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01Jun
- [Blog] 天使は存在した?! EnglandへLeggo~~~~
  Libera Concert on 21th, May at Ely CathedralレポートThank You for Visiting!!1st Jun2022NO.８Cheers!! ご無沙汰しております！海外と日本を結ぶコロナ関連の規制は徐々に解消されてきたものの、いまだ外国人の日本入国は現実味がなく、２年連続延期に追い込まれたLibera Japan Tourは今年も怪しくなってきましたね...外国人が日本に来る規制が強力なのであれば、逆に僕が外国に行ってしまおうという、半ば強行突破の見切り発車の判断から今回のフライングランド（照）一人旅は始まります！まずは、出入国の現時点での入国規制基準からコロナに対する意識の違いまで...（今回僕が実際に行き来したイングランドと日本の状況です！）〇日本→イングランド（The UKの中でもEnglandに限る）　結果からお伝えするとイングランドに入国する際のコロナ関連規制は、ワクチン接種の有無を問わず現在全くありません。通常の入国検査、良く想像する尋問のようなやつ...といっても日本人はパスポート電子認証（機械）のみで、査証印もありません。　sherpa公式サイトより一時期、ワクチン完全接種者は通常の入国検査のみで、ワクチン３回接種接種完了者・３回接種未完了者・未接種者は隔離期間と検査等を挟んでの入国というワクチン利権（ワクチンを受けた人が利益を被る状態）でしたが、現在は全くそのようなことはありません。★ワクチン接種・未接種にかかわらず通常の入国審査のみ！！イングランド国内の状況として、マスク着用率は意識の高い観光客と１割にも満たないほどの（あくまで感覚ですｗ）イングランド国民以外は、完全にマスクの無い世界に戻っていました。かつては罰則付きのロックダウンという強制力の強い政策を行ったイングランドですが、現在は「ソーシャルディスタンスを促すレジ列の床の印」や「公共交通機関ではマスク着用」などのステッカーが空しく残る、アフターコロナの世界線でした。しかしほとんどの人がマスクもつけておらず感覚がマヒしてしまいますが、現実的にパンデミックの波は依然としてあり、僕の訪英した５月１９日には３８,９０７万人の感染者が発生していました。アフターコロナというよりは、ウィズコロナという感じでしょうか。イングランドの今は、マスクもなく、晴れた日はもう観光客ごった返す元の姿に戻りつつありました。ちなみに少しシリアスな話をしてしまったのでウエイトの軽い話をしますと、ずばり、「イングランドの消毒液はとにかく出ない、そしてかなり強い匂いがする！！」ということ、今回の旅ですごく思い、鼻の中は常にその匂いでした...笑〇イングランド→日本日本への入国はいまだにいくつかの複雑な段階があります。日本への入国といって真っ先に思いつくのが「ホテル待機・自宅待機」でしょうか。しかし、実際に現在の状況として政府の指定するホテルでの待機は６カ国で、それも３日間と基準がぐっと低くなりました。かなり長い間、イングランド等からの入国もそれに含まれていましたが、ホテル待機の壁からは逃れました。しかし次の壁が「自宅待機」です。日本ではまだワクチン接種（３回）・未接種（１・２回などの不完全接種も含む）により基準が異なります。※この表の下段「指定国」とは、上記ホテル待機の６カ国のことです！イングランドは上段「非指定国・地域」今回、イングランドからの入国に限定しますと、現在の海外からの入国検疫手続き時に必ずダウンロードが必要となっている「My SOS」というアプリに、証明書類を登録し、ファストトラックというコロナ禍においても、入国時の証明書類等の確認をQRコード認証のみで済ませるシステムを使用します！ファストトラックを利用するための証明書類として、ワクチン完全接種者（３回）は、完全接種を証明する、①接種証明書（役所に申請し紙面の英文版を発行してもらいます。）に加え、日本入国前７２h以内のPCR検査の②陰性証明書の登録（検査方法・証明書の形式に条件あり。必然的にイングランドで受けるためサポートもありません）に加え、③誓約書の記入、質問票の入力を経て、審査が通ると自宅待機がありません（表最上段の０日）。要は通常の入国の流れです。全ての書類の審査が通った後のMy SOSです。画像のように、緑の画面になります。このようにQRコードを発行され、このQRコードが検疫時に重要になります。しかしここで問題になるのが、イングランドに入国するときに何の問題もなかった「ワクチン未接種者・３回接種未完了者（１or２回接種）」です。接種証明書以外の情報を「My SOS」に登録するのですが、①接種証明書　を登録できない（しても完全接種とみなされないため不受理）ため、入国前の②PCR検査証明書、③誓約書、④質問票　の３要素のみの登録となり、このように、４要素すべてそろった人の緑ではなく、黄色の画面になります。ちなみにワクチンを接種していなくてもできる全員共通の②③④も登録していないと、このように赤色の画面になります。信号みたいな感じですね。これらの黄・赤の画面が表示されている人は、日本入国後、自宅での３日の自主待機、３日目のPCR検査結果の提出を求められます。画像、３回接種未完了・未接種の３日というところです！ここで重要な情報、入国前７２ｈ以内のイングランドでの②ＰＣＲ検査陰性証明書　の提出を怠る、検査を受けないと完全に日本への入国を拒否されます　怖い...以上の情報をまとめると、★ワクチン３回接種完了者（３回）①ワクチン接種証明書（紙版）、②入国72h以内のイングランドでのPCR検査の陰性証明書、③誓約書の記入、④質問票の記入→これらをMy SOSアプリに登録後、隔離なしの通常の入国フロー★ワクチン３回接種未完了者（１・２回）・ワクチン未接種者（０回）②入国72h以内のイングランドでのPCR検査の陰性証明書誓約書の記入、③誓約書の記入、④質問票の記入→これらをMy SOSアプリに登録後、３日の自宅待機と３日目のＰＣＲ検査※細かい情報・自宅での自主待機に際し、入国後２４h以内に限り自宅に待機するために帰宅するための公共交通機関の利用は認められている。←あくまで自宅待機なので自宅への移動はできる！・自宅待機１日目は、帰国した次の日が１日目で、帰国日は０日目とカウントする。・自主待機３日目に受けるPCR検査を怠った場合、待機期間は７日となる。・確実な自宅待機を確認するため、一日数回行われる「位置情報報告」と「ビデオ通話での本人と自宅の確認」がある。←ごまかすことは不可能のようです！～ここで少し理不尽情報～日本政府の記述の「３回接種完了」とは、３回接種し、更に３回接種したことの紙面の証明書が手元にあり、加えてそれが「My SOS」に登録され認証が済んでいる状態をいいます。というのは、実はイングランドは今もワクチンの完全接種は「２回」としていることや、いくら３回接種しても証明書の準備が間に合わない、登録したが認証が間に合わないと接種済みとならない可能性があることなどが挙げられます。ちなみに僕の場合は２回目の接種が遅く、３回目を接種してから接種証明書を申請したところ、まだデータベースに更新されていないと、結局数週間ほど待ってやっと証明書が手に入りました（受け取り可能の連絡を受けたのがけっっっこうぎりぎりの出発１日前で、通常郵送なのですが間に合いそうもなく役所に直接取りに行きました）。こうしていまだ３回目接種が決して行き届いているわけでないのに、完全接種を「３回」としていること、手軽な接種証明書アプリ（マイナンバーカード、英語版はパスポートがあればその場で発行できる）を活用せず発行に手間と時間のかかる「紙面」の接種証明書を必ず持っている必要があることなどが条件なのは、どうしてもLiberalなイングランドなどと比べると、「うーん、、、。」と思ってしまいます。イングランドと日本のコロナに対する向き合い方がかなり違う点、お判りいただけたでしょうか。良し悪しは別として、こんなにも国の方針によって相違が出るのは、我々の柔軟さが試されるときです...それぞれの考えがあって、すべて正しいので、関係が壊れないほどに、ほどほどに発信していこうと思います...笑コロナ禍の海外渡航状況は、現在はこんな感じですが、毎日変化し続けるもの、こまめチェックして柔軟に対応し、各々少しずつやりたいことをできるようになると、いいなぁというのが僕のスタンスでございます...笑続いて本題のコンサートレポートです！！２０２２年５月２１日、快晴のElyで１９時半からLiberaのコンサートが行われました。Ely大聖堂につくと早速遠くに白く光るかたまりが。日本に来ることは期待できないであろうと、約１４ｈでヒースロー空港、そこからさらに2h半程かけて駆けつけてしまったその目的が、もうすでにぬるっといるんですww（画像真ん中）あまりにもにもあっけないファーストルックにバックバクの僕の心臓をよそに、本人たちは叫び、お兄さんたちに「シーッ」と注意され、叫び、また注意されと、ちゃんと年齢相応の少年たちがそこにはいました。一人ひとり見ると、Big DanielやCameron, MorganやVictorなど、「あ、ちゃんといるんだ」と存在まで疑っていたリベラっ子達がそこにはありましたが、素朴で、元気で、しっかり少年をやっていたので、何か、安心しました…ｗいざ、大聖堂探索！Ely大聖堂は縦に長い十字架の形をしており、中に入るとはるか遠くまで続く巨大な建造物。そして青く照らされた今夜のAngel Voiceのステージは青く照らされ、天まで続くような美しいオブジェによって飾られていました。奥の聖歌隊席ではmassの練習が行われており、choirの音色を聴きながらその時を待つのでした。思い描くことのできる理想、いやそれ以上の情景に圧倒されつつ、また大きな感動を覚えました。そして、今夜Liberaの歌声を聴くと昇天してしまうのではないか..と。そして時刻は開園約３０分前の１９時、いよいよ客席に本入場します。左を向くとヨーロッパらしくワインが用意されており、「おぉ、大人ってかっこいいな」と思いつつ、Shopに進みます。まずShopの横でサイン入りパンフレットが一冊１０￡でたたき売りされており、早速購入。ネットでは一人１冊の個数制限がありますが（Ely分はネット販売なさそう）、現場ではないようで、ショップキーパーも「オークションに出したらどうだ」と冗談を飛ばしながらベテランリベラーさんたちは大量購入していくのでした。そして今回Shopで絶対に買おう！と思っていたのが「mooseのぬいぐるみ」です。ただ、あれ、見当たらないぞ。と。いやぁ、Elyまで来てまさかなあ、と。。。　そのまさかでした。ショップキーパーさんに聞いたところ、”OUT OF STOCK”と。後ろに並んでたおじさまベテランリベラーさんにも、「hahaha ムースは売り切れてるんだぁよね～」なんて言われちゃいました...ｗ　残念！まあ、次は買えることを目標に、温存ということで。惜しみつつShopを離れ、いざ席に着きます。席は前から４列目の”F3”で、チケット発売のタイミングを逃した割には見やすく、良い席だったと思います！時間が経つにつれリベラーさんたちがどんどん集まってきて、前の方の列ではもうみんな顔見知りのような雰囲気で、まるで舞踏会のようにワインを片手にいろいろな人と話す英国紳士・淑女を目の当たりにし、ひょえ～とただ会話を聞いてみている僕でしたｗ後日談ですが、その中に僕が初めてLiberaを知った時に、choirとは何ぞや、や、Liberaはこういう活動をしている、という、Liberaのイロハをそこで知り、僕もブログをはじめようと思ったきっかけの一人でもある、ブログを書いているとてもかっこいい憧れの日本人の方、ご本人なんじゃないかなぁ（多分間違いないのですが）と思われる方も、いらっしゃいましたが、勝手に恐縮しちゃって、声かけれなかったですLOL　次のコンサートでは絶対にお話ししたいなあと、ご本人に届いてほしいです...そんな調子であれよあれよとキョドっているうちに、その時間はやってきます。