あの…何だかものすごく、社会性に欠けた発言をする女だと思われるかもしれないんですが、頭が割れそうに痛いときって、意味もなくイライラしたりなんてするの、私だけでしょうか?
もともとの性格から、あまり「怒りっぽい」タイプではなく、超一流のエリート紳士である夫のゼノから、「穏やかで上品なお嬢様」と言われるほど、滅多に怒らないというか、怒ろうと思っても顔が笑ってしまうか、あまりにもどうしようもないことをされると、先に呆れが出てしまって、「はぁ」と一呼吸置いたら、それで済んでしまうんです😅😅😅
それがこのところ、頭が割れそうなほどに痛い日が続いていて、そんなタイミングで夫の下級生が、曲がりなりにも秘書をしているヒューゴがまた悪さを働いて、ついイラっとした瞬間にブチッとブチギレてしまった末に、思いっきり悪ガキのお尻を引っ叩いたら、養親たちに虐待された経験から、怖い顔してマゾヒストを拗らせちゃってるので、下ネタ大好きなこのイケメンは、私に付いて回りながら「レイディ、もう一発叩いてもらうには、どうしたらいいですか?」と、悪ガキの末っ子が持つ、変なスイッチを押してしまいました😂😂😂
頭痛いって、何日も言ってるじゃん😂😂😂

この一家に滞在している男の子たちは、美青年やイケメンばかりなのに、異常なほどにマゾヒスト率が高く、雇用しているボディガードで、いかにもギリシャ人といった、天使のような少年顔の美青年・ヴァシリオスは、自分でも「病気だと思いたい」ほどのマゾヒストだし、一家に住み着いたプシュケの居候で、ヴァシリオスの恋人でもある超イクメンの末っ子リアムも、「手に負えない」ほどのマゾヒストを自認してから20年以上という経歴の持ち主で、目つきの鋭いイケメンのヒューゴはトラウマが原因だとしても、ヴァシリオスとリアムに、ヒューゴのお尻を引っ叩いたなんて知られたら、限度を知らないあの二人に、何を求められるかわかったものではありません😂😂😂
これは早急に手を打たなければと、夫のゼノに相談しようと歩み寄ったところ、めざとく見ていたヴァシリオスが割り込み、私に「僕は奥様をガードしきれず、怪我を負わせてしまいましたから、罰を与えていただけますか?」と、限度を知らないマゾヒストに絡まれ、笑い転げていた夫😂😂😂
結局、自責の念にかられたまま何日も過ごし、後悔してもしきれないというヴァシリオスのことは、恋人のリアムがとっ捕まえ、「バジルには僕から、キッツーイお仕置きの数々を何時間でもしてあげますから、女性を困らせるのは、やめましょうねぇ?」と、一番節操がある末っ子は、リアムです😂😂😂
今後は他人と接する際、もう少し余裕のある心で挑むようにしたい、今朝の朝食はこちら。



Mum's Zucchini Bread.

こうも連日、愛するワイフだからとはいえ、たかが頭が痛いくらいでピーピー騒ぐワイフのために、毎日家事を代わってくれている夫には、アレルギーのデパートで、迂闊に市販のものを買って食べることができないパピーの夫には、せめて食事だけは中身のわかるものを食べさせてあげたかったので、今日はスウェーデンにいるママのオリジナルレシピを使った、ズッキーニのブレッドを焼きました😇😇😇

ゼノは生まれる直前、ほんの20分ほど前にマミィを亡くし、モルの味を知らずに育っているから、ママやモルモルのレシピはお気に入り😊😊😊💕

しかし、ダディのセバスチャンも息子同様、グラニーがいるのに家庭の味を知らず、「マムは料理なんてしなかったよ。私が大人になって、夫を亡くしてから、ようやく家事を覚えた女性だからね」と、一歩国を間違えたら、家庭が崩壊した、人格形成に問題ありの親子です😂😂😂

