ここイギリスでは、まだ4月28日。
今日は雇用しているボディガードで、天使のような少年顔の美青年・ヴァシリオスが所属する、ギリシャ正教会の「Palm Sunday」(パームサンデー)というイベントが行われる日で、これは日本語だと「聖枝祭」や「枝の主日」というものになります。
そう、「枝」をお祝いする日。
決して、「太い棒」もしくは「丸太」といった、暖炉に焚べるような木材では、ありません。
勘違いを起こしたのは、Palm Sunday初心者といいますか、人生で初めて経験する年齢(月齢)で、あまりのかわいらしさと賢さから、一家のアイドルであるだけにとどまらず、ご近所中の人気者でもある仔犬のアーサーと、アーサーの兄クリストフの、トーストカラーをした兄弟たち😇😇😇
今朝もロンドンで一番大きな公園、ハムステッドヒースへとお散歩しに連れて行ったところ、大型犬のパピーらしく、落ちていた太すぎるにもほどがある棒を口に咥えて持ち歩き、私たちが「Palm」(ヤシ)と発したことで悟ったのか、ヴァシリオスに「お兄さん、今日はこの棒きれ、お兄さんにあげるね!」といった具合に、「お気に入りの棒を、天使にプレゼントする日」だと、思い込んだようです😂😂😂
今日に限って、なぜいつもより太い棒ばかり見つけたのか…😂😂😂

この「Palm Sunday」が指すパームヤシとは、キリスト教の聖地、エルサレムに入城する際に使用され、今日はエルサレム入城の日。
2月14日はバレンタインデーのお祝いと同時に、西方教会(※イングランド国教会など)がAsh Wednesday(灰の水曜日)をお祝いし、前の年のエルサレム入城に使用した枝を燃やす儀式を行いますが、ギリシャ正教会を始めとした東方教会の宗派では、このAsh Wednesdayを執り行う習慣がないので、ヴァシリオスにとっては、今日が一年で一番、「枝」に感謝する日となります😊😊😊✨
だから、何度も言いますが、枝…😇😇😇
完全に勘違いしたアーサー&クリストフは優しい心から、「今日はお兄さんに、棒が必要!」と思い込んだら純粋に、それも心から真っ直ぐに、お散歩から帰って来てもなお、庭先やご近所から棒を拾い集め、せっせと天使の末っ子ヴァシリオスに、プレゼントしてました😂😂😂
一家に住み着いてくれたプシュケの居候で、ヴァシリオスの恋人でもある、超イクメンの末っ子リアムと飼っているエヴァンゲロス兄さんは、ひたすら棒をかじることを覚え、次から次へとパピーたちに貢がれる棒を、その全てを喜んで受け取る、天使のヴァシリオス😇😇😇
やっぱり…愛に溢れた家庭で育ち、賢くマナーもお行儀もいい天使の末っ子は、自分と同じく賢い動物たちには特に甘かった、今朝の朝食はこちら。



Fluffy Raspberry Yeast Bread.

今朝確認したところ、先日超ド級のモラハラ&サイコパスキッズに顔面を切り付けられ、事件発生から72時間が経過してもなお出血が止まらなかったんですが、96時間後にしてようやく止まり始めたので、その嬉しさと喜びを表現するために、ラズベリーのイーストブレッドを作りました😊😊😊💕

ふわふわのイースト生地に、たっぷりのラズベリーと、甘いミルク😊😊😊💕

パンの中には甘酸っぱいラズベリージャムを入れ、トップにはイギリス人が大好きなカスタードクリームと、ラズベリーをゴロゴロ散りばめれば、プディング感覚のジューシーな朝食になります😍😍😍💕