拍手なども特になくLiberaのメンバーが左右からサーっと入ってきて、自分の配置につくと、前に手を組む祈りのポージングをせっせとして各々の方向を向きます。そうです、このポージング、一曲目はLiberaの新しいオープニングソングになりつつある”Vespera”です。ここで全体像が目に入るわけですが、Victorいるな、Lucaいるな、Big Dもいるな、Freddieもいる。あれ、Dominikいないぞと。ここらへんのラインにいつもいるはずのDominikが今回は見当たらず、欠席かな？でもDominikが欠席するかな？なんてキョロキョロしていると、なんと最後列のThe Bigsにいたのです！！！The Bigsにいるということはつまり変声したということ、Dominikは一つ前のコンサートもソプラノで変声途中の違和感もなくバリバリ活躍していたので、まさかまさかでとてもびっくりでした...しかし、驚いている僕たちをよそに、本人は置かれた場所で、Doominikらしく沢山の表情を見せながら全力を尽くしているように見えました。リードソプラノメンバーというか、ソロを多く経験していた子たちが変声して、それでも腐らずにおかれた場所でベストを尽くしているその姿、素直に学びたいなぁなんて思いました☆そんなびっくりなNEWSはさておき、曲は始まります。1. Vespera一曲目でまだエンジンも掛からないだろうに、思っていたよりも何倍も何倍も優しい口当たりで始まり、涙ザーです。あぁついにこの自分をイングランドまで突き動かした原動力の、この素晴らしいAngel Voiceを聴いているんだと、心から実感することができました。さてと、High Notesは誰かな、と、前回のSt. John’s Smith SquareでのDaniel Catの高音がとっってもよかったので（[Daniel] ポスト名ソプラノ!! 格別のポテンシャル）、Small Dのソプラノ早速聞けるのかなあなんて思ってみていたら、あれ、Small D歌っていないぞ。と。違う誰かが歌っているけど、スピーカーから聞こえるから誰が歌っているかわかりませんでしたwww周りの本国リベラーさんたちもあの子かこの子かって、指さしながら話していたのですが、結局見つかっていないようでした。結果からお伝えすると、後ほどことですが今回のHigh NotesのパートはSmall Dと同級生のNathanだったようです！！また後ほど書きますが、NathanはThomasやJosephなどと共に今回のコンサートで大きくソロメンバーに躍進する大活躍ぶりだったのでした！曲は序章が終わりNathanの美しいHigh Notesと共に、ここは安定LucaのSoloが始まります。このコンサートで思ったのが、僕が座っていたのは４列目ですが聴こえてくる歌声は、ほとんどマイクを通してのスピーカーからの歌声でした。しかしLuca, Big D, Victorのこの３人に関しては音圧が全く違いました...もう、マイクなんていらないような圧倒的な声量と使い分けのできる表現に、何度も、何度も、感動させられました。スピーカーから聞こえてくる制御のできた歌声と、生で聞こえてくる表現力豊かな歌声、結果的に今回のコンサートの涙腺クラッシャーになるのでした。Luca、一音目で少し低めから入ったのですが、即座に修正し正しい音程に戻したり、やっぱりサビにかけて表現の仕方を変えていたり（[Luca]至高の表現力、磨かれた技術）やはり、圧倒的ですね。別格でした。ステージに登れば神がかる素朴な少年たちとはまさにこのこと...(某親愛なる先輩リベラーさんより）そんなこんなで、初めての生リベラながら一曲目にしてその世界に吸い込まれるのでした...最後まで読んでくださりありがとうございます！EnglandへLeggo Blog第一弾はここまで！！Liberaのコンサートレポートから、一人旅旅行記などなど、これからしばらく続く予定です！次回は二曲目「Sanctus」から！！それでは、bye for now!!※画像著作権は作者に帰属します
23Feb
- [Blog] 天使の涙でデトックス!! 心動く隠れ名曲
  Thank you for visiting!!12th Feb 2022No.7Hi there!!こんにちは! いつもご覧いただきありがとうございます。いつものFocus Blogは”リベラっ子”に注目したBlogですが、今回はそのリベラっ子たちの歌う”Songs 歌”についてFocusしていこうと思います!!今回からはLiberaの「テーマ別おすすめ曲」を独断で厳選、"その曲のがどのように歌い継がれてきたか??"はたまた"どのようなルーツを持つ曲なのか??"などなど、ご紹介していこうと思います!テーマは ”Calm Down 落ち着く” ”Liven Up 盛り上がる” ”Moving 心動かされる” ”Chill Out リラックス”などに分けてご紹介の予定!時代を経たサウンドの変化と、普段は聴こえてこない繊細な音楽技術についてFocusしていきましょう!!テーマ別おすすめ曲紹介、第一回目の今回のテーマは”Moving 心動かされる”それでは早速おすすめ曲紹介に参りましょう!!Liberaの心動かされる感動曲というと、どの曲を想像されますか??Tom Cullyの感極まるSoloが特徴的なFar AwayやLibera - Far Away (Subtitled) (solo by Tom Cully)From the DVD "Libera In Concert" took place at St. Pieterskerk cathedral, Leiden, in Netherlands on May 2007.Visit: www.libera.org.ukyoutu.beクリスマスシーズンの恒例、USJのインプレションソングのSong of Life, AngelLibera - Angel (performed live at Universal Studios Japan)This song was performed by Libera live at Universal Studios Japan (USJ). Solo - Isaac LondonThis song appears on our album Hope. To purchase the CD go to ht...youtu.beこの3曲は"Far Away 彼方の光""Song of Life 生命（いのち）の奇跡""Angel 天使のくれた奇跡”として日本でもシングルが発売され、クラシックチャートで圧倒的な存在感を残しました!日本のテレビにも出演し、日本におけるLibera人気が一気に確立された時期なのではないでしょうか!!Far Away (2010 Japanese TV - Ben Philipp / Ralph Skan [HD])Libera performing "Far Away" for a Japanese TV Show called "Don!"youtu.beLIBERA "Angel " Japanese TV in 2015 (Isaac London)youtu.beこれらの曲は国立音大・作曲学科卒の松村嵩継氏がcomposerを務めた作品であり、実際に松村氏がピアニストを務めたステージも有名です。松村氏の曲構成はとても日本人に合っているような気がします!そんな誰もが知っている、有名すぎる感動曲の数々は今回はいったんさておき...ここでは少しだけマニアックな、知る人ぞ知る隠れ感動曲をご紹介していこうと思います!!そんな今回ご紹介する隠れ名曲は”Vespera"そうです! 去年の12月のコンサートで一曲目に披露した曲です。ここからは一緒にVesperaを聴きながら進んでいきましょう!!VesperaProvided to YouTube by The Orchard EnterprisesVespera · Libera · Robert PrizemanIf℗ 2021 Robert Prizeman (MCPS)Released on: 2021-10-15Lyricist: Robert Prizem...youtu.be再生ボタンをポチっと...2021年10月発売のニューアルバム"If"に収録された、この”Vespera”という一曲。Vesperaという曲が最初に収録されたのは、2001年発売のアルバム"Laminosa"でした。Vespera by LiberaVespera by LiberaTe lucis ante terminumRerum creator poscimusUt solita clementiaSis praesul ad custodiumBefore the ending of the dayCreator of the world we p...youtu.be当時の曲の中では数少ない、MVも撮影された一曲です。時代を経てサウンドは少しは変化しているとはいえ、何か所かの音の違いを除くと今と全く変わらない曲構成、パート割りなどなど今と全く変わりがないのも珍しいですね!!2005年にはウェールズ出身の元ボーイソプラ二ストでもあるタレント歌手Aled Jonesと共に、LiberaがClassical British Awardsに出演した経歴もある、異色な曲です。VesperaAled and Libera sing Vespera at the Classical Brit Awards 2005youtu.beこのMr. Aledの入場シーン、演歌みたいなこれ以上ない最高なタイミングで拍手の入場でなかなか好きです2015年にはMr. AledがYouTubeに公式音源を載せています (音源は2005年のもののようです)Aled Jones - Vespera (with Libera) (Official Audio)Official audio for Vespera by Aled Jones with Libera. Taken from the new album 'Blessings'', out now. Listen Now - https://aledjones.lnk.to/blessingsID Lyri...youtu.be元ソロボーイソプラ二ストのプロ歌手とのフィーチャリングなど異色の経歴を持ちつつ、毎回のようにアルバムに収録されるわけではなかったこのVesperaという隠れた名曲。今回のアルバムではLucaの至高のソプラノと、Daniel Catの美しいHigh noteが、共に並んで飛ぶ渡り鳥のように、交わったり、離れたりするような美しい曲にしあがっています。しかしこの曲にはLucaとDaniel Catの美しいソプラノの他にも、Liberaサウンドの織り成す高難易度の要素がいろいろなパートに散りばめられていて、非常に複雑かつ可憐な作品になっています。具体的に分析すると、技術ポイントは歌い出しから始まります。Te lucis ante terminum(あなたは夜明け前の光そして希望）Rerum creator poscimus（私は主に尋ねます）Ut solita clementia（救いを与えて頂けないでしょうか）Sis praesul ad custodium（どうか私をお守りください）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※ラテン語は意訳です神聖なラテン語の歌詞は、A Cappella 無伴奏で始まります。ボーイソプラノ（その中のパートも全て）・ボーイアルト(声変わりの終わったお兄さん達)が全て同じ旋律、つまりUnison 斉唱で曲は幕を開けます。複数のパートに細かく分かれるボーイソプラノ・ボーイアルトがUnisonで歌い、更にはA Cappellaで歌うというのはあまり見ることの無いことです。伴奏が無いということは、頼れるのは指揮のみということです...それでは、リベラっ子たちが指揮だけでどれだけ複雑なことをやっているか、少し分析してみましょう!!※ここからかなり細かく音楽的に分析します! ややこしいので飛ばした方がいいかもしれません...旋律はアフタクト（4/4拍子だとすれば、1/2/3/4拍目のうち、頭の1拍目からきっちり始まるのではなく、半端に2～4拍目から始まり、後々帳尻合うこと。