今朝聞いて、「たしかにそうだったな…」と思ったことが、一つ😇😇😇
それは雇用しているノルウェー系アメリカ人のボディガードで、昨日はアメリカのLabour Day(労働者の日)という祝日だったから休暇を取っていた、超ハートフルなオープンマインドが自慢のジョージおじさんから言われて気づいたことなんですが、当初の話題だった「アメリカにあって、英国にないもの」から転じて、「では、アメリカにあって、各国のあらゆる品々が流通している日本にないものは?」というネタを振ってしまったところ、このおじさん…現在のボディガードになる一つ前の仕事では、G4Sという民間軍事会社の役職付き社員となり、民間人ながらも武装し、日夜「ヤバい連中」と戦闘していたものの、さらにその前、つまり、祖国アメリカにいた頃はFBIの狙撃チームに所属していた本物のスナイパーでもあったため、その時に人間界の極悪人たちを見すぎてしまい、日頃のハートフルな思考はどこへ行ったのか、日本にはバカンスのトランジットで立ち寄ったことがあるというから、アメリカにあって日本にないものを挙げさせたら、このおじさんは真っ先に、それも輝く笑顔で、「アメリカにあって日本にないものといったら、まず麻薬の販売店ですね!アメリカにはお菓子とか、タバコを扱う隣に置いてあったりしますよ!他にも武器屋が見当たりませんでしたね!アメリカでは犯人が武装していた場合、駆け付けた警察官でも銃撃戦に加勢するでしょう!そうなった時、武器が足りなければライフルだって買いに走りますから!それとですね、ピザ屋が少ない!」と言い放ち、最初の二つ、麻薬店と武器屋は無くて結構なんだけど、日本って、ピザ屋さんが少ないと思いませんか?😂😂😂
日本の会社に勤務していた頃の身近なピザ屋さんといったら、東京都内でも「ドミノピザ」と「ピザハット」くらいしか、店舗そのものが見当たらなかったように記憶しています😂😂😂
他にも、ジョージおじさんは「コンビニにコンビーフが売ってないんですね!あと、これは人種なんかもありますから仕方がないですけど、マクドナルドの商品が小さい!」といい、それは確かに、身長191cm、体重90kg、50代にして体脂肪率12%なんてロック様体型のおじさんからすれば、大人で身長150cmほどの女性でも完食できる日本のマクドナルドは、キッズサイズかハッピーセットみたいなものでしょう😂😂😂
しかし、もう一人雇用しているギリシャ出身のボディガードで、ただいま恋人のリアムが不在にしている寂しさからやつれ始めた、天使のような少年顔の美青年・ヴァシリオスは、このジョージおじさんがした発言に対し、「ゲオルギウス、そろそろアメリカの悪しき習慣は忘れた方がいいですよ?麻薬店や武器屋なんて、ここ英国にもギリシャにもないんですから。それに、筋肉バカのあなたはコンビーフもマクドナルドも体に悪いからと、ほとんど食べたことがないじゃないですか。どうせあなたのことですから、フルーツが食べたければ自宅の果樹園からゴリラみたいにもぎ取って、ビーフも自家農場でしょう?」と諭したものの、「キングも俺と大して変わらないでしょ!いや、キングは一族全員が金持ちですから、欲しいフルーツのためなら果樹園丸ごと買い取っちゃうとか、デカいワイナリーでオリジナルワインを作っちゃうんでしょうね!」と、珍しくおじさんに反抗されてしまい、この天使がトドメの一言として言い放った言葉は、なんとこちら。















「買い取る?農業も放牧もできない者がそんなことをしては、結果的にその方の財産や持ち物に損害を与えてしまいますから、僕の父はEU諸国中の契約農家から買い付けて、空輸してもらっていましたね」















