昨日、自身のお尻に、「小麦色」または「少女よりも明るい色のブルネット」とか、「ブロンド」といった色合いをした、非常に丈の短い産毛が大量に生えていると、人生で初めて知ることになったのは、夫の下級生で秘書をしている、ヒューゴ。
子供の頃から、何の進歩も成長もしていない悪ガキながら、見た目だけならここイギリスでは特に人気者の、VIPな英国貴族「ヒュー・グロヴナー」にそっくりか、もはや瓜二つと言っても過言ではないほど、容姿の整った目つきの鋭いイケメンで、おまけにスレンダーで背の高さが自慢だったのに、夜だけ突発的なヌーディストを拗らせたことにより、今も昔も変わらず尊敬している上級生の、それもワイフにお尻の産毛を発見されてしまい、今まで恥なんて何度かいても懲りない…いえ、恥とも思わないという性格をしていたものの、ここに来て、ようやく恥という感情を学んだようです😂😂😂
もう…私と夫のゼノを始めとした、一家のメンバー全員が大爆笑😂😂😂
しかもティーンエイジャーの頃には、すでに自身の下級生で、現在はこの一家に住み着いたプシュケの居候、超イクメンの末っ子リアムにバレていて、ヌーディストのくせにボディヘアをケアしていない男だと、不潔がられていたことまで発覚😂😂😂
そこで、35歳という年齢になって初めて、お尻の産毛を何とかしたいと思い立ったヒューゴでしたが、これがまた長さ不足だったといいますか、あまりにも短いことからワックスの効果が得られず、完全に抜くことができません😂😂😂

そんな困った時は、ここイギリスが世界に誇る、世にも稀に見る超イクメンの末っ子、リアムに頼るのが一番で、恐らくそれが大正解😅😅😅
完全にお手上げとなり、他人の迷惑を顧みない性格のヒューゴは真夜中にリアムを呼び出し、お尻の産毛を何とかして欲しいと、かつての下級生に依頼しました😇😇😇
しかしながらリアムは、私たちが雇用しているボディガードで、天使のような少年顔の美青年・ヴァシリオスとカップルになり、夜は上級生の悪ガキをお世話するどころではない、恋人と楽しい時間を過ごすことに忙しい…ということくらい、女性にモテまくる男を自覚しているなら、簡単にわかりそうなこと、ですよね?😇😇😇
そのため、非常に整った、古代ギリシャの高度な芸術品レベルの美しい見た目をしておきながら、自身にとってはこれが人生で初めての恋であり、初めての恋人を、それも大事なリアムを奪われたと感じたヴァシリオスが、ヒューゴの産毛を、それもお尻の毛をお世話してあげる必要なんかないと抗議行動を起こし、素っ裸のまま、リアムに産毛の処理をしてもらっていたヒューゴのお尻を、思いっきり引っ叩き続けるという、暴挙と暴君の嵐…😂😂😂
結局、3人が3人とも、自身が手に負えないマゾヒストを拗らせていると自覚している中、いったい誰にとってのお得な一夜だったのか、傍観しているだけの私たちには、一生わからないでしょう😂😂😂
本当に、バカな末っ子たち😂😂😂
ワックスではどうにもならない産毛も、超イクメンの末っ子リアムにかかればものの10分足らずで片付くものでしたが、天使のヴァシリオスは配慮と遠慮とデリカシーゼロのヒューゴから、その10分すら「待てない子供」だと認識され、誰よりも先にブチギレていることを確認した、今朝の朝食はこちら。



Earl Grey Scones.

夫のゼノは、紅茶を上手に淹れられる、抜群の腕前を持った息子だと、ご近所では大評判😊😊😊💕

ダディのセバスチャンも、一人息子に対し、特に厳しく紅茶の淹れ方を教えたわけではないそうなんですが、今日はご近所に住む、ドイツの血を引く魔女のおばあさんにお裾分けしてあげたかったので、上手な夫にリーフを選んでもらい、アールグレイのスコーンを焼きました😊😊😊💕

私たちイングランド国教会の教徒たちが、イースターのお祝いを迎える直前という時期に、70年以上の月日を連れ添ったおじいさんを亡くしてしまった、おばあさん🥲🥲🥲

あれから少しずつ、おばあさん自身も元気を取り戻し、今は末っ子リアムが離婚する運びになったワイフのお嬢さんと、リアムが今後、自身のゴッドドーターとしてお世話を手伝っていくことにした、赤ちゃんのレイチェルに自宅の一室を早く貸してあげたいと、楽しみにしています😊😊😊💕

