今朝、決して「臨場感たっぷり」に伝えてはいけないような気がしてならない大事件が勃発。
私たち夫婦は去年の秋に結婚したばかりでまだ子供もいませんが、ただいま一家には夫の下級生で秘書候補のヒューゴがその境遇を哀れんで一時保護を買って出た少年たちが滞在していて、この兄弟のうち「次男(5)」が超ド級のモラハラキッズだから大問題なんです😅😅😅
一家に居住している大人は夫のダディで家主のセバスチャンと私たち夫婦以外にヒューゴ、夫のゼノとヒューゴの下級生で居候している超イクメンの末っ子リアム、同居人で天才のジャック、雇用しているボディガードで天使のような少年顔の美青年・ヴァシリオスと、もう一人のボディガードで超ハートフルなジョージおじさん(ハゲ頭)に、虐待されていたことがわかって保護しているスコットランドの青年ファーガスで、子供は一時保護しているロシア系の少年たちが二人とヒューゴの一人息子で私たちのゴッドチャイルドでもある赤ちゃんのジョージが暮らし、これに加えてトーストカラーのパピーで賢いアーサーとアーサーの兄クリストフ、天使の末っ子ヴァシリオスとプシュケの末っ子リアムが先日飼うことを決めて家族の仲間入りを果たしたフラッティのドギーでエヴァンゲロス、まだ仔猫ながらも賢い黒猫のビョーン坊や、そしてセクシーな泥棒猫のルシアお嬢様と、大人8人に子供3人、犬3匹に猫2匹の今どき珍しい大家族にして、問題を起こしてばかりいるのは次男…ただ一人😂😂😂
同じ家庭に生まれた兄弟なら二人とも似ているかほぼ同レベルの子供に成長しそうなのに、超真面目でシャイでおとなしくて勤勉な長男が毎回悲惨な被害に遭うのはなぜなんでしょうか?😂😂😂

少年たちはロシア人のモルとどこかの国の美青年との間に生まれ、二人ともそっくりの整った容姿にブルーの目とナチュラルなブロンドを持ち、性自認が女の子とあってロングヘアがチャームポイント。
長男は8歳にして将来が楽しみな長身、次男は5歳にしてすでに先行き不安な低身長でもあり、好き嫌いさせずに食べさせるのも私の役目です😊😊😊✨
そこで特にこの少年たちが来なくても毎日欠かさず料理をしているから今朝もいつものようにキッチンで朝食を用意していると、背後で「エルサ…」とか細い声を上げた長男😅😅😅
一緒にいた仔犬のアーサー&クリストフ兄弟と振り返れば超ド級の内股でもある長男が泣きそうな顔でモジモジしていて、どうかしたのかと穏やかに聞いてあげたら「**(次男)が髪に何かくっ付けたの…」と、泣き出したじゃないですか😂😂😂
これは一大事で今回も次男は何を…と思って長男の髪を触った私の目に飛び込んで来たもの、それは悪臭とグリーンのドロドロ😂😂😂
この物体の正体、朝から正直に言ってしまってもいいでしょうか?😂😂😂
このグリーンのドロドロは自発的にベジタリアンメニューを選択し、昨日はブロッコリーとほうれん草を食べていた仔犬のアーサーの、…う○ち😂😂😂
次男、サイッテー😂😂😂
後ろ足で立ち上がった仔犬のアーサーは嗅ぎ覚えがあるから「あれぇ?長男の髪から僕の臭いがするんだけど、何でかなぁ?」と不思議そうなお顔をしていて、朝から一家の大人たち全員を巻き込んでの大絶叫と大パニックになりました😂😂😂
何にも考えていないといった能天気なエヴァンゲロスを見ながら、これが世間の「試し行動」ならどんなに楽だろうかと思った、今朝の朝食はこちら。



Gingerbread Cinnamon Roll.

昨日は夫のゼノが一人で多くの用事を片付け、超珍しくプライベートでも立派な自立を見せてくれたので、今日はそのご褒美にゼノが大好きなシナモンロールを焼きました😊😊😊💕

