今朝知ってしまった、この一家に滞在している某末っ子が有する、超くだらないとしか言葉が見つからない、ある特殊な特技が一つ。
ことの発端は、雇用しているギリシャ出身のボディガードで、天使のような少年顔の美青年・ヴァシリオスが、おでこに生まれて以来「初めて」のニキビができたと騒いでいて、この天使は絶対にストレスが原因だと思って疑わなかった、私たち😇😇😇
ヴァシリオスは美しいと評判だった姉が二人いる末息子で、超美人女優と人気者だったイタリア人のモルと、ギリシャではトップクラスの資産家で超イケメンだったファルを持ち、両親共にハイブランドのショーモデルを務めたことがあるという、誰が見ても「美のサラブレッド」なのに、33歳になって初めての肌トラブルが発生しただなんて、これはほぼ確実に、生まれて初めてできた恋人で、人類史上、稀に見るイクメンの末っ子リアムを子供たちに奪われて止まないストレスから、とうとうニキビができてしまったんでしょう😇😇😇
心から恨めしいといった、愛が足りずに育つシャムの仔猫のようなむすっとしたお顔をしながら、ヴァシリオスは「リアムが僕のことを大事にしないで放っておくから、僕の肌が荒れちゃったじゃないですか…」と不満を漏らし、苦情を申し立てられた当のリアムは何事もなかったかのように、それはそれは軽やかな声を上げて笑い飛ばしたあと、「ごめんなさい、バジル!僕にお世話して欲しかったんですよね!」と理解を示し、今日は全ての予定をキャンセルしてでも、かわいい恋人を最優先に甘やかしてあげようと決めたところは、さすが、手厚く行き届いたイクメン😂😂😂
ここまでなら、互いに誠実な愛を育んでいる真の恋人たちがすることなので、セクシャリティがどうこうとうるさい事は言わず、今の時代は温かい目で見守ってあげるべき、ですよね?😇😇😇
しかし、周りの空気を全く読まない末っ子がこの一家には存在していて、その正体は「末っ子星」からやって来た"かまってちゃん星人"こと、訳あって私たち夫婦と同居している夫の下級生で、秘書の悪ガキ・ヒューゴただ一人😂😂😂
なぜこうも毎回毎回、ヴァシリオスがやっとの思いで恋人のリアムを手に入れ、勝ち誇ったキティのお顔で微笑んだ時に限って、このバカ息子は決まって熱を出すのか、私にはわかりません😂😂😂
今日も頭が痛いと同時に、このバカ息子には呆れて言葉がない、夫😂😂😂
こうなったら、一家のチーフコマンダーこと私マリアおばさんの手で、このイケメンなのにバカな末息子を徹底的にこき使い、いつも以上に家事の他、ヒューゴの一人息子・ジョージの育児や教育にも取り組むよう促し、ちょっとは成長と進歩と学習をするよう、取り組ませようかな😅😅😅
ヒューゴは在宅ワークが基本とはいえ、週の大半で仕事をしているから、リアムのイクメンっぷりに甘えてジョージを任せっきりにしていて、気づけば丸一日、一度もジョージのオムツを替えていなかったなんてことが平気で起こるため、この末っ子には遠慮を一番に覚えさせたい、今朝の朝食はこちら。



Fruit Dip.

今朝は一家全員、ヴァシリオスの整ったおでこに人生初のニキビができるという、今までにないほどの大きな衝撃が走り、恋人でイクメンのリアムとメニューを話し合った結果、こんな時はビタミンを欠かさずに摂ろう!ということで、たっぷりのフルーツとディップソースをセットにしました😊😊😊💕

ボードにはフレッシュなストロベリーとラズベリーに、アップル、キウイ、パイナップル、ブルーベリー、グレープを盛り合わせ、ディップソースにはナチュラルなクリームチーズと甘いマシュマロクリームを混ぜ込んだ、ヘルシーでも栄養価とボリュームは満点のメニュー😊😊😊💕

リアムにかわいがってもらえたことで、ヴァシリオスは心から幸せそうなお顔をしていたから、全てがこれで良かったことにします😂😂😂
ヒューゴはマシュマロが好きだけど、このイケメンにはまだ、ご褒美はあげなくてもいいかな😇😇😇