Vesperaは2拍目から始まっています）で始まり、4/4拍子で進みますが、"terminum"の部分で一度一拍子減った4/3拍子になり、"Rerum"と最初のアフタクトの要領で一拍分調子を整えて、4/4拍子が2回続き、また4/3で調子を整え、Ut solitaの部分で4/4と4/3を１回ずつ、clementiaの部分で4/4を2回。そして、指揮を振り（振るというのは、ブレス:息継ぎなどのタイミングで、指揮者の要領でリズムをずらす解釈）一間とってから、Sis praesul ad custodiumと4/4を2回続け、最後はゆっくりフェルマータでUnisonはFinish!!※ややこしいのはここまで!!どうですか?? 文章化するのがヘタッピで、わかりづらくすみません...できるだけ音楽知識の少ない方でも理解できるよう、説明は多めで、注釈もつけてみました...なんて、こーんな複雑なこと、伴奏なしで指揮だけ見てリベラっ子たちは歌ってるんですよ僕の手元に楽譜もないですし、ましてやかなり複雑な旋律なので、耳で聞こえたものとMr. Stevenの指揮棒の動きを見るほかないのですが、それでもかなりブレス（息継ぎ）の間合いだったり、振り（指揮者のその時々のさじ加減、ブレスの間の調整）で変わっています。実際に、CDに収録されているリズムと、12月のコンサートでもリズムのとり方がかなり違っています!!（分析レビューはコンサートヴァージョンのもの）明確にわかることとして、皆さま、Vesperaを聴きながら、実際に１・２・３・４とご自分で数えてみてください!!どうも、合わないですよね... こんな感じで、複雑な曲なのです...ここまででもうかなり長くなってしまいましたが、どんどん次に行きましょう!!A CappellaでUnisonの部分（少しだけハミングも混ざっていますね）が終わり、伴奏、それと同時にDaniel CatのHigh Noteが始まるわけですが、次はこの場面の裏側に注目!!Before the ending of the day(一日が終わろうとするとき）Creator of the world we pray （私たちは世界の創造者である主を祈る）That with thy wonted favour thou （それは主の恩恵によりあなたとともに）Would be our guard and keeper now（主は私たちの守り主となる）　　　　少しいつもより音量を大きくして、一つ一つのパートに注目していると、実は歌っているのはDaniel Catだけではなかったのです!!※またここから少し細かい分析!!耳をよーく澄まして聞いてみると...小さい音量ではありますが、Ah(ラ♭/As)-----Ah(ソ♭/Ges)---------と伴奏と同時に始まるSoloパート（裏A Soloとでも名付けておきます）。このパートの１小節目（ラ♭/As)のアフタクト（４拍目裏）からDaniel CatのHigh noteがAhAhAhAhAh----と入ります。そして、３小節目に加えてAh（上のミ♭/Es)------Ah(上のレ♭/Des)と、上記の裏A Soloと重ねるように新しいSoloパートが加わります（裏B Soloと名付けます）。この時点で歌っているのは、１～２小節目が裏A SoloパートとDanielのHigh note, ３～４小節目が裏A SoloパートとDanielのHigh note, それに加えて裏B Soloの3人。LucaのSoloが始まる前の、この４小節だけをとっても、複雑なSoloが交わったり、離れたり、並走して曲が進むことで美しい情景が浮かびますね!!3人がそれぞれのSoloを歌っている、それはTorioではなく3人のそれぞれが独立して、重なり合ったり離れ合ったりする不思議なSoloです!そしていよいよLucaのSoloが始まります。LucaのSoloが始まると同時に、前の３要素はいったん落ち着きを見せ、Unisonのハミングに戻り、LucaのSoloに注目が集まるよう、微調整しながら引き立てます。LucaのSoloと裏のハミング、そしてコントラバスの心地よくも重厚なピッツカート（ボンっと指で弦をはじく動作）が非常にシンプルながら洗練された情景を作り出します。LucaのSoloやDaniel Catは個人Focusで解説しているのでここではあまり語りませんが、いやあ、素晴らしい表現力です。[宣伝]あわせてお読みくださいLucaのFocus Blogはこちら!!『[Luca]至高の表現力、磨かれた技術』Welcome your visit!!27th Dec. 2021No.2St John's Smith Square concert 5th Dec…ameblo.jpDaniel CatのFocus Blogはこちら!!『[Daniel] ポスト名ソプラノ!! 格別のポテンシャル』Welcome your visiting!!25th Jan 2022No. 6今回の主人公は、ポーカーフェイスで高音をかます、大注目の名ソプラノ候補、…ameblo.jpひょっとしてDaniel CatはLucaのソプラノにあこがれているんじゃないでしょうか...二人はいつも同じ、ボーイソプラノでもHigh noteのソプラノパートを担当しており、DanielはインスタでもLucaのCoverしたAndrella Dayの”Rise Up"をピアノ弾き語りで披露していたりします!!Rise Up (Andra Day) cover by Luca Brugnoli 11yrs (2021)Here's my cover of Rise Up by Andra Day. This piece means a lot to my family and friends post pandemic. I hope you enjoy it as much as I have recording it. LByoutu.beこちらがLucaのYouTube投稿でLogin • InstagramWelcome back to Instagram. Sign in to check out what your friends, family & interests have been capturing & sharing around the world.www.instagram.comこちらがDanielのIG投稿です!!この２人は師弟コンビ（勝手に師弟認定)、Lucaのパワフルソプラノの後釜としてDaniel Catがこれからのソプラノを担うのではないか!!と、とー－－－－－－っても、期待しています!!（←何回言うんだ...と。）話は戻って、Vesperaはサビへ。Keep me as the apple of an eye（主の幼子である私を守ってください）　　　　　　※The apple on eye（目の中のリンゴ）で、目を掛けている子・幼子という意訳になるHide me under the shadow of thy wings（あなたの翼の陰で隠してください）Keep me as the apple of an eye（主の幼子である私を守ってください）ボーイソプラノ（High Noteパート）・ボーイアルトが主旋律（メロディー）を歌い、そして別のボーイソプラノ（ハーモニーパート）が美しい旋律でFlowを作り出します。ボーイソプラノだけが主旋律を歌うことが一般的ですが、ボーイアルトも同じ主旋律を歌うことでより一層魅力的な曲になるというか、胸をぎゅっと締め付けられるような感動を覚えます。ボーイソプラノは情緒豊かに、神様からのプレゼントのような制限の無い音域でのびのびと歌い、成長した少年たちによるボーイアルトは曲を理解し表現力豊かに切なく、また儚く歌い上げます。ボーイソプラノとボーイアルトが両方のポジティブポイントが歯車のようにがっちりと噛み合い、感動的な名曲を作り出す。これこそ、Liberaサウンドにしか作り出せない賜物なのではないでしょうか。ボーイソプラノとボーイアルトの両方を楽しむことができる素晴らしい曲、今回のアルバムにもう一曲収録されています。"Lux Aeterna"Lux AeternaProvided to YouTube by The Orchard EnterprisesLux Aeterna · Libera · Robert PrizemanIf℗ 2021 Robert Prizeman (MCPS)Released on: 2021-10-15Music Publisher: R...youtu.beボーイソプラノの美しいハーモニーと、ボーイアルトの切ない返事のような掛け合い、その両方を楽しむことのできる曲としてとってもお勧めなので、Lux Aeternaも聞いてみてくださいね!!Vesperaに戻り、曲は２番に入り少しずつ情景が変化していきます。The heaven soars with voices above（天国は主の声で舞い上がり）The skies resound the power of your love（主の愛の力が空に響く）The stars shine out your glorious light（星は主の輝きをいっそう照らし）Shine through our gloom and take us on high　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（隠れた私たちへも輝きが下り、高く空へと連れてってください）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※我ながらなかなかいい意訳になったかも?!Daniel CatのHigh noteをはじめとする"3人のSolo"が重なり合い、ボーイソプラノのハミングと共にまたLucaのSoloが幕を開けます。LucaのFocus Blogでも触れましたが、Lucaは曲の情景の変化によって歌い方や感情の入れ方に起伏を付けられる表現の変化ができること、Artist（choirの中のSolistとしての域を完全に超えています）ですね。最後の"Take us on はぁあああい"の所なんて、もう涙腺クラッシャーですよCDの音源でも、かなり１st Soloと2nd Soloで感情の入れ方の変化が伝わると思うのですが、マイクの音量調節に限界のある12月のコンサートでは、Lucaの声量の強弱の変化が直接伝わり、一曲目にして一番の感動ポイントでした!!そのLucaの作り出した情景の起伏をそのまま引き継ぐように、Keep me as the apple of an eye（主の幼子である私を守ってください）Hide me under the shadow of thy wings（あなたの翼の陰で隠してください）Keep me as the apple of an eye（主の幼子である私を守ってください）Hide me, hide me, hide me.....と情景の変化のFlowをそのまま、Soloの交わり合いとボーイソプラノ・アルトのUnisonの掛け合いは終わり、曲はいよいよクライマックスへ。最後は、この曲のこの曲の集大成といってもよいでしょう!!ボーイソプラノの甲高いハーモニーに、ボーイアルトのこれまでで一番の力強く厚みのある旋律の掛け合い、更にはDaniel CatのHigh noteまで加わり、全ての要素が重なり合います。Sancto Spiritu（聖霊よ、来たりたまえ）Rerum Creator（この世の創造主よ）Sancto Spiritu（聖霊よ、来たりたまえ）Sancto, Sancto Spiritu（聖霊よ、聖霊よ...)もう、圧倒ですね...Liberaサウンドの集大成の縮図をこのフレーズにすべて詰め込んだようなクライマックスです。そして最後に落ち着いた調子を取り戻し、Te lucis ante terminum(あなたは夜明け前の光、希望）と、Lucaの切ないSoloとDaniel Catの美しいHigh NoteでVesperaは幕を閉じます。いかがでしたでしょうか?!いやぁ、解説が長すぎ!!　本当はあと２曲はご紹介する予定でした（また改めて、感動部門第２弾として綴ります!!←結局綴るんかい)しかし、AngelやFar Away, You Are Thereなど有名すぎる曲ではなく、あえて少し隠れた、でもLiberaならではのいいところがたくさん詰まった、Vesperaという一曲。音楽的な技術的にも、パート的にもかなり深く深くFocusしてみました!曲の構成や歌詞の意味を深く理解し、注目して聞いてみるのも、たまにはいいかもしれませんねそれでは、Bye for now!!※本文中写真の著作権はLibera本国公式に帰属します。※音楽用語は太字オレンジで装飾しています。