その前に…お嬢さん、階段でつまずいて、足首を骨折しているから、治さないとね😂😂😂


今日は何にもない、普通の土曜日。
ただ私にとって、最近は連日割れそうなほど、ガンガンと痛む頭痛に見舞われていることから、そろそろこの頭痛から解放されないと、何事からもリフレッシュできない…と、思い始めたんです。
そこで、困った時にはやっぱり友達、そして楽しいことをするのが一番だと、何人かにチャットしてみたところ、まさかの、真っ先に反応したのはフィンランド人のオリヴェールと、その親友で、フラットの設備不良から、オリヴェールと同居を余儀なくされたデンマーク人の友達、ヘンリック…の、超おおらかな巨人たち😇😇😇
そう、この二人はいつもと同じ、親友同士で過ごす時間も気楽で楽しいんだけど、たまには刺激を求めて、誰かとカフェヒュッゲしたかったという理由に加え、ただ単にギリシャ人の友達はいないから、ヴァシリオスと話してみたかったのと、この一家でリアムとヴァシリオスのカップルが飼うことにした、フラッティのエヴァンゲロス兄さんと遊んでみたかったんだと、遊びに来ることになりました😇😇😇
北欧のヒュッゲやラゴムに興味があり、本場のティータイムを味わってみたいと思っていたものの、周りにデンマーク人の友達なんていないし、一家にスウェーデン人ならいるけど雇用主のワイフだし、北欧の人種はごく一部の例外を除いて、新しいコミューンを形成することが非常に苦手だと聞いているから、なかなかチャンスを掴めずにいたというヴァシリオスにも、ナイスタイミング😊😊😊💕
まあ…北欧の人種って、基本的には私や、私の周りを除いた全員が「超シャイ」とか「極度のシャイ」だから、例え友達が多くいたとしても、その全てと浅く広く付き合うことは稀で、真の仲良しさんとだけ深くお付き合いし、新しいコミューンは結婚や育児のタイミングで、必要最低限に…となることの方が、一般的でしょう😅😅😅
でもね、一応断っておくと、スウェーデンやフィンランド、デンマーク、ノルウェーといった北欧諸国にも、一定レベルのパリピがいるのは事実で、季節なら冬場はまるで国全体がお葬式に、夏場は解放的な、陽気な人柄になるのも、また事実😅😅😅
これは決して、人間性に裏表があるとか、二面性を狙っているとか、多重人格のようなものでは、ありません😂😂😂
日本人だって、真夏は暑過ぎて身も心もヘトヘトになっちゃうけど、春から初夏には解放的かつ朗らかな性格になって、何だか真冬にだけ、ブルーな気分になる人がいるじゃない?😅😅😅
あれと同じ😇😇😇
基本は明るい性格をしたギリシャ人でも、イタリア人ながら少々シャイだったモルの血を引いたヴァシリオスには、賑やかなアメリカ人より堅物なイギリス人の方がよく気も合い、かといって皮肉はほとんど言わず、自慢屋な人間が苦手なヴァシリオスにとって、北欧の穏やかさは渡りに船😇😇😇
プライベートに限っていえば、この家庭にいる、全末っ子たちの社交性と社会性なんて、ほぼゼロに等しい状況でも、非常におおらかな二人が来ると決まれば話は早かった、今日のフィーカはこちら。



Banana Chocolate Bread.

ヒュッゲは基本的に、誰か一人が頑張ってもてなすのではなく、みんなで作ったり、分け合ったりすることが一般的で、それが最優先😊😊😊💕

そのため、今日はモル仕込みで、実は料理上手な天使のヴァシリオスと、世にも稀なほど、超イクメンなリアムに手伝ってもらって、バナナとチョコレートで、ケーキのブレッドを焼きました😊😊😊💕

紅茶はゼノとヒューゴが淹れ、オリヴェールとヘンリックの二人は、昨日の夜に手作りしたという、ジャムを持って登場😊😊😊💕

おとぎ話に出てくる、こぐまとハリネズミのような展開に、ヴァシリオスは「これがギリシャだと、手作りのジャムより市販で売られている、シュガーが大量に入った甘いお菓子が主流ですから、体にいい習慣ですね」と、誰かに言われたわけではないものの、なぜかアンチシュガーな子供時代を過ごしたこともあって、喜んでます😇😇😇