非常に裕福な家庭の長女で一人娘に生まれ、ここイギリスでは典型的なお嬢様育ちで、家事は全て使用人がやるものだったグラニーに育てられ、自身も超裕福だから、同じように息子を育ててしまったら、自立を忘れたパピーが完成していた、この一家。
今では料理を除く、全ての家事を自力で、それも難なくこなせるようになりましたが、33歳まで一度も家事をやったことがなかった息子だなんて、あまりにも世間知らず過ぎて、母国にいる友達や幼馴染たちには、生まれてくるかもしれない自分たちの子供には、迂闊に言えません😂😂😂
同じ裕福な家庭の育ちでも、ヒューゴはモラハラな養親たちが経営していた、超ブラック企業が破綻(倒産)して、家事を覚え始めたら…もともとできていた掃除と片付け以外、ろくなことしない息子。
よく考えたら、この一家にいる男の子たちは、ほぼ全員がかなりの裕福な家庭で育ち、超イクメンの末っ子リアム(33)のみ非常に優秀なレベルで家事をこなし、ヒューゴ(35)は33歳から家事を「やらないといけない」に変わり、母国ギリシャではトップクラスの資産家だった、超イケメンのファルが残した末息子のヴァシリオス(33)は、家事も料理も「本当はできるけど、暴君しちゃう特定の2人にだけはやらない」息子で、同居人のジャック(43)は、未だに料理だけできない😂😂😂
一部を除き、33歳が分岐点なら、スコットランドのうら若き青年・ファーガスだけは、今のうちから家事を覚えさせておかないと…😂😂😂
※セバスチャンは人嫌いを拗らせたため、裕福でも家事をするし、超美形のプレイボーイで、女性を大切にする一流の紳士だから、実は料理もできる。
※ファーガスは本当に、よくできた息子。

夫のゼノから、頭痛が治るまでしばらくの間、趣味や好きなことだけをして過ごすようにと命じられ、家事全般はゼノとリアムがこなし、料理はヴァシリオスと、保護しているスコットランドのうら若き青年・ファーガス(何とまだ21歳)が、アシスタントしてくれることになっています。
結婚のため、せっかく日本からはるばるやって来たのに、パートナーが踏んだ今世紀最大のドジから鍵問題が発生し、新居に入ることができないだけにとどまらず、防犯のため、契約者本人でないと、フラットの管理組合が取り合ってくれないことから、しばらくこの一家に身を寄せるハメになった最強上司(女性)も協力してくれて、賢い仔犬のアーサーたちにごはんをサーブしてくれたり、私を虐げることに余念がない、世にも稀に見る超ド級のモラハラカットで、セクシーな泥棒猫のルシアお嬢様をサクッとあしらってくださったりと、一家+客人の手を借り、回復に務めることを優先するのが私の役目。
こんな体たらくな職務、ワイフの私に課せられたことなんて、今まであったかしら?
私の頭痛に気付いたのか、賢い仔犬のアーサーとアーサーの兄クリストフのパピー兄弟は、いつも以上にお利口さんに過ごしていて、少々おバカなドギーのエヴァンゲロス兄さんも、いつも通り陽気に朗らかに、軽いノリで励ましてくれたりする中、仔犬のアーサーの身に、異変が!😇😇😇
…最強上司が気付いてくれたんですが、トーストカラーをしたアーサーのかわいいお顔のど真ん中に、「潰れて死んだマダニ」が、くっ付く季節がやってきました😇😇😇
アーサーはパピーでも犬だから、定期的にマダニの駆除薬はスポットで与えているものの、なぜアーサーとクリストフの兄弟には、「潰れて死んだ」状態のマダニだけが、くっ付くんでしょうか?😇😇😇
生きた粒たちはね、まだ一度もくっ付いたことがないの、この兄弟たち😇😇😇
それも毎回必ず、人間だったら超美少年も間違いなしのお顔に、くっ付けて来るんです😅😅😅
大学を卒業するまで、実家にラブラドール・レトリーバーがいたという最強上司が、アーサーとクリストフの兄弟に、「いい?あんたたち。これ見たら"寄ってくるな"って言うか、ノーと言いなさい。そうすりゃ来なくなるわ」という、パピー教育を施してくれたところ、アーサーたちは「お姉さん、それ僕のコレクション!」「お顔にゴシゴシするために、持って帰って来たの!」と、これはあくまでも、犬たちによる、犬たちのための、「忘れられないコレクション」の一つなんだと、主張中😇😇😇
エヴァンゲロス兄さんですら、マダニが付いても自分で気付くことはないのに、仔犬のアーサーたち兄弟に、衛生観念を身に付けさせるのは、まだまだ当分は困難を極める、今日のフィーカはこちら。
※兄さんはフラッティの黒犬だから、目を皿のようにしておかないと気付かない。



Simple Chocolate Bundt Cake.