男の子は褒めておだてて持ち上げておけば全てOKっていうけど、ゼノはその典型例😊😊😊💕

子供の頃からどんなに優秀でもダディのセバスチャンが一言も褒めずに育てた反動から、一言か二言褒めれば全力を出します😂😂😂

ここイギリスは例え犬や猫であっても褒めて育てるのに、セバスチャンが超美形のプレイボーイなのに人嫌いだから😂😂😂

でもセバスチャンは女性に優しく大切にするし、ゼノも本当に褒め上手な紳士なんだよね😊😊😊✨

あまりにも不器用過ぎて、死ぬまでに一度は一人息子を褒めてあげたいと思っているセバスチャン。

まだ65歳と若いし、あと30年くらいは褒め対策に悩むだけの時間もあるかな😇😇😇

ダディが超天才肌だと、一人息子は苦労する…。


朝から弟に犬のう○ちをくっ付けられるという大惨事に見舞われた長男はゼノがシャワーを浴びに連れて行き、一人の力ではどうすることもできなかったからゼノが手伝って髪を洗い、超イクメンの末っ子リアムが乾かしてあげたりと大健闘😅😅😅

この一家に滞在する男の子たちって、全員が揃いも揃ってイクメンなんだから😂😂😂

仔犬のアーサーも何となく申し訳ない気持ちになったのか、「ごめんね、長男。長男は人間だから、頭から僕の臭いがしたら嫌だよね?」と慰めに回り、非常にのんびりした性格の長男は「もう、やんなっちゃう…」とお決まりの一言を溢すだけにとどめてくれました😇😇😇

一時保護している間だけでもダディの代わりを務めるヒューゴは次男を呼び、「君は犬の大便を手掴みするような人間なんですね。くっ付けられた長男より、君の方が立派な不潔ですよ」と嘆き、持ち前の超寛大な精神からなぜそれをやってはいけなかったのかを諭すも効果なし😇😇😇

ここは次男が一目惚れした末に恋をしている美しいギリシャの天使ヴァシリオスが一撃をお見舞いし、「僕は不潔が嫌いです。なので、あなたのことも嫌いです。好きになんてなれません」と今の気持ちを正直に言ったので、次男にはどんなに見た目が整っていても、それだけでヴァシリオスを落とすのは困難だと学んで欲しいところです😇😇😇

その前に天使の末っ子ヴァシリオスはプシュケの末っ子リアムと恋人になり、ただいま人生で初めての恋や家族以外の人間との愛というものを学んでいる真っ最中なんだから、わずか5歳にして横取りする計画を立てるのはいかがなものでしょうか😂😂😂

全く懲りない、次男😇😇😇

あれかしら?

ここイギリスの女性たちって超積極的で行動力にも溢れ、超美少年のゼノや他に滞在している男性たちが超イケメンで好青年だからとアピールするのに必死なんだけど、次男もその見苦しい女性たちとは同類ってことでいいかな?😇😇😇

これで仮に次男が裸になるも同然の露出までやり始めたら、取り返しの付かない同類よ…😂😂😂

※こちらの女性は一部を除いてボロボロの下着が見えても、中の胸やお尻が見えても気にしない。


今回の長男 vs 次男の争いはのちに長男の髪 vs アーサーの臭いへと発展し、悪気はないけど動物たちの臭いを侮っていたのは一家の住民たち。

懐いてからはよく長男の肩に飛び乗って遊び、首の後ろに回ったりしている黒猫のビョーン坊やが持ち前の賢さから臭いを嗅ぎ、「なんで長男からアーサーの臭いがするんです?この臭い、アーサーのう○ち…?」と頭を悩ませ、その臭いの持ち主でもあるアーサーも賢いから「お姉さん、長男の髪からまだ僕の臭いがしてるよ?」とかわいく首を傾げていたので、ようやく事態に気付いたんです😂😂😂

そう…アーサーは犬だけどお肉が苦手で野菜が大好きというパピーであり、本来なら犬は肉食だから消化系統も全てお肉向けにできているものの、それ以外のものを食べているからアーサーのものは他のパピーよりもちょっと臭くて😅😅😅

人間はお肉や古いオイルを食べたら臭くなりやすい性質を持っていますが、これが犬だと逆の現象が起こるんだね😇😇😇

しかしこれはアーサーが悪いのではなく、むしろお肉が大好きで野菜が苦手…いえ、嫌いだから軍人並に赤みのお肉だけを食べさせている兄クリストフと比べたらちょっと臭いという程度のもので、家族になったばかりで何を食べていたのかすらわからないエヴァンゲロスよりはずっとマシ😊😊😊💕

…とはいえ、やっぱり気になっちゃうのが長男。

こうなったら野生のスカンクにアタックされた飼い犬たち同様、丁寧に3回シャンプーすれば臭いも取れるでしょうか?😂😂😂

首を傾げながら悪さを繰り返す次男を見上げ、「次男がくっ付けたりしなきゃ良かったのに、どうしてやっちゃったの?」と見上げる、仔犬のアーサー。

兄クリストフもショックから一時的な「コミュ障」になり、何にも考えていないといった笑い顔をしているのはドギーのエヴァンゲロスだけ😂😂😂

その犬種から底抜けに明るく、超ポジティブで超前向きな性格のエヴァンゲロスは、案外肝が据わったドギーなのかもしれません😂😂😂

思いの外、仔犬のアーサーと兄クリストフはポカンとしたりショックを受けると一時的なコミュ障になることが発覚した、今日のフィーカはこちら。



Chocolate Cupcake.

