Lemon Blueberry Scones.
夫のゼノが久しぶりにトライアングルの甘いスコーンを食べたいと言っていたので、今朝はレモンとブルーベリーを入れて作りました😊😊😊💕
ここイギリスでは四角や丸い形をしたプレーンのスコーン以外にも、中にナッツやフルーツを入れた三角形も一般的😊😊😊💕
形なら丸か球体が好きな夫 vs 絶対に四角がいい私たち夫婦にとって、三角形はお互いの関係を良好に保つ際にも適した形です😅😅😅
朝から本当にくだらないことで揉めることも忘れていない、私たち夫婦😂😂😂
決して激しい言い合いに発展することもなければ作れないからと必ずゼノが折れてくれるし、好きなだけ意見をぶつけ合うことも大切でしょう😅😅😅
ケンカはしてないから…ね😊😊😊💕
今日はヴァシリオスにとってギリシャの独立記念日であると同時に、ギリシャ正教会ではAnnunciation of the Mother of Godの祝日。
これは「主の受胎告知」というもので、聖母マリアの前に天使ガブリエルが現れ、イエスを身籠っていることを告げた日になります。
ギリシャ正教会ではユリウス暦を使っているから、本来なら4月7日では？と言いたくもなりますが、ヴァシリオスが通っているここロンドンのSt. Sophia大聖堂(Hagia Sophia)では、確かに今日。
教会が発行しているスケジュールにも間違いなく25日だと書いてあるし、そうとなれば細かいことは一切気にしないで天使の末っ子ヴァシリオスを教会に送り出して…と思っていたところ、珍しく一緒に行きたいと言ったのはゼノの下級生で秘書候補をしているヒューゴがその境遇を哀れんで一時保護を買って出た少年たち兄弟…の、超真面目でおとなしくてお利口な長男。
そんな兄を尻目に、鼻をほじくる次男😂😂😂
この次男は中心部にあるデパート「Harrods」に連れて行ったらホストマザーでもあるマリアおばさん(私)の手にほじくり出した鼻ゴミをなすり付けてみたりとモラハラ全開だから、例え一緒に行きたいと言っても連れていけません😂😂😂
さて…ここで長男は非常にシャイで真面目で勤勉でおとなしい性格をしているので、長男に限れば面倒見のいいヴァシリオスも連れて行ってあげたいところ、問題が2つ😇😇😇
それはジェンダーフリーを掲げる今の時代にもギリシャ正教会は同性婚に強く反発している勢力の一つであり、性自認が女の子で女の子にしか見えない容姿の長男を受け入れてもらえるか？ということ、そしてこの少年たちが洗礼を受けたのは教義が似ているとはいえロシア正教会とあって、異教徒でも教会に入れてもらえるか？ということ😅😅😅
私も今から10年以上前にHagia Sophiaの前を通りがかったことがあるものの、あの教会はツーリストや留学生が気安く「こんにちわー！中見せてくださーい！」と入って行けるような場所ではなく、いわゆる「勇者」しか入れないような雰囲気を醸し出しているんです😂😂😂
さて、こんな時はどうしましょう？
ただギリシャ正教会も新しい教徒がいれば迎え入れて当然ことだから「教徒以外は入らないで！」なんてことは言わず、一応は入ってもOKの建物。
教徒であるヴァシリオスの見解では「僕も自分自身がマイノリティだとは思っていませんでしたが、今はこうしてリアムと恋人になりましたし、男だと言わなければ問題ないのではないでしょうか？実際の教徒たちはマイノリティにも寛容ですし、長男はまだ子供だからプライバシーという観点から言わない方がいいだけです」ということで、唯一の問題となったのは教会内で「教徒のみ入れるエリア」と「一般が入れるエリア」に分かれていること😂😂😂
