トレーナーは数あれど・・・
この仕事はおそらくまだ日本で確立されていません。
日本に現存するドッグ・トレーナーという方々は
基本的に「犬を直す」という考え方です。
でも、だいたいの問題は
飼い主の犬への接し方に起因しています。

アメリカのカリスマ・ドッグトレーナー
シーザー・ミランをご存知でしょうか。
この人の存在を知る以前に
私はドッグ・トレーナーになるための道を
年齢を省みず、模索していました。
・・・高い授業料を払えば
資格は取れる・・でも何かが違う・・・。
結局、様々なスクールがあるけれど
それ自体が
この日本に蔓延る
悪質なペット業界の
一端をになっているんだと
感じるに至りました。

そんな時、シーザーの存在や
その人が提唱している
犬とのかかわり方を知り
衝撃以上の
歓喜に胸が躍りました。

私の求めているもの
感じて、思っていたことそのものだったからです。
それはとてもシンプルなルールです。

何か月もかかって覚えるようなものではなく
すぐに身に付いて
すぐに実践に活かせるもの。

シンプルすぎて、おそらく商売にはならない理論。
私はその理論を元に指導しているスクールがないか
色々探しましたが
日本にはまったくありませんでした。
オヤツでどーにかする系のものばかり・・・。

そしてある日、
ふと目に留まったブログ記事から
ロス在住の日本人女性が主催している
「D911アカデミー」の存在を知りました。

この団体のメインの活動は
保護犬をリハビリし
譲渡に繋げることと
犬の問題行動に悩む飼い主へのトレーニング。
シーザーの提唱している理論と
ほぼ同じ理論で
犬とのかかわりを実践している団体でした。

初秋、その女性が日本でセミナーを開くというので
嬉々として参加しまして
やはり、これしかないと思いました。

本格的なアカデミーへの参加は
ロスにまで
行くことになりますが・・・
行きたいと思っています。

動物と人との仲介。
声なき動物を救える人になりたいという思い。
その夢にどこまで近づけるかわかりませんが
その勉強をささやかながら、始めることが出来ました。
それもこれも、ルイスとの出会いがあればこそ
ルイス本当にありがとう。

ところで、「愛玩動物飼養管理士」の本試験が
いよいよ来週となりまして
少々焦り気味ではありますが頑張りたいと思います。
この話をすると
その資格取ると何になるの・・・?と
たいていの人に聞かれます(^_^.)。

この資格は飼い主の求めに応じて
飼育や躾けのアドバイスを出来る人を増やそう的な資格なのですが
動物取扱業者の許可を取るために必須とされている資格なのです。

だからといって、更なる勉強と研鑽をつまなければ
何がしにもなれないものであります。

最終的な目標としては
ドッグ・オーナーズ・ナビゲーター・・・(仮) 
犬の飼い方を通して
大切ないのちの話しを
たくさんの人に伝えて行ける人になりたいのです。