本日、Palm Sundayの礼拝は、ここロンドンにあるギリシャ正教の教会、Hagia Sophiaで9:30からと、至っていつも通り😊😊😊✨
そのあとはイースターの前ということで、18:30からService of the Bridegroom(花婿の奉仕)が連日行われ、昨日のOf the Raising of Lazarus(ラザロの復活)からイースター当日の5月5日まで、教徒たちは毎日9:30から教会の礼拝に参加し、5月になったらHoly Week and Easter Communion Servicesとして、2日と4日は9:30-11:00にLiturgy(礼拝)があるということは、非常によく理解できるんですが、私は先日、興味本位からイングランド国教会の教徒でありながら、部外者としてAkathist Hymn(ギリシャ正教会の讃美歌)を聞きに行き、うっかり目にしてしまったものがあるんです😅😅😅
それはギリシャ正教会、つまりユリウス暦のイースターをお祝いする、5月5日の礼拝の時間に関するお知らせで、なんと23:30-2:00まで。
…これは早い話、5月4日の23:30からMidnight Liturgy(真夜中の礼拝)が行われ、イースター当日の2:00をもって解放されることとなり、教徒たちは晴れてお肉やチーズ、卵、牛乳といった、断食していた食品を口にしていいですよ、という意味😂😂😂
真夜中に、それも夜通しお祈りするなんて、さすがギリシャ正教会😂😂😂
まあ…イングランド国教会でも、夫のゼノみたいに熱心な教徒で、もはや教徒たちの模範だと、牧師たちまで口を揃えて紹介するくらいのレベルに到達してしまうと、クリスマスやイースター、聖母マリアの受胎告知、ラザロの復活、キリストが処刑された日などは、夜通し…それも、だいたい前日の22:00頃から翌2:00過ぎまで、決して眠そうにすることなく、毎回お祈りしています😅😅😅
ここ数日は、私が超ド級の某モラハラ&サイコパスキッズ「次男(5)」(※一家の子供ではない)に顔面を切り付けられ、足に30cmもの広範囲で火傷を追わされるという事態に陥ってしまったので、毎日のお祈りに加えて、「神様、どうか俺の愛するワイフをお救いください…」と、夜遅くまで祈ってくれている、優しい夫😂😂😂
意外なことに、自分が一時保護を引き受けたせいだと責任を感じてしまったのか、ゼノの下級生で秘書のヒューゴまで祈ってくれていたり、心優しいプシュケの末っ子リアムや、「宗派は違いますけど、元は同じですので…」といって、保護しているスコットランドの若き青年ファーガスや、ヴァシリオスまでお祈りしてくれているなんて、これは早く回復しないと、神様がブチギレるか、いつかの洪水を起こしちゃうもしれません😅😅😅
純粋な心の子供たちも気づけば大人になり、いつしかお祈りをしなくなっていたとしても、誰かのためにと自分の時間を使えることは、何よりも素晴らしいことだと感じた、今日のフィーカはこちら。



Cinnamon Roll Brondies.

夫のゼノはシナモンロールが大好き😊😊😊💕

今日はアメリカ生まれのブロンド・ブラウニーをアレンジして、シナモンロール味のボリューミーなブロンドを作りました😊😊😊💕

一般的なブラウニーとは違い、チョコレートを使わず、食べ応えのあるクッキーが近いかな😊😊😊💕いつも頑張る優しい夫が喜ぶ顔を見ると、何だか遂に本物のパピーが二足歩行を始めたような見た目になって、本当は尻尾が付いているんじゃないかという、錯覚に陥ることがあります😅😅😅

