今日は
愛玩動物飼養管理士のスクーリングの日でした。

1時限から6時限目まであって
10時から17時までびっちり1日頑張りました。

しかーし・・
一番最後の時間
「犬のしつけ」という項目になって
出ました(-_-;)

正の強化子
負の強化子

これってとある団体のしつけ方なのです。
はっきり言いましょう
今とてもはやっている
「ほめて伸ばす」っていうあれです。

そしてもっとはっきりいうと
とにかく「おかし」でつって犬に何かをしてもらう方法です。

そんな愚にもつかない方法を
さも一番いい方法として
しかも安全でみんなが実践出来る方法として
貴重な1時間どっぷりその話をきかされました。

「犬にはとにかく優しく。
体罰はいけません、凶暴化します。
乱暴なのは恐怖感を植え付けるから駄目です。
犬の嫌がることはトラウマになるのでしません。
おやつを期待させることを覚えさせ
おやつという動機づけで犬が進んで言うことを聞くようにします。
おやつでなくても
その子の喜ぶことを使って・・・・
例えば匂いを嗅ぐこととか!・・・・・・・・・・・・(-_-;)」

犬を馬鹿にしているとしか思えません。
サルやイルカのように
芸を覚えて
普段の生活は
人間社会と相いれないならまだしも
犬は人間社会に混ざって暮らしていくのに
こんなしつけ方で済むわけがありません。

正直この方法はとても稚拙です。
人間の子供のしつけもいま
ほめて伸ばすのが、はやりらしいですが
正直、首をかしげることばかりです。

犬はもっと賢いです。
賢すぎて困ることもあるくらい
人の心を見抜きます。
空気も読みます。
顔色をうかがいます。
人間の子供と同じくらいの認知知能は間違いなくあります。

その講師は
犬の前足を持ってお腹を蹴って
言うことを聞かせたらいけません・・・と言いました。
当たり前すぎて
バカかなと思いました。
ていうか、そんな酷いことをする人の方が少ないです。

その講師は、褒め+おかしという方法が
安全でみんなが出来る方法として紹介しますといいましたが
子供のしつけと同じで
叱るのと同じくらい
褒めることは難しいのです。
どちらもタイミングを間違えれば
犬には理解できません。

誰にでも出来る安全な方法と言うけれど
飼い主への訓練がとても大事で
しつけられなければ犬の安全は確保されないのです。
安全にしつけられる・・・というのは飼い主の安全ですよね。

噛まれないでということでしょうか?
暴れられないでということでしょうか?
犬の安全は?なんだと思っているのか。
しつけのない犬は
犬に嫌われます
嫌われると狙われます
狙われると相手の犬に殺される危険だってあるんです。

強化子とかいう言葉でやたら難解にして
しつけを難しいものに仕立てあげている気がしてなりません。
その協会の講師の口調は馬鹿丁寧で気持ち悪いくらいです。
お犬様に仕立てたいならどうぞ。
でも、捨てられるのはいつだってお犬様と扱われ勘違いしまくった犬達であります。

ルイスもまこも
もうチャイムで騒ぎません。
開け放したドアの前でステイも出来ます。
猫覗き、鼻鳴きもほとんどしません。

やれば出来るんです。おかしなんか一個もあげてません。

アンケートがあったので
思わず
このスクーリングでやるべき内容ではない。
しつけ方はいろいろある中で
これをここで取り上げるのは
中立性に欠けると思うと書いてしまいました。
これで落とすならどうぞ落としてくださいです。
本当なら手を挙げて
言ってやりたいくらいでした(-"-)

だったら犬の犬種の持つ性格やら
正しい散歩や人との接し方やら
職業犬には触ってはいけないとか
もっと違う教えるべきことがあるだろうと思いました。