26Jan
- [Daniel] ポスト名ソプラノ!! 格別のポテンシャル
  Welcome your visiting!!25th Jan 2022No. 6今回の主人公は、ポーカーフェイスで高音をかます、大注目の名ソプラノ候補、Daniel CatalognaProfile ・2019年のmini boys ・Morgan, Lewis, Cameronらと同期・Daniel Whiteを引き合いに、Small Danielの愛称で親しまれている。今回レポートするのは、2019年のコンサートより毎回着実に頭角を表してきているDaniel Catalognaです!!ここでDanielについて少しご紹介いたします!Danielの初舞台は2019年のSt John's Smith Squareコンサートでした!!※真ん中、VictorとTadhgの間です!!その年に投稿された2019年組のShort Messageムーヴィーへの出演はありませんでした。Christmas Message 2019Merry Christmas and a Happy New Year from the Mini Boys of Libera!youtu.beNathanの髪、ふわっふわですね2年目の6月には、Apart but Together online concertに出演します!!歌っているときの仕草や髪型を見て、少し照屋さんの一面もあるのかな??なんて思ったり...（←いらない想像ですlol）そして2020年のSt John's Smith Squareコンサートで初めてのソロの機会がやってきます。Youngリベラっ子の登竜門の印象のある、Carol of the Bellsの最後のフレーズを落ち着いた様子で見事に歌い上げます!!それでもすこーしは緊張が声に出ているのかな??なんて思ったりもしましたが、ぬううーーーんと明るくなっていくスポットライトを堂々と浴び、終始表情を全く変えずに初Soloを歌い切る姿は圧巻で、肝が据わっていました!!ぬううーーーんとこのCarol of the bellsの最後のSoloフレーズは、フェルマータ（”遊び”を入れるように、延音していく解釈）して歌がどんどん遅くなるヴァージョンと、曲はフェルマータになりつつも歌のスピードは保つパターン、曲中のfeelのスピードでそのまま駆け抜けてFinのヴァージョンなど、Solistによって色々なパターンが存在するのはご存じですか??少し歴代のCarol of the Bellsを振り返って、比較してみましょう!2011年から13年にかけてCassius O'Connell-Whiteが歌ったのは、曲はフェルマータになりつつも歌のスピードはそのまま保つ、２つ目のパターン。Libera - Carol of the Bells (2011)This track features on our Christmas AlbumDownload from iTunes http://smarturl.it/lib_itunes_christmasBuy from Amazon http://smarturl.it/lib_christmad_cdyoutu.beLibera - Carol of the Bells - Live with GabbyLibera perform Carol of the Bells on the Channel 5 morning show 'Live with Gabby'youtu.be食い気味の拍手が...ｋｋｋｋ►LIBERA - Carol of Bells - Live! 2011►LIBERA - Carol of Bells -ASAP Rocks Live! 2011Hark how the bellsSweet silver bellsAll seem to sayThrow cares awayChristmas is hereBringing good cheerTo youn...youtu.beいやぁ、、どうしましょう、この最後にニマっと笑うCassiusの愛らしさ,,,笑失礼いたしました。まーたー脱線してしまいました...kk　Libera - Carol of the Bells (Concert Version)This track features on our Christmas DVD and CD - Angels Sing: Libera in Ireland. To buy the DVD or album visit http://www.libera.org.uk/shopyoutu.be2014年にIsaacが歌ったのは、3番目の曲も歌もそのままの速いスピードで駆け抜けるヴァージョン!!LIBERA -'Carol of the Bells' live on QVC UK-2014Libera perform 'Carol of the Bells' live on QVC UKyoutu.be本当にものすごい速さでのFinishです笑笑そして、2019年にCassius Collardが歌ったのは、11年から13年のCassiusO'Connell-Whiteヴァージョンに似つつも、ゆっくりとした、１番目のフェルマータバージョンの要素も入っていますね!!Libera - Carol of the Bells (New)This song features on the new Disney movie Home Sweet Home Alone, released on 12th November 2021. It is also available as a digital single.Performed by LIBE...youtu.beこのフェルマータは楽譜で決まっているものなのか、それとも「ad libitum（アドゥ・リービトゥム）＝速度や表現を自分で調節する」という音楽記号なのか（楽譜にとらわれずに自分の感性で速度や強弱を自由に表現してくださいという音楽記号があるのです。面白いですよね!これこそLibera。なんちって）気になるところですが、Solistによって色々なヴァージョンを楽しめるのは面白いですね!!Danielが歌ったのは、2019年のCassius Collardに似たような２番と１番の融合みたいな感じですね!!ちなみに、去年の12月にJosephが歌ったのは、１番目の完全に遅くなるフェルマータヴァージョンでした!そしていよいよ今回のコンサートがやってきます。Danielの大活躍はすぐに一曲目Vesperaから始まります。曲の前奏が始まり、全体カメラからこの曲のSolist, LucaにFocus Camが向くのかと思いきや、何やらリベラっ子たちが横を向いていたりカメラの明後日の方向を向いていたりと、一瞬では理解できない画面に切り替わります。なんだなんだと、何が始まるのかと思いきや、Feddy, Morgan, Ludwik, Victor, Dominik, Cameronの隙間の向こうから、なんとDanielが"Ah~Ah~ Ah~~~AH~~~"と、神がかった画角からHigh noteを放つではありませんか?!そういえば、Vesperaにこのパートあったな!と、こんな声本当に歌っているんだな!（←そりゃそうだろう）と非常に驚くわけです...笑このHigh noteの最高音はHigh Ais（高いラ#）で、しかもポイントはDanielが無表情で歌っているところなんですよ...kkkkk非常に綿密なカメラワーク、舞台配置から察するに、このパート結構見せたかったのではないか!!と考察します。遠カメでみると、上手ポールの下らへんで、この曲、この画角のためにDanielだけ位置が違ったのです!!これは完全にLibera in AmericaでVoca meのHigh note歌っていた、Thomasポジションではありませんか!!そしてSmall Danielの活躍は続き、曲はCarol Of The Bellsへ。去年は最後のワンフレーズを歌ったDanielですが、今年は最後の少し前のフレーズが担当でした!!Ah~Ah~Ah~~~Ah~~Aah~~Ah~~~~と、びっくりするくらい綺麗で安定した声で歌い上げます!!というのも、去年のCarol of the Bellsを見てみると、同じパートのDominikが歌っていましたが、あのDominikでも急に出てくるHigh noteを当てるのを難しそうにしていたり、Unisonで歌っていた曲が急にSoloパートになったりと色々な要因が重なってこのパート実はかなり難しいのではないでしょうか。そして声質もまた良かった!! あのThomas Delgado-LittleやJames Threadgill,James Mordauntを彷彿とさせる息が喉に掛ったような、儚い声で見事に歌い上げました。しかしFocus Camが無かったのがやはり残念でしたね...　あんなに遠カメだったら折角のSoloなのに全然見えません...笑Danielが歌い上げた後flowはそのままCameronとBig Danielに引き継がれ、歌い継がれます。そして、Cameronにとってはこれが初めてのSolo(Soli)舞台になったのです!!Soloでもないとリベラっ子たちのそれぞれの歌声は分からないものですが、Cameronの歌声は割とVictor寄りのWILD路線ということが分かりました...ｋｋｋ（Cameron単体のblogを書こうと思っていたほど、個人的にとても大活躍を期待している一人でもあります!）Danielの活躍はとどまることを知らず、Wexford CarolでもBig DanielとSmall DanielのDanielコンビで、Morganとtrioで美しく、音程も外すことなく歌います。今回のコンサートは、同期のMorganはWexford CarolsでSoloを、LewisはAve MariaでSoloを歌い、Cameronは同じくCarol of the bellsで頑張っていて2019年組が大きく躍進したコンサートになりましたね!!Danielは全く表情を変えずにSoloを歌いきったり、難易度の高いSoloも難なく乗り切ったりと、あまり表情の変化が無くて、すごく大人しい、落ち着いた生真面目な性格なのかなぁとも思ったりしますが、普段はしっかりと少年やっているみたいですよ!!"If"Music Videoのfilming現場の写真です!!かっこいいポージングをキメているCameronの横で、なんかのポーズを決めてみたり...撮影映像をチェックしているのかな?? 好奇心旺盛にタブレットを見つめていたり...また、コンサートのエンドロールでは、はにかみながらニコニコしてみたり...ずぅー－－－っとCameronの横にいる姿を見ると、ほのぼのしますね!!blogの写真をもう振り返って、もう一度見てみてください! 　ほぼすべての写真、Cameronといるんです!初ステージの時も、onlineコンサートの時も、(これこそApart but Together:離れてても一緒に,,, なんちって)filmingの時も、去年の12月のコンサートの時も、ずぅー－ー－－－－－っとCameronの横にいますkkkそんなDanielはLucaのような圧倒的なHigh noteを操る名ソプラノになる日が近いのではないでしょうか!こんなところで、今回のblogはおしまいです!最後までご覧いただき、ありがとうございました!!Cheers! Bye for now!!
