昨日は突然、ボスでもある私がとある愚痴を溢したことがきっかけとなり、ここイングランドのロンドンからスコットランドのセント・アンドルーズという全く知らない土地まで、実に往復20時間オーバーの長距離運転をすることになった、生粋のノルウェー人で秘書のアンドレアス。
北欧の人種にしては私と同じで明るく朗らかな性格をしていて、仕事に限れば非常に真面目で誰よりもよく働き、能力も高ければフットワークも軽く、同時に雪深い国の出身らしく穏やかで非常に我慢強さと粘り強さもあり、誰にでも親切でホスピタリティにも溢れ、長身で文句なしの超イケメン。
…なんですが、たまにいますよね?
これほどまでに長所が揃っていて褒めたいところが山のように出てくる素晴らしい人材なのに、どういうわけか私と同じ「超ド級のパリピ」と「脳みそ筋肉」で、ついでにプライベートでは「超単細胞」まで併せ持っちゃって、全ての評価を上げておきながら、自ら叩き落とすタイプのバカ息子😂😂😂
しかも彼、超単純😂😂😂
そして今回、セント・アンドルーズまで向かう遥か遠い道のりを一人で行くのではなく、私と夫のゼノが雇用しているボディガードで天使のような少年顔の美青年・ヴァシリオスと共に向かい、現地に着いたらヴァシリオスと一緒にギリシャから移住してきた幼馴染で、超単細胞が評判の親友アレクサンドロスと合流することになっています😅😅😅
果たして超真面目で賢くお利口な天使の末っ子ヴァシリオスは、無事に今は亡き友の弟を保護して、ここロンドンまで連れ帰って来れるでしょうか?

嫌な予感は当たったようで当たらず、アンドレアスにブチギレているかと思ったら、非常に感謝してくれていた天使一族の末っ子、ヴァシリオス。
それというのも今回の超距離運転は昨日の20:00にスタートし、行きは10時間を予定しているから順調なら朝6:00にセント・アンドルーズに到着、それから連れて来る友達の弟を看病しながらわずかばかりの引越し作業を行い、9:00にセント・アンドルーズを出発したあと、日本語だと「上り」の経路に当たるから混雑や弟の体調次第では停車して休ませながら、早くても12時間後の21:00頃、ここロンドンに戻って来るスケジュールです。
そうなると帰りは病気の弟を看病しながら連れて来ることになり、必然的にFirst Aiderの資格があるヴァシリオスが行きの運転をこなし、帰りは後部シートに乗車する必要がありますよね?😊😊😊💕
「交代で運転する」のが当初の予定で、それがヴァシリオスにとって雇用主の秘書を、アンドレアスを二日間借りる上で最低限のマナーでしたから…。
まずバカ息子のアンドレアスはこの計算がなぜかできず、美しい見た目に反して実は超ハードボイルドな性格をしたヴァシリオスに力づくで理解させられることになった、アンドレアス😂😂😂
そこでしぶしぶ行きはデカい身長で助手席を陣取ったところ、今度は世話焼きな性格から眠そうにしている天使の姿を発見😂😂😂
それもそのはず、昨日は弟の看病をどうするのがベストかと恋人で超イクメンの末っ子リアムに教えを乞い、夜通し頭に叩き込み、初めて恋をしたらすっかり一人で眠れなくなったこともあって昼間に仮眠が取れず、中身は超ハードボイルドだから寝不足のまま、片道10時間の運転をこなそうとしているところをアンドレアスに見抜かれ、行きも帰りもアンドレアスが運転してました…😂😂😂
つまり、結果的にトータル24時間もの超超距離運転を一人でやってのけた、超有能で新しい友達想いの秘書が誕生😂😂😂
しかし…相手はパリピな秘書、アンドレアス。
彼は素晴らしいと思った瞬間に褒めてはいけないと思い知らされた、今朝の朝食はこちら。



French Toast Casserole.

