生きていくことは
選択の連続です。
ただし慣れ親しんだ
日常では
あえての選択を避け
惰性に流されがちになります。
選択力とは
一種の本能かもしれません
本能である以上
磨かなければ錆びついてしまいます。

人は本来
幸せになるために生きています。
自分の生活や人生をより良いものにしたい
それが生きる意味づけになります。
幸せは人それぞれですから
みんながそれぞれに幸せになっても
椅子取りゲームのように
座りそびれることはないのですが
自分の幸せを真剣に考えている人は
意外に少ないような気がします。

例えば願い事を絶対に叶えてやると突然言われたとして
即座に願望を口にできる人は
すでに願い事の半分を叶えていることになります。

日々の惰性に流されず
自分の行きたい方向を常に考えて行動する
その行動の機動力の源は選択力です。

どっちでもいいや
別になんでもいいよ
こんなセリフはいますぐ手放しましょう

選択しないことで
人生の新陳代謝は低下します。

行動も減り
会話も
思考も滞ります。

これで人生が楽しくなるわけがありません。

選択力を磨くには
海外旅行
出来れば個人旅行がお勧めです。

ツアーよりは
少し割高になりますが
ツアーにはない経験が積めます。
それは、「失敗」の経験。
笑い話は人生に華を添えますが
そもそも、笑い話は自分の失敗経験から生まれるのです。

海外旅行、特に個人旅行は選択の連続です。
言葉に自信がなければ
なおさら選択は過酷になります。

日程を決め
渡航先を選び
航空券を確保し
滞在先のホテルを決める
滞在中にやってみたいことを考え
それに見合った方法を探す
現地でツアーに申し込んだり
 

バスや鉄道を使いこなして
目的地まで行ってみたり
 
言葉が通じないハンデを
ものともしない図太さは
確実に鍛えられます。

イエスかノーか
進むか戻るか
聞くか聞かないか
右に行くか左に行くか
自分で決めて
それを声や態度で表現しないと
何も始まりませんし
はっきり意志表示しないと
まったく相手にもされません。
でも伝えようと四苦八苦していると
相手も四苦八苦しながら理解しようとしてくれます。
旅に出ると
人に伝えることの大切さや
伝わった時の喜びを再確認します。
その喜びは、こちらばかりではなく
たぶん相手にも伝染します。

選択の結果
道に迷うこともあります
でもその先で
思いがけず素晴らしい景色に出会うかもしれません。
そしてその反対も・・・。

選択とは、良いことも悪いことも
受け止める覚悟がいります。

でも消極的に惰性に流されて無感動になっていくよりも
積極的に選択していく人生の方が得るものが多いのも事実です。

自分の幸せを客観的に考えて
選択、行動。
それ以外に人生を楽しくする術はありません。

選択力を鍛えることで
人生は一気に加速していきます。