22Jan
- [mini-log] 歌い出しtitle回収率,怒涛の100%?!
  Welcome your visiting!!21th Jan 2022No.1 of mini-log今回から、少し完成に時間のかかってしまう個人focusのblogの製作の合間、また英語の勉強がどー－－うしても嫌になった時の緊急避難場所として（←honestlyこちらが本音です）、不定期でいつもよりweightがとっても軽い、mini Vlog略して"mini-log"を新しく投稿いたしますので、3分ほどお付き合いいただければと存じます:)mini-logの主旨は、普段Twitterに載せるほどでもない、また個人focusブログでもご紹介するに至らなかった、とー－っても素朴な疑問や思い付きを綴った、とっても軽いものです^^第一回目mini-logのテーマは、「Libera曲、歌い出しのタイトル回収率は100％?!」大学へ通うとき、図書館で勉強するとき、家に帰るとき、家でリラックスしているとき、シャワーに入っているとき、一体一日の僕の生活の何％をLiberaが占めているんだというくらい、毎日耳にタコができるぐらい聞いているLiberaですが、僕はある日思いました。Liberaの曲の歌い出しのタイトル回収率、高くないか。と。　はたまた、100%なのではないか...とも思ったわけです。皆さんも一度は思われたことがあるのではないでしょうかkkk折角ですので、少しずつアルバム単位で検証していきましょう!!今回まずPick Up検証するアルバムは、冬真っ盛りということで、"Christmas Carols with Libera"さっそく検証です!!※今回イントロのflowで出てくるものは除外し、本メロに入った瞬間を歌い出しとします!１曲目"The Angel Gabriel"ふむふむSoloはVictorか、と思った矢先、"The Angel Gabriel~~"と幸先よく、冒頭で幸先よくタイトル回収!!Libera - The Angel GabrielThe Angel Gabriel was recorded live at St Johns Smith Square on 6th December 2020. Filmed by Amy Ryan Media.youtu.be２曲目"In Dulci Jubilo"軽やかなイントロと共にスムーズに回収!In Dulci JubiloProvided to YouTube by The Orchard EnterprisesIn Dulci Jubilo · Libera · Robert Prizeman · TraditionalChristmas Carols with Libera℗ 2019 Libera Music / Invis...youtu.be３曲目"Do You Hear What I Hear"これはもう皆さんお判りでしょう...笑Do you hear what Ihearとこれ以上なく怒涛のタイトル回収です!!（ただこれはイントロではなく歌い出しといえるのでしょうか?笑)Do You Hear What I Hear by Libera Lyric VideoLyric Video for the song Do You Hear What I Hear by LiberaYou can purchase their new Christmas Album at Amazon UK: https://www.amazon.co.uk/Christmas-Carols-...youtu.be４曲目"In The Bleak Mid-Winter"DominikのSoloがとても似合う曲ですね!しっかり回収です!!Libera - In The Bleak Mid WinterIn The Bleak Mid Winter was recorded live at St Johns Smith Square on 6th December 2020. Filmed by Amy Ryan Media.youtu.be５曲目"Ding Dong Merrily On High"グロッケンシュピールのかわいらしいメロディーで始まり、Ding dong merrily on high~~Libera - Ding Dong Merrily On HighDing Dong Merrily On High was recorded live at St Johns Smith Square on 6th December 2020. This song is featured on our album 'Christmas Carols with Libera'...youtu.be６曲目"Sing Lullaby"一言目でタイトル回収です!Libera - Sing Lullaby (The Infant King)Performed by LIBERA, from the 2019 album ‘Christmas Carols with Libera'Soloist - Dominik ClarkeConductor - Robert PrizemanMusic - TraditionalArranged - Sam C...youtu.be７曲目"I Saw Three Ships"アンコールといえばこの曲!!「さあ航海に出ようヴォンヴォヤージュ!!!」（失礼いたしました）と元気よく太鼓のリズムに乗ってスタートする、明るい曲です!! こちらも軽快に回収～!!Libera - I Saw Three ShipsI Saw Three Ships was recorded live at St Johns Smith Square on 6th December 2020. Filmed by Amy Ryan Media.youtu.be８曲目"Walk In The Air"The Lucaってイメージの、ピュアな一曲。すると、"We're Walking in the air"と!!!こーれはルール違反に抵触するWe'reが入ってしまったのですが、歌い出しという大きな括りということで、ご容赦...kkk クリアとみなします!!Libera - Walking in the air (from The Snowman)Walking in the Air was recorded live at St Johns Smith Square on 6th December 2020. This song accompanied the animated film The Snowman, sung by Peter Auty....youtu.be９曲目"Once In Royal David's City"Once in Royal David's City 2019Some of our younger members sang this on the ITV Programme Christmas Carols on ITV broadcast on Christmas Eve 2019youtu.be前回のブログの主人公Victorの美しいSoloで回収!!『[Victor] 儚きハスキーvoiceよ、永遠に!!』Welcome your visit!!16th Jan. 2022No, 5今回の主人公は、ハスキーヴォイスにしてLiberaのリアクション王子Vict…ameblo.jp１０曲目"Carol Of The Bells"Hark how the bellsと!!　ついにこれはごまかし不可能な案件でした...k鐘を鳴らすといえば、日本で有名のハスキーヴォイスの方がいらっしゃいますよねkkk回収率100％は途切れてしまいましたが、依然としてかなりの高確率です!!Libera - Carol of the Bells (New)This song features on the new Disney movie Home Sweet Home Alone, released on 12th November 2021. It is also available as a digital single.Performed by LIBE...youtu.be１１曲目"O Little Town Of Bethlehem"Oliver W-Rの貴重なCD収録Solo曲でもあります!!調子を取り戻して、回収です!!btw讃美歌、キリスト教にとって大切なBethlehemですが、OliverがBeth"LE"の部分の発音をかなり”ＬＩ”ぎみに歌っているのが斬新で、おしゃれに聞こえたり...笑はたしてこれはBritish English特有のものなのか...? Spanishかな??O Little Town of BethlehemProvided to YouTube by The Orchard EnterprisesO Little Town of Bethlehem · Libera · Robert Prizeman · Lewis Redner · Phillips BrooksChristmas Carols with Lib...youtu.be１２曲目"Poor Little Jesus"実は僕のお気に入り曲上位にいる、この曲。数少ない完全A Cappella曲で、曲の盛り上がりと共に変化する情景、感動の一曲です。そんなPoor Little Jesusも冒頭でタイトル回収します。Libera - Poor Little JesusPoor little Jesus was recorded live at St Johns Smith Square on 6th December 2020. Filmed by Amy Ryan Media.youtu.be１３曲目"Noel Nouvelet"VictorといえばNoel Nouvelet, Noel NouveletといえばVictorというこの曲も、VictorがハスキーにFrenchで歌い出し、回収です。Libera - Noel NouveletNoel Nouvelet was recorded live at St Johns Smith Square on 6th December 2020. Filmed by Amy Ryan Media.youtu.be１４曲目"Silent Night"あのRoyal Albert HallでThomas D-Lが歌ったステージがとってもポピュラーな一曲、もちろん回収です!!Libera - Silent Night (BBC Songs of Praise Big Sing Carols 2013)Libera sing Silent Night at BBC Songs of Praise Big Sing Favourite Carols program filmed at the Royal Albert Hallyoutu.be１５曲目"What Child Is This"イングランド民謡GreensleevesがもとになっているChrismas Carolでとてもなじみ深い一曲です!!hummingの後にしっかり回収です!!What Child is This (Greensleeves)Provided to YouTube by The Orchard EnterprisesWhat Child is This (Greensleeves) · Libera · Robert Prizeman · Traditional · William Chatterton DixChristmas Ca...youtu.beあと2曲!!１６曲目"Wexford Carol"今回のコンサートでMorganが大活躍し、アルバムではTadhgがアイルランド語で歌い上げたあのChristmas Carol!!しかし、タイトル回収ならず...Wexford CarolProvided to YouTube by The Orchard EnterprisesWexford Carol · Libera · Robert Prizeman · TraditionalChristmas Carols with Libera℗ 2019 Libera Music / Invisib...youtu.be17曲目"Gaudete"伝説のターンが蘇ったこの曲は、イントロのSoloでも、本メロでも見事に回収でFinish!!GaudeteProvided to YouTube by The Orchard EnterprisesGaudete · Libera · Robert Prizeman · TraditionalChristmas Carols with Libera℗ 2019 Libera Music / Invisible Han...youtu.be検証結果発表今回のアルバム"Christmas Carols With Libera"収録曲の冒頭でのタイトル回収率は.....なんと１５曲中１３曲の８７％でした!!100％とはいきませんでしたが、かなり良い検証結果が得られたのではないでしょうか?!それでは、第一回のmini-logおしまいです!!Bye for now!!※mini-logの投稿は完全に不定期であり、殴り書きのテキトーなブログになっております!!※本命の個人Ｆｏｃｕｓブログ、次の掲載は近日中の予定です^^
17Jan
- [Victor] 儚きハスキーvoiceよ、永遠に!!