今日はギリシャ正教会に所属していて、ユリウス暦で迎えるイースターの当日まで「赤い血を持つ動物から得た食べ物」を断食しているヴァシリオスが不在だったので、卵と牛乳を使ったフレンチトーストのキャセロールを作りました😊😊😊💕

今のところ全てのお肉にアレルギーがあって食べられないゼノも、卵や牛乳、チーズなら食べられるから、たっぷり栄養を付けて骨を丈夫にして、これからもグリーンの芝生を走り回れるパピーでいてもらわないとね😊😊😊💕
もうね…夫を将来有望な「大型犬」にするのは諦めて、生涯現役のパピーを維持しようと、夫の増量計画を見直しています😅😅😅
ガリッガリでも多少のことならお顔はふっくらしたパピーフェイスだし、もう頑張らない😂😂😂

事の発端は今日から6日前、ヴァシリオスと恋人で一家に居候している超イクメンの末っ子リアムが揃い、私とゼノに相談したいことがあると打ち明けてくれたのが、全ての始まり。
それはヴァシリオスのモバイルに亡き友の弟から着信が入り、助けて欲しいと泣かれたそうなんです。
連絡をくれたこの弟の兄というのはヴァシリオスにとって命の恩人にも等しいといい、まだギリシャにいてゴッドマザーとトラブルになった際、温かく迎えて怪我をしていたヴァシリオスに手当をしてくれて、返さなくていいからと伯母さんの家まで向かう列車の代金を持たせてくれた同級生。
ヴァシリオスはギリシャでトップクラスとされるほどの資産家で非常に裕福な家庭の末っ子に生まれましたが、8歳で両親と親族の一部を亡くし、一度は二人の姉たちと伯母さん宅に引き取られたものの、その後13歳で伯母さん一人を除く残りの親族全員と姉たちを亡くしてしまい、本当なら伯母さんと暮らしていく予定でいたところ、体が弱かった伯母さんにはヴァシリオスの面倒を見ることが困難になり、経済的な負担を伯母さん、正確には両親が残してくれた膨大な遺産から賄う形を取って、ヨルダン人のゴッドマザーに預けられました。
そこで言われのないトラブルに巻き込まれてしまったので、伯母さんのところに戻るべきだとその友達はお金を渡してくれただけに留まらず、親友のアレクサンドロスに電話をしてくれて、酷い怪我をしているから駅まで迎えに来れないかと頼んでくれた、本当に心から感謝している友達…の、弟。
しかしこの時、同じく裕福だったその友達の家庭はファルが投資に失敗し、それにより経済的に破綻したあとだったことをヴァシリオスが知ったのは、このことから10日ほどが経った、夏休みのホリデーも終わりに差し掛かった時のこと。
そんな状況でティーンエイジャーの子供には大金だったお金を何も言わずに、それも返せとも利息を付けようともせずに、助けを求めた泣き虫な自分に渡してくれたなんて…そう思ったヴァシリオスはアレクサンドロスに頼み、ゴッドマザーと遭遇したらと思ったら怖かったけど友達を訪ねに戻り、同じインターナショナルスクールに通っていたから学費なら卒業までの全額を両親の遺産から出せるからと、退学せずに一緒に学ぼうと説得し、そのまま大学に進学する直前まで共に過ごした経緯があります。
両親に似て美しく賢い息子だと、家族や親族たちから総出でかわいがられた経験があるヴァシリオスにとって、お金なんてティーンエイジャーになってもほとんど持ったことがなく、愛されて育った子供にありがちな「欲しいもの?ないよ!」をよく言う子供だったから、お金の価値なんてわからなかった少年時代に友達が持たせてくれた金額は、今のポンドなら恐らく£25ほど、日本円なら5,000円ほどではなかったでしょうか?
大人になったら一日働けば稼げる金額だけど、お金の大切さと有り難みだけはファルが亡くなる前からよく聞かされて、よく知っていたヴァシリオス。
その恩を今も忘れずに過ごしているヴァシリオスの正しさや、心の美しさだって、両親や姉たちや親族に、天国から見えているに違いありません。

