昨日、一般社団法人アルマの竹本代表のご依頼で
元保護犬のチワワの子のセッションをすることになりました。
代表の話しや元預かりさんの話では
元々は何の問題も感じられなかったとのことでした。
犬は扱う人間に反応します。
扱う人や態度の変化を察知し
良くも悪くもなる、生き物です。
ザックリとお話しを伺い、暫くして
そのチワワ君と飼い主さんが、元預かりさんと一緒に
お越しになりました。
セッションは、アルマの施設「ティアハイム」で行いました。
まずは、ご挨拶させていただき
飼い主さんの様子、犬の様子を観察。
ところで、犬がたくさんいるところに
入った瞬間犬達が大騒ぎすることがあります。
ここ、ティアハイムでも、誰かが来るたびに
犬達はお知らせ吠えをします。
もちろん、する子もいるししない子もいるのですが
ほとんどはすぐに鳴き止みます。
ただ、昨日は犬達の吠えがおさまる気配がなく
話すのもままならない状態。
やむなく、二階の会議室へ
この時点でこの日の
セッションの難航が予想され…
結果、約四時間のセッションとなりました(>_<)
初めてのセッションの際には
意識改革が主になり
飼い主さん的にアタマがフル回転、もしくはなかなか切り替えられず
戸惑われる方も多いため
あまり、長時間にならないようにしているのですが、
この日いらした方は、遠方にお住まいとのことでしたので
何とか、この場でお伝えできることはお伝えしようと
頑張り、頑張って頂きました(⌒-⌒; )
まずは、気になっている問題行動の聞き取り
どんな状況でその問題が出やすいか等の分析をします。
その際一番注意するのは
その問題行動への飼い主さんの意識です。
飼い主さんが、犬の問題行動を問題行動だと認めない限り
何をしても徒労に終ります。
今回は犬に噛まれても、その場の状況のせいにして
そのことを過小評価してしまったために
問題が助長されているようでした。
過小評価のわりには、噛まれた恐怖心だけは強いので
態度が一貫せず、犬も飼い主もとても不安定な感じを受けました。
小型犬の飼い主さんに、顕著に見られる特徴として
犬を犬として扱えず
中途半端な擬人化と同情心で犬に接している方が
とても、多いです。
躾ける、犬に注意を与える、ルールを守らせる
こういった犬との関係を築くための基本的な事柄に対して
罪悪感を持たれる方もいるようです。
制限のない自由は、ただの孤独です。
犬の好きなようにさせてあげる。
これは、育児放棄と同じと私は思っています。
犬は、信頼できる人間の後につくことで
心の平安を得ます。それが犬という動物です。
好きなようにさせる、一見優しいかもしれませんが
その優しさは、飼い主さんの自己満足に過ぎず
犬の本来のニーズとはかけ離れた考え方なのです。
今回のセッションでは、
一番基本的な犬という動物についてや
オビディエンスを通して、犬の心理について
お話しさせていただき、後半は外に出て、散歩の仕方やその際注意すること
また、他犬への対処の仕方などお伝えしセッション終了となりました。
今回は、飼い主さんのみならず
チワワ君自体かなり、難しい子でございました。
身体のチカラがまったく抜けずに
元預かりさんいわく
顔つきが以前と全く変わってしまっていたのです。
よくよく話を聞くと
興味や執着も、薄い中、家にある大きな縫いぐるみを
殺すことだけが唯一の彼にとってのストレス解消のようでした。
しかし、
その態度を放置した結果が
噛みつきを助長している可能性があることをお話しして
エキサイトする前に、「離せ」で終わらせられるよう
アドバイスさせていただきました。
元保護犬のチワワの子のセッションをすることになりました。
代表の話しや元預かりさんの話では
元々は何の問題も感じられなかったとのことでした。
犬は扱う人間に反応します。
扱う人や態度の変化を察知し
良くも悪くもなる、生き物です。
ザックリとお話しを伺い、暫くして
そのチワワ君と飼い主さんが、元預かりさんと一緒に
お越しになりました。
セッションは、アルマの施設「ティアハイム」で行いました。
まずは、ご挨拶させていただき
飼い主さんの様子、犬の様子を観察。
ところで、犬がたくさんいるところに
入った瞬間犬達が大騒ぎすることがあります。
ここ、ティアハイムでも、誰かが来るたびに
犬達はお知らせ吠えをします。
もちろん、する子もいるししない子もいるのですが
ほとんどはすぐに鳴き止みます。
ただ、昨日は犬達の吠えがおさまる気配がなく
話すのもままならない状態。
やむなく、二階の会議室へ
この時点でこの日の
セッションの難航が予想され…
結果、約四時間のセッションとなりました(>_<)
初めてのセッションの際には
意識改革が主になり
飼い主さん的にアタマがフル回転、もしくはなかなか切り替えられず
戸惑われる方も多いため
あまり、長時間にならないようにしているのですが、
この日いらした方は、遠方にお住まいとのことでしたので
何とか、この場でお伝えできることはお伝えしようと
頑張り、頑張って頂きました(⌒-⌒; )
まずは、気になっている問題行動の聞き取り
どんな状況でその問題が出やすいか等の分析をします。
その際一番注意するのは
その問題行動への飼い主さんの意識です。
飼い主さんが、犬の問題行動を問題行動だと認めない限り
何をしても徒労に終ります。
今回は犬に噛まれても、その場の状況のせいにして
そのことを過小評価してしまったために
問題が助長されているようでした。
過小評価のわりには、噛まれた恐怖心だけは強いので
態度が一貫せず、犬も飼い主もとても不安定な感じを受けました。
小型犬の飼い主さんに、顕著に見られる特徴として
犬を犬として扱えず
中途半端な擬人化と同情心で犬に接している方が
とても、多いです。
躾ける、犬に注意を与える、ルールを守らせる
こういった犬との関係を築くための基本的な事柄に対して
罪悪感を持たれる方もいるようです。
制限のない自由は、ただの孤独です。
犬の好きなようにさせてあげる。
これは、育児放棄と同じと私は思っています。
犬は、信頼できる人間の後につくことで
心の平安を得ます。それが犬という動物です。
好きなようにさせる、一見優しいかもしれませんが
その優しさは、飼い主さんの自己満足に過ぎず
犬の本来のニーズとはかけ離れた考え方なのです。
今回のセッションでは、
一番基本的な犬という動物についてや
オビディエンスを通して、犬の心理について
お話しさせていただき、後半は外に出て、散歩の仕方やその際注意すること
また、他犬への対処の仕方などお伝えしセッション終了となりました。
今回は、飼い主さんのみならず
チワワ君自体かなり、難しい子でございました。
身体のチカラがまったく抜けずに
元預かりさんいわく
顔つきが以前と全く変わってしまっていたのです。
よくよく話を聞くと
興味や執着も、薄い中、家にある大きな縫いぐるみを
殺すことだけが唯一の彼にとってのストレス解消のようでした。
しかし、
その態度を放置した結果が
噛みつきを助長している可能性があることをお話しして
エキサイトする前に、「離せ」で終わらせられるよう
アドバイスさせていただきました。