  Welcome your visit!!16th Jan. 2022No, 5今回の主人公は、ハスキーヴォイスにしてLiberaのリアクション王子Victor Wigginprofile: ・2016年のmini boys ・こうじ君, OliverWatt-Rodriguez, Cassiusらと同期・Sam Wigginの弟今回レポートするのは、Liberaの誇る無類の愛されキャラ、Victorです!まずはVictorの大まかな経歴を、一年ずつ振り返ります!（皆さんの方がよ～くよ～～く知っているとは思うのですが...笑）2016年、OliverWatt-Rodriguez, こうじ君, Cassius, LaurenceらとイングランドはLondresのセントジョージ大聖堂にて、コンサートデビューを果たします!この頃のコンサートメンバーを見ると、IsaacやSamなど錚々たるメンバーが在席、Alex Gulaが最前線で活躍していたり、Liberaの歴史を感じます。そんなVictorのSolistとしての初舞台はすぐに、2017年のChinaツアーで実現します。曲はデジタルsingleながらもSpotifyでLibera曲で再生回数1位の518万再生を誇る、"The Moon Represents My Heart"(月亮代表我的心)です。The Moon Represents My Heart 月亮代表我的心 – LiberaThe Moon Represents My Heart - 月亮代表我的心Performed by LiberaAvailable on Spotify and Apple Music https://li.sten.to/wEHVJKcWritten by:Sun Yi Weng Ching-hsiyoutu.beCarol of the Bellsの最後のワンフレーズの要領で、この曲にも締めのSoloがあるのですが、フレーズも割と長いし、ましてや中国語だし、なかなか鮮烈なデビューだったのではないでしょうか...笑[Libera] The Moon Represents My Heart - 10.27 Shanghai Symphony Orchestra Hallyoutu.be奇跡的に動画を残してくださっている方がいました!!　Victorは終始ニヤッニヤです...kkk後にVictorがSoloを歌う、僕の最も好きな曲のうちの一曲（矛盾していますね笑）の"From a Distance"で有名なこのステージでも、後ろでしっかり歌っています!!Libera - From a DistancePerformed live at the Royal Albert Hall. This song features on our album "Hope", available at https://libera.org.uk/shopyoutu.beその後、2018年にはウェストミンスターや日本ツアー、イングランドはBrightonのセントピーターズ教会などで、Samお兄さんのインスピレーションの強い曲"Wayfaring Stranger"を歌い継ぎ、Solistとしての頭角を表します。2019年にはイングランドはArundelの聖母大聖堂教会、セントフィリップ・ハワード教会やアメリカツアーで"Wonderful World", "From a Distance"のSoloを歌います。実はこのコンサートで同じくSolistとして大活躍のLucaが"Always With You"と"Poor Little Jesus"でSoloデビューしたようです!この年には、アルバム"Christmas Carols With Libera"で、正式に"The Angel Gabriel"と"Noel Nouvelet", "Once in Royal David's City"のSoloがCDに収録され、日本ツアーでも"Angel"を歌い上げたりと本格的にSolistとして台頭します。Libera - Once in Royal David's City - Christmas Carols on ITVAs seen on "Christmas Carols on ITV" (2018).All rights belong to their respective right holders - ITV and Libera.I do not own any rights to this video.youtu.be2020年にはA Part but Together online concertでSmileを届けてくれたり、Libera 6th June 2020 - 'Smile'On Saturday 6th June 2020, we were due to perform a concert in Ely Cathedral in the UK.The concert was postponed - but instead we filmed an online Mini-Conce...youtu.be12月のセントジョンズスミススクエアのコンサートでは、"The Angel Gabriel"と"Noel Nouvelet"を披露しました!Libera - The Angel GabrielThe Angel Gabriel was recorded live at St Johns Smith Square on 6th December 2020. Filmed by Amy Ryan Media.youtu.beLibera - Noel NouveletNoel Nouvelet was recorded live at St Johns Smith Square on 6th December 2020. Filmed by Amy Ryan Media.youtu.beそして、2021年、ハスキーボーイソプラノは健在で、New Album"If"にはVictorの声質・声の表情をしっかりと表現できる"Once an Angel"が収録されます。Libera - Once an AngelThis song is performed by LIBERA from the 2021 album ‘ IF’To purchase or download the album on CD or Digital go to https://libera.org.uk/music/ifLiberahttps:...youtu.beMVもリリースされましたね!!そんなVictorの語りつくせないほどの経歴をギュっとまとめてみましたが、こんなにもVictorが愛されているのは何といっても底抜けに明るい性格が大きいでしょう!家族でお出かけした話をマシンガン気味に説明してたり、Libera: Interview with VictorA little chat with Victor on the last night of the 2018 US summer tour.youtu.be首をポリポリ掻きながら歌ったり、カメラに変顔してみたり、Libera: Rehearsal in St LouisA group of Libera singers are rehearsing with music director Robert Prizeman before their concert later that evening. Cathedral Basilica of Saint Louis. July...youtu.beアメリカツアーのdonateの宣伝をニヤッニヤでしてみたりMoose and VictorVictor and Moose announcing the Libera 2017 summer US tour.youtu.beこんなの、みんなから愛されないわけがないですよね!笑とにかく、Victorはユーモアあふれるoccasionがたくさんです!!Victorについてリサーチするごとに新しい面白い素材が出てきて、とてーも長くなりましたが、コンサートレビューに移ります!!（ここから、St John's Smith Square concert 5th Dec. 2021　コンサートレポートです!!）1曲目のVesperaから、沢山カメラに写っていましたね!Big Danielと並んでるからなのか、なんかすごく大きく見えないですか?!このフレームで一番最初に見たとき、"あれっ?! Danielなんか大きくない? まてよVictorも大きいぞ!?"なんて思ったり...　でも、考えてみればソプラノメンバーの中ではこの二人はもうかなりお兄さんですよね。二人の背が伸びて、新しいリベラっ子たちがどんどん入ってきますから、そりゃ余計に身長が大きく見えるわけです。VictorのSoloは早くも2曲目に、"Once an angel"で始まります。まるで昔話を読み聞かせるように、深く、そして切なく不思議な声で歌います。この安定感、クオリティ、質感、長い時間Solistとして活躍してきたVictorだからこそ表現することのできる一曲であると。ボーイソプラノというカテゴリーの中で、これだけ曲で自分という楽器（From a Distanceを絡めて...笑）を表現できる人がいるでしょうか。Lucaのまっすぐと伸びるピュアヴォイスや、DominikのLiberaという名にふさわしいどこまでも広がる歌声、Big Danielの曲を理解しきった情緒あふれる表現など様々なSoloを聴くことができますが、Victorの歌声は他のどれにも当てはまらない、本当に不思議な歌声ですよね。2番に入ると、VictorとBig Danielのデュエットが始まり、曲はまた違う情景へと変化します。そういえば、カメラがVictor越しにLukeとFreddyのフレームになるとき、Freddyの目がめちゃくちゃ泳いでたのはまた別の話...kkk最後には"Such an Angel", "Still an Angel"と落ち着いた低音で大事に歌い、曲が終了します。その後は伝説のターン再びの"Gaudate"や...笑、MorganデビューのWexford Carolなどコンサートは進行しますが、Victorは比較的、バリバリのソプラノパートではなく、ハーモニーパートで歌っていた場面が多かったですね!※この写真では中央後ろにVictor次にVictorの活躍が特に目立ったのは"Nearer My Got To Thee"でしょうか。LucaのSoloで始まり、Freddyが加わりデュエットに、そこにVictorも加わりハーモニーが出来上がっていく曲の構成でした。ここでびっくりしたのですが、Victorこんなに低い声出るんだ?! と。でも、よく考えてみれば2016年加入のVictorですが、去年までソプラノで活躍していたTadhgや同期のOliverももう今年からはThe Bigs（変声期が終わったリベラっ子による低音部隊）になってしまいましたし、こうじ君も変声がかなり進んで声が低くなっています。まずVictorくらいのお兄さんでこのLiberaに残っていて、さらにはソプラノとして活躍できていること自体、奇跡のような話なのです。こんなに低い声が出るんだ?!ではなく、こんなに高い声が出るんだ?!なのです...笑僕の話になりますが、僕の変声が始まったのは13歳、ピアノの先生がオペラ歌手だったので声楽をやっていたのですが、変声と共にみるみる低くなる音域、昨日出た音が今日は出ない恐怖、変声期のボーイソプラノが一番美しいなんて言ってられないほど葛藤したのをよく覚えています。Victorも今、この時期だと思います。でも、これだけ低音が出るくらい変声が進んでいるのに、あんなにも安定して高音も歌って音域を維持している（むしろ広がっていますね笑）のは、練習の他なりません。本人も自分では抗えないこと、きっと不安を感じていることでしょう。僕自身の経験もあって、この時期のリベラっ子たちを見ているとすごぅく切ない気持ちになってしまうのですが（←めんどくさい自分です）、残酷な現実でありながら、儚く美しいこのボーイソプラノというもの、意義深いですよね。この子のソプラノはいつまで見れるんだろう...なんて、考えてしまうときもありますが、それ以上に新しいリベラっ子たちがぐんぐん成長しています!!ボーイソプラノと健やかな成長が反比例してしまうのは少し切ないですが、今を頑張って表現しているリベラっ子たちのハーモニーを聴いて、chill outしましょう!!そーんな、深読みしすぎの第5回目でした!!最後までお読みいただき有難うございました!次回の主人公は大注目のネクストブレイク候補、Daniel Catalognaです!!リアクションやコメントを残してくださると、とても嬉しいです!!それでは、Bye for now!!