その友達が亡くなったのは、つい去年のこと。
インターナショナルスクールを卒業したヴァシリオスはギリシャで要人のSPになりたかったからアメリカの大学に進み、その友達は大学の奨学金をもらうために軍に入隊し、アレクサンドロスもアメリカの大学に進むことを決めていたから、そこで一旦別れることになった3人の友人たち。
その後は友達も2年従軍してギリシャ国内の大学へと進学し、ヴァシリオスは大学を卒業してギリシャで要人のSPを務める若きエリートに、超単細胞で超単純なバカ息子と今なお評判のアレクサンドロスは意外にも警察官になり、友達はIT関係。
さて、では「弟」は…?
残念ながらこの弟は非常に体が弱く、ほとんど寝込みがちで学校にすら行けないほどの病弱とあって、しかも家庭が破綻したのは友達が14歳、弟が6歳の時だったから、インターナショナルスクールの受験もしていません。
ギリシャでは家庭で学習するには環境にも限界があり、考えたヴァシリオスは友達の親族がここイギリスに移住していることを思い出し、友達のモルを説得してイギリスに渡らせ、こちらで充実した家庭での教育を受けさせることに。
もちろん移住の際にかかる渡航費や当面の間の生活費も、友達の勇気ある行動に感謝していたヴァシリオスが伯母さんに頼み、ファルが残してくれた不動産をこの先ヴァシリオスが一人で管理していくのは困難だからと一軒を売り、それでお金を工面し、友達のモルは弟を連れてイギリスに出発。
この時、友達のファルは多額の借金を苦にして自ら命を絶ってしまい、恐らく移住した友達のモルと弟は帰って来ないだろうと、ヴァシリオスたちは予想していたそうです。
それから月日が経ち、ヴァシリオスがスコットランドに拠点を置くことになった警備会社にスカウトされ、そちらの経営に携わることが決まったタイミングでアレクサンドロスも家族と共にイングランドに移住することを決め、こちらは両親が会社を経営していて成功を収めた一家。
友達もギリシャで経験を積んだら転職してイギリスに渡ろう…としていたところ、まず先に友達のモルが病気で亡くなり、残された弟の面倒は経済面をヴァシリオスとアレクサンドロスが、生活面を親族が見ることで合意していました。
ところがこの「継母」になった親族の、さらにバカ息子の「嫁」(※イギリス人)が超ド級のBitchで、難病を抱えている病弱な弟を追い出してしまったというじゃないですか!
そこから弟は何度もアルバイトをしたけど、持病から病欠が多いことを理由に全て解雇されてしまい、ついには連絡が取れなくなって探していた、ヴァシリオスとアレクサンドロスの二人。
そんな中、ギリシャでその友達が突然倒れて亡くなり、葬儀はヴァシリオスが帰国したくてもゴッドマザーとの関係から帰国が叶わなかったので、アレクサンドロスとモルが急いで帰国し、親族に代わって葬儀を出してあげたんだと聞いています。
とりあえず現時点で一つ言えること、それは「イギリス、Bitch(悪女)抱え過ぎ」の一言に尽きると言っても過言ではない、今日のフィーカはこちら。



Handmade Strawberry Shortcake.

昨日は超イクメンの末っ子リアムが実家のご近所さんに頼まれてハーブを株分したところ、お礼にゼノが大好きなストロベリーをもらったからと私たちにも分けてくれたので、超シンプルなショートケーキを作りました😍😍😍💕

スコーンを焼き、二つに割り、ストロベリーとホイップクリームを挟んで、ハイ完成😊😊😊💕
急いでいる時は美味しく早くでき上がって簡単なもの、これに限ります😅😅😅
何をそんなに急いでいたかって、仕事でも育児代理でも子犬のアーサーたちのお散歩でもなく、明日はゼノの誕生日だから大忙し😅😅😅
今年は結婚もして晴れて40歳だから、今までマミィのマーガレットが出産中に亡くなったことで誕生日を楽しむことができず、18歳と21歳と30歳を全くお祝いしなかった分も合わせて、一家のみんなと友達も呼んで、盛大にお祝いする予定です😊😊😊💕
結婚する前は「自称、友達ゼロ」だったけど、現実では「パリピなワイフより友達多数」だと判明したからね😇😇😇
末っ子リアムと二人がかりでパーティーの準備をしてても忙しくて大変だけど、自称と現実が逆で夢見すぎなタイプじゃなくて、良かったよ…。
※逆だったら確実に離婚してた。

