昨日は「Palm Sunday」(枝の主日)を盛大に勘違いし、雇用しているボディガードで、天使のような少年顔の美青年・ヴァシリオスに、「公園で拾った大木をプレゼントする日」だと思い込んでいた、一家の人気者で賢い仔犬のアーサーと、そんな賢い末の弟が大の自慢な兄クリストフの、トーストカラーをした兄弟たち😅😅😅
もう一匹、一家に住み着いたプシュケで、居候している超イクメンの末っ子リアムがヴァシリオスと二人で、カップルで飼うことにしたエヴァンゲロス兄さんは、今朝になってようやく「出遅れた」ことに気づいたのか、一日遅れでご主人様にPalm Sundayの貢物をしようと、考えたようです😅😅😅
だから犬たち、昨日のエルサレム入城で使われたのは「枝」であって、暖炉に焚べるような大木や、丸太じゃないんだけど😂😂😂
3匹の犬たちは競うように木を広い集め、とうとう目的は変わり、「誰が一番大きな木を見つけられるか?選手権!」へと、新たなイベントへと、変わっていました😂😂😂
その木は冬まで保管しておいて、また寒くなって来たら暖炉の薪に…と言いたいところですが、ここロンドンでは規制が変わり、本物の薪を使用する暖炉は稼働出来なくなってしまったので、犬たち、特にまだパピーのアーサー&クリストフにバレないように、こっそり捨てるしかないよね😇😇😇
エヴァンゲロス兄さんは非常に能天気な性格をしているから、多少のことは適当にぽいっ!としてしまっても気にしないものの、賢いアーサーは「ねぇ…それ、捨てちゃうの?僕からのプレゼント、いらなかった?」と情に訴え、虐待された経験がある兄クリストフは「あ、やっぱり僕、余計なことしちゃった…」と落ち込みかねないし、犬たちからもらったプレゼントを処分する際にも、私たち人間は配慮と気遣いを忘れてはいけません😇😇😇

ヴァシリオスが所属するギリシャ正教会では、全ての祝日においてユリウス暦を使っている関係から、イースターをお祝いするのは5月5日。
すでに5回あるレントを全て終え、Of the Raising of Lazarus(ラザロの復活)とPalm Sunday(聖枝祭)を迎えたら、今日からHoly Weekとして、Holy Monday、Holy Tuesdayと、イースター当日までのカウントダウンが始まります😊😊😊💕
そんなHoly Weekに、誕生日を迎える天使一族の末っ子、ヴァシリオス😊😊😊✨
天使のように美しい見た目に反して、性格は超ハードボイルドで、暴君になると3歳のエッグで、仕事に一生懸命だったから恋愛したことしすらなかったけど、今年は人生で初めて、バースデーパーティーの他に「恋人と過ごす誕生日」にもなるので、どうしたらいいのかわからず、ティーンエイジャーのように焦る姿も、今年だけの見ものでしょう😂😂😂
しかしその前に、明日の午後から天使のバースデーパーティーを開くに当たって、諸事情からやるべきことが山積みになっている、この一家😇😇😇
子供は親に似るというけれど、超ジャンボベイビーを相手に、その「親」すら困惑する事態に陥るなんて、まるで予想外だった、今朝の朝食はこちら。



Vegan Fluffy Blueberry Buttermilk Pancake.

