久しぶりに母の記憶の話を。幼かった母が父親のBillとAmalie(2番目の妻)の仲を取り持とうとしていた頃の思い出です。
母がうまくBillが彼女のために選んだ髪飾りをプレゼントした後、Amalieはビーフシチューパイを持ってBillと母の家に訪ねてきました。母はその時のことを面白そうに話してくれました。
「私はAmalieにいてほしくて、ぜひ一緒に食べて行ってほしいと頼んだ。父は緊張してソワソワしてばかりだったけど、私が頼むのを聞くと、やっとの思いで"ああ…うん、ぜひ、どうぞ。その…僕も本当は…そうしてほしい…"と、言った。Amalieはそれを聞いて嬉しそうだった。それで、私たちは3人でAmalieのパイをいただいたのだけど、父はドギマギしてしまって、まともにスプーンも持てなかった。持つまでに何回も手を滑らせてしまって」。
いかにもBillらしいですね、後年Sandraからアイスクリームをもらった時も固まったまま、食べられなかったけど、好きな人の前では極端にアガってしまうみたい。
当時の母(4歳)の日記にも、このことが書いてあります。
📝 「彼女(Amalie)はパイを持ってきた。茶色の抱擁って匂い。彼(Bill)は"ありがとう"と言ったけど、いつまでもスプーンばかり見てた。あたしは言った;"食べてよ。さもないと彼女、パパが怖がってると勘違いしちゃう"」。
(1972〜73年頃)
そして傑作なのが、Amalieが帰った後の会話。Lisaの日記にそこも載ってるので、お見せしましょう。
📝 「あたしは"アップルパイ食べたわね"と言ってみた。彼はあたしを見て、"そう?"。あたしは言った;"パパ、ビーフシチューパイよ"。彼は"うん"。あたしは"あたし、アップルパイって言ったわよ?"。彼は"うん"。あたしは"分からなかったの?"。彼は"いや、知ってる"。あたしは"じゃ、どうして?"。彼は"きみが微笑んでるから"」。
これは笑えますね! Billってば、味が分かってません。しかも、答えが支離滅裂。アップルパイとからかったことは、母自身が記憶していて、同じ記述が当時の日記に出てきて喜んでいました。
・Billはとてもはにかみ屋さん
それにしても、Billって可愛い…💕
