ドイツのミュンヘン滞在、8日目。
今回のバカンスで、最大の目的となっていたイベントは、勤務していた日本の会社で部下だった、メグとユイの二人がドイツに移住し、それぞれ夫となる青年たちと結婚式を挙げることになったため、今は友達の一人として、二人がそれぞれ新しい道へと進んでいく姿を見守ること…だったんですが、昨日になって突然、契約していた日本のブライダルカンパニーに手違いがあったことが発覚し、ウェディングドレスが発送されていなかったどころか、予約したドレスが現在どこにあるのかさえわからない、という状況に陥ってしまった、二人の花嫁たち😂😂😂
結婚式は、メグが11日、ユイは13日にと、半年も前から予約していたのに…😂😂😂
しかも、日本の大手ブライダルカンパニーが提案してきたこととは、キャンセルしてもいいけど、返金するのは花嫁のドレス代とヘアメイク代のみで、会場代やゲストの飛行機代、食事代、お花代、花婿にかかる費用などは全額負担してね!という、超ド級のモラハラっぷり😇😇😇
平たく言ってしまえば、このブライダルカンパニーの担当者が放った発言は、「会場は押さえておきましたから、結婚式挙げてくださいね!花嫁のドレスはありませんけど!」であり、加えて「お金はいただきますけど、準備はいたしません!ご利用いただき、ありがとうございました!」と言っているようなもので、クライアントに対するいじめかと思ってしまっても、無理はないでしょう😇😇😇
これが日本の某分厚い結婚情報誌で、「大手だから海外挙式も安心!」と紹介されていたなんて、信じられません😇😇😇
この危機的状況を打破しようと、気の毒な花嫁たちのために、一肌脱いでくれることになったのは、一家に住み着いたプシュケの居候で、稀に見るイクメンの末っ子・リアムと、リアムの恋人でもあり、雇用しているギリシャ出身のボディガードで、天使のような少年顔の美青年・ヴァシリオスの、見た目も心も美しい末っ子たち😊😊😊💕
しかし、まさかこの行動が、ギリシャのオッサン臭い親友まで巻き込むことになるとは、天使の社会性ゼロっぷりを、甘く見すぎていました😂😂😂

それは昨日の夜、21:00頃のこと。
ヴァシリオスが13歳の時に亡くなった二人の姉たちは、超美人女優と人気者だったモルの血をそっくり引き継ぎ、子供の頃に姉妹でスクリーンデビューを果たしたほどの実力派で、しばらくは女優としてのキャリアを積んだあと、長女の姉が大学を卒業すると同時に、二人でドレスも扱うアパレルブランドを立ち上げていてたため、まずは現在、その会社を代わりに運営してくれている、姉たちの古い親友だった女性と連絡を取り、現在の居場所を確認し、ティーンエイジャーほどの身長でも着ることができて、結婚式で着ても問題のないドレスを貸してもらえないかと、お願いする作業が第一😇😇😇
それなのに、この天使は美しい見た目に反して、中身は超ハードボイルドな性格をしていて、仕事に一生懸命だったことから、今まで女性とはろくに関わったことがなく、親友だった女性の連絡先すら、知りません😂😂😂
これはもう、いつもの「彼」に頼るしかなかったというべきなのか、天使はサクッと頼る気も満々だったので、一緒にギリシャの地元アテネからイギリスのロンドンに移住した幼馴染であり、非常にオッサン臭い親友のアレクサンドロスに電話して、「アレクサンドロス、あなたにお願いがあるんですが、アンナの連絡先を僕に教えてくれるか、大至急僕に連絡するようにと伝えて、アンナに僕の連絡先を教えてくれませんか?急ぎなので、5分以内にお願いします」なんて、暴君発言😂😂😂
これにはオッサンも困惑していて、「おい、アンゲロス。ちょっと待て。お前、俺が今どこで何してるのかくらい、知ってるだろ?バカンスでギリシャに帰ってるんだ。ギリシャにアンナなんて名前の女、何人いると思ってんだよ…」と、暴君の天使がやらかすことならもう慣れてはいるけど、ギリシャでアンナとマリアなんて名前はどこにでもいて、うっかりカフェで「おーい、アンナ!どこだー?」なんて言おうものなら、大半の女性が振り向いてしまうということを、忘れていたようです😂😂😂
ご近所に住んでいた悪ガキのせいで、ヨルダン人のゴッドマザーとは不仲になってしまい、もう二度と会えないと諦め、移住して以来10年も帰国していないとなると、誇り高きギリシャ人としての、勇敢な戦士としての勘も、狂っちゃうんだろうね😅😅😅
でもね、オッサンは非常に世話焼きな性格をしていて、誰よりも冷静で、紳士的でマナーも良く、実は優しくて、困っている人を見たら助けないと気が済まない性格をしているため、天使が事情を説明したところ、「それはなぁ、アンゲロス。急用どころの問題じゃねーぞ…」と言いながら、ヴァシリオスと電話を切ったらすぐにアンナおばさんに連絡をしてくれて、ものの10分足らずでアンナおばさんは連絡してくれました😂😂😂
ギリシャのオッサン、超優秀😂😂😂
人生、持つべきものは友達だと、ピンチの時こそ友達が助けてくれるものだと学んだ仲だから、友達が困った時には即助けている分、天使の番だとなれば動いてくれる友達も多い、今朝の朝食はこちら。



