スウェーデンの一時帰国、6日目。
早いもので、バカンスの滞在期間も残すところあと1日となり、明日はここストックホルムを離れ、住んでいるイギリスのロンドンに戻ります。
もともと2週間を予定していたのに、経由したドイツのミュンヘンでイレギュラーが発生してしまったから、1週間になっちゃったんだよね😂😂😂
そんなドタバタの中でも、良い知らせというものはあり、ドイツで暴行事件に巻き込まれ、現地の病院に緊急入院した夫の下級生で、秘書のヒューゴは回復も目覚ましく、なんと今日、縫った頭の傷を抜糸することができました!😊😊😊💕
ドイツの病院にて、バカンスの途中に抜糸の時期を迎える可能性は提示されていたので、抜糸してくれたのは、捨て子だったママの兄で、外科医をしている叔父のルイ😇😇😇
7月3日までに抜糸してって言われていたから、イギリスに帰ってから病院を予約すれば大丈夫かな?なんて、全員が悠長なことを言っていたところ、傷口を確認してくれたルイに「これ、7月まで待ってたら取れなくなるでしょ…」と呆れられ、急遽抜糸してもらうことが決定😂😂😂
一族に一人しかいない姪が、ご近所では超ド級のおてんば娘と大評判だったことも手伝い、ルイは非常に臨機応変に対応することができるため、こういう時には頼りになる以外ありません😂😂😂
これで首が重装備になっているヒューゴも、頭だけはスッキリして、イギリスに帰国できるね😅😅😅
夫のゼノは、「ドイツのドクターがルイを知っていて、助かったよな。マリアが叔父様を思い出してくれなかったら、ヒューゴは頭から糸が抜けなくなるところだった…」と言っていますが、過ぎたことは忘れて、全ての帳尻が合えば、それで問題ないということにしておきましょう😊😊😊💕
ヒューゴの一人息子・ジョージも無事に誕生日を迎え、トラブルはいくつかあったけど、今回のバカンスは周りの優しさにも触れることができ、心の温かさにも気付くことができた、今朝の朝食はこちら。



Honey Chamomile Tea Cake.
昨日の午後、リアムとヴァシリオスが私のママからパン作りと料理を習っていたので、その際に作っていた、スウェーデン産のハニーとカモミールのティーケーキが今朝の朝食になりました😊😊😊💕
シンプルなバニラとハニーのケーキに、カモミール入りのシュガーグレーズ😊😊😊💕
イクメンのリアムと、料理上手だったモル譲りの腕前を持つヴァシリオスがセットになると、日頃から料理をし慣れているだけあって、こちらでは料理上手と評判のママをお手本に、女性より遥かにレベルの高いものを作ってくれます😂😂😂
器用というか、センスの問題というか、顔と収入以外は役立たずな息子の代表選手だった私の元恋人たちとは、大違い😂😂😂

明日はイギリスに帰国するため、今日は大急ぎでスーパーや雑貨屋さんを回り、お土産や必需品を買い出しに出発😊😊😊💕
夫のゼノはスウェーデン産のハニーが上品な甘さで大好きだし、私はイギリスでもスウェーデン産の紅茶を飲みたいし、お目当ての商品はメンバーそれぞれ、好みがあって楽しいよね😊😊😊💕
雑貨屋さんに行きたいメンバーは私たち夫婦の他、一人息子のジョージに木製品をプレゼントしてあげたいヒューゴと、甥や姪たちが総勢24人に、伯父さんと叔母さんの孫たちが総勢19人もいる、一家に住み着いたプシュケの居候で、人類史上、稀に見るイクメンの末っ子リアムに加え、リアムのかわいい恋人であり、私たちが雇用しているギリシャ出身のボディガードの、天使のような少年顔の美青年・ヴァシリオスも行きたいということで、ストックホルムでスウェーデンの工芸品を購入します😊😊😊💕
私がゼノのグラニーからお使いを頼まれ、リアムもかわいい姪たちにおねだりされているものは、古くからスウェーデンの森に住むとされている、怖ーい妖精、モルクスーガン😇😇😇
日本人はあまり知らない方々だと思うので、ちょっとご紹介させていただくと、こちら。



