なかなか終わらない旅の記録。
娘も公演が終わり、シチリア旅行の締めくくりはみんなでエリチェ・トラパニへの旅行をすることにしました。
あ、その前に、つい最近イタリアの大手新聞社La Repubblicaがイタリアの各都市のツアーガイド本を出版しているのですが、そのパレルモ版の中に娘のインタビューをのせていただいたそうです。
パレルモに住むことを選んだ外国人アーティスト、文化人みたいなテーマで。
トップページはパレルモ出身の有名人特集で、パリオペエトワールだったエレノアラ・アバニャート✨
娘はこんな感じで。
こうして娘を取り上げてくださる、それもとても興味深いトピックスで、とてもありがたく嬉しく思いました。
娘のインタビューだけではなく、とても興味深い切り口のガイドブックなので他の都市のものも読んでみたいなー。
ということで私たちの旅の報告続けます。
パレルモからはトラパニまでバスが出ているからそれで行こうと考えていたのだけど、母と過ごしていて、それ結構大変かもね?という話に。
まず、バス停まで母を歩かせるしかもトランク持ってというのはかなり無理があるし、トラパニついてからもトランク持って滞在先まで行くのもかなり大変なのでは?と。
それで、パレルモについた時に仲良くなったタクシー運ちゃんにもう頼んじゃおうってことになり。
200ユーロで連れて行ってくれるというので、大きなバンだし5人で移動するなら(娘の友人も一緒でした)まぁいいよねってことになり。
でもホテルから滞在先まで2時間弱ほどかな?よかったです。
今回はアパートに2泊します。
とても良い場所!
今回は娘の友人も一緒だし、ベット数、部屋数の他に母がいるのでエレベーターが最優先!で選びましたが施設も立地もとても良いアパートでした。
まずはお昼ご飯へ。
知り合いからお勧めしていただいたお店まで。
歩いてすぐでラッキー。
店内で記念写真、後ろのおじさんもさりげなくポーズして入ってるのが笑える。
前菜のもりあわせ。
母は今日のメニューというおすすめで、
魚のホイル焼き。
三女はロブスターのスープスパゲッティ。
私はまたですか?のイワシパスタ。
お店はここ
トラパニといえばクスクスなんだけど、それは翌日のお店でのお楽しみにしました!
そこからアパートに戻り、そのままエーリチェへ行こうと決めていたのだけど、エーリチェ行きのリフトがその日は運休で大ショック。
でも、やっぱり母をエーリチェには連れて行きたかったからタクシーをお願いすることに。
片道50ユーロ。
だけどまぁ考えたら5人だからお得といえばそうかも。
エーリチェの旅、前回はこんな感じ。
着いてからは頑張って母を歩かせる。
エーリチェは天空の城ラピュタの世界。
丘からの眺め。
しかし坂道、そして寒さと強風で私もどんどん弱っていって…🥲
みんなで支え合って歩く感じ、笑
それにしてもこの街中の何処もが中世そのまま。
弱り切った我々が暖を求めて入れた小さなカフェ。
これがね、実家カフェっていうか懐かしい感じの、おじいちゃんとおばあちゃんの家に来たようなそんなお店で。
まさにジブリの世界!
恰幅の良いご夫婦がのっそのっそと動いて優しく
おおー寒かったろ?どうぞどうぞーゆっくりして行って!って感じで。
面白いリール見つけました。
このおじいちゃんとおばあちゃんがおもてなししてくれました。
温かいものと甘いものをいただいて少し元気取り戻した我々。
あ、そうそう、エリチェといえば!のお菓子があります。
修道院で作られていた修道院菓子が有名な場所はイタリアには多くありますが(パレルモにもあります)ここで有名なのはGenoveseと呼ばれるお菓子。
サクサクのクッキー生地にカスタードクリームが入っていて、私はこのお菓子が大好き!
有名なのはこのお店、本当はもう一つ大好きなお店があるけどそこはお休みでした。
お腹いっぱいだったから持ち帰りにしました。
でも焼きたてが本当に美味しいのよ!
お店の中、お菓子がずらっと並ぶショーケースはおとぎの世界のようなのに疲れていた私はその写真も撮ってなくて。
でもトラパニでお菓子の研究を続けていらっしゃるレイさんのブログに素敵な写真や解説が。
帰りも行きのタクシーにお願いしていてお迎えにきてもらいました。
トラパニの塩田も見えるナイススポットで写真タイムも作ってくれて良い兄ちゃんでした。
でも人物がみんな頭でっかち過ぎて三女が兄ちゃんは良い人だったけど写真はイマイチだとあとで言うから面白くて。
それで…
アパートに戻ったらもう私がグロッキー。
何も飲みたくない食べたくない、目眩が激しいみたいな状態になり…
多分この旅行に来てからずっと私が母の世話をしないとと張り詰めていたのが、長女も一緒になったのでほっとしたのもあり、夕ご飯も食べずに寝てしまいました。
子供達で買い物に行き、夜ご飯は美味しいトマトと魚のサラダを作って食べていました。
シチリアに来て以来初めて姉妹で一緒に寝られて三女は大喜び。
私のautosleepというアプリで毎晩睡眠を測っているのですが、この日は旅行に来て以来の青マーク!
深い睡眠が4時間越えという奇跡的な数値で(普段は深い睡眠は2時間あれば良い感じ)おかげで翌日は体調バッチリ!気分スッキリ!で起きることができたのでした。
このApple WatchのAuto Sleepというアプリ、有料なんだけど、自分の眠りの傾向がよーくわかってすごく良い。
お酒を飲んで寝たりするところっと寝た気になっていても実際には深い眠りはゼロだったり。
夢ばっかり見たわ、って時の方が深い眠りだったり。
とりあえず7日目の記録はおしまい♪
イタリアの修道院菓子を各地で学ばれたレイさんの本。
私も持っているけど、読み物としてもとても楽しい。