ピッピー ピッピー ピッピー




目が覚める。

時計を確認する。




《9時》




今日は、ちゃんと起きれた。

顔を洗い、ちゃっちゃと身支度を済ませる。

朝ごはんは、昨日、お持ち帰りをしたカレー。

冷蔵庫から出すものの、とっても冷たい。

が、もちろん、チンッ♪なんてものはない。

カレーをまぜまぜして、一口、くちに放りこむ。

Mariaの【笑う門には福来る】







「あっ!おいしい~っ」






冷たいカレーも意外とイケるのね♪と、

バクバクバクバク。

昨日、ほとんど残してしまったカレーを

一粒残さず美味しくいただく。







“今日は何をしようかなー”


と、《やりたい物リスト》を開く。

前回の宿題が、まだ2個残っていることに気づく。




“じゃ、一っこずつ片付けようっ”




全身に日焼け止めをぬりたくり、

カメラとバックを握り、部屋を後にした。















そして、到着したのはコチラ。

ハーバーフロント駅。

Mariaの【笑う門には福来る】





ここから、セントーサエクスプレスに

乗り換える。




そう、目指すはセントーサ島。

この島は、1972年からシンガポールが

ちょこちょこと開発してきた埋立地。

島の中には多くのレジャー施設が存在する。

たとえば、ユニバーサルスタジオとか、

水族館にアスレチックパーク、シアターに

ゴーカート、ビーチにケーブルカーと

遊びどころ満載だ。

1日では物足りないくらいに、とても

充実している。




私もまだ、全てを制覇できてはいないが、

今回はこれらは全て素通り。

じゃっかんマニアックだとは思うが、

どうしても行きたい場所があるのだ。










矢印の示す通りに、商業ビル内のエスカレーターへ。

Mariaの【笑う門には福来る】



このエスカレーターで3階までのぼる。

絶対、3階までのぼらなくてはならない。

2階へのぼると、セントーサ駅はこっちだよ、右を差す矢印が

描かれているが、右の通路に行っても駅なんてないのだ。

その矢印にだまされて、30分ほど商業ビル内を

さまよい続けた苦い経験がある。








で、3階に到着♪

ここは屋上で、お外にも出られる。

Mariaの【笑う門には福来る】


写真の屋根づたいに歩くと、島の端っこまで

歩くことができるらしい。

が、そんな体力は持ち合わせてはいないので、

回れ右をして、迷わず駅に向かう。



で、コチラがセントーサ駅。

Mariaの【笑う門には福来る】



色々なアトラクションチケットをここで

購入することもできる。

が、今回は何もしないので、モノレールの

チケットだけを券売機で購入。

アトラクションチケットを購入しないなら、

窓口の行列に並ばず券売機で買った方が

断然早い。

で、コチラがそのチケット。

Mariaの【笑う門には福来る】




値段は3ドル。

だいたい、190円くらいだろうか。

これを1回購入して、セントーサ駅をくぐれば、

島内の4つの駅全て、乗り降りが自由なのだ。

そう考えると、とっても安い、




そして、コチラがセントーサエクスプレスという

モノレールだ。

Mariaの【笑う門には福来る】




色はグリーンだったり、ピンクだったり、パープル

だったり、ブルーだったりさまざま。

乗り心地は、揺れもなくて静かでけっこう快適。

4つの駅を絶え間なく行ったり来たりしているので

5分と待たずに次のモノレールがやってくる。

とても便利な乗り物だ。




で、私が目指すのは、最終駅のビーチ駅。

所要時間は10分程度。

端から端までモノレールで10分程度の小さな島の中に、

いろいろなアトラクション施設やレストラン、ホテルが

ギュギュギュッと詰まっているのである。





多くの観光客の方々と一緒に、モノレールへ

乗り込む。



「ガタンガタン」



ゆっくり発車する。

途中、窓から、ユニバーサルスタジオの風景が

見える。

窓にかじりついて、外をながめる。

インビア駅を過ぎたすぐ後、巨大なマーライオンが

見えた。

Mariaの【笑う門には福来る】



このマーライオン、セントーサ島のシンボル的な存在。

中がタワーになっていて、のぼることができる。

口の部分と、頭上に展望台があり、スタッフの方に

写真を撮ってもらうことも可能だ。


本物のマーライオンがおがめなかったので、

ちょっと嬉しくなる。

が、以前に訪れたので、今回はもうしわけないが素通り。





で、コチラが目的のビーチ駅。

Mariaの【笑う門には福来る】




一気に南国に来た感じだ。

この駅から、800mほど左へひたすら歩く。

Mariaの【笑う門には福来る】




途中、ビーチが見えるので、くつを脱いで

砂浜を歩くことにした。

ここはパラワンビーチと言う。

左を見ても、

Mariaの【笑う門には福来る】



右を見ても、

Mariaの【笑う門には福来る】



前を見ても、

Mariaの【笑う門には福来る】



とってもキレイ!

周りには、水着姿の方々が、日光浴をしたり、

海で遊んだりしている。

泳ぎたい!と思ったら、たった3ドルであっという間に

来ることができるのだ。

シンガポールの方々っていいなーと、

とてもうらやましく思う。

しかも、フードコートやビーチバー、コンビニなど、

充実な施設が設置されている。

とっても便利だ。




そんな事を考えながら、キャッキャと遊ぶひとたちを

眺めつつ、先へ急いだ。











そんなこんなで、目的地まであともう少しの

ところまでやってきた。

コチラは吊り橋の入り口。

Mariaの【笑う門には福来る】




そう、吊り橋を渡るのだ。

Mariaの【笑う門には福来る】



かなり頑丈に作られているので、揺れる事は

ほとんどない。




3分ほど歩いて小島に到着!

Mariaの【笑う門には福来る】




この巨大建造物の隣に、なにやら記念碑が見える。

Mariaの【笑う門には福来る】




アップで見ると、こんな感じ。

Mariaの【笑う門には福来る】





そこには、

《アジア大陸最南端の地》

の文字が。





そう、ここは、アジア大陸の最南端の地なのである。






私は、こういうのがとっても大好き。

日本最北端の宗谷岬に、最東端の納沙布岬、

本州最北端の大間崎に、最南端の潮岬にも行った。

まだまだある。

四国は東西南北すべて制覇したし、

九州の東西南北もすべて制覇した。




なんでかな。

なんか、“一番はじっこ”に興味が湧いてしまう。

こういう話をすると、よく、ひとさまから

“mariaちゃんって変わってるねっ”と、言われる。

それは自分でも否めない。

でも、とにかく、気になっちゃって、

むしょーに行きたくなるのだ。






島内に、こんな5階建ての建物を発見。

Mariaの【笑う門には福来る】


もちろん登ってみる。








景色がサイコーだ!








3階まで、のぼってきた。

はるか向こうに、インドネシアの島々が見える。

Mariaの【笑う門には福来る】






テンションがアゲアゲで、5階まで一気にのぼる。

ぜぇぜぇ言いながら、何とか到着。

コチラが後ろの景色。

Mariaの【笑う門には福来る】



で、コチラが前の景色。

Mariaの【笑う門には福来る】








海からの風がとても気持ちがいい。

その場にペタンと座り、ジュースと、

機内でもらったお菓子を取り出す。

それらをパクパク食べながら、

てすりの間から見える海をずっと眺めていた。

Mariaの【笑う門には福来る】



まるで、時間が止まったかのよう。


あまりの気持ちよさに、おもわず

ウトウトとしてしまう。





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zzz zzz zzz
















あろうことか、ここからしばらく、お昼寝タイムに

突入してしまった・・・