朝になった頃、一家で、大事件が勃発。
その大問題の大事件を、何と一人と一匹で起こしてくれたのは、事情があって同居している夫の下級生で、秘書のヒューゴがシングルファーザーになって育てている一人息子、まだ赤ちゃんにして超ジャンボベイビーのジョージ。
ジョージはまだ生後10ヶ月の赤ちゃんながら、ダディのヒューゴに似たのか、鼻筋のスッと通った小顔のイケメンで、同時に体重はかなり軽いものの、背が超大きいので、身長だけなら、すでに14ヶ月くらいまでは成長しています😅😅😅
そうなると問題になってくるのは、もうすっかり歩き始めたジョージの「脱走騒動」の一言で、度を超えた末っ子と評判のヒューゴと違い、自立心旺盛なジョージは一人きりでベッドを抜け出してしまうことがあり、今朝はそれをやられて大慌て😂😂😂
悪ガキのヒューゴに似ちゃったのか、大人が見ていない時に限ってやるんだから…😂😂😂
しかし、まだ10ヶ月の赤ちゃんが相手だと、まずは「うつ伏せで寝落ちされる」ことが一番の問題で、次に問題となるのは「階段」と、日頃から破壊神のジョージに限れば「観葉植物の引っこ抜き」と、家庭内にはトラップ多数😂😂😂
この騒動を無事消息させるためには、育児に不慣れなヒューゴ一人の力では足りず、ここイギリスが世界に誇る、一家に住み着いたイクメンの出番ではないでしょうか😂😂😂
もう…パリピで鋼の心臓をしておいて言うのは難だけど、超チキンハートの遺伝子を持ったマリアおばさんの心臓に悪いから、親子2代続けて、危険な遊びだけは、果敢にトライしないでよ😂😂😂

一家に住み着いたイクメンとは、世にも稀に見るほど手厚い育児を施してくれる、このブログではもうお馴染み、プシュケの末っ子・リアム。
時を遡ること、朝6:10過ぎのこと、ヒューゴが血相を変えてベッドルームに戻って来て、私に「レイディ、ジョージがいなくなっちゃって!」と問題発言した、超イケメンのダディ😱😱😱
そんなことを言われても、いくらジョージがイギリスでは規格外の超ジャンボベイビー&私の母国スウェーデンではよく見かけるサイズとはいえ、夜のうちにいなくなったりでもした場合、誘拐を先に疑っちゃうじゃないですか😱😱😱
そうなったら話は別だと、慌てて雇用しているギリシャ出身のボディガードで、天使のような少年顔の美青年・ヴァシリオスに起きてもらい(※この時間には起きている)、もう一人のボディガードで超ハートフルなオープンマインドが自慢のジョージおじさん(ハゲ頭)も巻き込み、一家全員で大捜索😂😂😂
すると、恋人だからヴァシリオスと一緒に寝ていた超イクメンのリアムももうすっかり起きていて、ジョージの捜索に!😇😇😇
そして探し回ること、約10分ほどが経った頃、焦る私たちとは真逆に、非常に冷静で朗らかなリアムはさすがイクメンだったというか、「自宅のセキュリティシステムは作動していましたし、その状況で侵入すればすぐにわかりますから、ヒューゴとやることがそっくりだと考えると…こういった場所でしょうねぇ…」と苦笑い気味に、それこそ赤ちゃんが入り込めそうな別のベッドルームに向かい、ドアが開いていたいくつかの部屋を見て回ったのち、発見したのはジョージの良き友達ですっかり親友、仔犬のアーサー😂😂😂
ベッドの下ではアーサーが頭から腰までをグッと突っ込み、尻尾だけを出してフリフリしていたため、リアムが覗き込んでみると、「ほーら!ジョージ、見つけましたよぉー!」と引っ張り出し、見事ジョージを発見してくれました!😂😂😂
どうやら、リアムの推理によると、体が大きく力があるジョージは、まずベッドにあったバリケード代わりのクッションを手に取って破壊し(※出た、破壊神…)、共犯した仔犬のアーサーが足元で下敷きとなってスタンバイし、そのままずるずるとベッドを降り、あとはフロアを這いずって回ればベッドの下にゴール!という、パワフルな赤ちゃんには、よくあるルートなんだそうです😂😂😂
さすがに、ジョージのこの行動力にはヒューゴも心臓が飛び出しそうなほどに焦り、ヴァシリオスから「あなたが悪ガキだから、子供に似るんですよ。少しは反省してください」と叱られ、即終了😂😂😂
ずっと見守っていてくれたアーサーの、高過ぎる危機管理能力と、高い同調と協調の能力といったら、言葉がありません😂😂😂
本来なら、ジョージの良き友達となる予定でいたヒューゴの愛犬で、アーサーの兄クリストフは、最初に迎えられた家族に虐待されたことが原因で臆病になってしまい、アーサーの近くでオロオロ&オドオドしながら、自分が怒られるんじゃないかと思っていたみたいで、悪そうなお顔のジョージに反して、超かわいそうだったんだけど…😂😂😂
仔犬のアーサーも私たちと出会った時、ブリーダーのご婦人宅から見事な脱走劇を遂げ、モルのそばを離れて一人で大冒険に出ていた好奇心の持ち主だっただけあって、幼いジョージの探究心には、親友として非常に協力的だったんだと、まさかここで共犯を得るとは思わなかった、今朝の朝食はこちら。