ヴァシリオスが所属しているギリシャ正教会では、ユリウス暦のイースター当日にあたる5月5日まで、お肉やチーズ、卵、牛乳といった、「赤い血を持つ動物から得た食品」は、断食する対象になっているので、今朝はブルーベリーとヴィーガンのバターミルクを使った、パンケーキを焼きました😊😊😊💕

ヴィーガンとはいえ、バターミルクをたっぷり使っているから、生地はふわふわ😊😊😊💕

一家の男の子たちが大好きなベリーと、私の母国スウェーデン産のハニー、塩気のあるヴィーガンバターはよく合います😊😊😊💕

夫が喜んで食べてくれると、毎日ハンドメイドしている「甲斐」というものがあるよね😊😊😊✨


普段は一匹狼のようでいて、実は友達も多く、所属している警備会社でも、特殊な許可を複数持ったボディガードのエリートとして、人望もあれば人脈にも溢れている、ヴァシリオス。
それがなぜ、もう一人いるお世話係&同僚のボディガードで、超ハートフル&オープンマインドなジョージおじさん(ハゲ頭)と、母国ギリシャの地元アテネから一緒に移住して来た幼馴染で、親友のオッサン・アレクサンドロスにだけは、暴君の天使になっちゃうのか😂😂😂
それともう一人、決して犯罪や他人を傷付けるようなことではないものの、人生において少々バカなことを繰り返したというか、生きるためと自らを危険に晒した上に犠牲にした、今は亡きギリシャの友達で恩人の弟、超病弱なラザロスにも、本当は心からの優しさで物を言っているのに、ついうっかり暴君発言してしまうのは、天使の末っ子なりに愛情表現をしているのか、ただ単に不器用さんなのか、見ている私にはもうわかりません😂😂😂
例え子供が相手でも、たまに容赦ない毒を吐くからね、この末っ子天使😂😂😂
まあ…そこまで厳しい発言をされた子供は、私の足に30cmもの広範囲で火傷を負わせ、顔面を切り付け、96時間もの間を出血する怪我を負わせた例の少年で、超ド級の某モラハラ&サイコパスキッズ(5)くらいだし、本当は子供に優しい天使です😅😅😅
そんな天使の末っ子、ヴァシリオスのバースデーパーティーを開くために、一家の全員が、真っ先にやらなければならないこと😇😇😇
それは夫の下級生で秘書のヒューゴが離婚後にシングルファーザーとなり、超イクメンの末っ子リアムにサポートしてもらいながら、懸命に育児をしている一人息子で、「破壊神」のジョージが散らかしまくり、ついでにジョージの良き子守りと良き友達である、仔犬のアーサーが「便乗」して荒らしまくった、ドローイングルームのお片付け😇😇😇
もう…観葉植物はぶっ倒れて、ポットから植物本体どころか土までばら撒かれてるし、ジョージは壁に掴まりながらなら、すでに一人で歩き回れるようになったあとだし、アーサーもジョージも同じ生後10ヶ月だから気が合い過ぎちゃって、アーサーの兄で同じ生後10ヶ月のクリストフがジョージの愛犬になるはずが、面倒見のいい8兄弟の末っ子アーサーは兄クリストフに子供との接し方を教えながら、まるで「手本」として大暴れして見せちゃったので、虐待されて臆病になってしまった兄クリストフは戸惑い、「ね、ねぇアーサー、ほ、本当にそんなことして、僕たち、怒られない…?」と、得体の知れない動物たちを目にした時のように、自慢の弟相手に突発性の「コミュ障」を発症し、オロオロ&右往左往の立ち往生でした😂😂😂
他者のすることに戸惑うと、笑っちゃうくらいにオロオロしちゃう兄、クリストフ😂😂😂
しかしこのあと、まさかの人物によって、クリストフのオロオロっぷりより笑っちゃう出来事が発生するとは思わなかった、今日のフィーカはこちら。



Ultra Creamy Lemon Cheesecake.

