親子の関係も
夫婦の関係も
友達や仲間との関係も

便利になり過ぎかもしれません。

自分の心を満たすだけの働き掛けで
絆なんて生まれません。

昔はみんな大変でした。

いろんなKがあちらこちらに転がっていました。

きつい
きたない
きけん

一人では超えられないことがたくさんあって
それはみんなおんなじでした
本当は今だって・・・あるんです。
上手に誤魔化されているだけで・・・

大人も子供も男も女も関係なく
共感と思いやりの中で絆が芽生えるのです。

つらさや悲しみや苦しみを共感し共有することで
互いの心を信頼し、敬い、尊重という自立に繋がっていくのです。

思うにいまは
辛さや、悲しみや、苦しみが
細分化されてしまったのです。
それは「便利」という薬によって。

昔の戦争や、飢饉や、伝染病等
人々という多数を巻き込むものではなく
ひとりひとりへ細分化したのです。

例えば・・・。
戦争は
あらゆる立場の人の
心の中の戦争に変わり

飢饉は
飽食が埋める代わりに
心が飢える時代に変わり

伝染病は
見た目から
一人一人の心の陰鬱さの
蔓延となって現れました。

親も子供も
夫も妻も
友達同士も

なんだかぼんやりと生ぬるい場所で
なんとなく周りに人の姿を感じながら
自分のことで精一杯な日々・・。

便利で安全な毎日の中で
自分の本能を目覚めさせるために
いろんなKを
サプリメントのように
意識的に見つめていかないと
いまの私達が道を外すことは
とても簡単なことに
なってしまったのだと感じます。

ニュースは日々悲惨な出来事を
垂れ流しています。
それを他人事で処理していると
いつか絶対にそういう目に遭います。
意識をフォーカスして
しんどいけれど
自分の心にフィードバックしていく。
それが
今を生き抜いていくための
大切な術かもしれません。
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