北欧の夏は自然の中をお散歩しながら、森で野生のベリーを摘んだりもできて、肉体的にも健康的なんだよね😇😇😇


母国ギリシャではトップクラスの資産家で、地元はアテネと大都会に住みながら、常時4頭の馬がいる家庭の末息子に育った、ヴァシリオス。
これは背が高くて超イケメンのファルと、イタリア出身で超美人女優と人気者だったモル、そして美人な二人の姉たちそれぞれの愛馬で、両親が亡くなった時、まだ8歳だったヴァシリオスには伯母さんから、2年後の10歳で愛馬を与えられ、22歳の時に天国へと見送るまで、一緒に過ごしたそうです。
この家庭にいる息子たちは、イギリス国内でも非常に裕福な家庭で育ち、それぞれが愛馬を与えられるか、もしくは親族から馬を借り、それで乗馬を習得した経験があり、オリヴェールは養親で、フィンランド人のモルがヘルシンキの一流レストランでチーフシェフとして働き、そのお金で地方に購入した馬を、ヘンリックは養親のファルが、馬には多大なるトラウマを抱えていたものの、虐待され、傷付いて迎えられた愛息子のためにと養親のモルが親族から借り、それを使って乗馬を習得。
問題となった話題が、この「馬」について話していた際、なぜか私の実家、つまり、スウェーデンの地元ストックホルム県リディンゲ市という、確かに海辺の街に暮らしておきながら、なぜかガンガン(Great Grandmother)の夫であり、イギリス在住時はRoyal Air Force(英国空軍)に勤務し、大佐まで務めた通称キャプテンが、いったいどうしてなのか、自宅にトナカイを連れて来た、という一件😂😂😂
未だ謎に包まれた、あのトナカイは、その後どうなったのか、キャプテン亡きあと、いったい誰がどうやって手放したのか、親族の誰も知らないという事態に、オリヴェールが大爆笑😂😂😂
それぞれが出した結論では、まず事実上はスウェーデン人とフィンランド人のハーフで、育ちから非常にフィンランド人らしいオリヴェールは、「サンタの手伝いをさせるために、売っぱらっちゃったのさ〜」と笑い、夫のゼノと超イクメンのリアムもこれに同意を示し、「大佐はマリアのグランダの、そのまたダディだろ?きっと、病気の子供たちにプレゼントを届けるために、ファーザークリスマスの手伝いをさせに行かせたんだろうな…」と、ホスピタリティしか持ち合わせていないリアム同様、チャリティ目的で手放したという説を支持していましたが、ひ孫である私と、私がごくわずかにサーミ人の血を引いているようだと知ったヘンリックは、「食べた説」を、推奨しています😂😂😂
サーミ人といえば、ディズニー映画「Frozen」(邦題:アナと雪の女王)にも描写されているように、民族衣装ならアナの服装で、想像される暮らしぶりといえば、スヴェンと暮らすクリストフのような、トナカイを放牧していたイメージが代表的ではないかと思われるものの、あれには「海のサーミ」や「山のサーミ」といった、住むエリアにもかなりのバラつきがあり、恐らくお父さんの一家は代々大型の造船業や、貿易を仕事にして来た一族なので、そこにいた「海のサーミ」と呼ばれる女性の中から、とりわけ美しい女性を拐うように、もしくは丁重に説得するなりして、求婚したんでしょう😂😂😂
お父さんの一族にいる、全ての「長男」と呼ばれる人たちは、いかにもヴァイキングの血を引いているといった感じの、美しいものには目がない、何としても手に入れるという意思の強い息子たちで、お父さんの兄、つまり現在一家の長男は、ハリウッド女優に求婚したことがある、バカ😂😂😂
それは…どんなにイケメン一族と呼ばれても、例え一家の三男で、末の弟(お父さん)がジョニー・デップに似ていても、似ているだけだから、断られて当然だよね😇😇😇
ヒュッゲは家族や友達と、楽しい時間をのんびり過ごすものだからと、こんなバカなことを話してしまって、美しさに関しては真のサラブレッドである、ハイブランドのモデルを複数回も務めたことがある両親を持つヴァシリオスにしてしまったら、失望されたかもしれません😂😂😂
まあ…北欧に憧れがあるという、天使のヴァシリオスにとって、一番ショックを隠せなかったことは、ヴァイキングの血を引いた私のお父さんが、長男は一族揃って代々バカ息子とか、私がサーミの血を引いているとか(これはむしろ喜んでた)、ヴァイキングは海の荒くれ者なんて話よりも、トナカイは食料という、お利口さんには残酷な発言、かな😅😅😅
ヒューゴに、「レイディ、トナカイを食べる件については、夢が壊れますから、ジョージ(息子)が年頃になっても、教えないでくださいね?」と、珍しく釘を刺された、今夜のディナーはこちら。



Tomato and Basil Pasta.

