スウェーデンの一時帰国、4日目。
夫のゼノや一家の居候&同居人たちを連れ、夏のバカンスを楽しみに来ているここスウェーデンの地元リディンゲ(ストックホルム)で、昨日は夫の下級生で秘書のヒューゴが連れている、一人息子のジョージが1歳の誕生日を迎え、ホームパーティーに友達を呼んでの大賑わいでお祝いした今日、超パワフルなジャンボベイビーのジョージも、ちょっとは疲れたかな?と思っていた、私たち😇😇😇
しかし、その予想は見事に外れ、今日も朝から超元気に走り回るジョージには、もうすっかり良き親友になった子犬のアーサーがしっかり付いて回り、良き子守りを務め、良き遊び相手となり、良きガーディアンとしての役目も果たしてくれている姿を微笑ましく見ていると、私たちの足元で申し訳なさそうにしていたのが、アーサーの兄クリストフ😇😇😇
何を隠そう、アーサーは私たち夫婦の愛犬で、本来なら兄クリストフがジョージの親友になる予定だったものの、ジョージがあまりにもパワフル過ぎて手に負えず、困った兄クリストフはイギリスで定番のジョブシェアリングをして、賢い末の弟アーサーにお世話係をバトンタッチすることも、決して少なくはありません😂😂😂
ここは適材適所だから、細かいことは気にしなくていいんだよ、クリストフ😂😂😂
かわいそうに、まだアーサーと一緒に暮らしていた頃は男の子らしくて勇敢だったのに、最初に迎えられた家庭で虐待され、臆病な性格にされてしまったクリストフは、お決まりの「しょんぼりイーヨー」のスタイルで座り込み、今にも泣き出しそうなお顔をしながら、バカンスの経由地・ドイツで頭と首を負傷したご主人様のヒューゴに寄り添い、隣で優しく穏やかな気持ちにさせてくれます😇😇😇
アーサーはどこで覚えたのか、高すぎる同調能力からジョージをリフトアップしてみたり、ある時は足元に敷かれたクッションになってみたり、またある時はジョージを相手にエスコートしてみたり、稀に見るほどの才能を持つ芸達者だから、ここはアーサーが順風満帆&天真爛漫の幸福な末っ子で、本当はクリストフも一人前なんだってことを、覚えておかないとね😊😊😊💕
人間の赤ちゃんにも個性があるように、犬たちにだって性格に違いがあるんだということを、私たち人間は忘れてはいけない、今朝の朝食はこちら。



Homemade Cinnamon Rolls.

今回のバカンスで滞在している、ここリディンゲのサマーハウスは、パリピなママとフレンドリーなお父さん名義の物件で、私たち親子の場合は非常に仲も良く、会えば国を問わず一緒の時間を過ごしている家庭なので、今朝はスウェーデンで料理上手と評判の、ママ自慢のメニューでもある、シナモンロールをリクエストしました😊😊😊💕

少しでもスキルが上達するように、微力ながら私もお手伝い😊😊😊💕

ママは賢くスタイル抜群の美人でもあり、ハイテンションなパリピ以外は魅力しかありません😂😂😂

久しぶりに食べたゼノも美味しいと、自慢のパピーフェイスで喜んでいたし、イタリア人だったモル譲りで料理上手なヴァシリオスも、滞在中に作り方を習いたいくらいだと言ってくれたから、ゲストたちにも喜んでもらえて、良かった😊😊😊💕


