こどもを親が子供扱い 出来るのは「ツ」が とれるまでという話を聞きました。 「ツ」というのは ひと「つ」 ふた「つ」 みっ「つ」 よっ「つ」 いつ「つ」 むっ「つ」 なな「つ」 やっ「つ」 ここの「つ」 10歳には 子供それぞれの自我が芽生え 大人と 変わらない 人生が 始まっていくのだというのです。 我が身を振り返っても その頃から 大人並みの感性で 人生の苦みを感じていました。 その前までは、ほんとに子供だったのでしょう 目の前の瞬間を追いかけていたように思います。 ハレーションぎみの写真のような眩しい時代。 そういえば 「後でね」とか「また明日」とか「今度にしようね」 そういう言葉が大嫌いな子供でした。 「いま」出来なければ 永遠に機会を失われる 二度と会えないという 焦燥感・・・ 明日なんて不確かだって子供心に いまより、きっともっと わかっていたのかもしれません。 やーだーやーだーと 家の前で地団駄を踏む子供を見て ふと自分の子供の頃を思い出しました。