さすが、ギリシャでトップの資産家ともなると、やることのスケールが違う😂😂😂
ピザ屋さんがある・ないだけでも丸一日は語り尽くせそうなスウェーデン人の私には、到底考え付くことではありません😂😂😂
ジョージおじさんとヴァシリオスは、このあともまだまだ静かに言い争いを続け、「他者の財産や権利に気を配れないのは成金」だとか、「ビーフを食べるなら犬も食べるに違いない」というヴァシリオスに、ジョージおじさんから「リアムがいない寂しさによる反抗期」だと言い渡され、何も言い返せなくなった天使が、ちょっとかわいそう😂😂😂
この、「牛と足の数が同じなら、犬でも食べるんだろう」というヴァシリオスの発言を聞き、人間の言葉を理解することはできなくても、持ち前の賢さを活かし、察する程度のことならできたのか、一家のアイドルこと子犬のアーサーはジョージおじさんからサッと距離を取り、最初に迎えられた家庭で虐待され、臆病になってしまった同い年の兄クリストフを背中で庇う姿を見て、やっぱりアーサーは賢い頭脳と勇敢な心を持ったパピーだと思った私って、相変わらず平和な脳みそをした幸せ者だよね😅😅😅
言い合う二人に、超病弱なギリシャの美青年・ラザロスは、「お二人とも、今日は争いたい気分だということならわかりましたけど、名前からして貧乏人の僕にもわかるような、もっと簡単で、庶民的なことで言い合ってくれませんか?僕なんて、"お金がなくて食べる物すら買えないから、目の前にいる野良犬の命をもらうしかない"と思ったところで、お肉にアレルギーがあって、穴に籠るうさぎみたいな生活しかできないんですから…」と言っていて、ファルが投資に失敗したり、自ら命を絶ったりしなければと思う一方、ヴァシリオスという経済的な支援者がいてくれて良かった、今朝の朝食はこちら。

※この「ラザロス」とは新約聖書において、主イエス・キリストの親友であり、多くは「金持ちと貧乏人」の例えとして使われるものの、キリスト教では清貧を心がけるため、親友を貧乏人呼ばわりするなんて…と、心を痛める必要はない。



Simple Apricot Galette.

未だ猛暑日の連続だという、ヨーロッパの最南端に位置するギリシャやアジアの日本とは違い、ここイングランドの夏はすでに終了しているような気もしますが、まだアプリコットは元気にしてくれていたので、シンプルなガレットを作りました😊😊😊💕

今朝はヘリオスの部下になったばかりであり、勤務していた日本の会社では問題児となっていたミサとサナが寝坊したため、ワーキングホリデーで語学学校にも通っている真っ最中だからと、今回もヘリオスがこちらを保存容器に詰め込み、稀に見る猛ダッシュで出発😇😇😇

ヘリオスって、興味がなくて女性とはほぼ関わったことがないと言いながら、やることは娘想いな、優しいモルみたいだよね😇😇😇

いえ、年齢だけならヘリオスの方が10歳ほど若いティーンエイジャーだから、まだ少年のような見た目をして、精神年齢は大人ってことかな😇😇😇

運動神経はお世辞にも良い方ではないと言っていた通り、今にも転びそうになりながら走り去る彼女たちを見て、今だけでもいいから、オリンピック候補生にもスカウトされた経験がある、ヘリオスの超俊足を分けてもらえれば良かったのにね…と、心の中でのみ、そっと言っておきます😇😇😇


今日は家事代行としてこの一家に居候しているギリシャの美青年で、実は超エリート一家の生まれでもあれば、短距離走も長距離走も超速い、超俊足のスプリンターでもあるヘリオス(19)は日曜日の代替休暇となり、珍しくショッピング以外のお出かけをしてくる、とのこと😊😊😊✨
あの…最近のティーンエイジャーって、それもまだ19歳とお肌も水を弾いて瑞々しい、透き通った美肌の美青年って、どこで遊ぶんだろうね?😅😅😅
思慮深くて賢いヘリオスのことだから、例えば本屋さんとか、オシャレなカフェとか、パン屋さんやお菓子屋さんとか、今時の男の子らしく、CDショップとかだったらいいな…という、私マリアおばさんなりに謎の期待を寄せていたところ、非常に察しが良くてお利口な息子でもあったりするため、ヘリオスは「お給料をいただいたので、お花を買って母のお墓を掃除しに行ってから、帰りに雑貨屋さんに行って来ます😊✨」と、今時の息子にしてはお利口すぎる発言を残し、元気に出発😂😂😂
しかも、車で行くとギリシャ正教会の駐車場が狭くなってしまうからと言って、「ここからは割と近い位置にありますし、時代はエコですから、ランニングを兼ねて走って行こうかと😊💕」という、あまりにも優秀すぎる発言を聞いてしまうと、サイクリングもするとはいえ、普段はスポーツカーや大型バイクに乗っているなんて、私は恥ずかしくて言えません😂😂😂
ちゃんとスーツを着て、慣れた革靴を履き、颯爽とロンドンの青空の下を駆けて行く姿を見送り、ふと振り返ると、今日は在宅ワークしていた夫の下級生で、実は養子の末っ子だったことがわかっていると同時に、強面のイケメンなのに悪ガキの秘書・ヒューゴがヘリオスの残した言葉に対し、「彼、若いのに良い子ですよね。僕は実のマミィがすでに亡くなっていると聞きましたけど、だからといって、せめてお墓参りに行きたいなんてことは思えなくなりましたし、養親たちが死んでも、たぶん悲しむことすらないと思いますよ」といい、それは彼らの行いが悪すぎたからそう思ってしまうだけだと、生前は学芸員だったモルとモラハラ一族では、家族の絆も周囲からの人望も人徳も何もかもが違うだろうと、彼らを忘れることも一つの方法だと、この末息子には教えておきたいところです😂😂😂
まだ35歳と、多くの夢に溢れていたはずのヒューゴだったんだけど、実のファルは現在89歳で、不倫の末に当時19歳の大学生だったモルを妊娠させ、その責任も取っていなかったどころか、過去にあれは遊びだったと発言していたことまで知ってしまい、ク○野郎のク○ッタレが父親だなんて信じたくもないというところは、イケメンらしく全てが身綺麗な男で良かったと思う、今日のフィーカはこちら。