Mango Lime Loaf Cake.

今朝は一家全員で自宅内を走り回り、ジョージを発見するまで気が気じゃなかったというか、何だか変な汗を「リアム以外、全員!」がかいていたことを知り、真夏のハイウェイに出てカーチェイスでもしたような体温を下げたいということで、マンゴーとライムのローフケーキを焼きました😊😊😊💕

マンゴーのピューレを入れて焼いた、ほんのり甘い生地に、ライムのアイシングと、たっぷりのブルーベリーをトッピング😊😊😊💕

私は決して「カーチェイス」なんてする気はなかったけど、母国スウェーデンで免許取りたてだった時に高速道路に入ったところ、後ろから違法なスピードで割り込んで来たドライバーと危うく接触しそうになり、その時のヒヤッと、一瞬死ぬかと思った感覚が、まさに今日と同じです😂😂😂

でもね…アメリカ出身のジョージおじさんがこれまたとんでもない事の数々を経験をしていて、30代のある日、「人質解放のために使う大金」を現金輸送車に乗せ、犯人が指定した場所まで運ぶ任務に駆り出された際、勘付いた犯人グループが真後ろから追ってきて、ジョージおじさんも武装していたとはいえ、ドア越しに何発か撃たれたんだって😂😂😂
さすが銃社会アメリカ、道端や静かな住宅地であっても案外あっさり銃が出てくるのか、まだまだ他にも銃関係のトラブルには遭っているから慣れだといい、そんな経験をしているから、G4Sなんて民間軍事会社に入っても役職付きの社員になれたのかと思うと、おじさんの頭がハゲちゃった原因は、愛していたワイフが部下と蒸発した一件以外にもあるのかもしれません😂😂😂
その時よりはずっと生きた心地がしてたとか、私には想像できない…😂😂😂
※G4Sが相手にするのは「やばい連中」で、当然のように武装し、民間人として戦闘することが職務。