Carrot Cake Pancake.

今朝は久しぶりに、一家に滞在しているメンバー全員のお腹が、パンケーキを食べたい気分だと一致したので、ただ甘いだけでは物足りないからと、いつもとちょっと趣向を変えて、キャロットケーキ風味のパンケーキを焼きました😊😊😊💕

小麦粉にキャロットのピューレを入れ、焼き上がったらクリームチーズ、ハニー、キャロットのサラダをトッピング😊😊😊💕

キリスト教の年中行事では、イースターバニー(うさぎ)が大好きなメニューでもあり、甘いケーキにしてしまえば、例え野菜が嫌いな子供でも美味しく食べられて、イベントでも人気があります😊😊😊✨
離乳食の頃から野菜が大好きで、自発的にベジタリアンメニューを好んで食べている子犬のアーサーには、フレッシュなキャロットのピューレをプレゼントしたんですが、一家の「しょんぼりイーヨー」こと、アーサーの兄クリストフは、野菜があまり好きではなく、はっきり言ってしまうと、ポテト以外はむしろ嫌いなものの一つでもあるため、忘れたふりをしてキャロットのピューレをサーブすると、冷めた目で見てくるお年頃😂😂😂
こうなると、賢い末の弟アーサーはサッと兄のお皿を覗き込み、「お兄さん、お野菜嫌いでしょう?僕が食べてあげるね!」とご馳走になり、逆にアーサーにお肉をあげると、静かに見つめている兄クリストフに、アーサーは「お兄さん、僕のお肉も食べない?代わりに、僕がお兄さんのお野菜もらってあげるね!」という、非常に要領のいい生き方をしている姿を見てしまうと、アーサーってやっぱり弟らしくて、典型的な末っ子だよね😂😂😂