Mashmallow Brownies.

ヒューゴは長身&強面のイケメンだというのに、意外にもマシュマロが大好きという、誰よりも甘ったれた末息子だったりするので、今日は秘書のリクエストを優先してあげようと夫のゼノが権利を譲ってくれたことだし、このバカ息子が大好きなマシュマロのブラウニーを作りました😅😅😅

ハイ、イケメンが好きな私の「評価」が下がっていると思われた場合、またこのバカが超くっだらない悪さをしたか、もしくは子供じみた下ネタを言ったかの、どちらか😇😇😇

このバカ息子を相手にしていると、1日に5回くらいの頻度で、くだらなくて超どうでもいい、股間の下ネタばかり聞かされるハメになります😂😂😂💢
背が高いくせに、股間が小さいことを棚に上げるんじゃない😂😂😂💢

お墓参りを終え、本当にランニングとウォーキングを楽しみながら帰って来たヘリオスは、もう本当に人間性が優れていて、まずは毎日美味しい食事を作ってくれることのお礼にと、わざわざ私にまで小さなブーケを買って来てくれた他、雑貨屋さんでいい物を見つけたからと言って、日頃から命の恩人で兄代わりと慕うヴァシリオスと、ただいまアクセル全開で超オープンな恋心を抱いているヒューゴに、私の母国スウェーデン発「クリンタ」の、マッサージキャンドルを買って来てくれました😊😊😊💕
ヴァシリオスならその…本当にヘリオスの命を救ってくれたようなものだから、感謝とお礼のプレゼントをしたくなる気持ちはわかるんだけど、何もしていないのに大切にされるヒューゴって、やっぱり末っ子だよね😂😂😂
愛していたはずなんだけど、ワイフがビッチ過ぎたと知って逃げるように離婚し、今はシングルファーザーになって育てている一人息子・ジョージ(1)のお世話もしてもらっていたり、バカなことを言ってもサッとフォローしてもらえたり、くだらないことを言ってもやっても許されるなんて、度を超えた末っ子と評判のヒューゴには特技だと思います😂😂😂
そして、ただいまこの一家を離れて不在にしているプシュケの居候で、ヴァシリオスという、それはそれは手厚くお世話してあげる恋人を迎えたというのに、離婚手続きが進んでいるワイフのお嬢さんが大事故に遭ってしまい、スウェーデンのホリデーを途中で切り上げて帰国し、現在はここイングランドのリーズに止まることになった、人類史上、稀に見るパーフェクトなイクメンの末っ子リアムがいないことで寂しさが募り、たった8歳と13歳で家族や親族を失った日のことを思い出してしまったのか、眠れないといって目の下には特大のクマができ、もともとあまり食べる方ではなかった食も細り、ゲッソリやつれてしまったヴァシリオスのためならとヘリオスが奮闘し、リアムほどではないけど手厚く、それもせっせと、ついでに「強く逞しく、筋肉の付いた大人の男の肉体に触れる」ことを楽しみながらマッサージをしてあげたりしていて、これで天使も、少しは眠れるでしょう😅😅😅
ヘリオスって、賢く思慮深い真面目な美青年なんだけど、恋が関わった途端に暴走する癖を持ち、やることなすこと「オス」になるのは、まだ早いんじゃないかと、マリアおばさんはヘリオスの長い人生が早く老けてしまうんじゃないかと、さすがに見ていてちょっと心配になっちゃう😂😂😂
でもね、大学で哲学の教授をしているファルと、数年前まで学芸員だったモルを両親に持ち、自身も大学では哲学と美術を学んでいたから、細くても筋肉質な、それもギリシャの元SPという経歴を持つ、美しい見た目に反して超ハードボイルドで屈強なヴァシリオスの肉体に触れるという行動は、小さな芸術家としての想像力が掻き立てられるのか、若干鼻息も荒めに(※哲学者と芸術家には○態が多い)、「サー・ヴァシリオス!ここの筋肉って、もう少し隆起するんでしょうか!」「ここの筋って、鍛えたんですか?」「腕の血管って、何歳くらいから浮くものなんでしょうか!」と質問しまくり、そうか、これは男にセクハラしてみたいのではなく、まだ自分自身が19歳と若くて知らないから、そういった身体的特徴を有している大人から聞きたいのかと、純粋に芸術を追求したくて言っているのかとヴァシリオスも気付き、自身も絵画のモデルをした経験があるからとヴァシリオスも教え、さらにはお絵描きが得意でプロレベルだと専門家たちからも評判となり、最近ではコレクターまで複数付いている夫のゼノも協力し、かなり実戦に活かせるハイレベルな講義が始まったりもしていて、マリアおばさんは付いていけません😂😂😂
大学で学ぶより専門的だと感動するヘリオスを見ていると、プロの画家のモデルになり、絵画だけで食べているプロの画家からも認められているゼノから習えば、それは「知識」というものに「真実」が加わるから、頭でっかちな知識を身に付けるといった愚行は防げるよね😅😅😅
お肌もツヤツヤしていてハリがあり、雪のようにキメも細かく、白く透き通ったお顔は頬と唇だけがバラ色で、まだお手入れなんてしなくても乾燥すら知らない若き青年には、真の大人から質のいい知識を学んで欲しいと思う、今夜のディナーはこちら。