まだパピーなせいか、恐怖に怯えると尻尾をお尻の下に隠し、下敷きにして座り込み、心細そうにしながら鼻で鳴くようになった、兄クリストフ。
まだ一緒に暮らしていた頃は非常に勇敢で、パピーながらも男の子らしく、頼もしい性格をしていたのに、弱々しく変わり果てた兄の姿を見て、賢い末の弟アーサーは隣で寄り添い、落ち着くまで一緒にいてあげるのが「定番」のスタイル。
しかし、ここ最近、自分が捨て犬にされていたことすら気づいていなかった節がある、超能天気でポジティブなドギーのエヴァンゲロス兄さんをリアムとヴァシリオスのカップルが迎えたところ、少しだけ心が和らいだのか、はたまた高すぎる社交性に脳みそゼロな犬と形容されがちな兄さんが明るく、そして陽気に振る舞ってくれることで、自分もあれくらい気楽に、周りを気にせず生きていていいんだと思えるようになったのか、今朝は珍しく末の弟アーサーを見つめ、目では「ねぇアーサー、毎回毎回、僕の心臓に悪いんだけど、ちょっとは"同調"も謹んでよ…」と、語っているようでした😂😂😂
好奇心が旺盛で、稀なほどに賢く、非常にフレンドリーな性格のアーサーは、心の中で、穏やかな性格の兄に叱られているという自覚でもあるのか、笑い顔で誤魔化すスタンス😂😂😂
さすが末っ子らしく、こうすれば兄は許してくれるだろうと、よく理解しているアーサー😂😂😂
そのお顔は、「えへっ!お兄さん、怒らないで!」と言っているようで、二匹の朗らかなファル・アイザックのお顔を思い出します😂😂😂
そんな末の弟が持つ、高すぎる同調能力には手を焼いているといったお顔の兄クリストフは、虐待されたことが原因で後ろの右足を痛めてしまい、こちらは要リハビリのため、ドッグトレーナーとお散歩しながら週1回の歩行訓練に加え、2週間おきに、自宅のプールで足を動かすトレーニングを頑張っている真っ最中と、挫けず生きようとする姿には、私たち人間も学ばされ、気付かされ、教えられることが盛りだくさん😂😂😂
その勇士を、クリストフがリハビリしている姿を見たいと言ったのは、ヴァシリオスと一緒に母国ギリシャの地元、アテネからここイギリスまで移住して来た幼馴染で、オッサン臭い親友のアレクサンドロス…の、甥っ子たち😇😇😇
そう、ヴァシリオスとほぼ同じ、ダークカラーのブルネットがクルンックルンにカールした天然パーマの頭を持つ、超イタズラっ子で自分の欲には超正直な双子の少年たち(4)がパピーのリハビリを見てみたいと、ついでにヴァシリオスと一緒に泳ぐ練習がしてみたいと、大好きな手厚いイクメンのリアム園長先生におねだりしていたことから、今日はまだ幼い彼らと家族を呼んで、室内で、3匹の犬たちと一緒にプールを楽しむことにしていたんです😇😇😇
地元アテネでは、オリンピック候補の選手として選ばれ、大会では常にコースの中央で泳ぐことが許され(※中央は優勝候補の定位置)、ジュニア大会で優勝した経歴を持つヴァシリオスに教えてもらえるなんて、滅多にない機会だよね😊😊😊✨
ただ、ヴァシリオスは双子の少年たちから、「自分たちとよく似た、同類のお兄さん」として、非常によく懐かれてはいるものの、ヴァシリオスの心の中には「暴君の天使」や「3歳の少年」といった、精神年齢におけるスイッチを複数所有していることから、「あんな子供、僕と似ているのは頭だけです」「子供だった僕はもっとかわいくて、あんなに煩くありませんでした」「子供なんて嫌いです。一人も欲しくありません」と抗議行動を起こしてしまうので、世にも稀に見る、超イクメンのリアム園長先生には、ご協力いただく必要があるでしょう😂😂😂
双子の少年たちはリアムにも非常によく懐き、むしろ実際に通っている幼稚園より楽しいといって、幼稚園には行きたくないのにリアム先生のところには行くと朝からストライキを起こし、伯父でオッサンのアレクサンドロスと朝5:00から大乱闘したのがほんの数日前と、どんな評判のいい私立幼稚園よりも行き届いた育児の数々を多数こなしてくれることも手伝い、手厚いイクメンのリアム先生は子供たちからも、世のモルたちからも大人気😂😂😂
特にこれといって、言葉巧みに煽ているわけでもないのに、ユーモアから子供をその気にさせ、やる気満々へとスイッチを押すのが超上手な末っ子リアムは、実は子供たちが有する「個性」を掴み、「主体性」を育んだのち、「自主性」を促すのが上手なのではないかと思った、今日のフィーカはこちら。



Banana Pudding Cupcake.