04Jan
- [Lewis] Ave Mariaに込められた、特別な意味
  Welcome your visit!!3th Jan. 2022No.4明けましておめでとうございます!（新年一発目ということで、ここで少しリベラとの出会いと、自分語りを...）2021は私にとって大きな変化の年となりました。何よりも大きなイベントは、Liberaとの出会いです。忘れもしない、2月21日にTikTokで流れてきた、Thomas Delgado-LittleがLibera in Americaで歌う"Voca me"の動画。Libera in America: Voca meFrom a live concert recording made at the Basilica of the National Shrine of the Immaculate Conception in Washington DC in the USAOrder the DVD and the CD of...youtu.be全てが繋がったと思いました。　5歳から続けていたピアノと声楽。　憧れを抱いていたイギリス。　何故か分からないまま魅力を感じて続けていた大聖堂。4月に入学した大学がキリスト教系の大学だったので、外国人外部講師のおかげもあり、シンガポール人、香港人、アメリカ人、カナダ人の知り合いと共に、キリスト教を学びながら、聖歌・賛美というものを見つめ直していきました。学びを進めるにつれ、どんどん身近になり、時には救いをもたらすLibera。そして2022年、そのきっかけを人生にしようと、海外進学に向けて奮闘しています!何がともあれ、Liberaについて右も左も分からない私に、いつも優しく教えてくださって、見守ってくださった先輩リベラーの皆様、いつも本当に有難うございます。2022も、何卒宜しくお願い申し上げます。長くなりましたが、ここからconcertレポートになります!St John's Smith Square concert 5th Dec. 2021第4回目の今回は、第3回目の前回に引き続き、今回のコンサートで台頭した新戦力の若手特集part. 2です!!　若手シリーズ今回の主人公は、Lewis Quinnprofile: ・2019のmini boys ・Morgan, Small Danielらと同期・チャームポイントはリスみたいな前歯今回紹介するのは、Ave Maria(Prizeman)をスポットライトを浴びて歌い上げたLewisです!!まずは、"Ave Maria"についてAve Mariaという曲はByrdやMozart, MendelssohnやFaureのものなど数えきれないほどありますが、まず思い浮かべるのはSchubertのAve Mariaでしょう。SchubertのAve MariaはLiberaのアルバムにたびたび収録され、最新アルバムのIfにも収録されました。過去のものでは2014年のLibera in AmericaでThomas Delgado-Littleが歌ったものが有名でしょうか。Libera in America: Ave MariaFrom a live concert recording made at the Basilica of the National Shrine of the Immaculate Conception in Washington DC in the USAOrder the DVD and the CD of...youtu.beおっと危ない、ThomasのSoloを聴いていると、blogを書きながら天に召されるところでした。最近では、Tadhgが2020年のApart but Together Online Concertで歌い上げています。Libera 6th June 2020 - 'Ave Maria'On Saturday 6th June 2020, we were due to perform a concert in Ely Cathedral in the UK.The concert was postponed - but instead we filmed an online Mini-Conce...youtu.be切なくも美しい高音、ビブラートとタングトリル（巻き舌）を見事に使い分け、経験を生かした確かな技術が光ります。しかし今回のコンサートでLiberaが披露したのは、先日惜しまれつつも帰天された、偉大なるMr. Robert PrizemanのAve Mariaでした。Mr. RobertのAve Mariaですぐ頭に浮かぶのは、オランダはLeidenのPieterskerkで披露されたEdとTom Cullyによるものでしょうか。Libera - Ave MariaThis song features on our album 'Angel Voices'. This recording was made in Pieterskerk in Leiden in the NetherlandsUSA iTunes Download at http://goo.gl/yWWE...youtu.be直近でMr. RobertのAve Mariaが収録されたアルバムは2018年のBeyond（AbTOCを除く）で、この曲以外、今回のコンサートで歌ったものは全てアルバム"If"と"Christmas Carols with Libera"からのものであったため、このAve Mariaの披露は、Mr. Robertへの追悼の意であることが伺えます。そんな、今回コンサートで最もメッセージ性のある、大事な曲をスポットライトを浴びて歌い上げたのが、Lewisだったんです。（ここからレビューに移ります!!）実は、今回のコンサートで楽しみにしていたメンバーの一人がLewisでした!AbTOCのStay home中コーナーで、何かのコスチュームを着ていた動画のインスピレーションが強くて、それで覚えていたんですよね。　リスの前歯のLewisって...笑そんなLewisが、メインメンバー（mini boysとThe bigsのほとんどが抜けている)ステージで、結構良い位置で歌っていたんですよね。具体的に言うと、"Cum dedelit"で編成がCarol of the Bellsと同じだったと思うのですが、下手側に前からLaurence, Morgan, Lewisと並んで、上手側は前からHal, Small Danielと並んでいました。2019年組が主に前の方に居ましたね!次の"If"ではそのまま中央に寄っていった感じで、Big Danielと共にカメラに沢山写っていました!次の"Sing Lullaby"では、そのままひざまづいて、Dominikを囲むように歌います。こんな感じで、Big DanielやDominik, LucaやFreddy, Lukeといった同じパートの先輩たちにも引けを取らず、Morganと共にリードしていました。前の方でも怖気ずくこともなく、歌うことのできたその理由は、Lewisは次の"Ave Maria"で、Morganは３つ先の"Wexford Carol"で判明します!　※Morganは、前号でfocusしました!!"Sing Lullaby"が終わると、膝立ちだったメンバーはスッと立ちますが（足しびれないのかな...笑）、隊形はそのまま"Ave Maria"の前奏に移ります。（前述したとおり、Mr. RobertのAve Mariaは予想していなかったので、びっくりでした）すると、ゆっくりと真ん中に歩いてくるLewis, そのLewisを中心に囲むように後ろへ下がっていくメンバーたち。そして、まだ心なしか丈の長いローブをまとったLewisが、切なく、また故Mr. Robertを想うように、ラテン語ではありますが祈りをささげるのでした。Mr. RobertのAve Mariaだったことや、Lewisが前で懸命に歌っている姿、後ろでBig DanielとLucaがLewisの歌声をつぶさないように、丁寧に丁寧に支えつつも、Lewisを前に立たせてあげる姿、なんというか、もう全てに感動してしまって...若手が前に出て歌い、お兄さん達が陰で支える、そんな形のchoirをMr. Robertは作りたかったのでしょう。そして "Ave Maria" きっと、届いてるよ...!そんな深読みしすぎの2022年第一号でした＾＾fin.次回の主人公は儚きハスキーヴォイスのVictor!!VictorのSmileを聴いて、元気もらっちゃいましょう!!それでは、bye for now!
31Dec
- [Joseph & Morgan] 名Solistの誕生?! Liberaの明るい未来
  Welcome your visit!!31th Dec. 2021No.3St John's Smith Square concert 5th Dec. 2021Concertレポートです!!第3回目の今回は、Josepph,Morganの今回、満を持して躍進した若手にフォーカスを当てたBlog part1です!若手シリーズまず一人目は、Morgan Wiltshire　profile:・2019年のmini boys ・Lewis, Small Danielらと同期・Concert中は裸眼だが、普段は眼鏡をしている。（多分メガネ２回替えてる）まずは、驚いた方も多いと思われる"Wexford Carol"でSoloを歌い上げた、Morganからです。Wexford CarolはIrelandのクリスマスキャロルで、2013年のLibera in IrelandでIsaacが歌い上げたシーンのインスピレーションが強い曲です。しかし、記憶に新しい2019年発売のアルバムChristmas Carols with Liberaでは、Soloで収録されていませんでした。ここからレビューに移りますが、結果からお伝えしますと、この子、ただモノではないです!!!Carol of the bellsの歌唱が終わり、Josephがニヤッと笑って下がっていった直後、Morganが次の編成のため一番前に移動してきます。めちゃくちゃ配置セットが早くて、気合入ってたんだと思いますlol正直なところ、今まですごく注目していた子ではなかったので、おお!この子はなんて子だ!?という感じでした。しかし、Soloが始まると、私の考えるこれから名Solistとして活躍するであろうトップ候補に躍り出るのでした...Good people a~ll this Christmas ti~meとSoloを進めていくのですが、いやぁ、なんとも良い声なわけですよ。少し話は逸れるのですが、ボーイソプラノって、１２～１４歳ほどの低い声になるいわゆる一般的な変声期と、加えて私は８～１０歳の幼少期から児童期に鼻にかかったような声質からピュアな声質に変化する変声期の２つが存在すると考えているんですよね。一般的にボーイソプラノは前述の低い声になる変声期の入りかけの時期が一番美しいとよく言われますが、私的には後述の私の考える変声期前の、幼児期の鼻にかかったような声がとても好きで、例を挙げると、アルバム"Peace"に収録されているDeep Peaceの２番を歌うJames Threadgill(Big James)のような声質です。前置きが長くなってしまったのですが、今回のMorganはまさに、私の考える後述の幼少期の一時期しか出すことのできない声質の今に、Soloデビューすることができたということなんです。どうりで最近の曲ではあまり感じることのなかったこの感覚が反応したわけなのです。※個人差もあると思いますが、同期のJosephやSmall Danielはもうこの声質ではないと感じます。この時期の声を聴くためにはやはりかなり早い段階でSoloを歌うしかなく、年齢的にも経験が少ない時期にSoloのプレッシャーを強いられるわけですが、Morganは本当に安定した音程で堂々と歌い上げ、体を動かして表現する余裕さえもあったのです。この堂々たる姿勢、圧倒的な貫禄、今後LiberaのメインSoloメンバー必至の存在になることでしょう。続いて二人目は、Joseph Hillprofile: ・2020年のmini boys ・Thomas Mushrafiらと同期・一年でかなり大きくなりました。今回二人目は、司会を務めたりワンフレーズのSoloを務めたJosephです。Josephは２０２０年のmini boys紹介short movieで、めちゃくちゃ小っちゃくて、クルクルの髪で小動物みたいな感じに見えて、とってもかわいいなあって思って注目していました。今回のコンサートを見て、まず一番最初に思ったのは、ものすごく大きくなった!!（それでも、Freddy弟Thomasと同じぐらいで、相変わらずちっちゃいですが,,,笑)そんなJosephが活躍したのはコンサート半ばの"Carol of the bells"でした。今回の"Carol of the bells"は若手中心の構成だったのか、JosephやFreddy弟Thomas,Alessandro（青いメガネを外して、おっきくなっていた!!）,Thomas Sandoval-Herrera（身長こんなに大きかったんです!）の2020年加入カルテットが真ん中の一番前で歌っていました。曲が終盤に差し掛かるにつれて、何やらもぞもぞと動き出すJosephですが、何か落ち着かないのかなぁなんて見ていたら、Gló~ria Gló~~~riaでJosephが前に出てくるじゃないですか!!去年はSmall Danielが歌っていたので、てっきり今年もそうなのかなぁなんて思っていたら、まさかのJosephが小さい体で沢山息を吸って、大事に大事にDing dong ding dong/ That is their so~~~ngと、今年はフェルマータ（”遊び”を入れるように、延音していく解釈）ヴァージョンで、独り占めのコンサートをたっぷりと楽しんでいるように見えました^^Soloフレーズが終わると、してやったり!!と、ニヤッと笑って、前を見たまま後ろに後ずさり。これを見たリベラーさん、いやぁ、親心芽生えちゃったんじゃないでしょうか...lolそんなあざと可愛い（←決めつけるな）Josephですが、今回、司会も経験しました!!Sacris Solemnisの後のラスト司会で、Freddyと一緒に司会をやったわけなのですが、すこしアンラッキーだった!司会最中のfocus camがJosephに当たらなかったのです...今回は全体を移す場面が多くて、個人個人にfocusしてくれる場面があまりなかったのかなぁなんて思いましたが、折角の初司会、カメラに残してあげたかったですね...!着実に成長しているJosephですが、今後Liberaの広報隊を務める場面が増えていくと思います。最近では、Christmas short messageやLibera Christmas Message 2021Happy Christmas to all our friends and supporters.To see our Christmas music try opur Christmas Music Playlist https://youtube.com/playlist?list=PLF_pjbI-JsW...youtu.beBig Danielとイングランドのラジオに出演するなどLibera Interview with Daniel White and Joseph Hill (Dec 22, 2021)Interview with Libera members Daniel White and Joseph Hill.In addition to the interview, the radio show plays Libera's versions of "Ding Dong Merrily on High...youtu.be精力的な活動をしています!!Liberaの将来を担う二人の健やかな成長を祈りましょう!今回は、歌唱の面で名Solistの頭角を表したMorgan, 歌唱の面と持ち前のチャーミングな一面で様々な活動を行うJosephの紹介とレビューをしました。次回は、引き続き若手の躍進Part. ２としてLewisやDaniel Catalognaを紹介・コンサートレビューしようと考えております。近々、VictorやDominickについても書きたいなぁなんて思って、でも時間もないので、少しずつ書いていこうと思います^^それでは、bye for now!