夫のゼノはベリー全般と甘いもの、特にチョコレートとシナモンロールが大好き😊😊😊💕

ほら、疲れた時は甘いものって、日本でもよくいうじゃない?😊😊😊✨

その言葉を頼りに、今日は私の、割れそうに痛い頭痛治療も兼ねて、ダブルチョコレートのバントケーキを焼きました😊😊😊💕

チョコレートをたっぷり練り込んだケーキ生地に、スムースなチョコレートガナッシュ😊😊😊💕

不思議なことに、今日はこれくらい甘いお菓子を作っても、たいして甘いようには感じません😅😅😅

味覚がおかしいのかな?😅😅😅

今朝、雇用主のワイフにくだらない悪さを働き、お尻を引っ叩かれた末、マゾヒストに拍車がかかってしまった秘書で、スレンダーなイケメンのヒューゴが一緒に暮らしているのは、美人なワイフ…と言いたいところ、こちらはすでに離婚したあとで、かわいい一人息子の破壊神、ジョージ。
ジョージがどれほどの破壊神かというと、毎日のように仔犬のアーサーと「悪い顔」でドローイングルームを荒らし回り、丈夫さと触り心地の良さが評判のソフトトイ「ジェリーキャット」をぶっ壊し、中身のペレットをぶちまけた、超実力派😅😅😅
まだこれから、それも6月でやっと1歳になるというのに、背の高いヒューゴに似たのか、すでに身長は14ヶ月オーバーの超ジャンボベイビーで、ヒューゴに似て、将来は確実にスポーツが得意な子供になりそうだと、期待されています😇😇😇
そんなジョージの良き子守りで、親友になるはずだったのは、実は仔犬のアーサーではなく、アーサーの兄、クリストフ😇😇😇
最初に迎えられた家庭で虐待され、幼いながらも自力で逃げ出し、モルのポピーが待つ生家へと帰り着いた経験のある兄クリストフを、自身も同じく養親から虐待され、初めて会ったフィンランド人のオリヴェールに助けられた経験のあるヒューゴが、似た境遇を持つ者同士で仲良くなれたらと思って迎えたものの、そんなことは関係ないと、ジョージはふわふわのお耳や頭を引っ掴んだりふん捕まえて遊び、あまりにもパワフルな超ジャンボベイビーに恐れをなしてしまったのか、クリストフは賢い末の弟アーサーに、「ぼ、僕、用事を思い出しちゃった!アーサー、ちょっと坊やをお願い!」と、上手いこと遊び相手のみ弟アーサーに一任し、自身は夜中の子守りを担当することにしたようです😇😇😇
しかしそれも、エヴァンゲロス兄さんが来る「前」までの、話😇😇😇
犬としての社会性に加え、社交性も非常に高いアーサーは、超ハイパーポジティブなエヴァンゲロス兄さんともすぐに仲良くなり、そんな二匹とジョージがセットになった場合、間違いなくクリストフが味方をする相手は、弟アーサー😅😅😅
今日は犬二匹と赤ちゃん一人という少人数で、いったい何をしてくれたのかというと、コンサバトリーで遊ばせていたジョージを抱っこした私が、うっかりポットの植物に近寄った隙に、上からぶら下がっている植物を鷲掴みにしていた、ジョージ😇😇😇
それに気付かず、私がポットから離れた瞬間、まだジョージが握ったままだった植物は引っ張られ、見事床目掛けて真っ逆様😂😂😂
途端に、歓声にも似た笑い声を上げて喜ぶジョージと、まるで「イェーイ!」と喜ぶエヴァンゲロス兄さん、一瞬小躍りしかけたものの、さすがにまずいと思ったのか、「お姉さん、危ない!」と、私をガードしに駆け寄ってくれた、アーサー😂😂😂
兄クリストフは、妙な行動を取る動物を見ると、突発性の「コミュ障」を発症してしまう癖があり、声を上げて喜ぶジョージとエヴァンゲロス兄さんを見て、ウロウロ&右往左往の立ち往生して、戸惑うばかりでした😂😂😂
落ちたポットは、あまりの騒音にビックリして駆けつけてくれた、超イクメンの末っ子リアムとヴァシリオスのカップルが、エヴァンゲロス兄さんにため息を吐きながら、お片付け😂😂😂
外の広い公園で遊ばせれば、潰れたマダニの死骸をコレクションして持ち帰り、温かく安全な室内で遊ばせれば、ものの一瞬にしてジャングルへと変えてしまう破壊神たちに、そろそろ「クラッシャー」という言葉も教えたい、今夜のディナーはこちら。



Spinach and Feta Pita Sand.