超単細胞な秘書のアンドレアスには特徴があり、まず私のことを会長の一人娘だからとノルウェー語で「お嬢さん」に当たる単語で呼び、大事なことは必ず大声で2回繰り返す、ちょっと煩いタイプ。
でもこれは一緒に仕事をする上でなら呼び方以外は非常に助かることもあり、うっかり聞き逃した際の保険にだってなります。
さらに脳みそ筋肉だから何事に対しても臆することを知らず、それにより昨日から第一の被害に遭っていたのは間違いなく、今回のスコットランド行きを誰よりも早く決めてくれた人物、それも一家で保護しているスコットランドの青年ファーガス。
まずファーガスはヴァシリオスが連れて来る友達の弟に聞きながら荷物をまとめるため、昨日の午後一番にヴァシリオスの親友で超単細胞のアレクサンドロスと一緒に出発し、セント・アンドルーズに到着したのは昨日の夜22:00過ぎのこと。
ファーガスはティーンエイジャーと難しい年頃にファルを病気で亡くし、その後モルや兄たちが改宗してDVや虐待を働くようになってしまい、命がけで一人スコットランドのインヴァネスという土地から逃げて来たので、今回場所がさほど離れていないことからアレクサンドロスはファーガスのボディガードを買って出たほど、こちらは超単細胞でも元警察官(日本だと警察官僚?)だっただけあって、それも現在の本職はヴァシリオスと同じ警備会社に所属する現職のボディガードとあって、それなりに二人は熱い友情を育んでおりました😇😇😇
しかし…私は仕事でアンドレアスに「社員の名前を間違えないように」と言っていたのに、勘違いしても臆することを知らないからファーガスの名前をフェルゲスと呼び続け、誰のことだかさっぱりわからなかった二人😇😇😇
ノルウェー人だからFergesをそのまま読んだのだろうことは私なら想像が付きますが、まだ21歳と非常に若いファーガスは人生でドイツ人くらいにしか間違った名前で呼ばれたことがなく、アレクサンドロスは名前なんて間違えて当たり前という適当な性格をしているからこちらに聞き、当然この単細胞もギリシャ生まれのギリシャ育ちで大学だけアメリカに行ってオープンマインドだけを養ってしまい、「ああ、まあ、お前のことだろうな。俺のことはアレクサンダーと呼んだし、弟のことはラザロ、アンゲロス(ヴァシリオス)のことをバシリウスと呼んだんだ。名前が余るとしたら、お前一人だろ?」という適当な返しをされ、非常に厳しい家庭で育ったファーガスはアンドレアスの図太さに「ポカーン…」としてしまったそうです😂😂😂
全員「大はずれ」はしていないし、ノルウェー人だから英語力は確かなものがあるんだけど、その適当な呼び方はやめなさいよ…😂😂😂
天使の末っ子ヴァシリオスには感謝され、私より若いのにオッサン臭いところがあるアレクサンドロスには同類と見做され、ふわっとした印象の穏やかなファーガスには絶句され、だめな秘書か懲りない誰かさんとも同類な男としか言えません😇😇😇
この「懲りない誰かさん」とはヴァシリオスとファーガスの末っ子たち二人の天敵にもなった、ゼノの下級生で秘書の悪ガキ、ヒューゴ。
イケメンのヒューゴは35歳、アンドレアスは36歳と歳が近いから、これも世代なんでしょう…。

