彼と付きあう人になった時
肌がふれるようになった時
電話で長く話すようになった時
同居したばかりや
結婚したばかりの時

ついさっきまでそばにいても
会いたくてしかたない
そう思う自分に涙がでる

けんかすると
お互いに会いたい気持ちがつのる

けんかしちゃダメってわけではないんだよ

むしろ最初は逆に必要かもしれない

ただマシンガンのようにせめたり
相手をだまらせようとするような
「女の言葉の暴力」はだめだよって
いってるだけなんだよ

もめないと
言いあわないと
わからないこともある

会いたくて涙がでるのは
相手のことを知らないからだから

主人の殺界3年間とても辛かった
ちょうど半分の頃には
どれだけ生きてることが迷惑に思えたり
苦しんだろう

終わって思うのは
彼の本根が
嫌われまいと表に出さない
あらゆる面を
たくさんしれた日々だった
「こんなことまでいうんだ」って
 
だから
そばにいる時が心の中で感謝できるし
どこかに何も言わないででかけても
必ず帰ってくる自信と
私に悪いことはしないってことを
心の底から理解できた

もちろん
どこかに買い物にいっても
「気をつけてね」
っておくった瞬間から
早く帰ってきて
早くあいたい
と心は思う

けれど不安やおちつかなさはない

お帰りって飛びつくことは
体も悪いからできないけど
心から笑顔になる

3年間千日以上
いろんな悪いとこを見たけれど
「忘れてる」
人にいわれたら記憶の箱から
とり出してくる感じ

この「忘れる」ができないから
職場でも恋でも
うまく付き合えないんだよ

そして
いわない我慢でなく
「今は言わなくていい我慢」
本当に必要なら半年たっても言う
空気の悪い「今」いおうとしてることの
半分以上は言わなくていいこと
1ヶ月たったら忘れてる

人間の得意技「記憶」と「忘れる」
大事なことは記憶する
自分の人生に邪魔なものは忘れる

自分を一番だめにするのは
「過去」
たとえ一分前でも
過去は戻らない
口に出した言葉や
やってしまったことも戻らない

男性はもともと狩りをする種族だから
何か失敗しても忘れて前に進むことが
重要なのを知っている

たとえば震災でくずれた家をみて
ローンもあるし、思い出も消えた
でも命はある
そしたらこれからどうやって
暮らせばいいか
生きればいいか
を考えるのが男性

大事なものに執着して夫にさがしに
行かせたり
あの家を買う時はどうだった
思い出のアルバムが
あれ持ってくれはよかった
どうにもならない過去のことばかり
考えるのが女性
恐ろしかった経験も
いつまでも語るのは女性

だから
あの時こう言った、こうした
って嫁にいわれるのはたえるのに
まだ確定してない彼女に
言われるのが大キライ

もともと言った言葉を覚えてないのも
コンプレックスだし
過去のできごとも自分が
重要と思うことしか覚えない
(ゲームのこととかは
たいがい覚えてるのに)
一緒に刑事事件とかおこしたら
100年の恋もさめるくらい
供述なんてびつくりするくらい
いい加減だから警察に誘導される
あきれる

下手したらしらないのをいいことに
はめられてる疑いさえわく

だから
過去を語る女は嫌われる

忘れることはホントに重要
大事なことは忘れちゃいけないけど
忘れることが自分を救う
女のブライドとかいらない
忘れよう

そして
あの人に会いたいって
すなおな気持ちを前面にもつと
楽だし、かわいがってもらえるよ