今日は子犬のアーサー&クリストフを連れ、夫のゼノも一緒に、少し離れた森までお出かけ😊😊😊💕
そう…ここスウェーデンには「自然教授権」というものがあり、森に実ったベリーなどは誰もが収穫していいことになっているので、今日はお目当ての森へと足を運び、ベリーがどれほど熟しているか、下見しに行きます😊😊😊💕
ついでに、スポーツ万能でお散歩大好きなアーサーの運動も兼ねて、軽いハイキング😂😂😂
最低でも1日5回はお散歩しに行き、少なくとも週に10回は湖で泳ぎも楽しむアーサーを満足させてあげるには、森が一番でしょう😅😅😅
負傷しているヒューゴは悪化しないようにお留守番しながら、私のお父さんや叔父のシド(空軍大佐)たちと一緒に、再び海で超パワフルなジョージを全力疾走させて遊ばせ、スウェーデンの森に限らず、北欧の全てに興味があるという、雇用しているギリシャ出身のボディガードで、天使のような少年顔の美青年・ヴァシリオスと、一家に住み着いたプシュケの居候で、ヴァシリオスとは恋人になって初めてのバカンスでもある、人類史上、稀に見るイクメンの末っ子リアムは、こちらも一緒に連れて来たドギーのエヴァンゲロス兄さんをお供に、カップルでスウェーデンの自然をツアーしに出発😊😊😊💕
ここでヴァシリオスから、「森に行ったら、ビョーンも出て来てくれるでしょうか?」と笑われ、なぜ今この場所に、イギリスでネズミ捕りのアルバイトに励んでいるはずの飼い猫で、黒猫のビョーン坊やが…?と思った私でしたが、こちらはビョーン違いだったというか、「マスコットキャラクターのビョーン(IKEA)」のことで、以前ロンドンのIKEAレストランに行ってみたところ、たまたまイベントか何かでクマのビョーンがポスターになっていて、その際の触れ込みが「スウェーデンの森から来た妖精、ビョーン」だったため、そちらが出て来てくれるかという話でした😂😂😂
私たちはビョーン坊やが黒猫の男の子だから、大きくなるようにと思って名前に付けたけど、もともとビョーンは「クマ」って意味だからね😂😂😂
猫にクマと名付けた私たち夫婦と、クマならクマでマスコットにしたIKEAでは、どちらが正しい名付けだったでしょうか…😂😂😂
でも、緑が豊かな森に、毛艶の美しい大きな黒猫って、まるでおとぎ話の挿絵みたいで、似合うと思わない?😊😊😊💕
そこで、絶対に似合うはずだと思った私の独断と偏見により、一家に暮らしているパリピなママの飼い猫・エラ隊員(実は男の子)にそれとなーくバスケットを見せ、森まで同行していただけないかとお願いしてみると、私とお出かけするのは大好きという性格をしているから、「お姉さん、僕も連れて行ってくれるんです!?どこまでも行きますよ!」と鮮やかに、それも、するりとバスケットに入り込み、あっさり付いて来てくれることが決定😊😊😊💕
やったー!😍😍😍💕
猫なのに、私という臨時のご主人様に気を遣ってくれてありがとう、エラ!😍😍😍💕
痩せているのに8kgオーバーの大柄猫だから、超ヘビー級の荷物になるんだけどね😍😍😍💕
せっかく森まで行き、賢いパピーたちとハイキングも楽しむなら、大自然を満喫しないともったいないと思い、持って来たフィーカのお菓子はこちら。



Sandwich Cookies.

今日は自発的にベジタリアン&ヴィーガンメニューを好んで食べている、子犬のアーサーも大好きな犬用おやつを作ろうと、新しくピーナッツバターのパッケージを開封したので、イギリスに帰国する前に食べ切ってしまおうと、サンドウィッチのクッキーを作りました😊😊😊💕

ピーナッツバターのクッキーに、ピーナッツバタークリームと自家製ラズベリージャムをサンドし、グルテンフリー&乳製品フリー、さらには小麦粉もなしのヴィーガンクッキー😊😊😊💕
食品にアレルギーが豊富で、何かとお腹が弱くて悩ましい夫のゼノも、ヴィーガンならなお喜び、大好きなベリーもせっせと食べてくれます😊😊😊💕
この一家、滞在しているメンバー全員の好物にベリーも含まれているから、良いベリーが採れたとなると、消費が超早い…😂😂😂

ここスウェーデンに到着する前、ドイツのミュンヘンでハイキングを経験していたのは、フラッティの黒犬で、ドギーのエヴァンゲロス兄さん。
例え犬であっても、経験者は語るというか、森の中でもスイスイ進んで行く兄さんと、初めて見る光景にキョロキョロ目移りしちゃう、アーサー&クリストフのパピー兄弟😅😅😅
非常に肝が据わった黒猫のエラ隊員は、行方不明になることなく悠々と私の隣を付いて歩き、ちょっと興味が沸いたブルーベリーの粒を見つけては立ち止まり、ほんの少しだけくんくん嗅いではまた追いかけて来て…と、飼い猫にしては、なかなか度胸のあるお散歩を披露してくれます😊😊😊💕
やっぱりエラが緑の森の中に入ると、真っ黒な猫だからすっごくメルヘンで、ファンタジーかアンデルセン童話の挿絵みたい😍😍😍💕
エラが進んで行った先の日陰で見つけた、近々収穫できそうだったワイルドブルーベリーがこちら。



もう、いつ収穫しても良さそうな、充分に熟した見た目をしているでしょう?😊😊😊💕

子犬のアーサーとエヴァンゲロス兄さんは、大胆にもこちらに齧り付いて拾い食い(※味見)にもトライし、臆病でおとなしい兄クリストフは私のことを見つめていたので、ちょっとだけお裾分け😊😊😊💕