改めて、ヴァシリオスがアンナおばさんに詳しい事情を説明し、今どこにいらっしゃるのかと確認してみると、何とフランスのマルセイユ!😂😂😂
もしも試着する必要がある場合、背丈がほぼ同じで痩せているリアムの姪っ子(13)が、バースデーパーティーを開くため、昨日の夜にグランマや友達を伴ってフランスのニースに到着しているし、マルセイユなら列車ですぐ近く😊😊😊💕
そこで、やっとラッキーな運が向いて来たことを喜びながら、身長153cmの花嫁・メグと、152cmの花嫁・ユイにも着られるような、結婚式に着ても場違いではないドレスがあれば貸していただけないかとお願いしたところ、まずスリーサイズもわからない女性に貸し出すのはリスキーで、二度手間になる可能性があるということで、こちらは私たちがバカンスで滞在している一軒家の家主・陽気なアーデルヘルムに連絡し、ワイフのノルウェー美人を経由して昨日のドレスショップに依頼してもらい、ちゃんとしたプロに測ってもらったあと、なぜか私が連絡係をバトンタッチして、デザイナー兼ブランド経営者のアンナおばさんと話し合い、実際に着るメグとユイにもドレスの写真を見てもらった上で、非常にギリシャらしい、古代の神殿に住んでいた女性たちが着ていたようなホワイトのドレスと、ギリシャ国旗と同じブルーのドレスを、貸してくれることになりました!😂😂😂
しかも、状況が状況だからといって、お金はいらないと言ってくれて…😂😂😂
ヴァシリオスが私に連絡係を交代させた理由は、もうすぐ結婚して夫を持つ女性のスリーサイズなんてものを、独身の男が、それも恋人は同性なんて男が知っては失礼だと思ったから、だそうです😂😂😂
本当は試着に来てもらってから、詰めるところは詰めて、カットするところはカットしてあげたいんだけどというアンナおばさんには、花嫁たちがドイツに移住したばかりで、警察署や住所登録、運転免許などの諸手続き、引越しの荷捌き、その他、結婚式の準備がまだまだ残っていて、花嫁たちも夫になる青年たちも遠出ができない状況なんだと説明して謝り、こちらはイクメンのリアムが活躍し、姪っ子と他の友達にもお願いをして、サイズ感だけでも合わせに行ってもらうことで了承😂😂😂
義理の姉が2人と実の姉が5人もいる、末っ子・リアムの甥や姪っ子たち総勢24人は、イケメンで、かわいらしくもあり、さりげないオシャレが上手で、手厚いイクメンで、それぞれのマムたちより家事も料理も上手で、学校に持って行くランチボックスも楽しいものを用意してくれて、優しくて、女心も男心も理解してくれて、言わなくても何でもやってくれるリアム叔父さんのことが大好きで、リアムがお姉ちゃん(実の長女)に連絡をして、姪っ子にお願いしてみたら、二つ返事で「いいよ!リアム叔父さんが必要なら、私が行って来てあげる!」とOKしてくれて、リアムのイクメンっぷりには、感動としか言葉がありません😂😂😂
メグはキャリーバッグ3個中2個がロストバゲージしたままで、未だ手荷物が見つからず、ユイの結婚式には友達として出席する番だからと、せっかくパーティードレスも買い、前日に必死で詰め込んでおいたのに、それすら無事に届いていなかったし、ユイはロストしていた手荷物こそ届いたものの、こちらは予定通り届いていたキャリーバッグの中で、それも飛行機の運行中に爆破事件でも起こったのか、中に入れていたペンや万年筆からインクが漏れ出してしまい、服とか靴とか、悲惨な状態😅😅😅
メグは結婚式で履く靴、ランジェリー、アクセサリーなど、必要なもの一式がロストしているから、気の毒に全てを買い直すハメになりそうだし(※靴は買った)、ユイもパーティードレスと結婚式のイヤリングを買い直すことが決定したばかりで、何かと出費の多さに頭が痛過ぎるタイミングだったから、ウェディングドレスまで買わずに済むのなら、これは「結果良ければ全て良し」だよね😅😅😅
実はまだまだ続くことになる、花嫁&花婿たちが被る受難の数々には、もう一人か二人くらいの助っ人が必要だったはずなのに、青年たちが赴任するドイツ企業にいる日本人男性上司たちは、過ぎるモラハラで解雇が確定していたりと、こんな時に頼れる上司がいないなんて、上司は役立たないの典型例を見ている気分になる、今日のフィーカはこちら。



Strawberry Crumble.

今日は一日、午前中から何かとバタバタしていて時間がなかったので、時間をかけずに美味しいものを食べたいと、超簡単なストロベリーのクランブルケーキを、小さなサイズで作りました😊😊😊💕

最近は少し増量も順調に進んでいるけど、病的にガリッガリなせいで、あまりたくさんの人と一緒に食べるのは得意じゃないという夫のゼノも、周りの食べっぷりに圧倒されなくて済み(※超少食)、居心地も良く、まさにヒュッゲやラゴムといったティータイムの完成😊😊😊💕
イギリス流のティーパーティーも賑やかで楽しいけど、ゼノには北欧流のフィーカの方が静かで、自分らしくいられるようです😊😊😊💕
こういう、イレギュラー続きの大ピンチというタイミングなら、少しくらい心を休めて、仲のいい友達と美味しいものを食べながら、のんびりゆっくりして過ごしたいよね😊😊😊✨
ギリシャ出身のヴァシリオスは、口癖の一つでもある「シガ」(ゆっくり)が、今日はいつもより、口から出てくる回数が多かったかな😇😇😇