気持ちはわかるけど、超面倒…😂😂😂
しかしここはやっぱりプシュケの末っ子リアムが超イクメンっぷりを発揮し、「バジルがお祈りしている間、長男には僕が付いていましょうか？」と保護者の役目を買って出てくれたなら、善は急げと3人を送り出しました😊😊😊💕
どんなに小さなことでもいいから、中を見て新しい学びがあったらいいよね😊😊😊💕
実は私とゼノも日本の会社に勤務していた際、都心のど真ん中にある聖ハリストス礼拝堂(ニコライ堂)の中を見学しに行ったんです。
見れば教会の中の、豪華なこと…！
私たちイングランド国教会とは造りが大違いで、同時にたまたま見かけた神父の服装もまたそれはもう豪華で、冬の夜に結婚式かと思ったほど😅😅😅
私たちは教徒じゃないから一応は遠慮して詳しいことは何も聞かなかったけど、何かイベントの日だったのかな？😊😊😊✨
それはそれは全てのタイミングが良く、たまたま居合わせた教徒のロシア人女性が教会の内部について教えてくれて、まるで有名な美術館か博物館にいるような気分でした😊😊😊💕
日本にいながらにして、フィンランドのヘルシンキ大聖堂を見ているような気分😊😊😊💕
ヴァシリオスたちを送り出したあと、私たちに待ち受けていた試練はモラハラキッズ「次男」が繰り広げる、壮大な八つ当たり😅😅😅
そんな…行きたかったなら別に鼻をほじくりながらでもいいから、そう言えば良かったのに😅😅😅
天使に鼻ゴミくっ付けたら超マナー違反もいいところでブチギレること間違いなしだったけど、教えて欲しいと願う幼い子供を無視したりするほどおとなげない性格はしていないし、私なんかよりもずっとずっと純粋かつ熱心に神様を信じている天使なら、ゼノと同じくらい慈愛に満ちた教えを与えてくれたことでしょう😅😅😅
これを不器用というのか、素直じゃないというべきなのか、はたまたツンデレか…😅😅😅
でもゼノが「それなら、俺と一緒に行ってみるか？今から追いかければ間に合うぞ？」と誘ってはみたものの、「はぁ？興味ないし…」と次男は不貞腐れていて、それを見ていたヒューゴに「興味がないなら八つ当たりなんかしないんですよ。女性だからといって毎回毎回レイディに当たり散らして、自分から嫌われて損をしているようなものですよ？」と叱られたので、さすがに目つきの鋭いイケメンに言われたら理解するようです😅😅😅
このモラハラというか、暴君キッズというか、自分も性自認は女の子だというのに女性蔑視というか、いったい次男は何をしたいのか、全くもって次男の思考を理解することができません😂😂😂
超美少年のゼノが優しく言って聞かせてもダメ、イケメンのヒューゴが正論を言ってもダメ、幸福感たっぷりでふわふわしたかわいらしさを持つプシュケのリアムが確信を突いてもダメ、女の子よりもかわいらしい見た目をした天才のジャックが子育ての経験を活かしてもダメなら、残るはゼノのダディで超美形のプレイボーイなのに失言癖と人嫌いがあるセバスチャンか、もしくは次男が恋した天使のヴァシリオスの出番、かな😇😇😇
ジョージおじさんのことはハゲをバカにしてハラスメントもいいところだから、一向にめげない性格のジョージおじさんがかわいそうになります😂😂😂
目には目を、歯には歯を、モラハラにはモラハラをとTalio主義全開に立ち向かったところで全く効果がないなら、いったいどうすればいいのかという答えを見つけられない、今日のフィーカはこちら。
Layered Rainbow Jello.
