長女は1月2日からもう仕事が始まっていて、オペラ「リゴレット」の踊り担当だそうです(娼婦役)

オペラちょっとめんどくさいわぁなんて言っていたのに始まってみるとめちゃくちゃ楽しいらしい。

何より音楽の勉強になるのも良い!って。

それにしてもリゴレットって本当にひどい話よねぇ…とビデオ通話で盛り上がる。

それに舞台装置もバレエより大抵豪華なのだけど、今回のリゴレットは2018年に初演したジョン・タトゥーロ演出の作品。

ジョンタトゥーロの出演作の中ではとにかくこれが好きで何度観たかわからないくらい。(DVD持ってる)

特にこのシーン✨

自分たちが知らないうちに超人気モノになっていたということが判明するシーンなんだけど、ジョージ・クルーニーももちろん素敵だけどジョンタトゥーロの脇役も最高でした。



彼の俳優としての本気度合いはこれをみるとよくわかる。(面白かった)



長女と何度観たかわからないくらいの映画に出ていた人の演出作品に長女も参加できるなんて、幸せな話だわー。


オペラの舞台に立つと音楽への知識や総合芸術への造詣がすごく深まる上に、今回はペルー人のテノール歌手がめちゃすごくてしかも良い人で面白い人!で楽しいというの。

イヴァン・アヨン・リーヴァスという方。

昨年日本の新国立劇場のリゴレットにもマントヴァ公爵で来日しているのですね。

日本が大好きー、秋葉原最高!って娘にも話すそうです。


リゴレットのsi vendetta これをかけると何故かめちゃくちゃやる気が出る曲の一つ(笑)

このスカラ座のアンコール(ヌッチ様とナディーン)すごく良いなぁー。





数日前ですが娘のインタビュー記事がLa Repubblica palermoに掲載されたそうです。







「実力主義は存在する」って書いてあるのは、実力主義がむしろすごく珍しいことだからこう書かれるのだろうなって思ったり。


娘の事を家族でずっと支え続けてくれているフルートのおじさんが(数年前に定年退職なさったのですが)よく私たちにもメッセージをくれるのだけど、自動翻訳で訳して日本語で送ってくれるの☺️

優しいなぁ!といつも思います。

新年の挨拶はこんな感じ↓

「皆様にとって2024年が明けましておめでとうございます🥂🍾。ゆりこさんが演劇コンクールで優勝できて嬉しかったです👏👏😘

Minasama ni totte 2024-nen ga akemashiteomedetōgozaimasu 🥂🍾. Yuriko-san ga engeki konkūru de yūshō dekite ureshikattadesu 👏👏😘」


娘の事をいつも「俺の娘だ」と周りに紹介してくれてシチリアのおとんです。

(おかんはみきさん)


あ、そうそう、UKさんのブログでチェンバロの話題が出ていて、私が大好きな動画を最後にくっつけます。

これはラモーの音楽のバレエ「危険な関係」(ダビデ・ボンバナ←今年のウィーンのニューイヤーコンサートの振り付け作品)のリハの朝に娘が撮ったものですが、神様が降りてきそうな美しい光景だと思います。

たまたまロイヤルボックスのカーテンが開くタイミングがこれまたよろしい。




何年勤めていてもワクワクできる場所にいられる事は本当に幸せな事だねぇ。