奈良 （癒しの旅）その２

５月３日早朝

私は吉野郡川上村、馬の鞍峰の登山口にいました。
前日は夜中に奈良入りしましたので２時間も寝たでしょうか・・
しかし、不思議と疲れは感じておりませんでした。

目指すは馬の鞍峰の途中、標高800メートルあたりにある「かくし平」です。
そこに南朝の尊義親王の行宮跡とお墓があります。

Ｔさんにコンタクトをとり、行きたいとお願いしたら
案内役をご快諾いただきました。

さて、のぼり始めるとびっくり！
急な山道・・しかも常に崖っぷちを歩いているようなもの・・
滝を見ながら、途中大幅に休みを取りながら、なんとかたどりつきました。

そこは山の中の一部平らになった場所。こんなところに皇子が南朝再興のためにお隠れになっていたなんて・・

切なくなりました。

お墓に、このために沈香のお線香を用意してましたので
祈りを済ませました。
やさしい波動がやってきました。「有難う。。」と
包むような優しさでした。

いく前から切なくて泣けていましたが・・
ここでも泣いてしまいました。

前世でご縁があった・・今回のこの旅の始まりでした。


今回いろんなところにお参りさせていただきましたが
どこに行っても桜の花吹雪の祝福を受けました。
そして、蛇が横断したり、鳥が鳴いたり・・

珍しい黒アゲハがあらわれたり
行く先々でイチゴをご馳走になったり・・
来たことをねぎらっていただいた様に思えました。

大和の地は優しく、素晴らしく暖かく高い波動でした。
感謝です。
大和にいる間・どんどん元気になる私がいました。

旅立つ前に、ある思いに囚われました。
なぜか明らかにいつもの自分と違うのですが
なにか意味があるのだろうと思っておりました。
この旅のテーマが見えてきました。

　　　　　　　　　　　　　　　つづく