こちらで子供が好きな食べ物といったら、野菜のスティックサラダを覚えるまではフルーツが非常に一般的で、フルーツの中でも王道といったら、やっぱりバナナとアップル…でしょうか?😅😅😅

自分の考えが平凡過ぎて、ごくたまに嫌になりますが、少年たちにはなるべく自然な甘さで美味しいものを食べさせてあげたいと、バナナプディングのカップケーキを作りました😇😇😇

ヴァシリオスなんて自分こそが子供だと、リアムを奪う少年たちが嫌いだから、「奥様、彼らのおやつなんて、カットしたキャロットで充分です。馬にあげたものの残りで構いませんから、大人はシガ…いえ、ゆっくりしましょう?」と、また今日も暴君発言したからね😂😂😂

当の双子の少年たちは、遊びに来てからもヴァシリオスの気持ちなんて全く気にせず、「バジー!」「リアム先生ー!」「アレクー!」の定番メニューに加えて、今日は「ダディー!」と「マミィー!」の大騒ぎで、お利口に食べている時間だけ超静かにできるという、真の天使っぷり😂😂😂

少年たちのモルも、リアム先生と出会ってから息子たちのモチベーションが格段に上がり、何に対してもやる気満々になったんだと、驚いてます😅😅😅

背中にでもあったのか、リアムにやる気のスイッチを押され、気づいたらギリシャ文字のお勉強も始めてたよね、少年たち😅😅😅

仔犬のアーサーは生後11ヶ月のパピーながら、賢いと評判の兄弟たちの中でも一番賢く、頭も良く、フレンドリーで、スポーツ万能、ついでに誰から習ったのか、イタズラと泳ぎも得意😅😅😅
一方、兄クリストフは最初こそ水を怖がっていたものの、勇敢な末の弟アーサーがドボンッ!とプールに飛び込んで手本を示したことで勇気付けられ、今ではちょっとした泳ぎを周りの人間たちに披露し、褒められると照れくさそうにしていることが増えました😊😊😊✨
照れるクリストフとしては、「ぼ、僕、そんなつもりじゃ…」といったところではないかと察していますが、少々寄り目がちなお顔は嬉しそうで、いつかの誇らしげなお顔にも通じるものがあり、このまま辛い経験を忘れることはできなかったとしても、前向きに生きて行けるように取り計らうもの、そばにいる私たちの役目😊😊😊💕
さて、もうひとグループとして、ヴァシリオスが泳ぎを教えてあげることにした親友の甥っ子で、「食べている時だけは真の天使」と私から評判の双子の少年たちですが、何と彼ら、去年自宅のプールに友達を呼び、大人も交えて水遊びをしていた際、周りから見たら一見仲も良さそうに遊んでいたものの、友達として来ていた男の子に兄が頭を掴まれ、まだ泳げもしないのに水面に顔を押し付けられたことで怖くなってしまい、本人は「もうプールやだ!入らない!」と、強く言っていたそうです😂😂😂
それ…ケガや事故になったら、親はどう責任を取るつもりなんでしょうか?😇😇😇
これには、「何もしないでしょうね」がモラハラ家庭で育ったヒューゴの意見で、「ケガをさせられた子供の人間性に問題があったと主張されるのが、オチでしょうねぇ。裁判で主張するのは当然の権利だと思っていますから、相手が傷つくことを言っても平気なんですよぉ」という、人生経験も豊富な末っ子、それが稀に見るイクメンのリアム先生…。
少年たちのダディ、つまり、非常にオッサン臭いアレクサンドロスの兄というのは、これがまた非常に賢そうなインテリ男性で、資格取得が趣味と学ぶことを好み、母国ギリシャとここイギリス、それからフランス、イタリア、ドイツなどの資格や検定を実に40ちょっと持っているという、兄弟の中では一番の真面目😅😅😅
無論、オッサン臭い末っ子のアレクサンドロスと違い、スポーツにも果敢にトライする性格とはいえ、得意や優秀とは言えません😂😂😂
むしろ、家庭内では「やることはやるけど運動神経ゼロ」と評判で、単細胞&脳みそ筋肉なアレクサンドロスのファルは、そんな長男がガールフレンドを作り、結婚し、子供を授かるなんて予想外の出来事だったと言ったほど、スポーツ運には欠片も恵まれていない有り様😂😂😂
それがなぜ、ヴァシリオスに泳ぎを、それもオリンピックを目指している少年として、あとから性格はク○だったと、セクハラを推奨するような、水泳選手の風上にも置けないようなク○ッタレの本性を出し、成績優秀だったヴァシリオスを燃え尽きさせる原因となった最低だとわかったけれど、実際にプロのアスリートをコーチに選んで契約し、ハードなトレーニングに励んでいたようなヴァシリオスに、教えてもらおうなんて思えたのか?😂😂😂
それには、手厚いイクメンのリアム園長先生がトラウマを抱えた長男の心に寄り添い、気持ちを汲み取り、優しく励まし、褒め、認め、そっとやる気のスイッチを押した結果、単純な長男はやる気も満々に回復し、今度は幼稚園で一番泳げる男の子になると言い始め、オッサンの兄で少年たちのダディは、今回もイタズラな息子たちに振り回されることが決まったんだと、オッサンは頭を抱えています😂😂😂
少年たちのダディは、自分が運動神経ゼロだとは欠片も思っていないので(※ここが厄介)、夏のホリデーで母国ギリシャに一時帰国した際、息子たちにはギリシャの暖かくて美しい海で遊ばせてあげたいと願っていたため、リアムの手厚いイクメンっぷりには感謝と感動と感激😂😂😂
リアムの「僕は長男に、こうなったら素敵ですよねって、ちょっと夢を与えて、ちょっと背中を押しただけですよ!あとは長男が明るい子で、根に持たない性格をしていることが鍵でしたね!」という一言には、リアムというイクメンが、モルたちに人気があるのも納得できるでしょう😂😂😂
これでもし、少年時代のヴァシリオスとリアムが出会えていたら、家族を亡くし、親族も亡くし、コーチにも裏切られて傷ついたヴァシリオスと出会えていたら、燃え尽きた心を潤し、癒し、支え、再び競技人生に戻ることができたのではないかと、おばさんは悔しくなっちゃうよ😂😂😂