ジョージは6月24日に1歳の誕生日を迎え、ただいまトイレトレーニングを始めたばかり。
というのも、ジョージはまだ1歳になったばかりの年齢だというのに、身長だけは4ヶ月ほど先の未来を生きているといいますか、さすが、生まれた時の体重が4,900g近かったことも手伝い、現在は体重のみ軽めで横ばいのまま、すでに14-16ヶ月ほどの長身を誇り、そのおかげでできることが他より非常に多くなって来たので、ジョージが生きる上で得をすることなら、サッサと教えてしまおうじゃないかという考えが私とヒューゴで、手厚いイクメンのリアム園長先生からゴーサインが出たため、ジョージに楽しく教えて「もらって」います😂😂😂
あの…リアムって、やっぱり育児経験は世のモルたちより豊富なベテランとあって、幼い子供たちの扱い方が本当に上手で、赤ちゃんなりのプライドをきちんと保ちつつ、サッとやる気レベルを満タンに整え、子供たちが自発的に「これやりたい!」とリクエストするまで持っていくのが超スムーズで、そのおかげでジョージが拗ねちゃったり、癇癪を起こすこともなし😂😂😂
まあ…私みたいに、気づけば大人たちがトイレの使い方を教える「前」に、1歳で勝手にトイレを使っていたなんてむしろビックリベイビーで、あれは当時ママが飼っていた3代目・黒猫のエラが変わった育児方針をしていたこともあり、ママの育児事件簿には、「猫にトイレを教えてもらったドッテル」が追加され、当時のエラは株も上がりまくり😂😂😂
人間のトイレを、人間と全く同じように使いたい猫だったからね、当時のエラ😂😂😂
自立していた彼女は、生後12ヶ月を目前にして、まだオムツを使っているご主人様の娘が信じられなかった節があり(猫は大人の年齢だもんね…)、私を見て、「まあ、お嬢さんったら!なんてみっともないのかしら!」とでも思ったのか、親切にトイレの使い方を、人間の娘に教えてくれました😂😂😂
人間の私が相手でも、ちゃんと自ら正しい手本を示してたらしいよ、彼女😂😂😂
そんな話をつい先日、スウェーデンに一時帰国&バカンスで行った際にママやお父さんから聞き、ジョージのゴッドマザーになった私とシングルファーザーのヒューゴ、ベテランのイクメンと評判のリアムでよく話し合い、ジョージが嫌そうにしていなかったらトイレトレーニングを始めてしまおうと決めたところ、ダディのヒューゴは依存しまくりの末っ子だというのに、ジョージはイクメンのリアムから手厚いお世話をしてもらえている甲斐あって自立も早く、逞しい独立心も旺盛と同時に、見事な破壊神っぷりを発揮することも忘れません😅😅😅
昨日はリアムがオムツをタワーにしてあげたら、今のジョージにとっては心強い味方で、お腹が温かくなるからお気に入りのアイテムなんだけど、一方で大人への強い憧れでもあるのか、自立を妨げる憎きアイテムとでも言いたげにしながら、全身でタックルしてたよね😂😂😂
これはダディのヒューゴに似て、将来はスポーツ優秀な息子に育つだろうし、そのうちラグビーにトライする日も近いことでしょう😊😊😊💕
そんなジョージの姿を見守りながら、影に隠れるように、リアムの恋人なのにかまってもらえない寂しさを日々募らせ、非常に恨めしいことだと、じとっとした目を向けているのが、天使とキティの顔を持つ、ヴァシリオス😂😂😂
今までの人生では、わずか8歳で両親と親族の一部を亡くし、13歳で姉たちと残りの親族まで全てを亡くして以降、唯一残った伯母さんと二人三脚でオリンピックの水泳選手を目指していたものの(※水泳でオリンピック候補生だった)、コーチのせいで完全に燃え尽きてしまい、第二の夢となった要人のSPに就いたあとはがむしゃらに努力を重ね、恋愛一つせずに生きて来た超ハードボイルドなヴァシリオスにとって、イクメンのリアムという存在は砂漠のオアシスにも等しく、カラカラに乾いて孤独を抱えた心を潤してくれる恋人をやっと手に入れたのに、リアムの手厚いお世話を求める子供たちの行列ができているだけでも涙を飲んでいるところ、自立しない末っ子のヒューゴまで頼り切っているなんて、由々しき問題に他ならないようです😂😂😂
ヴァシリオスに人生初のニキビができた原因は、リアムにお世話して欲しいと群をなす子供たちの他にも、ヒューゴのように自立を忘れ、甘えた大人たちが身の回りに潜んでいることも一つあり、この大人にどう自立を促していくかと考えたところで、養親たちの愛情不足が主な原因だとわかってしまった途端、厳しいことを言い続けるのはそれもまた違うのではないかと感じる、今日のフィーカはこちら。



S'mores Cookies.

