二日目はある一報から
慌ただしく始まりました。

ハイウェイで轢かれ
足を酷く骨折した
ボクサーが保護されたと・・・。

MASUMIさんは
ボクサー飼いだったのですが
今年の初め老齢のために
愛犬のマックスを亡くされたばかり・・

保護されてもう何日か経っているとのことでしたが
シェルター(こちらでいう保健所)では
必要最低限の処置しかしない為
そのボクサーも痛みに
耐え続けているはず・・。
早くしないと、骨が変な風にくっついて
歩くのに支障が出てしまうということで
大急ぎで
保護されたという
イーストバレーのシェルターへ
 
  
  
 
 ボクサーをすぐに引き出し
動物病院へ搬送するための
事務手続き・・
その間、シェルターを見学させていただきました。

こちらのシェルターは
広くて、明るくそしてとてもきれいでした。
 
施設の中には専用のドッグランも。
日本の施設のあの悲壮感はありません。
 


保護された動物たちは
一頭一頭
セカンドチャンスを信じて
こちらを見つめてきます。

かわいそう・・・と口に出すのはとても簡単すぎて
私は何も言えなくなってしまいました。
「大丈夫、きっと誰かが迎えに来るからな」
そんな慰めにもならない言葉しか掛けられませんでした。
 
  
  
  
  
 こちらアメリカでは
放浪している犬も多いのですが
持ち込まれてくる犬も同じくらいいます。

ケージのひとつひとつに
その犬のここに至る経緯と
注意点が書かれています。

清潔な犬舎の中で
それぞれ様々な表情です。
無邪気に人の気を引こうとするもの
自分の行く末に絶望したように
うな垂れているものなど・・・
何とも言えない表情に胸がつまります。

こちらには
犬以外に

 
 そして
 
 ウサギも・・
ちなみに
ウサギにも
放浪していて保護と
書かれていたりします。

張り出されているものを見ていると・・・
 
おじさんが・・
ではなくて
鳥・蛇・イグアナ・亀・豚・・・
いろんな動物が
迷子になって探されていたり
持ち込まれていたりしていました。

シェルターを見学し終える頃
問題のボクサーの手続きが完了して
いよいよ動物病院へ搬送します。



 痛みを我慢しているのか
とてもおとなしいボクサー
彼の名前は
ハリウッドと命名されました。
このあと、一路
動物病院へ急行いたしました。

②へ続く