求む動物力＼(-o-)／

言葉のない動物を観察するということは
子供達を観察する目にも繋がります。
いま騒がれている
いじめの問題
子供の出しているSOSをキャッチするには
声なき声をキャッチする能力が必要です。
いじめか喧嘩が見極められない・・・
犬のじゃれあいとケンカ・・・殺し合い
どの犬とどの犬が上と上の取り合いをしているか
子供のじゃれあいとケンカ・・・いじめ。
どの子が一番支配的でどの子が一番従属的か・・・

ケンカが殺し合いになる前に
ケンカが陰湿ないじめになる前に
気づいて
子供に犬に気づかせるのは親や
飼い主の役目です。
親や飼い主でなくても気づいた人が
ためらわずに注意するのが大切です。
それが否定され始めてから
どんどん世の中はおかしくなっていったのですから。

犬も子供も大人や飼い主のためらいには敏感です。
注意するとき、ためらったら負けです。
注意して、間違えたらきちんと謝れば良いのです。

動物ときちんとしたかかわりあい方を知らない人は
人間に対しても割合に利己主義になりがちな気がします。

利己主義な大人に育てられた子供が
いじめを始めます。
いじめをする子供は動物もいじめます。
動物への加虐は次第に人へと転換していきます。

それと相反して
いじめられる子供は動物への共感力が
とても高いものです。
いじめられている子供は
そのことを恥に思って、
いじめられていること自体を隠そうとします。

おびえている犬は正面に向き合うのを嫌います。
そんな時は、同じ方向を向いて並んで座ります。

何かを抱えていそうな子供のそばに
そっと並んで座ってあげてください。
しゃべらなくても、言葉はなくとも
安心感を与え、
つかのまでも心が安らげる場に
なってあげられればと思います。

動物力。
動物と関わり
動物を正しく理解し
動物を観察する目を養う。

これが今の時代
一番欠けていて
一番求められていることだと私は思います。