私としたことが、熱を出して休んでいるヒューゴにも大好物を作ってあげようなんて、心は非常に優しく聖母みたいな気持ちが芽生えていたのか、なぜか意識なんてものはしていなかったのに、いつの間にか、イケメンなのに悪ガキの末っ子が特にお気に入りの、スモアのクッキーを作ってました😂😂😂

スレンダーな長身で、強面のイケメンで、超名門校を出たエリート紳士…までは良くても、悪ガキだけは治らない、バカ息子😂😂😂

ヒューゴは悪い顔をしながら、大好物のマシュマロ入りクッキーを目の前に、私に「レイディって、もしかして素直じゃないんですか?いいんですよ、僕を弟のように扱ってくれても?」と笑っていて、熱なんて秒で下げるつもりだそうです😅😅😅

こんな悪ガキの弟、手が掛かり過ぎて、頼んだって欲しくない…😂😂😂


生まれて初めてのニキビが発生し、持ち前の超バードボイルドな性格から、果たしてこれは潰すべきなのか、はたまたこのままの状態を温存し、自然と消滅していくのを待つべきなのかと、頭を悩ませていたヴァシリオス😇😇😇
確かに、夫のゼノは甘いチョコレートを食べ過ぎた時に限り、年に数回ほどと少ない頻度ながら、超美少年のパピーフェイスにポツッ赤く腫れたものが現れるんだけど、私もニキビなんてご大層なもの、人生で二回くらいしかできた試しがないから(※病気をしたのも最近になって一度きり)、「悪いものは排除しておくのがベスト」と言われている理屈で考えると、これは早々に潰して、中の膿を出し切った方がいいんじゃないかと思っちゃうよね😇😇😇
脳みそ筋肉で、細かいことは一切気にしない主義をしているヒューゴは、寄宿学校のハウス(寮)でニキビを意図的に、それもわざと潰し、「いったぁ!」と悲鳴が上がったところで、上級生たちから「君は自ら進んで痛い思いをするなんて、見た目以上にバカなのか?」と言われたといい、今になって「僕は思うんですけどね?あれって、潰さない方が良かったんですよ。ほら、毒も薄めれば薬になるっていうじゃないですか」と言っていて、ゼノたちと同じ超名門校で学んだ一流のエリートなのに、なぜその答えに最初から辿り着けなかったのか、バカな息子の典型例だった秘書を持つと、夫のゼノは苦労しかしません😇😇😇
どうやらニキビというものは、できることなら潰さず、触らず、清潔に保つことだけを心がけ、なおかつ保湿をしっかりこなし、手持ちの薬があればそれを付け、なるべく風通しを良くしておくことがベストなようで、ニキビパッチを推奨する賛成派のドクターと、反ニキビパッチ派のドクターとで、意見は激しく対立している様子😅😅😅
美容と皮膚のプロフェッショナルが対立してどうするんだと言いたくなるものの、これにはドクターたちそれぞれのバックグラウンドが異なるからだと推測され、男性ドクターたちは「できてしまったものは仕方がないから、生理現象だと思って諦め、隠さない派」が大半を占め、対抗する女性ドクターたちは「ニキビがあることでモチベーションが下がったり、周りにからかわれたりするのなら、誰かと会う時だけでもニキビパッチを!派」に分かれていることがわかり、私はそんなくだらないことでからかうバカ者は放っておいて、野ざらし&雨ざらしにしておく派に、一票を投じたいと思います😂😂😂
だいたい、他人の容姿をバカにする男女ほど、さほど充実した人生は送ってない😇😇😇
これについて、さすがリアムは手厚いイクメンだったことがまたまたわかり、自分がかわいい恋人を放っておいたことによるストレスだと早々に認めて謝った上で、せっせとニキビのトータルケアをしてあげて、ヴァシリオスが満足そうなお顔でにまっとするまで甘やかし、案外ニキビができるのはいいことだと、幸福感もたっぷりのキティフェイスを浮かべる恋人のことを、それはそれは大事にかわいがってあげてました😂😂😂
なんだか、男の子たちの方が幸福な恋愛をしている姿を見てしまうと、そこまで辿り着けるよう努力している私の他、悪い女に騙され、シングルファーザーになったヒューゴは超羨ましい😂😂😂
リアムから大切に扱われ、すっかり味を占めたヴァシリオスは、「こんなことなら、もっと早くニキビができてくれれば良かったのに…」と言っていたほど、リアムがしてくれる究極のお世話は、誰にとっても心地がいいんでしょう😂😂😂
常に、子供たちのためになるのならと立ち働くことを厭わず、どんな時も恋人のことまで大切にできるリアムがいてくれると、この一家の幼い子供たちとヒューゴ、そして、真の恋人であるヴァシリオスにとって、その存在はヒュッゲを通り越し、もはや至福であるに違いない、今夜のディナーはこちら。



Creamy Lemon Pasta.