27Dec
- [Luca]至高の表現力、磨かれた技術
  Welcome your visit!!27th Dec. 2021No.2St John's Smith Square concert 5th Dec. 2021Concertレポートです!!第2回目の今回はいつも大活躍のSolist、Lucaにフォーカスを当てたblogです。LucaのSoloはすぐに始まり、1曲目"Vespera"からSmall Danielのパートが終わり、全体camに移った後、いよいよLucaのｆocus camに。するとなんと!! Jesus!!Lucaが前髪を上げているではありませんか!?いやぁ、びっくりしました...笑私の想像では、前髪を下ろしている大人しめの印象が強かったので、思わぬクラッシュ系へのイメチェンに、今回のコンサートへの熱が伝わりました!!容姿の変化に驚いている間もなく、曲は進行します。LucaのピュアなSoloとSmall Danielのhigh note、そして様々なパートが徐々に折り重なり、オーケストラと共にクライマックスへと向かいます。いやぁ、一曲目にしてビタビタに泣かせてくるじゃないですか...私が思うに、CDのLucaのSoloとコンサートではかなり歌い方を変えてきていて、コンサートでは序盤は少し抑え気味で突っかかりのないピュアvoiceで歌い上げているのですが、曲が盛り上がるにつれて感情をかなり入れて、声質も訴えかけるように変化していると思うんです。2番目に入った辺りからはかなり感情のこみ上げるような表現で歌っていて、LucaのSoloからパートが全体に受け渡される瞬間、歌詞でいうと"take us on high～～"でおそらく一番のhigh noteに達した時ですが、私的に一曲目にして今コンサート一番の感動pointでしたus on はああああああぁぁぁぁぁい泣泣泣,,,,,,,　　　　　　　　　　　　　　　　というような感じで...笑いやぁ、不思議な子だ,,　どうやったらこんな表現ができるんだろう,,,と、深く感動し一曲目が終わるのでした。そういえば、あんな素晴らしいSoloを歌いながら、親指をずっとスリスリしてる姿がすごく面白かったです...笑ずっともぞもぞやっているので、気になってしまって笑しかしLucaが輝くシーンはSoloだけにとどまりません。Lucaは普段、高音パートのchorusを担当している割合が高いのですが、chorusでもやはり至高の表現力は健在です。Ding Dong Merrily OnHighやSacris Solemnisのchorusも、バチバチのビブラートと清々しい高音で引っ張っていましたね!そして、Lucaの技量が特に光ったのは"Ave Maria"でした。Lewisがmain SoloでLucaとBig Danielがlead Soloのような形で支えながら歌っていましたが、Lewisの歌をつぶさないようにビブラート等は控えめに歌いつつ、高音ではしっかりと持ち味の突き抜けるような歌声で引っ張りました。この話の面白いところは、実は最初、Lucaが歌っているのに気づかなくて、TwitterでもBig DanielがLewisを支えながら歌っていた!!なんて書いたりもしたのですが、よーくよく聞くと「Lucaっぽい声も聞こえるな??　これはLewisの声なのかな?? あれ?!本当にLuca歌ってるじゃん!!」という感じで、気付いたのです。なぜ、すぐにLucaが歌っていることに気づけなかったというと、Lucaの「溶け込む力」が長けているからだと思います。普段Lucaが歌っていたら気づかないはずはなく、前述したようにある意味飛び出た歌唱でリードしているのですが、今回はLewisを前に立たせようと、自分の声を理解し調節していたのです。〇曲の中でも表現と声質を変えて、聴く人を曲に引き込む技術〇自分の声を理解・調節し、神隠しのように溶け込む技術これらの技術をこの年で扱いこなすのは、本当にすごいなぁと、思います。そんなことを考えていると、コンサートは終わりに近づいていました。Lucaを先頭に、Freddy, Victor, Big Daniel, Ludwikで歌い上げた"Nearer My God"は、鳥肌モノでしたね。深く感動してしまいました。かなり長くなってしまいましたが（笑）、以上がコンサートレポートLuca ver.でした。[おまけ]彼のレアなおちゃめな一面も見ることのできる、Luca公式YouTube channelの紹介です!!Luca BrugnoliLuca Brugnoli: Eat, Sleep, Sing, Compose, Dance, Perform & Repeat "I can't really explain it I haven't got the words It's a feeling that you can't control I suppose it's like forg…youtube.comもちろん彼の素敵な歌も聞くことができますよ!!私のおすすめは、Andra DayのRise Upを歌った映像です。Rise Up (Andra Day) cover by Luca Brugnoli 11yrs (2021)Here's my cover of Rise Up by Andra Day. This piece means a lot to my family and friends post pandemic. I hope you enjoy it as much as I have recording it. LByoutu.beLiberaにいるときのLucaとは少し違った一面がのぞけるかもしれません!!Like&Subscribeしましょう!次回の主人公はJoseph, Lewis, Morganの新戦力です!!それでは、bye for now!※写真はLibera本国公式、Calleryより。※2021 concert以外のものも掲載しております。
24Dec
- [Freddy] 司会、SoloにSoliに大活躍!!
  Welcome your visiting24th Dec. 2021No.1St John's Smith Square concert 5th Dec. 2021Concertレポートです！まずは何といっても贔屓のFreddyから...いきなりVesperaのLucaのfocus camでFreddyが背後に！（結局このコンサートはこんな感じで抜き打ちFreddyがたくさんでした...笑)去年に続き、2番目の司会に登場！後ろにいる変声期を迎えたお兄さんたちを”The Bigs”と冗談交じりに紹介するほどの余裕があります...笑共に司会を務めたLaurenceとは同期だったんですね。お兄さんたちとmini boysがいったん抜けて、次はメインメンバーのステージ。FreddyとLaurenceがふたりとも前に出ている状態で曲がスタート！これは期待していいのか!? Soloか? はたまたSoliか?と、淡い希望は曲が少し進むと編成移動で打ち砕かれます...笑笑（予定通り、Liberaが誇るArtist&YouTuberのDominickが完璧に歌い上げます）Dominickすげ～。Dominickのコンサートじゃんなど思っていたら......（この間のBig Daniel, Lucaやもろもろ若手の躍進レポートは次回以降のブログでゆっくり書こうと思います）コンサートも大詰めに差し掛かったところ、急にオーボエ・クラリネットのマイナー和音が！ちょっと！！　いきなりすぎて心の準備が...そう、このSacris Solemnisは今回発売のアルバム"If"に収録されている、CD収録では初めて、満を持してFreddyがSoloを務めあげた曲です。あああ... Freddyが胸を張って歌っています（泣）口を大きく開けて、大きな目ももっと大きく開けて、懸命に表現しています。Soloが進むと、Freddyを中心に残し、他のメンバーは後ろへ下がっていきます。スポットライトを浴びて、立派にSoloを歌い上げるその姿は、感動でした。もう、FreddyのSoloは今回で見納めなのかなあ...などと、いらない心配をよそにFreddyはSoloを無事、歌い上げました。ふぅ。と一息ついたと思われる間の後に、後ろのメンバーの輪に戻ります。そういえば、2020のコンサートはこんなに舞台上の動きが無かったような...やっぱり、Breakthrough感染が拡大しているとはいえ、去年より事態は収まりつつあるのかなあとも思いつつ、2014年のLibera in Americaのような壮大なステージを見てみたいなあと思いました。曲は終盤に差し掛かり、Lucaに高音の箇所を歌ってもらい、最後に"gaudia"とFreddyが歌い切り、曲が終了。私の中では、もう拍手喝采、スタンディングオベーションです。Freddy、頑張ったね。報われたね。立派だったよ！すると、間髪を入れずに去年のmini boysのJosephと共に、最後の司会にFreddyが登場。曲紹介と、粋な挨拶を済まし、輪に戻っていきます。私がこの年齢のとき、こんな大役務められたでしょうか。Freddyより６or７歳年上ですが、彼がよっぽど大人に見えます...笑すごかったよ！フレデイ！笑（Japan official Fan-Club 2021 Year book内Fanへのmessageより）そういえば、弟のThomasも今回のコンサートでちゃんと歌っていました！尊敬している先輩はどうやらLucaみたいだけど、お兄さん司会にSoloにすごかったぞ～！Freddy&Thomas兄弟の健やかな成長を願って、初ブログとさせていただきます。※写真はLibera本国公式、Calleryより。※2021 concert以外のものも掲載しております。