昨日のお休みは、大阪ピロティーホールで鶴瓶さんの「鶴瓶噺」を見てきました。本格的に落語を見に行くのははじめて。


席は25列めだったけど、真正面で良いお席。この舞台のスクリーンは、開演時間が近づくと、お囃子が聞こえて写っている人物たちが動き出します。徐々に前の小屋が迫り出してきて、寄席を見に行く気分が味わえます。


最初はテレビに出てくる鶴瓶さんと同じ、何だか可愛い服装でのよもや噺。今年はたくさんの大切な方たちとのお別れをされたようです。私達が知っている、弟子の笑瓶さんやもんたよしのりさんとの思い出も楽しそうに聞かせてもらいました。笑瓶さんとの長年一緒に過ごされたお写真もスクリーンに映し出されました。鶴瓶さんは友達みたいなものと言われてましたが、大切なお弟子さんだったのだなと愛を感じました。


次は、他界されたお母様との話を落語にされた創作落語。街で出会うファンの方たちとのやり取り、ドラマの話、笑瓶さんの話、お母様やご兄姉の話、ずっと笑いっぱなしでした。





20分の休憩を挟んで、古典落語「芝浜」を粋な舞台とお着物の鶴瓶さん。本物の落語家さんに見えました。って落語家さんなんやけど。暮れに東京で披露するために、今回の演目に選んだと「練習台ちゃいまっせ」とネタにされてた。



座席に配られたお土産は、CMをされてるキュウリのキューちゃんと、粋な和柄のマスキングテープ。客席は盛大な拍手をし、鶴瓶さんは客席に手を振ってお客様も手を振り返し終了。楽しかった。サービス精神旺盛。人柄に魅了された2時間。テレビはテレビの顔をされてるのだろうと愛想の良い笑顔を、どこかハスに見てたけど、あの人たらしは本物だった。


送り囃子に送られて順に退席するんだけど、途中六甲おろしも演奏されて拍手喝采👏色々抱えてる気持ちがスカッとしたなぁ。肩の力抜いて生きていかなくちゃと思わせてくれた72歳の鶴瓶さんありがとう。実は20歳の頃に、堂島地下街を友達と歩いてた時、すれ違ったクルクル頭でオーバーオールを着た鶴瓶さんに「どこ行くん?」ってまるで知り合いの様な声を掛けられたことがあります爆笑



ピロティホール近くの大阪城公園の葉も色づいてきてました。初めて行く森ノ宮ピロティホールは小ぢんまりして良い会場でしたが、20分休憩で女性トイレが焦った。詳しい人は会場を出て、隣りのキューズモールのトイレに行ったとか。覚えておこう。


お昼食べてなかったから、神戸屋パンで2個も食べちゃった。



今日はれおの月命日