ドレスの段取りが出来上がり、出てきた新たな問題は、誰がフランスのマルセイユまで出向き、ドレスを引き取って来るか、ということ😇😇😇
アンナおばさんは根っからのギリシャ人ながら、ギリシャ語混じりの英語とフランス語を話し、ギリシャ語とフランス語はとてもキレイな、それこそニュースキャスターのような話し方をしているから聞き入ってしまうものの、英語は学んだ大学の都合によるものなのか、時々イギリスでは定番のハックニー訛り(ロンドン)が混ざり、社交的な私でも、たまに聞き取れませんでした😅😅😅
そうなると、充分な英語が話せて、ついでにハックニー訛りにも耳が慣れていて、同時にギリシャ語も話せるか、もしくはフランス語が話せるメンバーに行ってもらうのがベストで、ただいまこの一家に滞在しているのは、私(14ヶ国語のネイティブ)、夫のゼノ(4ヶ国語のネイティブ)、同居人の天才・ジャック(中国語も話せる5ヶ国語のネイティブ)、ボディガードのヴァシリオス(4ヶ国語のネイティブ)と、ジョージおじさん(英語のバイリンガル)、末っ子リアム(3ヶ国語のネイティブ)、夫の下級生で秘書のバカ息子・ヒューゴ(英語以外はビジネスレベル)、超病弱な青年ラザロス(英語とギリシャ語)、リアムと離婚するワイフのお嬢さん(英語のみ)、そして日本から来ている最強上司(英語を少々)…なので、真っ先に私が行ってしまいたいんですが、そうするとドイツ語を話せるメンバーがいなくなってしまい、まだこれから結婚式の準備に忙しくなるとしたら、ここは一番暇で、ロンドン生まれのロンドン育ちでもあるヒューゴに、行ってもらうべきですよね?😇😇😇
母国語の英語と、寄宿学校を受験するため、必死に覚えたラテン語と、寄宿学校の夏休みにゼノと猛特訓して、何とかビジネスレベルに到達したフランス語があれば、問題ありません😇😇😇
あっても、ない😇😇😇
というわけで、ヒューゴにフランスのマルセイユまで行くよう依頼したところ、このバカは、「レイディ、質問なんですけどね?マルセイユって、どこの国にあるんですか?」と言い放ち、お前は今まで何を聞いていたんだと、頭を抱えた夫😂😂😂
かつての下級生・リアムに呆れられ、ヴァシリオスには勉強しないからだと叱られ、この分野に関しては完全に脳みそすっからかんだと言われても、恥だとすら思わない、バカ息子😂😂😂
ヒューゴは数学とIT、経済、スポーツが得意で、人生の損得に関する計算、世界史、地理、政治が特に苦手と、さらには難しい話を掘り下げることが、昔から苦手なんだよね😂😂😂
こんな危険人物を送り出してはいけないと嘆く私たちに、メグとユイの夫になる青年たちは何やら悩んでいて、聞けばドレスの手配なんて、本来なら自分たちでやらなきゃいけないのに、それをやってもらった上に、フランスまでの交通費や滞在費を負担しないわけにはいかないと考え、急いで飛行機のチケットを取ろうとしたのに、直前だからなのか、割引が全く効かないせいで、最安値のLCCの価格、何とエコノミークラスで10万円オーバー!😂😂😂
まだ20代の花嫁&花婿たちに、日本でブライダルカンパニーに支払った150万円に加え、フランスまでの飛行機&一日の滞在費、アクセサリーなど必要なものの買い直し、結婚式の予備費を全て自力で賄うなんて、難しい話だよね😅😅😅
ただそこは、夫のゼノもヒューゴを雇用している会社のボスとして、ここまでのおバカさんが秘書では困ってしまうからと、こちらは夫がサッとチケットを購入して、ヒューゴを行かせます😂😂😂
つまり、ゼノがヒューゴに言いたいことは、勉強して来いってこと!😂😂😂
ヒューゴが無事、フランスのプロヴァンス地方で有名なマルセイユに行き、ニースから移動してくれたリアムの姪&長女のお姉ちゃん一家と、姪っ子たちの誇り高き自慢のグランマで、「ミセス・デビル」こと、自身の夫と末息子にだけは超雑で超適当が売りになって長い、超強いリアムのモルに会い、ギリシャからヨーロッパ各地を旅しているアンナおばさんを訪ね、見事ドレスを引き取って来ることができるのか不安でならない、今夜のディナーはこちら。



Nutrient Rich Shrimp Salad.

どんなに一日がバタバタしていても、私は美味しいものを食べたいし、メグとユイには花嫁になるんだから、栄養がたっぷりの食事を食べさせてあげたいし、夫の増量計画も密かに進行中というこの状況であれば、シュリンプは絶対オススメの食材でもあるので、野菜と合わせたサラダにしました😊😊😊💕