話が盛り上がり過ぎてしまい、夜までオリヴェールとヘンリックの超おおらかな二人がいたので、話し合いの結果、非常にシンプルで手早く完成する、トマトとバジルのパスタにしました😊😊😊💕

以前、ヒューゴの養親が稀に見るモラハラっぷりを発揮して、自身のゴッドチャイルド(60代)が病気で亡くなった際、葬儀から遺品整理、ゴミ屋敷の片付けまでヒューゴに押し付け、自分たちは行方を眩ますという事件を起こし、その時にも手伝ってくれた二人は、いまさらブラックペッパーをネタにしたブラックジョークを思い出し、今日はそれに因んだ、レッドペッパーが再燃😂😂😂
いやぁ…あの騒動は、綺麗好きなヒューゴのプライドも傷ついたというか、ゴミだけならまだしも、ネズミや小さな虫とかまで大量に死んでいて、思い出しただけでも体が痒くなるし、手伝ってくれた二人が、オリヴェールが超力持ちで、ヘンリックが超怪力だったおかげとしか、言葉がありません😂😂😂
まだ、あの「ボーンマスのゴミ屋敷」のDIY計画は途中で、真冬の間は暖炉が使えなくて寒いから、業者を頼むより、ゼノに頼んだ方が確かだからといって、大家の奥さんが空き物件にしたまま、夏を待っている真っ最中😇😇😇
もう、あの大量のゴミや虫の死骸はゼロになりましたが、またあの物件に行ったら、全員が当時の惨状を思い出すことになるでしょう😅😅😅
フラッティのエヴァンゲロス兄さんは、名前を覚えてもらうまでの間、黒い毛をしているからと、一時的に「ペッパー」になってたらしいよ😂😂😂
※こちらでは、黒犬や黒猫にペッパーやルナという名前が流行っていて、ランキングの上位で定番。

夫のゼノはダディのグランダ、つまり、ゼノにとってはひいおじいさんが、私のモルモルスファル(ひいおじいさん)、通称キャプテンと同じで、Royal Air Forceに勤務し、少佐を務めた軍人。
ということは、世代も同じなのでは…?と思ったものの、実はガンガンのダディだった、私の高祖父に当たる男性が、英国紳士にしてはかなりの「ク○野郎」(ガンガン談)で、跡取りとして、男の子が一人または二人は必須な立場だったのに、なかなか子宝に恵まれないことを全ワイフたちの責任にしてなすり付け、言い訳と離婚と再婚を繰り返し、実に4度目の結婚でようやくガンガンを授かり、ガンガンが男のように鋼のメンタルをしていたことから、「お前が男に生まれてくれたらな、俺は気が楽だったんだぞ」が口癖だったという、真の種無しとか、究極のク○ッタレだったと、伝えられています😂😂😂
ゼノの一族は、代々早い段階で子宝に恵まれた代わり、男の子は代々一人か、いても二人までと少数精鋭感があり、私は中年のク○野郎と再婚するハメになった高祖母が若く美しかった代わりに、一族でも稀に見る毒舌で、壮大なフェミニスト😂😂😂
そんなク○野郎を高祖父に持ったなんて、少なくとも親子3代で、まるで呪われたように、私以外は全員男の子にしか生まれていない一族で育った私は、プライドがボロボロ😂😂😂
しかし、夫のゼノは、例え高祖父がク○野郎だったとしても、「マリアのガンガンは立派なレイディだったし、戦争中は男と同じように従軍して、負傷兵を支えてくれただろ?ダメな男というのは、どこかで絶やしておかないと始末が悪いし、高潔な女性に育ててくれたから、今はマリアみたいに、誇り高い女性たちが生まれるようになったんだと、俺は思いたい…」と、よくわかってる夫😂😂😂
男の立場で、本来なら自分も男の子の跡取りが必要なのに、「ダメな男はどこかで絶やす」とは、よく言った😂😂😂
それを聞いていたヒューゴが、「僕は養親もク○野郎で、極度の変態でもありましたけど、本当の父は同性愛を隠したまま結婚して、跡取りを儲けたと聞きましたから、僕もク○野郎の末息子ということですよ。母は僕を手放したあとで、発狂して精神を病んだと聞いていますし、夫だけがク○野郎なら、まだマシじゃないですか…」と嘆かれ、夫婦で切なくてなりません😂😂😂
確かに、代々続いている一族のどこかで、一人だけがク○野郎なのと、存命の一家全員、それも親族全員がク○野郎なのでは、訳が違う…😂😂😂
私は今後、もうイギリスの血なんてクォーター以下だし、北欧諸国の遺伝子ばかりを引き継いでいることがわかっているから、ヴァイキングの末娘だと、名乗ることにしようかな😇😇😇

God natt...