アンドレアスは報告&連絡&相談といった基本的なことは確実にできる、非常に優秀なタイプだから逐一状況を連絡してくれていて、友達の弟ラザロ(※正確にはラザロス)をファーガスが看病しながら数少ない荷物をまとめていたところ、日頃は単細胞を除けば非常に紳士的で上品なアレクサンドロスと一流のマナーを身に付けた紳士のヴァシリオスがラザロスの親族たちを相手に、乱闘が勃発😇😇😇
正しくはラザロスの継父である真のバカ息子(ギリシャ系イギリス人)がアレクサンドロスに殴りかかり、ギリシャでは要人のSPだったヴァシリオスが加勢して止めに入ったので、自分の身長よりもデカい相手を片足で蹴り倒すレベルと見た目に反して実は屈強なヴァシリオスに制圧され、踏んづけられてこちらは即終了したそうです😇😇😇
これは…あれかな?
よくある病気の子供や同居人の面倒を見ていると言って福祉を受給していて、いなくなったらそのお金が入って来なくなっちゃうから、それで連れて行かれないように殴りかかった、とかかな?😇😇😇
ただラザロスは24-25歳くらいと成人しているから本人の意思が優先され、現に家を追い出されたことで美形好きなサディストの会社経営者に一度は囲われていたようですが、そちらでも重症を負っていたことがわかっているし、必要なら警察を呼んでも良かったでしょう😇😇😇
この間、ノルウェーでは徴兵に就いていた経験から長身で屈強なアンドレアス、あなたはいったいそばで何をしていたのかしら?😂😂😂
聞けば殴ったのは向こうだし、仮に福祉のお金を搾取していた場合は警察だろうと緊急番号にかけたつもりが…間違えていた、バカ者!😂😂😂
日頃の冷静さは認めるけど、本当にだめな秘書なんだから😂😂😂
もう、穴があったら「入りたい」じゃなくて、私を穴に「埋めて」欲しい😂😂😂
ここは一番の非力で家族の件があって暴力は大の苦手なファーガスが無事で、重い病気と怪我をしているラザロスが無事で、本当に何よりだったよ…。

言葉としては「バカ息子」というよりも「おバカさん」が近く、超ド級のパリピでもあるアンドレアスは息子の無事を見届けたファルの気分にでもなったのか、私に「じゃあお嬢さん、これからエヴァロスとアクレス連れて帰りますね!ロンドンには22:00くらいになります!」と、誰のことを言っているのかわかりません😂😂😂
そこで1人増えたこの5人が帰って来るのを待っている間、私とゼノ、リアムと同居人のジャックはクイズにして解いてみることに決め、ゼノの予想ではリアムとヴァシリオスのカップルが飼い始めたドギーで「エヴァンゲロス」のことを突然思い出し、アレクサンドロスやラザロスといったギリシャの名前には多い語尾の「ロス」がくっ付いてエヴァロスとアクレスが生まれた説…が、一つ目。
リアムの予想ではドギーの「エヴァンゲロス」が短くなったものと、アレクサンドロスの名前とヴァシリオスの「アンゲロス」(ファミリーネーム)が聞いているうちに混ざり、合体して2つの名前が生まれた、という説が二つ目。
しかしこのメンバーの中で一番賢かったのはやっぱり天才のジャックで、「彼は頭の中身がヒューゴとよく似てるから、特に意味はないと思うよ?ヒューゴなんて養親や義理の兄たちの名前を覚え間違えていたことに気づいたのも最近でしょ?」と、この発言を聞いた瞬間に全員が苦笑い😂😂😂
そう…後ほどヒューゴに聞いてみた際には「名前を間違えた時って、気づくものなんですか?」と言っていたし、案の定アンドレアスも到着する頃には「エヴァロスとアクレス」が「アゲロスとラクレス」に変わってました😂😂😂
こんっの、バカ息子がぁ!😂😂😂
でも今回は仕事を休んでまで超超距離運転を担当してくれたし、これもアンドレアスの豊かな個性の一つだと思って、見守ることにしましょう😂😂😂
今日は一日に何回「Wally」(おバカさん)と言ったかわからない、今夜のディナーはこちら。



Vegan BBQ Glazed Tofu Steaks.