Stuffed Pepper.

夜はヒューゴが一時保護している心優しい長男(8)のリクエストにお応えして、日本でもお馴染み、ピーマンの詰め物を作りました😊😊😊💕

この一家にはお肉を食べるメンバーと食べないメンバーに加え、夫のゼノとラザロスにはお肉にアレルギーがあるから、今夜はお肉ありとなしを作り、みんながハッピー😊😊😊💕
これからハロウィンの時期になるにつれ、こちらでは定番「ジャック・オー・ランタン」の目と鼻を模った、赤いピーマンたちが姿を現します😇😇😇

哲学と芸術、短距離走と長距離走の他に、ネイティブレベルに話せるアラビア語やフランス語など、実は語学も堪能なヘリオス😊😊😊✨
逆に、理科と数学なら成績もそこそこ良い線までは行ったものの、パソコンはあまり得意ではないといい、その原因について、「僕はパソコン嫌いな両親を見ていますし、父は哲学者で偏屈なところがありますから、なんというか、パソコンは人間にとって悪い物という認識がありましたね」といい、父方のお祖父様はギリシャ陸軍の中将を務めた方だし、ファルも秘書的な役割の人がいてくれるなら、覚える必要がなかったということでしょう😅😅😅
しかし、ギリシャ人とはいえヘリオスは英国生まれの英国育ちで、ギリシャにはバカンスくらいでしか行ったことがなかったため、祖国に残った父方の祖母と母方の祖母、母方の祖父がどれほど高名な方々だったのかなんて知らず、まず哲学の教授をしているファルのことは、「子供の頃の僕は本の山に埋もれて過ごす父を見て、父は本屋さんの店主なんだと思っていました😊✨」と言ってみたり、ギリシャ陸軍の中将という、大変厳格なお祖父様を射止めたお祖母様のことを「祖母はお金がなくて学べない子供たちに勉強を教えていましたが、肩書としては祖父が一生忘れられないお嫁さんです😊✨」と言って、実は某司教の愛娘だったり(つまり、お祖母様は立派な聖職者の娘だった)、何かと年中ボケ担当なところは、余命宣告を受けたばかりでもある、ヒューゴの義理の伯父さんとそっくりで、多趣味な息子に育つと、感覚が他の人たちとはズレてしまうのかもしれません😅😅😅
この、輝かしい笑顔の裏には、まだまだツッコミどころのある話題が潜んでいるに違いないと、ヘリオスと一緒に暮らし、毎回とんでもない話を聞くことになる私たちは、肝を冷やすばかりです😅😅😅
父方の祖父母と両親が陸軍中将、聖職者の娘、哲学教授、学芸員と来たら、母方の祖父母とは、何をしていた方なんだろうね😇😇😇
家事代行の仕事とは関係のない、非常にパーソナルなことだから、詳細を根掘り葉掘り聞くつもりはないけど、気になる😇😇😇

God natt...