もうすっかり見慣れたプールにて、クルンックルンにカールした天然パーマの頭が3つ浮かんでいるという状況に、2匹のパピーと1匹のドギーは馴染めなかったのか、非常に珍しいものを、それも初めて見たという顔をして、いつも以上に興味津々😅😅😅
まずは賢い仔犬のアーサーが「泳いで」少年たちのところまで行き、来てくれたことで不意に少年たちを喜ばせ、最近来るようになった少年たちだと確認したあと、ドギーのエヴァンゲロス兄さんは真のHopeless Swimmer(全く泳げない)という情けなさをしているため、兄クリストフは兄さんを置き去りにしようと決めたのか、末の弟アーサーを追いかける形で泳ぎ、合流😂😂😂
兄さん…頭というか、脳みそ空っぽで、足りないどころか平気でゼロ過ぎて、高すぎる社交性を持ってしてもカバーできない😂😂😂
恐らくこの敗因は、兄さんの脳みそゼロに加えて集中力もゼロか、もしくは未だ発展途上の最中で、泳ぎながらこの先々に起こることを考え、楽しんでしまうからダメなのではないかと、ドッグトレーナーのおじさんから、兄さんの致命的に足りないエレメントを指摘され、笑われました😂😂😂
もしかしたら、兄さんってフラッティ(フラット・コーテッド・レトリーバー)の黒犬で、汚れてもあまり気にならない毛色をしているから、今まで「泳ぐ必要性」というものを感じることなく、生きてきたのかな?😇😇😇
実は勉強と芸術の成績に加え、スポーツの成績も超優秀だったことが判明した夫のゼノは、この一家にHopeless Swimmerがいてはまずいと、このままではマリンスポーツをしに行けなくなるという現実を感じ取り、兄さんには猛特訓を開始😂😂😂✨
ダメな子代表でも全く気にしない、それが兄さんの長所であると同時に、短所😂😂😂
しかし、この一家で真のホープレスだったのは、春になる前から保護している、スコットランドのうら若き青年・ファーガス(21)で、見るからに非力そうなこの青年は、「僕、全く泳げません…」と、どうやら本気で1mも泳げないんだと言っていて、こちらは一家の超シャイボーイ&キュートボーイを危険に晒すわけにはいかないという私の意に反し、「君はやらないから、ずっとできないままなんですよ」という悪ガキのヒューゴに捕まり、万が一にも川や湖に転落した場合に備えて、潜れる程度になるまでは、トレーニングするそうです😂😂😂
でもさ…子供の頃、全く泳げない子たちを見ていてうっかり思っちゃったんだけど、本当に泳げない子たちって、自ら進んでまで海や川に行ったりしないんじゃないか、と😂😂😂
そういう子たちが溺れるケースとは、だいたいが泳げる子たちに誘われて付いて行っちゃったか、何らかの度胸が付いて足を踏み込んだか、もしくはジョージおじさんのように典型的なアメリカ人で、ヒーローになれるのならと危険を顧みず、自らを犠牲にしてしまった結果ではないかと思うんですが、実際に泳げない方々はどう考えるものなのかという意見についても、触れてみたくなります😇😇😇
私の周りには、「泳げない」または「記録が1,200m以下」という顔触れが一人もいないから、間違っても泳げない人を安易に誘ったりしないように、日頃から気をつけないとね😇😇😇
双子の少年たちは、超イクメンのリアム園長先生から手厚いサポートを受け、ヴァシリオスはハードボイルドなことを「し過ぎないように」と恋人のリアムに支えられ、完全にやる気が回復した少年たちはヴァシリオスの超ハードな指導もなんのその、怖気付くことなくサクッとマスターし、すっかり潜って遊べるようになるまでの急成長😂😂😂
長男が最初に少しだけ見せた、あの重度の怖がりっぷりは、いったいどこへ消えたのか…😂😂😂
子供に新しいことを学ばせる際、一緒に経験し、肩を並べて習い、隣で困難を分かち合ってくれる大人の存在があると、子供は教えられたことをスポンジのように吸収し、2倍にも3倍にもして返してくれるものなんだと、リアムのイクメンっぷりからモルとしての学びも得られた、今夜のディナーはこちら。