私に駆け寄る姿は、尻尾をふりふりしながら走る仔犬のアーサーと…そっくり😂😂😂

教会に行ったヴァシリオスが、礼拝を終えて帰って来るのとほぼ同じ頃、ホストマザーのマリアおばさんことこの私に、悩み相談をしたかったのは、ヒューゴがその境遇を哀れんだ末に、一時保護を買って出た、少年たち兄弟…の、長男(8)。
弟で次男は、私への行き過ぎたモラハラとサイコパス行為により流刑…ではなく、本来保護して養育すべき立場のFoster Careのもとへと引き離されましたが、非常にお利口で扱いやすく、賢く真面目な兄ならまだ、「無償ボランティア」での一時保護が可能と判断し、人種の関係から、お願いできない里親たちがいる…と呑気なことをいう役所に喝を入れた上で、まだ私たちの一家で暮らしているんです。
例えロシア人を憎んでいるウクライナ人でも、子供なら、話は別でしょ…。
それをいったらロシア vs ベラルーシという時代もあったし、ロシア vs フィンランドだった時代もあれば、最近はロシア vs バルト三国とか、さらにはロシア vs クリミア半島とか、希望を聞いて…なんて例を上げたら、キリがありません😅😅😅
ましてやこちらはヒューゴを中心に無償のボランティアで、Foster Care(里親)になると政府から助成金が支給されるんだから、選ばせてないでさっさと受け入れろと追い立てるか、もしくは無償でやっている私たちのヘルプコールくらいは、役所も責任を持つべきでした😇😇😇
ヒューゴに一時保護するよう要請したこと自体、役所の違法行為だしね😇😇😇
何だか次男とは全くの正反対で、こんなにもお利口な少年なのに、受け入れ先がないなんて…と思ったところで、実のモルは母国以外の第三国に子供を置いて移住し、そこで他の男と再婚したものの、薬物依存症になって刑務所入りを果たしていることがわかったし、そんなバカでクズなBitch(悪女)と共に暮らしていた、ヒューゴを虐待した養親の長男で、ヒューゴとは血縁関係すらない兄アダムも、見つけ出したところで長男の実父ではないので、まだ「パリピなワイフがポストマザー」という家庭の方が、いくらか…いえ、何倍もマシです😇😇😇
さて、非常におとなしくて物静かで、なおかつシャイで勤勉で心優しい長男がマリアおばさんに相談したかったこと、それは「あのね、エルサ…。私、髪を切って、これからは男の子として、生きて行きたいの…」と、まさかの髪を切りたい発言😅😅😅
長男に、いったい何が?😂😂😂
それは今まで、男の子に生まれたけど性自認は女の子だからと、一人の女の子として日常生活を送ってきたけど、あまりにもサイコパスな次男と容姿が似すぎているから、髪を切って男になり、もう一度生まれ持った性別で生きてみたい…と、長男の兄弟という葛藤と苦難の日々に、終止符を打つ時が来たんでしょう😇😇😇
ナチュラルなアッシュ系のブロンドを背中まで伸ばしていたから、切っちゃうのは超もったいないという気持ちも若干はあるものの、この際だからヘアドネーションして、社会貢献に髪を役立てた良い思い出を残したまま、お別れしよっか😊😊😊✨
ああ、また新たに、ヘアサロン探さないと…。
周囲から、スタイリッシュで都会的なオシャレさんだと思われがちなマリアおばさんには、超ハードルの高い作業に違いない、今夜のディナーはこちら。



Brown Bean Casserole with Rice.

今日のリクエストはカレーか豆のシチューだったんですが、いつも似たようなものばかりでは飽きてしまいそうなので、ブラウンビーンズのキャセロールを、シチューの代わりにしてみました😊😊😊💕

ライスを炊いてくれたのは、実は料理上手な、天使のヴァシリオス😊😊😊✨

ギリシャでは、日常的にライスを食べる習慣があることから、女の私なんて比ではないほど、非常に美味しく炊いてくれます😊😊😊💕

こういう男の子が一家に一人いてくれると、食事の質が上がって、QOLにもいい影響を与えてくれそうだよね😊😊😊💕


ロングヘアを切ると決めた長男に、切ったらやってみたいヘアスタイルのリクエストを聞いてみたところ、ヒューゴと同じくらいまで短くし、全体をゼノのようなパピーのヘアスタイル…ではなく、ふわふわのくしゅくしゅヘア😊😊😊💕
本当は天使の末っ子ヴァシリオスみたいに、クルンックルンにカールした天然パーマに憧れるけど、さすがに細くて猫っ毛でサラサラした髪質だと、パーマも上手にかからないだろうと予想が付いたので、子供の頃はヴァシリオスと同じ、クルンックルンにカールした天然パーマだった末っ子リアムが、ヘアセットにトライしてみてくれるそうです😊😊😊💕
末っ子リアムって、今でも濡れたりすれば、クルンックルンにカールするんだけどね😅😅😅
ヴァシリオスがあまりにも美しく、人目を引く容姿と、ギリシャ映画に出てくる「勇敢な戦士」の代表格のような、世にも稀なほどに整った天然パーマを持っていることから、一家ではクルンックルンにカールした天然パーマ、もしくはそれを模した、リアムのヘアスタイルが流行中😊😊😊💕
私も天然パーマヘアにしてみたいけど、まだ子供の長男と同じくらい細くて柔らかい髪質をしているから、無理かな😇😇😇
本当に、誰もが欲しくなる美しさと、老けない若さを持って生まれた天使が、羨ましい😂😂😂
私もそろそろ、あれこれ美容を頑張るお年頃になった、ってことだよね😇😇😇
ああ、女の自信が、今日もなくなっていく…。

God natt...