チェリートマト、レタス、アボカド、シュリンプ、ゴールデンベリーを合わせ、ドレッシングはフルーツのヴィネグレット😊😊😊💕

シュリンプを一から茹でた場合でも、トータル20分とかからない、美味しい時短レシピをいくつか持っておくと、忙しい時、疲れた時、何となくサボりたい時、シーンを問わずに役立ちます😊😊😊✨
もう少ししたら、料理にもトライしたいとゼノは言っていて、あれほど家庭が裕福すぎて、家事なんて一切やったことがなかった息子だったのに、どういう心境の変化かと思ったら、ヴァシリオスがモルから教えられて育った、「料理ができない男は女の子にモテない」の一言に関係があり、「マリアは男にモテるから、俺も形だけはモテる男になっておかないと、マリアと釣り合わないし、ヒューゴにマリアを取られるかもしれない…」だなんて、超久しぶりに聞いたネガティヴ発言😂😂😂
空港で見送った際、長身のくせにイケメンがグダグダしていたから、ハグしてバイバイしたからなんだろうけど、夫が下級生&秘書に嫉妬するなんて、面白いよね😇😇😇
よし、もっと嫉妬させてみよう😇😇😇💕
※これを悪い女、またはデリカシーゼロという。

15:20、ルフトハンザ航空の便に乗り、ドイツのミュンヘン国際空港から、フランスのマルセイユ・プロヴァンス空港へと向かったヒューゴは、直行便で旅立ったため、17:00過ぎには到着する予定。
しかし、ヒューゴから連絡を待っていた私たちのもとへ、真っ先に連絡をくれた人物…それは、案の定リアムの姪(13)であり、電話に出たリアムに、「リアム叔父さん!空港でヒューゴおじさん見つけたんだけど、まだホテル予約してないっていうから、私たちのコテージに連れて帰ってもいい!?」というもので、ホテルなら予約してあったのに、あのバカはチャットを見ずに飛び立ったのかと、また自慢の度を超えた末っ子が出たと夫のゼノは嘆き、ここは何も言わず、リアムのモルも「あの子、またセーヌ川をライン川って言い間違えたから、面倒起こされる前に、さっさと連れて帰るわ…」と言ってくれたことだし、静かにホテルをキャンセル😂😂😂
こういう時、キャンセル料が無料のプランを使っておくと、楽だよね😇😇😇💕
そして、無事にアンナおばさんとも合流できたという連絡が「リアムの姪(13)」から入り、しばらくサイズ合わせのために音信が途絶えたのち、再びリアムの姪っ子が電話してきて、「リアム叔父さん!ドレス買ってくれたの!?プレゼント2つももらっていいの!?」と、大好きなリアム叔父さんのバースデーサプライズに、大興奮😊😊😊💕
いつもならロンドンのゾーン2にほど近い、ゾーン3の自宅またはリアムの実家で誕生日をお祝いするものの、冬に、姪っ子は17歳の不審な少年にストーカーされただけではなく、その少年が運転する車にはねられ(無免許)、事故に巻き込まれて大怪我をしたばかりだったので、相手は即刻逮捕されているとはいえ、気晴らしを兼ねて、友達も誘ってのフランス旅行でした😊😊😊💕
何でも、その少年はロンドンっ子なんですが、ロンドンの中でも超ド田舎の、特に柄の悪い不良たちが集まるエリアに住んでいたのに、なぜか、わざわざ教区を超え、親子でリアムの一家と同じ教会に通い始め、リアムの姪に好きとか恋人になろうとか言ってしつこく付いて回り、素行も育ちも悪かったから無視していたら、それが気に食わなかったのか、礼拝を終え、モルと教会から歩いて帰っているところを、突然背後からはねられた、という大事件。
この姪っ子というのが、リアムや長女のお姉ちゃんにそっくりのかわいらしさで、家庭は裕福だし、お嬢様だし、自分が得をするために、姪っ子を手に入れたかったんでしょう😭😭😭
イクメンのリアム叔父さんは、「どんなに治療やリハビリが辛くても、君は本当によく我慢して頑張りましたから、そのドレスはご褒美ですよ!」と、常に優しさに溢れた、一流の紳士です😂😂😂
姪っ子の性格は、可憐でかわいらしいお姉ちゃん似ではなく、まるでアン王女のような、リアムの超強いモルか、姉2-5にそっくりなんだけどね😂😂😂
実は今回、急遽ドレスのサイズ合わせに借りることが決まった際、恋人のヴァシリオスに頼み、こっそりアンナおばさんと相談して送金し、サプライズに協力してもらったなんて、天使一族の末っ子はキューピッドだった、ってことかな😊😊😊💕
少し早いけど、Happy Birthday, Liam's Niece!!
滞在費の代わりに、ヒューゴをこき使ってやってください😇😇😇
ヒューゴは、2着のドレスを忘れずに。

God natt...