生粋のギリシャ人で、生前はダンディな超イケメンと人気者だったファルと、イタリア人ながらも少々シャイで、生前は超美人女優と人気者だったモルの末息子として、人種としてはハーフに生まれておきながら、典型的なギリシャの美青年か、映画から飛び出して来た「勇敢な戦士」にしか見えず、祖父とファルから受け継いだ「コンスタンティノス」という名前から、現在のトルコで、かつて世界の中心として栄えた首都、コンスタンティノープルにルーツを持っているとされる、ヴァシリオス😇😇😇

これはギリシャ人であれば、非常に高貴で名誉のある生まれなので、今日はトルコにインスパイアされた、ピタサンドを作りました😊😊😊💕

ギリシャの家庭料理でもよく使われる、シンプルな薄いピタパンに、たっぷりのほうれん草と、濃厚なフェタチーズ😊😊😊✨

ただ…この一家の男の子たちに限らず、ご近所の住民たちや、むしろ日本の航空会社に勤務するスタッフたちですら、毎回トルコ人に違いないと間違えてしまう、最強上司😂😂😂

ヴァシリオスの素朴な疑問で、「あなたの容姿は僕の目にも、トルコ人に見えてしまうんですが、日本人だということは、当然、日本人の味覚をお持ちですよね?日本人にとって、ギリシャやトルコの料理は美味しいと思うものですか?違うものですか?」と、その疑問、実は私も持っていたんです😂😂😂

感覚もちょっと日本人らしくないというか、どう見てもシャイじゃないし、カラッとしてサッパリしているし、硬いものでもしっかり食べるから…!

結論として、あまりにもスパイシーだという理由から、日本人にはあまり好まれない味や香りも気にならず、美味しいと言ってくれます😊😊😊💕

無理に食べさせたり、オススメしたりしてなくて、良かった😇😇😇

ヴァシリオスは日本語こそわからないけど、アメリカの大学を出ているから、最強上司とはアメリカ英語でコミュニケーションくらいなら取れて、言葉の壁がないのよね😊😊😊✨

言葉の壁と同時に、ときどき著しいまでに、社会性もない天使なんだけど…😂😂😂


夜になると、まずはその日一日を振り返り、何事もなかったことを確認しておきたい、夫。
ただ、現在私が原因不明の頭痛と格闘中ということもあり、「マリア…頭痛が治らなかったら、病院という手も考えたんだが、その前に一度、ジョージの遊び相手を控えてみるのは、どうだ…?」と、私が破壊神の相手に疲れ果てたのではないかと、思い始めたようです😅😅😅
ジョージの前に、ジョージのダディで、あなたの秘書でもあり、マゾヒストを拗らせたヒューゴの方が悪ガキで、何かと疲れるんですが?😅😅😅
意外にも…いえ、「似たもの同士」とか「鳥の羽」というものなのか、ジョージの破壊神っぷりには見覚えがあるというか、私が子供の頃にやらかしたと聞くことが多く含まれているので、何をやられても動じることはありません😇😇😇
母国スウェーデンの地元ストックホルムでは、誰が見ても超おてんば娘と、大評判だった…私😇😇😇
親族にも男の子ばかりだし、むしろ男の子しかいないし、ジョージの遊び相手をしている時間は、身も心も大人になってしまった私に、新たな発見と学びを与えてくれます😇😇😇
アーサーとエヴァンゲロス兄さんも、自分に弟ができて喜んでいるみたいだし、ジョージもふわふわした、いい兄弟に恵まれたよね😊😊😊💕
夜になると、思い出したかのように、非常に良い顔で眠るジョージに、いそいそ寄ってくる兄、クリストフ😂😂😂
ねぇクリストフ…それを、「終わりよければ、全て良し」って、いうんだよ?😂😂😂
新たな学びを得たクリストフ、赤ちゃんのジョージが少年になり、いつか青年になる日まで、仲良くしてあげてね😊😊😊💕
ダディのヒューゴに似て、イケメンに育ったジョージが、いつか自身の行いを振り返り、老年のクリストフに、穏やかな時間を与えてくれますように…。

God natt...