エラも難しいお顔で一粒一粒チェックしながら、自慢の鼻で匂いを嗅ぎ分け、ちょうどいい頃合いのものを数粒味見して、まずまず合格のラインといったところ😊😊😊✨

スウェーデンの森は今年が二回目だから、帰ったらヒューゴに見せてあげようと、夫のゼノはメルヘンな写真を撮りまくり、人生で初めての北欧ツアーに興奮しているヴァシリオスと、そんなかわいい恋人との楽しい時間を過ごすリアムに、ハイテンションなパピー&ドギーたちを見て、来るのが少し遅くなってしまったけど、私も大満足です😊😊😊💕

これを赤ちゃんのジョージが見たら、そして、リアムのゴッドドーターになる予定の、ジョージよりもさらに赤ちゃんのレイチェルが見たら、きっと森の中でもハイテンションにはしゃぎ回り、大興奮してくれること間違いなし😊😊😊💕

他にも赤いベリーが実っていることを確認し、子供たちの笑顔を想像しながら、森の中でフィーカのお菓子を食べてピクニックも楽しみ、犬たちにはさらにハイキングもプレゼントしてみると、想像した以上に体力勝負だった、今夜のディナーはこちら。



Classic Ratatuille.

森でハイキングを楽しんだところ、子犬のアーサーがいつのまにか太くなった足でずんずんと進み、私たち人間まで非常にいい運動をすることになったので、ぺこぺこのお腹を満たすことを最優先に、温かいラタトゥイユをつくりました😊😊😊💕

中にはズッキーニ、パプリカ、ナス、トマト、オニオン、ガーリック入り😊😊😊💕

私を含む、この一家に滞在するメンバーたち(主に男性)は、散々スポーツをして疲れ果てると、極端に食欲が減る傾向があり、温かい野菜をしっかり食べておけば、それだけでお腹は満足します😅😅😅

つまり、食べるのがめんどくさいと思うほど、スポーツに熱中する、ってこと😂😂😂

これからも逞しく成長するに違いないアーサー&クリストフや、赤ちゃんのジョージがしっかり食べてくれれば、多少のことなら、大人は自分のことを忘れてもいいよね😅😅😅

※兄さんはどんな時も、食欲と睡眠だけは忘れない一方、学習したことはどれもすぐに忘れる。


ずぶ濡れだった先日の教訓を活かし、例え最初はビーチを走り回るだけの予定でいたとしても、決して油断することなく、ジョージに水着を着せておいた人物、それは紛れもなく、私のファル😂😂😂

案の定、スウェーデンに来て二回目の体験となったビーチに、ジョージは興奮を隠し切れず、赤ちゃんらしく甲高い声で大はしゃぎして、今回はずぶ濡れに加え、頭のてっぺんや顔まで泥だらけになって帰宅したそうです😂😂😂

楽しいことならとことん楽しみ、自分の欲には超素直な赤ちゃん、ジョージ😂😂😂

ダディのヒューゴは、超一流のエリート紳士でありながら、気難しいところは欠片もなく、全てにおいて寛容で、寛大な精神を持っているので、ジョージの破壊神&暴れん坊っぷりに関して、「イギリスにいれば、僕は男の中でも背が高い部類に入りますけど、ヴィル(私のファル)やシドは僕よりずっと背が高いですから、ジョージのパワーも受け止めてもらえるんですよね。二人は体力もありますし、イギリスにいるとスポーツが苦手な大人たちばかりで、退屈なんですよ」と、悪ガキなりに、パワフルなジョージの気持ちを理解しています😂😂😂

たしかに、身長184cmのヒューゴと、195cmのファル&シドでは、弾丸キッズを受け止める際に必要な体力にも差があるし、どんなにスポーツが得意な子供時代を過ごしても、デスクワークが基本の英国紳士と、元軍人&現役の大佐では、遊び方も違うだろうからね😂😂😂

一族始まって以来の、さらにはスウェーデン空軍始まって以来の悪ガキで、自分とそっくりの息子を3人も育て上げた叔父のシドにとって、ジョージを遊ばせることくらい、何の困難もありません😂😂😂

お父さんは真面目な小心者だから、巨人に相応しくエレファントファーザーだけど、怖そうな見た目に反して子供好きで、意外にもイクメンで、実は愛妻家でもあるシドだから、ジョージも遊んでもらえて楽しそうだもんね😇😇😇

ブルーベリーが真っ盛りを迎える頃になると、スウェーデンの短い夏も終わりが近づいて、日照時間も短くなるから、ジョージには今のうちに、お日様の光をたっぷりと浴びさせて、元気で健康な肉体作りに励んでもらいましょう😊😊😊💕

ああ、小学校の夏休みが懐かしい…😇😇😇


God natt...