18日からヴァシリオスが所属するギリシャ正教会もイースターをお祝いするための準備期間に入ったので、今日はチョコレートのカップケーキをヴィーガンのイースターバニーにしました😊😊😊💕

かわいいものが好きな長男も「うさぎだ!」と喜んでくれたし、少しはモラハラな次男にいじめられたショックも和らいだかな😅😅😅

カトリックから無宗教へと転身したジョージおじさんを除き、私たちが所属するイングランド国教会とファーガスが所属するスコットランド国教会のイースターは今月の31日、ヴァシリオスが所属するギリシャ正教会と少年たちが洗礼を受けたロシア正教会はユリウス暦だから5月5日😊😊😊💕

同じ東方教会でもギリシャ正教会ではイースターのことをOrthodox Easter Sundayと呼び、ロシア正教会ではPaskha(パスハ)と呼びます😊😊😊✨

ただヴァシリオスはさすがギリシャで要人のSPをしていただけあって肝が据わっていたというか、ここロンドンにあるギリシャ正教会の教会(Hagia Sophia)はモスクワロードに置かれ、礼拝に顔を出すと毎回教会の近くで1日最低2回はロシア人に絡まれているそうです😂😂😂

要求はどの人たちも「少しでいいからお金をくれないか」、というもの😅😅😅

私だったら同じ教徒にばかり絡んでいないで仕事を探して働けと言いたくなりますが、非常に育ちのいいヴァシリオスは「僕が一度お金をあげたから来るんでしょうね。1日に必要な£10すら持っていませんから、仕方がないんですよ」と、毎回お金をあげたり食べるものを買ってあげたりしているなんて、若いのにお利口過ぎて言葉がありません😂😂😂

これが脳みそ筋肉で軍人かミサイル仕様の女と、ギリシャの高位な天使の差かかな😇😇😇

「英語も話せない人たちばかりですから、仕事もなかなか見つからないんですよ。言葉を交わす必要のないレストランの皿洗いだって、お給料のいい高級レストランは人が足りて溢れていますが、安いレストランはその人件費すら払えないところも多いでしょう?」と語る、賢く聡明なヴァシリオス。

ああ、私にもっと配慮と遠慮とデリカシーが満ちていれば、脳みそ筋肉発言も少しは減ったのに…。


夫のゼノも日曜日の礼拝に出向けば欠かさず寄付や献金を行い、そこに困った人がいれば例え教徒でなくても必要な手を差し伸べる、常にホスピタリティ全開で非常にマナーのいい英国紳士。

そんな超一流のエリート紳士を夫に持ったなら私も少しは見習おうと、せっかくママとお父さんから「マリア」なんて思慮深い名前を与えてもらったんだからちょっとくらいは辛抱して寛容な心を…と思ったものの、全くそれどころではなくなった私。

次男が今度は仔犬のアーサーに悪さを働き、何とアーサーがトイレ代わりにしているスペースを水浸しにしてしまったんです😇😇😇

簡単に説明するとここイギリスを含むヨーロッパ諸国では犬たちのためにトイレを設置するという概念がなく、基本はお散歩しに行った先でお気に入りのスペースを見つけて用を足し、それをそれぞれのご主人様たちが片付けて帰るスタイル😊😊😊✨

それでもお散歩以外の時間に用を足したいとなれば犬たちに我慢をさせるご主人様もいますが、私たちは2-3時間に1度はお散歩に出ることがほとんどで、それでも間に合わなければ玄関のドアを出て少し進んだところがアーサーにとってお気に入りスペースなので、そこに行って出したら帰って来るから大丈夫でしょう😊😊😊✨

日本も庭先でするじゃない?😊😊😊✨

…そう思っていたのに次男がトイレスペース(一家ではふざけてNatural Looと呼ばれる)を故意に水浸しにしてしまい、仔犬のアーサーが困ったお顔をしながら走って来て、「お姉さん、僕のトイレに大きな水溜まりができてる!ビョーンの臭いと混ざっちゃった!」と慌てているじゃありませんか😂😂😂