今日は午前中、一家の誇り高きネズミ捕りで、賢い黒猫のビョーン坊やがお散歩に行ったまま帰らず、ちょっと心配になってヴァシリオスと探しに出たところ、全身真っ黒なショートヘアのビョーン坊やとは少し違い、ミディアムヘアくらいの中途半端な毛の黒猫で、お顔に三角のホワイト&足はホワイトのソックスという猫とおしゃべりしていて、ビョーン坊やが毛繕いしてあげたりしていて仲も良さそうだったものの、恋の予感は裏切られ、三角模様の黒猫はあとから来たブラウンヘアの猫と一緒に去って行き、フラれたらしい、ビョーン坊や😂😂😂

非常にお行儀よく、スタイリッシュな佇まいを維持したまま、「僕じゃダメだったんです…?」と、猫にしてはかなり悩ましげなお顔をしていたので、今日は初恋の味、超クリーミーなレモンのチーズケーキを焼きました😊😊😊💕

ビョーン坊やってシェルターでは末っ子だと聞いていたけど、他の猫たちには世話焼きな性格をしているから、甘えたかったのかな😅😅😅

賢い黒猫フレンドリーなヴァシリオスは、「相手のメス猫は、見る目がありませんでしたね」と、ビョーン坊やのプライドを保ってくれています😂😂😂

ビョーン、失恋か…😇😇😇


ヒューゴがその境遇を憐れみ、血縁関係すらない少年たち兄弟の一時保護を買って出た結果、超ド級のモラハラ&サイコパスキッズ「次男」は私に度重なる悪事と怪我を負わせ、役所がヒューゴにした数々の違法行為なども重なり、流刑という名の旅、すなわち、本来なら彼のお世話をすることが役目のFoster Care(里親)の元へと送り届けられた…と、思うんですが、真面目で優しい性格をしたお利口な長男に関しては、役所の言い訳として、まだ受け入れ先が決まっていないということで、私たちの一家で暮らしながら、里親が決まる日を待っています。
本当にいい子だから、いつまでだって住んでいていいと言っている、私たち😊😊😊💕
しかし、私たちは長男が非常にのんびりした性格だということを完全に忘れていて、ジョージとアーサーが撒き散らした砂埃を片付けていると、長男が「あるもの」を持って私のところにやって来て、申し訳なさそうな顔で「エルサ、これ、エルサのTシャツとタオル間違えちゃって、僕、ずっと手を拭いちゃってたの…」と、見ればびしょ濡れになった、私のTシャツ😇😇😇
ねぇ長男…確かに私は掃除をしていたら暑いを通り越して、汗だく寸前だったからTシャツを脱ぎ、下に着ていたキャミソールだけの状態になっていたとはいえ、決して、決してタオルと間違えるような場所には、置かなかったのよ?😂😂😂
長男は掃除を手伝ってくれていたら、手が土まみれになり、新しいスペースを掃除する前に一旦手を洗い、また掃除をして、次のスペースに移る際は再び手を洗ってから…といった具合に、その度に私のTシャツをタオルだと思い込み、何の疑いもなく手を拭いていたそうです😂😂😂
そんな、至るところでのんびりした長男が、どうやってそれがタオルではなく、ホストマザーのマリアおばさんが着ていた、「ホワイトのTシャツ」だという真実に、気づくことができたのか?😂😂😂
それは、何と賢い仔犬のアーサーが手を拭く長男を見上げ、くんくん嗅いでから何かに気付き、長男に「坊や、それはお姉さんの服!こっちのタオルを使おう!」と、タオルを口に咥えて来て、長男に手渡してくれたから😂😂😂
アーサー、何て賢いの…😂😂😂
これにより、賢い仔犬に、それも良き友で親友として、アーサーに自らの失態を教えられた長男は、せめてもの「お詫び」にと、溜まっていた洗濯物を洗うお手伝いも頑張ってくれました😂😂😂
私のTシャツは、まだ輝かしいホワイトを保っていたはずなのに、すっかり薄汚れて、ネズミ色…。
ここは仔犬のアーサーがいかに賢いパピーで、長男が言葉を話さない動物たちにも、いかに優しい子かを知ることができた瞬間だと思えば、Tシャツくらい安いものでしょう😂😂😂
人間とは往々にして、女の子よりも男の子の方が、圧倒的にのんびりしたおおらかな性格をしているんだったと思い出した、今夜のディナーはこちら。



Cheddar Bay Biscuits.