お肉に対するアレルギー症状が強すぎて、子供の頃は食べられないことをよく周りからバカにされていたからBBQなんてとても好きにはなれなかったというゼノも、お肉を食べない私と結婚した今では食事が楽しくなったといって、夏になるのが待ち遠しいほどBBQもキャンプも実は好き😊😊😊💕

そんな輝かしい夫の気持ちをメニューに反映させるために、夜はBBQグレーズで豆腐のステーキを焼いてみました😊😊😊💕

でもね、私は知ってる😇😇😇

ゼノがキャンプやBBQを好む本当の理由、それは虫さん大好きで昆虫大好きだから、屋外でイベントをすれば集まって来る習性を活かして、いつか人生最大の大物を見つけて捕まえてみたいから😇😇😇

何でこの夫は超美少年のまま老けず、子供の頃はうっかりしなくてもサミュエル・カイにそっくりの超美少女でそれはもうかわいらしかったのに、やる事と好きになって楽しいということはいかにも男の子なんでしょうか…😇😇😇

まあ…私も虫は苦手どころかむしろ得意だし、木に登って一緒に捕まえるくらいなら協力はするけど、大半のワイフがこうはいかないよね😇😇😇


何とアンドレアスは昨日の夜から今朝まで10時間、今日は朝から晩まで14時間も一人で運転し、途中で何度も停車して持病と怪我を負っているラザロスを休ませながら、夜の22:30過ぎにやっとのやっとでスコットランドのセント・アンドルーズから帰って来ることができた、5人。
昨夜からラザロスに寝ずの看病と引越しの準備をしてくれていたファーガスも、帰りは一人ぶっ通しで運転して来たアレクサンドロスもヘトヘトに疲れ果て、激しい車酔いから100-200回くらいリバースしたのではないかと思われるほどだったというラザロスは真っ青で、何とか看病しきったけど持ち前の嗅覚過敏から死にそうになっているヴァシリオス、何事もなかったかのようにケロッとしているのはアンドレアス…ただ、一人😂😂😂
これはノルウェーで兵士経験者だからタフなのではなく、バイタリティもあると思います😅😅😅
そして初めて会った…けど、まるで死人のように青ざめた顔色のラザロスは長身のアレクサンドロスに抱きかかえられ、あまりにも小柄だったから本物の女の子かと思ってしまった、私😅😅😅
アレクサンドロスの説明では「こいつはアンゲロスと同じアンドロギュノスで、クラインフェルター症候群なんです。生まれは男でも見た目は女だし、声も高いままなんですよ。まあ、アンゲロスの場合は肉体と生殖機能が男女で混ざっているだけで、声は低くなりましたけどね。昔は女みたいでしたけど、顔も綺麗な男ってところですし、今では間違えることもないくらい逞しくなりましたよ」とヴァシリオスの頭をボンボンやっていて、そんなこと聞いたこともないといった顔のヴァシリオスは「アンドロギュノスでクラインフェルター症候群だと、声が大人の男にならないんですか?僕はそんな話、両親から一度も聞かされたことがありませんけど?」と、質問攻撃😂😂😂
あの…アンドロギュノスだという時点で、説明されていたはずでは?😅😅😅
ヴァシリオスとアレクサンドロスの幼馴染二人は「僕は病名を告げられたことがありませんよ?」「お前は可能性があったんだよ。俺の父さんがお前の父さんと古い友達だから何度か相談されてだな、それでお互いの子供たちが親友になるようにって話し合ったそうだ」と言っているし、詳しく知らなかったのは天使ただ一人だけでした😅😅😅
もう…今度から病院に行く時は、子供の頃からの情報を知っているアレクサンドロスの一家に、同行してもらわないといけなくなるじゃない😇😇😇
ヴァシリオスが両親を亡くした時にはまだ二人とも8歳だったし、幼い少年たちが傷付かないようにしたんだろうね😊😊😊💕
これもヴァシリオスの両親が残してくれた大切な思い出の一つで、生まれた時から親友になるよう育っていたなら、仮にこれからどんなに大きなケンカをしても大丈夫でしょう😊😊😊💕
こうして大人になっても子供の頃のことを、今は亡き両親のことを思い出して、いつでもどんな時でも話して教えてくれる古い友達がそばにいてくれるって、とても幸せなことだよね😊😊😊💕

God natt...