Smoke Salmon Wrap.

オッサンが少年たちを連れて来た時、少年たちのダディ&マミィがスモークサーモンを差し入れしてくれたので、手早く簡単に作れるラップサンドを用意して、ディナーパーティーにしました😊😊😊💕

薄いトルティーヤの生地にスモークサーモン、キュウリ、トマト、レタス、レッドオニオン、ピクルスを巻き、ドレッシングはシーザードレッシングをアレンジした自家製😊😊😊💕

さすが、ギリシャ人実業家でシャイなインテリ男性を射止めただけあって、超非常識が多いイギリス人女性の中でも群を抜いて性格が良く、気が利いていて、サッと手伝ってくれる器量の良さと優しさもまた、魅力の一つだよね😇😇😇
本当に…こちらの英国人奥様、無闇やたらと不用なまでに子供を褒めちぎらないし、自分の主張は最低限に留め、下がるところは速やかに下がり、自分の力が必要だと思った時だけしっかり出てくるところは、まさかこちらの奥様、実はイギリス人ではないのでは?と、思ってしまいます😂😂😂
ギリシャでは夫婦別姓であること、さらには女性が結婚で姓を変えることを禁じる法律が施行されたため、イギリスでのみ、ファミリーネームを夫のものに整えている奥様に過去のものを伺えば、上品でマナーがいいのも納得😇😇😇
ただ逆に、知的でケンカもしたことがなさそうなインテリ男性がダディで、超控えめなイギリス人淑女がマミィだと、周りには敵も多いのではないかと心配になってしまうんですが、そんなことを気にしてしまうのは、私が超おてんば娘と評判の、典型的なじゃじゃ馬娘だったからなんでしょうか?😂😂😂
奥様に似た、品のいい性格の妹がいたりなんてしたら、ヒューゴの再婚相手に…とは、ヒューゴが悪ガキ過ぎて、冗談でも言えなかったよ😅😅😅