今日は聖母マリアが受胎告知を聞いた日なので、結婚式や子供が生まれた日に見ると縁起がいいレインボーカラーでジェロを作りました😊😊😊💕
ヨーロッパでは虹が出るとその麓には金のカップがあって、拾ったカップが一生困らないだけの宝物をくれるっていうからね😊😊😊💕
ジェロとは甘いプディングのことで、小麦粉にフルーツやミルク、エッグを入れて作ります😊😊😊✨
DIYと工作とお絵描きが得意でプロレベルと評判のゼノも手の込んだジェロを喜んでくれたし、時間をかけてでも作って良かった😊😊😊💕
プシュケの末っ子リアムと二人で長男と手を繋いで帰って来た天使の末っ子ヴァシリオスは何だかしょんぼりしていて、完全にモル(お母さん)のポジションを楽しんでいたのは末っ子リアム😂😂😂
聞けば礼拝を終えた帰りに買い物もついでに済ませて来たそうで、長男が手にしていたバースデーカードを見ながらヴァシリオスは「僕は8歳の子供よりも買い物が苦手みたいです」と、いつも以上に落ち込んでいます😅😅😅
ニコニコする長男が持っていたのはブルーとゴールドの豪華なバースデーカードで、贈る相手はヴァシリオスと一緒にギリシャから移住して来た幼馴染で親友、アレクサンドロス😊😊😊💕
今回ヴァシリオスが落ち込んだ理由は親友宛のカードを決められなかったことにあり、天使はいつものように「僕は本当に買い物と人混みが苦手で…。服を買いに行けば店員に話しかけられるなんて無理だから避けたいですし、例え親友が相手でもいざかしこまると悩んでしまって、なかなか決められないんです」と、迷子になってお家がわからないシャムの仔猫みたいな顔で困り果てていました😂😂😂
それは恐らくヴァシリオスが病気だと思いたいほどの嗅覚過敏があるから特に美青年目当ての女性が近寄って来ると臭いで耐えきれず、親友のアレクサンドロスと同僚のジョージおじさんにだけは甘えて暴君の天使になっちゃうからかな😅😅😅
でもさりげないオシャレが上手なリアムとあれこれ考えるのが好きな長男を連れて教会に行ったらアレクサンドロスの一家にも会い、長男も相手がどんなお兄さんかわかったからヴァシリオスの代わりに決めてくれたんだよね😊😊😊💕
リアムはそのイクメンっぷりから「子供がいるって本当に楽しいですね！」と喜んでいたし、行き届いたお世話が上手なイクメンにも磨きがかかったことでしょう😂😂😂
本当にリアムって幸福感に溢れていて人生が楽しそうで、ふわふわした見た目のかわいらしさと合わせて羨ましくなる、今夜のディナーはこちら。
Goat Cheese Bites with Honey and Thyme.
ギリシャ正教会のヴァシリオスは教義の都合上5月5日のイースターまでお肉以外にチーズなどの赤い血を持つ動物から作られた食品も口にしないと言っていたので、今夜はヴィーガンのゴートチーズをフライにしたスナックを作りました😊😊😊💕
こうしてあげれば全てのお肉にアレルギーがあるゼノも美味しい食事を楽しめるし、少年たちも乳製品が摂れて一石二鳥😊😊😊💕
ロシア正教会の少年たちも本来なら40日間は肉食を禁止にするのが一般的ですが、まだまだこれから成長期だから背が伸び悩むのは避けたいし、何より次男がお肉大好きでそれ以外は全く食べないと決めているせいもあって、野菜は全く食べません😂😂😂
まあ…長男はお利口に何でもよく食べてくれるし、次男の背が伸びなくて悩む頃にはこの一家に滞在していないと言われてしまったらそれまでだから、仕方がないかな😇😇😇
まだまだお世話が必要な長男は8歳、次男は5歳。
長男はこのままでも充分に他の家庭でも歓迎されるだろうけど、モラハラな次男は何とか改心させないとお先真っ暗になるよね😇😇😇
ヴァシリオスとリアムに連れられて教会に行ったことがよほど楽しかったのか、超珍しく私に付いて回りながらおしゃべりに花を咲かせていた長男。
こんなことは本当に稀というか初めてのことで、今まで経験したことのなかった物事に触れられたのはいい学びになったに違いありません😊😊😊💕
対する次男はまたまた鼻をほじくりながらロシア語流の「バッカみたーい」と言い放ち、真面目な長男が泣かないか超心配😂😂😂
しかしなぜか次男はもともと長男を敵対視していたけどよりいっそう敵対する姿勢を強め、察した超イクメンの末っ子リアムから「僕とバジルが長男と手を繋いで帰って来ましたから、ヤキモチでしょうねぇ…」という声を受け、イケメンで今まで女性にモテなかった試しなんて一度もないヒューゴは超怠そうにしながら「男は次男みたいな女が一番面倒なんですよ…」とぼやいています😂😂😂
ここは超美形のプレイボーイでサラッと失言する癖を持つ、セバスチャンの出番かな？😂😂😂
非常におとなしくて温厚で超シャイな一人息子は決して失言なんてしないのに、そのダディは超毒舌で失言癖なんだから😂😂😂
超ド級のモラハラキッズが相手なら多少の失言は周りも見逃してくれることばかりだし、立場もあれば社会的地位も高くて間違ったことは決して言わない人だから、それでいっか😂😂😂
自分が失言しなくて超慎重派とあってダディが失言すると毎回肝が冷えている息子、それが夫😂😂😂
次男のモラハラに長男の真面目が勝つように、外野の大人たちはただ祈るばかりです😇😇😇
God natt...