Mörksuggan.
こちらはウプサラで撮影された方で、ストックホルムの雑貨屋さんでも売っている、つつくとユラユラ揺れ動く、オブジェ😊😊😊💕
姿形は時を越えてもなお人気の作家、トーベ・ヤンソンが残した「ムーミン」を黒くしたような見た目をしていて、悪そうな目つきはフィンランドで人気No.2のスティンキーに似てるでしょう?😂😂😂
スウェーデンでは森の他、地方の農村などにも住んでいて、暗くなると静かにやって来るという人もいれば、悪さをすると森に引きずり込まれる…なんて言ったご近所さんもいて、お利口な子供には、ちょっと怖い存在😅😅😅
大人の忠告を無視して夜遅くまで外にいると、モルクスーガンが悪さをしにやって来るとも言われ、片方でもスウェーデン人の親を持つ子供なら、少なくとも人生で数回は脅かされます😅😅😅
大人になって、こういったオブジェを買い求めるようにな年齢になれば、評価はすっかり「かわいい」の一言に変わるんだけどね😇😇😇
ちなみに…私は叔父のシドが空軍の軍人(大佐)なので、あまりイタズラを繰り返すと、こちらのモルクスーガンではなく、「シド大尉に大砲の球にしてもらうわよ!」と言われて育ちました😂😂😂
つまり、私たちより遥かに悪ガキだったシドは、悪い妖精のモルクスーガンより行動力のある軍人、ってことかな😇😇😇
シドに「お前さんら、やりやがったな…」って睨まれたら、どんな子供であっても、一旦は悪さやイタズラをやめるからね😇😇😇
さらに、別の場所で見張っているのは、こちら。



こちらは幼馴染の一人、ファルがダーラナ地方出身の美女に送ってもらったもので、アーヴェスタ(Avesta)という場所にいる、世界で一番大きいと思われるモルクスーガン😊😊😊💕

アーヴェスタにはモルクスーガンの他、世界で一番大きなダーラナヘスト(ホース)もいるよ😊😊😊💕

ロンドンの自宅でお留守番している方は、こちら。



aarikka(フィンランド製)のツリーに腰掛けていらっしゃる、モルクスーガン😂😂😂

これは去年のクリスマス前、日本にいる友達のプレゼントにするのはどうかと思い、他の友達に見た目の評判を確認しようと撮影したもので、バランス良くツリーに乗せちゃったのは、夫のゼノ😅😅😅

自宅ではこちらの方が常日頃から、棚の上でユラユラと揺れながら、悪い子たちはいないかと見張っていらっしゃるので、一家のメンバーや訪ねて来たゲストたちからもキュートなエルフだと、賢い子犬のアーサーたちと並んで人気者です😊😊😊💕

夫のゼノは子供の頃から非常におとなしく、そもそも叱られるようなことはほとんどしないお利口さんでしたが、ダディのセバスチャンにはどこよりも厳しく育てられ、寄宿学校に入学した後はヒューゴのような悪ガキたちに罰則を与える権限を持つ、お説教担当のラスボスと化していたこともあり、「スウェーデンにはこういうキャラクターがいてくれるから、大人が強く叱る必要がなくていいよな。大人になってからも仲良く過ごせそうだし、恐れられるだけじゃなく愛嬌もあって、子供の心を豊かにしてくれそうだ…」といい、もしも私たちに子供が生まれたら、悪さをした際には脅かし担当をこのモルクスーガンにお願いしたいということで、私も異論はありません😊😊😊✨

ヒューゴが昔から治らない悪ガキだから、一人息子のジョージが似ちゃったら、モルクスーガンも大活躍してくれるかもね😂😂😂

リアムもかわいい姪っ子たちにお土産で買い、甥っ子たちにはトムテの置き人形を、義理の姉2人と実の姉たち5人にはバターナイフを買い、姪っ子たちには帰宅してすぐ、「例の怖い妖精たち、ゲットできましたよぉ!明日の夜には帰りますから、バジルと一緒に自宅まで持って行きますねぇ!」と、電話で楽しげに報告してました😊😊😊💕

見た目も性格も、こんなにかわいげのある叔父さんがいて、いいな😂😂😂


雑貨屋さんで買い物を済ませ、日本人にも人気のスーパー「イヤマ」でエコバッグを買い、本場のIKEAでアーサー&クリストフのソフトトイを新調したあと、ヴァシリオスの提案でカフェに行き、ストックホルムっ子たちから人気のあるカフェスタイルのシナモンロールとコーヒーをオーダー😊😊😊💕