仔犬のアーサーはプールから出ると、まずはシャンプーして欲しいとバスルームに向かい(優秀)、一旦はずぶ濡れのまま犬たち専用のソファに座って寝転ぼうとトライし(なぜ?)、ふと思い出したかのようにもう一度バスルームへと戻り、しっかり乾かしてから再び退散するのがお決まり😅😅😅
この、謎すぎるアーサーの珍行動に、賢くスポーツ優秀な犬でもプールのあとは疲れるのかと、泳ぐとは体力を使うものなんだと、改めて私たち人間も気付かされます😇😇😇
きっとアーサーのことだから、楽しく泳いだら疲れちゃって、眠くもなったりして、バスルームに行くまでに気力を使い果たしちゃうんだよね😅😅😅
エヴァンゲロス兄さんが同じことをすると、また兄さんがクレイジーになったと思うのに、アーサーがやると全てを許されてしまうのは、仔犬を甘やかす私の悪い癖なんでしょう😅😅😅
そしてもう一つ、改めて気付かされたことは、やっぱり双子の少年たちはヴァシリオスとそっくりなところが頭の他にも多々あり、稀に見るイクメンのリアム園長先生から手厚い育児を施され、たっぷりの行き届いたサポートをしてもらうと、やる気はより充分なものが満ち溢れ、困難や苦しいことは何もないと、大変に満足したと言いたげなお顔をして、非常に幸福感も高いといったお顔でにまっと笑うところが、ヴァシリオスとそっくり😂😂😂
例えるなら、ここイギリスでは時が経った今でも大人気、ルイス・キャロル作「不思議の国のアリス」の挿絵を描いたことで有名な、アーサー・ラッカム版「チェシャ猫」を、小さな口元にした感じ、といったところかしら…😂😂😂
ヴァシリオスの満足顔って、溢れ落ちそうなほどに大きなグリーンの目がらんらんと輝き、ツンと通った鼻筋に、お口の両端がキュッと上がって、犬か猫かといったら明らかに猫顔で、かわいがられてご機嫌なシャムの仔猫みたいなお顔なのよ😂😂😂
それが今日は3人になり、クルンックルンにカールした天然パーマでブルーの目をした少年たちと、親子かと思うほど瓜二つでした😂😂😂
ただし、ヴァシリオスが「ダディ」に見えるかといったら決してそんなことはなく、どちらかというと「歳の離れた兄」にしか見えず、双子の少年たちがオッサン・アレクサンドロスにイタズラして無邪気に走り回ると、細かいことは気にしないオッサンにとってはどちらも同じだと、つい癖で「おい、アンゲロス!それやるなって言っただろ!」という間違った注意が飛び出し、また今日も自分のことではないと都合良く解釈した少年たちから、「アレクが結婚したら、いい子にしててあげる!」と条件を付けられ、なかなかオッサンに植え付けられた、「いつまで経っても結婚しないオジサン」の誤解は、解けません😂😂😂
私から、こっそり少年たちに確認したところ、案の定少年たちは「え?アレクは長男でね、ダディのお兄さんで、弟はダディとB伯父さん、C伯父さんの3人で…」と、末っ子なのに、やっぱり長男のオジサンだと思われてた😂😂😂
これもいつか、稀に見るイクメンのリアム園長先生から、Family Treeの授業をしてもらえば、少年たちも理解していくのかな?😂😂😂
来年の今頃には、身も心も若い、つまり、「真の若者」であるガールフレンドのアメリと結婚する予定でいるのに、アメリが少年たちにモテちゃって、何かと敵が多いオッサンに、幸運を😂😂😂
新婚の家庭に子供が遊びに来ると、こんなに賑やかで楽しくなるのは、どうしてなんだろう?😇😇😇

God natt...