夜は夫のゼノにリクエストされ、じっくり煮込んだ「ヒュッゲ」なひよこ豆のシチューを作ったので、ディナーロールの代わりに、チェダーチーズのビスケットを焼きました😊😊😊💕

ビスケットはしっかりとガーリックを効かせ、コンサバトリーで採れたハーブもたっぷり😊😊😊💕

隠し味として、赤ワインをちょっと垂らしたコクのあるシチューと、チーズやスパイシーなビスケットはよく合い、食欲もそそります😊😊😊💕

キッチンでヴィーガンメニューを作っていると、自主的にベジタリアンメニューを食べている仔犬のアーサーがやって来て、「お姉さん、僕も食べてみたい!」とおねだりしてくる姿のかわいいことといったら、もう…😍😍😍💕

ついでに私の夢、「愛犬と同じメニューを食べる」も叶うし、ラッキーだよね😊😊😊💕


明日はギリシャの天使一族が、この世にたった一人残した末っ子、ヴァシリオスの誕生日。
残念ながら両親と一部の親族は、ヴァシリオスがまだ8歳の時に、そして二人いた姉たちと、伯母さん一人を除いた残りの親族全てを13歳の時に亡くし、唯一残っていた伯母さんは身体が弱く、まるでヴァシリオスが21歳になったのを見届けたかのように、誕生日の2ヶ月後に天国へと旅立ってしまっているので、家族や親族、ゴッドファーザーがお祝いに訪ねて来ることはありません。
母国ギリシャにいるヨルダン人のゴッドマザーだけは、親族ではなかったことから今も存命とはいえ、過去にヴァシリオスとトラブル…早い話が、ご近所で評判の悪い子供(通称:化粧好きのオオカミ少年)が吐いた嘘からヴァシリオスに暴力を振い、それに乗じて、ギリシャではトップクラスの資産家だった超イケメンのファルや、イタリア出身で超美人女優と人気者だったモルを始めとした、親族全員から相続した莫大な遺産を奪ったりした関係から、最後に亡くなった叔母さんが全ての遺産を取り戻してくれたものの、優しく愛の溢れた家庭で育ったヴァシリオスにはゴッドマザーが恐ろしく、二度と会うことは難しいからと、自分が今どこにいて、何をしているのかなんて、知らせてもいないそうです。
このご近所というか、地元アテネでは評判最悪の少年に、「化粧好きのオオカミ少年」なんてニックネームを付けたのはヴァシリオスの親友、オッサン臭いアレクサンドロスなんですが、たまにいる「メイクアップしたら別人」になるタイプで、お化粧をすればヴァシリオスよりは劣るけどかなりの美少年になり、お化粧を落とすと誰だかわからないほど気の毒な…ということは、何もしなくても天使のように美しく、見るもの全てを魅了してしまうかつての超美少年・ヴァシリオス(今は美青年)に、果てしない嫉妬でもしていたんでしょう。
だいたい、オッサン臭いアレクサンドロスが他人の容姿を酷評する場合、それは「性格が超最悪」を意味しているし、性格が良ければ、例え周りが「あのブスさぁ」みたいなことを言っても、「俺には美人なお嬢さんに見えるがなぁ」という素晴らしいオッサンだから、絶対そうに違いない😇😇😇
そんなことがあっても、美しい容姿のまま、純粋で清く正しい心を忘れず、変わらぬ優しさとホスピタリティを持ち、周りの役に立つことを欠かさずにいたおかげで、明日は多くの友達が、ゲストとして来てくれます😊😊😊💕
バースデーパーティーの進行役は、パリピで適当主義な、ジョージおじさん😅😅😅
本当に任せて大丈夫なのか、ささやかな不安を残しつつ、あとは明日の朝を待つだけ…。
頼むよ、おじさん😂😂😂

God natt...