しかし、私にとってもここストックホルムの中心街が地元であるのは変わらず、バッタリ高校時代のクラスメイトに鉢合わせ、昔話に花を咲かせて盛り上がってしまったので、夫を完全に放置したこと以外にも、写真すら撮れていません😂😂😂

やっぱり私は、今流行りのブロガーには向いてないんだなぁ…😂😂😂

元クラスメイトの話では、見たことのある長身の女がいるな〜と思ったら、「誰かと思ったら、マリアじゃない!」と、気付いてくれたそうです😇😇😇

履いている靴によっては、身長178cmと決して小さくはない夫のゼノを超え、181cmあるヴァシリオスまで裕に超えているから、二度見するデカさになっちゃうんだよね😅😅😅

ゼノはカフェに行く前、元同僚で友達のウィルおじさんに頼まれ、パートナーのイザベラにプレゼントする雑貨も買えたし、無事に買えたことを報告する時間も必要だったということにして、ここは夫を放置したのではなく、ウィルおじさんに連絡する時間をあげたんだと思いましょう😊😊😊💕

ヴァシリオスも、母国ギリシャの地元アテネに一時帰国していた幼馴染で、同い年なのにオッサン臭い親友・アレクサンドロスに頼まれていた、甥っ子たちへのプレゼントを買うことができたと言っていたし、みんなのお目当ても揃ったことだし、これで悔いなく帰れるかな😇😇😇

アレク伯父さんの双子の甥っ子たち(4)は7月に誕生日だから、私たちもそろそろ、彼らにバースデープレゼントを考える時期になります😊😊😊💕

楽しい時間はあっという間だったけど、これで心置きなくバカンスを終え、イギリスに帰国することができると安心した、今夜のディナーはこちら。



Baked Mini Crab and Fish Cake.

夜はパリピなママがディナーを作ってくれるということで、リアムとヴァシリオスに加え、夫のゼノもお手伝いをして、ベイクしたクラブ入りのフィッシュケーキを作ってくれました😊😊😊💕

クラブ(カニ)とタラのほぐし身を使い、ママから魚の扱い方を習いながら、丸い形が大好きな夫のゼノが形成を担当😂😂😂

ディップソースはママのオリジナルで、ベースは定番のタルタルソース😇😇😇

なんでも丸にしたがる夫も含め、どんなに周りから超一流のエリート紳士と呼ばれても、決して自慢せず、学ぶことを忘れない息子たちです😂😂😂


荷物のパッキング作業と共に、旅のお別れを告げていたのは、黒猫のエラ隊員(実は男の子)と、パリピなブラウン猫のモーネ坊や、子犬のアーサー&クリストフ、そしてドギーのエヴァンゲロス兄さんの、猫2匹と犬3匹😊😊😊💕

モーネ坊やは私たちに付いてくる形で、イギリスのロンドンまで移住するから、育ててくれたエラ隊員とは、明日でしばらくお別れになります😇😇😇

モーネ坊やを見て、「坊や、お嬢さんをお願いしますね!お利口にするんですよ!」と言ってそうなエラ隊員と、「う、うん…。兄さん、僕のこと、離れても忘れないでね?」といったお顔で、寂しそうにしているモーネ坊やの間には、確かな猫の絆が生まれているようでした😭😭😭

なんだか…モーネ少年、エラ師匠と離れるのが辛かったら、私は安心して置いてくよ?😂😂😂

寂しそうなお顔に反して、パリピだからお出かけする気は満々なので、モーネは自分の荷物が詰まった私のキャリーバッグを見て、ネズミさんのおもちゃも入れて欲しいとおねだりする真逆な反応には、見ていて笑うしかありません😂😂😂

今度はスウェーデン出身のノルウェージャンもどきとして、イギリスからパスポート片手に入国しようね、モーネ😂😂😂

スウェーデン生まれのモーネ坊やには、イギリスではブレグジット以降発行されなくなったEU PET PASSPORTがセットとなり、こちらが失効の期限を迎える日まで、私と一緒に、EUのシチズンシップ(市民権)を持った猫、ということ😇😇😇

このモーネ坊や、古代ギリシャの時代から伝わるストーリーテラーだった、作家のアイソーポス(イソップ)より、恵まれた境遇の猫じゃない?😇😇😇

これからはご主人様と同じEU市民の猫として、UKライフを楽しもう😊😊😊💕

初めての飛行機だから、酔わないといいな😅😅😅


God natt...