気の毒に、「僕のトイレはどこです?」と姿勢良く佇むビョーン坊や😂😂😂

仔犬のアーサーは兄クリストフと一緒に次男を見上げ、「ねぇ次男、どうして僕のトイレとビョーンのトイレを混ぜちゃったの?僕のこと嫌い?」とかわいく首を傾げていて、察したビョーン坊やは黒猫だからと次男に酷く嫌われていることを思い出し、「次男がいじわるしたんですよ!次男は僕のことを嫌ってますから!」と大騒ぎ😅😅😅

結局、トイレはジョージおじさんが知恵を働かせてくれたことでビョーン坊やだけを移動させることに成功し、仔犬のアーサーはお散歩した先ですればいいから特に問題なく解決しました😂😂😂

この次男には頭が痛いことばかりで未来が不安…そう溢したくもなった、今夜のディナーはこちら。



Crispy Avocado Spring Roll.

とうとうホストマザーのくせに怒らせたら一番厄介で面倒な女を自負するマリアおばさんは頭と知恵を働かせ、次男に悪さを働かれたら次男の苦手もしくは嫌いなメニューをメインにすることを決定。

そのため本日は次男が大嫌いでそれ以外のメンバーが大好きなアボカドを使い、カリカリしたスプリングロールを作りました😊😊😊💕

これが悪ガキの次男のために用意した一家の新しい法であり、このために一家の皇帝で専制君主で絶対命令権を持つ者の特権に従うのが住民たちの掟。
次男からは大ブーイングでインターネットには書けないような罵声を浴びせられましたが、私は心の底からしめしめと思っています😊😊😊✨
この次男の発言があまりにもひどすぎると絶句する心優しいゼノ、「僕のマムはレイディよりもずっと怖いですから、そんなことを言った日には食事にあり付けなかったでしょうねぇ…」と優しく下がり気味の眉をさらに下げる超イクメンの末っ子リアム、「君は作ってもらえるだけありがたいと思わないんですか?子供なら何をしても許される、どこに行っても歓迎されると思ったら大間違いですよ」とたしなめるヒューゴ、「君は日常会話になると英語は話せないのに、下ネタと罵倒だけは英語が話せるんだね?」と、新たな発見をした天才のジャック。
しかしここまで状況が悪化してしまうと一家の長でそれはそれは女性を大切にしてくれるセバスチャンが放っておかず、おとなしくお利口な一人息子にはそんな言葉も必要なかっただろうお説教をしてくれたので、次男も少しは懲りるでしょう😇😇😇
私って想像した以上に、なかなか寛容なモルになるんじゃない?😇😇😇

全員がため息を吐いた、次男の悪行の数々。
日増しにどんどんエスカレートしていく次男には本当に頭が痛く、これが自分の子供であれば多少は叱りやすくもあったかもしれません。
私たちは顔も知らない他人が置き去りにして傷ついた子供にどこまで言っていいのか、どこまで大目に見て、どこまで許容してあげるべきなのか…?
ただTalio(同害報復)を超えて全てを暴力とセクハラで片付けるようなモラハラ家庭で育ったヒューゴと正反対で、私は超寛容な両親と親族一同から大切にかわいがられて育っているので、叩いたり怒鳴りつけたりする育て方には反対の姿勢です。
これにゼノは自分自身も叩かれて育っているけど「俺には必要だったと思うが、俺たちの子供には必要ないよな。マリアが産んでくれたらかわいいに決まってるし、口で言って理解させる自信なら付いたから…」といい、末っ子リアムも「僕みたいなマゾヒストだったら手に負えなくなっちゃいますから、叩かない方がいいですよぉ?」と"臭いものには蓋"といったニュアンスを漂わせたことで全員の意見が一致したと思いましたが(ヒューゴも暴力はNO)、ギリシャで私と同じ幸せな家庭に育ったヴァシリオスは美しい見た目に反して超ハートボイルドだから"目には目を"の対策を練り出し、あろうことか「次男に乗馬を習わせましょう。そこで馬に蹴られて地獄に堕ちれば少しは学習しますし、神様も信仰心がない次男を天国には入れてくれないはずですよ」と、明らかに次男を葬り去る気も満々の天使😂😂😂
それだけ次男の被害に遭いまくって散々な思いをしているということは理解できるものの、それはダメでしょう😂😂😂
これも言い方を変えれば今の次男は動物を大切にすることができず、「馬に蹴られて死んでも文句は言えない」ということ。
何とかギリシャの末っ子天使が本気でブチギレてしまう前に、役所には正式なFoster Careを見つけてもらいたいと思います😂😂😂
明日は毎日体を張って頑張ってくれている天使のために、地中海料理を作らないと😇😇😇

God natt...