いだから、静かにして・・・」
「走って、お出迎えして可愛い子ね」など
それくらいのことで?・・・と言われるような
些細なやり取りから
意識を変える必要にせまられますと
意外とやり切れないという
飼い主さんも多いようです。
それまで、自分が取ってきた態度を
ひっくり返され、
何を褒めたらいいかもわからなくなってしまう・・・。
そんな、壁にぶつかってしまうようです。
そもそも、人は犬の問題行動ばかりに
目が行きがちですが
犬の問題行動の多くは、
取り巻く人間との
関わり合いの中から
派生しているという意識に立たないと
犬の問題の本質へは辿り着けません。
犬との正しいあり方を理解した時
正すべき時や、褒めるべき時が
はっきりと見えてくるのかもしれません。
ちなみに・・・
犬を正すことと、叱ることは根本的に違います。
叱るという行為の対象は、事後です。
問題行動を起こした後。
これに対して
正すという行為の対象は、事前なのです。
犬には、時間の概念がないと
言われています。
過去という概念がないなかで
すでにやってしまったことを
事後にいくら叱りつけても
犬には飼い主の意図ではなく、
その瞬間の怒りだけが伝わります。
過去にあったことと、
その怒りを結びつけることは出来ないのです。
怒りに反応する形で、犬はシュンとして見せるだけで
根本的な解決にはなっていないのです。
この点、、正すという行為は
問題を犬が起こす前に、
犬の意識のベクトルを変化させることなので
犬の意識に残りやすく、
飼い主の意図が伝わりやすいのです。
何か問題を起こす手前で、
その意識の方向性の間違いを正され、導かれれば
飼い主の指摘と否定または、肯定が結びつき
犬は瞬時に反応し、学習します。
もちろん繰り返し教える必要はありますが学習できます。
相手の(犬を)良き理解者になること。
自分の感情に任せて、相手(犬)を愛さないこと。
これは、人間関係にも
通じることかもしれません。
ひとりよがりでは
誰とも繋がれないのです。
通常2.3時間で行います。
もしかしたら、
もっと手短な方がいいのかなと思いながら
結局いつも、あっという間に
それくらいの時間が過ぎています(^_^;)。
参加された皆さんは
一様に真剣で
教えるコチラとしては
技術や形・・・
理論もさることながら
犬と通じ合うための感覚を
身に付けていただきたく
なんとか、飼い主さんそれぞれに
伝わるよう試行錯誤しながら
行わせていただいております。
そんななかで、気づいたのですが
セッションで犬の問題行動を正す
タイミングやコツ見極め方などお教えした場合
褒めるタイミングも新たに見直して、
褒め方自体も
変えていただく必要性が生じるという点です。
子育ても同じかもしれませんが
正すタイミングと
褒めるタイミングはとても大切で
その両端は同じ価値観の元になくては
子供も犬も混乱します。
この正す、褒めるというのが
意外と難しい・・・というより
指導する人間側に
きちっとした信念がないと
何も通じません。
「お願いだから、静かにして・・・」
「走って、お出迎えして可愛い子ね」など
それくらいのことで?・・・と言われるような
些細なやり取りから
意識を変える必要にせまられますと
意外とやり切れないという
飼い主さんも多いようです。
それまで、自分が取ってきた態度を
ひっくり返され、
何を褒めたらいいかもわからなくなってしまう・・・。
そんな、壁にぶつかってしまうようです。
そもそも、人は犬の問題行動ばかりに
目が行きがちですが
犬の問題行動の多くは、
取り巻く人間との
関わり合いの中から
派生しているという意識に立たないと
犬の問題の本質へは辿り着けません。
犬との正しいあり方を理解した時
正すべき時や、褒めるべき時が
はっきりと見えてくるのかもしれません。
ちなみに・・・
犬を正すことと、叱ることは根本的に違います。
叱るという行為の対象は、事後です。
問題行動を起こした後。
これに対して
正すという行為の対象は、事前なのです。
犬には、時間の概念がないと
言われています。
過去という概念がないなかで
すでにやってしまったことを
事後にいくら叱りつけても
犬には飼い主の意図ではなく、
その瞬間の怒りだけが伝わります。
過去にあったことと、
その怒りを結びつけることは出来ないのです。
怒りに反応する形で、犬はシュンとして見せるだけで
根本的な解決にはなっていないのです。
この点、、正すという行為は
問題を犬が起こす前に、
犬の意識のベクトルを変化させることなので
犬の意識に残りやすく、
飼い主の意図が伝わりやすいのです。
何か問題を起こす手前で、
その意識の方向性の間違いを正され、導かれれば
飼い主の指摘と否定または、肯定が結びつき
犬は瞬時に反応し、学習します。
もちろん繰り返し教える必要はありますが学習できます。
相手の(犬を)良き理解者になること。
自分の感情に任せて、相手(犬)を愛さないこと。
これは、人間関係にも
通じることかもしれません。
ひとりよがりでは
誰とも繋がれないのです。