初恋はレモン味…ではなく、甘く爽やかでジューシーな日々を送っているヴァシリオスのために、イタリア人だったモルを懐かしむ意味も込めて、クリーミーなレモンのパスタを作りました😊😊😊💕

私は子供の頃、今も変わらず「アラブの王子様」と呼んでいるアリに初恋しましたが、当時のアリはすでに恋人がいる美青年で、それはそれは淡い恋だったので、ヴァシリオスに初恋はどんな味がするのかと聞いてみたところ、少し悩んでから、「そうですね、クリスマスに奥様がお友達から送っていただいた、フィンランドのマリアンヌ(キャンディー)に似た味です。心がスーッと晴れて心地良くて、それでいて甘みはたっぷり詰まっている、何度でも味わいたくなるご褒美、といったところだと思います」と笑っていて、超羨ましい😂😂😂

私もここイギリスの超エリート紳士で、超美少年のまま一向に老けない、愛くるしいパピーフェイスを保ったゼノと結婚できたから、天使の惚気くらいなら、いくらでも聞いてあげます😂😂😂

ゼノがもうちょっと社交的で、もうちょっとシャイが改善して、もうちょっとだけチキンハートを克服してくれれば、文句なしでリアムと同レベルになれるんだけどな…😇😇😇

※これを、「無いものねだり」ともいう。


今日はヴァシリオスが所属しているギリシャ正教会で行われたイベントの一つに、2nd of Mattthewというものがあり、これは聖書にある「マタイの福音書、第2章」のことだと意味を理解した途端、ヒューゴが一時保護しているロシア系ベラルーシ人の心優しい長男(8)は、目をキラキラと輝かせながらヴァシリオスにお願いして、リアムと一緒に参加させてもらいました😊😊😊💕
長男は幼い頃、ロシアのモスクワにあるロシア正教会で洗礼を受けた記録はあるようだけど、今まで一度も教会に行ったことはなかったから、自分自身も以前いた友達と同じように、教会でお祈りできることが一つの喜びになってるんだね😊😊😊💕
こちらでは古くからキリスト教が根付き、今も神様を信じていないと「地獄に落とされる」とか、「天国には行けない」と習うため、小さな子供たちは心が純粋なうちだけでも一生懸命に聖書を学び、教会でお祈りすることが週末の恒例行事です😇😇😇
最近は無宗教の人口も増え、毎週欠かさず教会へと足を運んでいるヴァシリオスや、イングランド国教会の熱心な教徒である夫のゼノを見て、カトリック教徒から無宗教へと華麗なる転身を果たした者たちの代表として、雇用しているもう一人のボディガードで、パリピなノルウェー系アメリカ人のジョージおじさん(ハゲ頭)は、「キング!毎週毎週、教会に行き過ぎですよ!会社で開く次のスポーツイベントに備えて、ちょっとはトレーニングにも参加しましょうよ!この、社会性なし!」と笑い、昇進テストに備え、現在この一家でヴァシリオスから超ハードな詰め込みトレーニング(研修)を受けている、ラテン系アメリカ人にして実はほぼブラジリアンという陽気な青年も、「バジルさん、スポーツイベント!スポーツです、スポーツ!大事なことは3回!3回必要!」と言ったことで、ヴァシリオスに心から鬱陶しがられてます😂😂😂
ヴァシリオスたちが所属している警備会社のボスはアメリカ系で(※アメリカ人ではない)、社員は怠け者のイギリス人より、格闘技経験のあるブラジリアンが圧倒的に多いから、必然的に、世界規模で陽気な人口も増えてるんだよね😂😂😂
毎年行われる「リオのカーニバル」でも想像が付くように、ブラジル人って相当陽気な国民が多く、ついでにこの青年はモルがスタイル抜群で、過去にはあのカーニバルに出場しちゃったくらいの陽気な美人だから、バカだバカだと周囲に嘆かれている一人息子も、モルによく似てるはず😂😂😂
意外なことに、ヴァシリオスは恋に関してならイタリア人だったモルに似て、ちょっとどころかかなりの奥手でシャイボーイも兼ねているものの、サンバやカーニバルといった、「ド派手な装い」や「夏の露出、女性版」に関してなら、明るく朗らかな性格をしていたギリシャ人のファルに似て、正しい意味で参加者たちを褒め、その国が持つ文化を理解することだって忘れません😊😊😊✨
この、ギリシャの天使や陽気な息子たちが多数参加するだろうと予想されている、警備会社主催のスポーツイベントって、陽気と脳みそ筋肉しかいなそうで、進行役の社員は大変だろうね…😂😂😂
パリピなジョージおじさんの弟たちなら、本業が高級クラブのDJとか、結婚式やパーティーの司会者だと聞いたから、困った時は彼らを呼ぶか、ジョージおじさんに任せればいいかな😇😇😇
夏の思い出を増やすためにも、天使はリアムとイチャイチャできなかったら、スポーツイベントに備えたトレーニングにも参加してみるよう、マリアおばさんが促しておこう😇😇😇

God natt...