異例の事態 「翁長知事死去」海外メディア続々報道のワケ
日刊ゲンダイDIGITAL 政治・社会 政治ニュース 2018年8月14日

 

海外メディアはしっかり見ている(C)共同通信社

 

 翁長雄志知事の死去に伴う沖縄県知事選の日程が13日、9月13日告示、30日投開票と決まった。安倍政権がゴリ押しする米軍基地新設の是非を問う「弔い選挙」となるのは確実だ。

 大手メディアは伝えようとしないが、驚くことに、海外メディアが翁長知事の死を大きく報じている。

 米AP通信は〈知事は、小さな島に過重な米軍基地を抱え、基地移設に反対する人たちに応えるため職務を遂行しようとしていた〉と報道。このニュースを、米紙ニューヨーク・タイムズなどが引用した。ワシントン・ポストも翁長知事のこれまでの功績を紹介。仏紙ル・モンドは、安倍首相を名指しし〈米国が哀悼の意を示したのに後れを取った〉と批判している。しかも、いずれのメディアも、小さな“ベタ記事”などではなく、大きく扱っている。

 さらにゴルバチョフ元ソ連大統領は、琉球新報に〈彼の活動の基本方針は、平和のための戦いであり、軍事基地拡大への反対と生活環境向上が両輪だった〉と、翁長知事への“熱い”思いをつづった追悼文まで寄せている。


 一県知事の訃報を海外メディアがこぞって報じるのは異例なことだ。14年3月に前山口県知事の山本繁太郎氏が死去した時と、15年12月に前広島県知事の藤田雄山氏が亡くなった際は、ここまで大きく報じられることはなかった。

 なぜ、海外メディアはここまで大きく翁長知事の死去を報じているのか。元外交官の天木直人氏はこう言う。

「海外メディアが注目するのは異例のことですが、ある意味で当たり前のことと言えるでしょう。民主主義国家において、住民がここまで反対している計画を押し切る政府は、安倍政権をおいて他に見当たらないからです。安倍政権の沖縄に対する態度を冷静に分析しているのでしょう。海外メディアは秋の総裁選にまで注目しているといいますから、今後、さらに論調は厳しくなるかもしれません」

 恐らく、海外メディアは、沖縄に対する安倍政権の態度を弾圧のように見ているのだろう。もし、9・30の「弔い選挙」で翁長知事の遺志を受け継ぐオール沖縄が敗れたら、海外メディアは、日本を特殊な国とみるのではないか。

 

=== 日刊ゲンダイDIGITAL 記事(ここまで)===

 

以下、文責:マリヤ・マグダレナ

 

オウム信者の大量処刑、森友・加計問題、伊藤詩織さんを強姦した山口敬之を国家権力を使って逮捕を中止させて問題で安倍晋三首相が李氏朝鮮のような身贔屓な対応をしたことで、すでに日本は海外メディアから特殊な国とみなされています。

J-NSC(自民党ネットサポーターズクラブ)を使い、ネトウヨを扇動して、SNSで安倍晋三を批判する良識的な国民にいやがらせしていることは、海外でよく知られています。

安倍晋三首相によって日本国民の名誉は大いに貶められています。

かような人物を再び党総裁に選ぶ自民党は異常です。

あらゆる選挙で自民党・公明党議員を落選させないとこの異常な事態は続きます。

日本を国際社会で名誉回復させるためにも、選挙では自民党・公明党議員以外の候補者に投票しましょう。