真夜中、信じられないほどの大音量で「ブーンッ!ブーンッ!」…と聞こえてきたんです。
例えるならそれは未だ見たこともないようなサイズの虫が羽を震わせ、あたりを飛びながら灯りなどに衝突しているかのような音。
しかもベッドに寝ているというのに地面が揺れている気がするし、とてもじゃないけど平凡な一般家庭でそうそう耳にする音ではないと感じた私。
ベッドルームには夫のゼノ、私、子犬のアーサー、ゼノの下級生で秘書候補のヒューゴ、黒猫のビョーン坊や、天才で同居人のジャック、そして少し離れた場所にヒューゴの一人息子で赤ちゃんのジョージがいて、仮に響き渡るこの音が「巨大な虫」の仕業だったら、特に子犬のアーサーと赤ちゃんのジョージは避難させる必要があるでしょう。
外も暖かくなってきたから、春が来たと勘違いしたクイーンビーだったらもう大変。
そこで虫さんが得意で昆虫大好き、子供の頃はうっかりしなくても超美少女だったのに周りがドン引きするほど大きな虫を手掴みしていた夫のゼノに対策を取ってもらおうと起こしたところ、冷静に「これは虫じゃないぞ…」というから大慌て😂😂😂
そこでさすがに怖くなって昔から何の進歩も成長もしていない悪ガキのヒューゴを起こした結果、怠そうにしながら「あれはジョージのいびきです。アーサーも平気で寝てるでしょう?前から気になってはいたんですよ…」と、まさかの音の原因はジョージの鼻でした😂😂😂
長身のヒューゴに似たのか、わずか生後8ヶ月にしてすでに生後14ヶ月ほどの身長がある超ジャンボベイビーだから、いびきも超豪快😂😂😂

ここイギリスには「子供が生まれたら犬を飼いなさい」ということわざがあり、新しく迎えるクリストフの代わりに、今はその役目を担ってくれているのがクリストフの実の弟で賢い子犬のアーサー。
夜中はまだ小さいジョージの良き子守りとなり、昼間の起きて活発に動き回る時間帯は良き遊び相手となり、本当によく働いてくれている良き人間たちのパートナーでもあります😊😊😊💕
しかし名前の通り何かに付けて勇敢なアーサーはちょっとやそっとのことでは動じないところがあり、そんな超ビッグないびきを放つジョージと一緒に寝ていても至って普通、非常に仲のいい真の兄弟のように寄り添っているから耳が心配😅😅😅
するとアーサーはジョージの「いびき」よりもそれに伴う「地鳴り」の方が気になったのか、起き出して徐に土を掘り返す種族らしくベッドやジョージの周りをゴソゴソ掘り返したあと、少しだけ考える素振りを見せてから「君って寝ている間も元気がいいね!なら、こうしちゃう!」とジョージのことをギュッとハグして、グイグイ頭を押し付けたアーサーのかわいらしさ😍😍😍💕
こうして一人と一匹はやがてかけがえのない絆を持った親友になり、頭の向きが変わったことでジョージの超巨大ないびきも止まり、互いにいい効果を生みながらまた一つ成長していくようです😊😊😊💕
なぜアーサーが関わると、全てがプラスで夢に溢れたものになるのか…アーサーが持つ底知れぬパワーに驚いた、今朝の朝食はこちら。
※英語のArthurは「アーサー王」の他に「毛むくじゃらのクマさん」という意味がある。



Green Pancake.

今日は別名「緑の日」とも呼ばれるSt. Patrick's Dayという聖人パトリックの日で街をグリーン一色にしてお祝いするので、朝食には野菜を入れたグリーンのパンケーキを焼きました😊😊😊💕

カリブ出身の聖パトリックはアイルランドにキリスト教を広め、「アイルランドの使徒」として聖コルンバ、聖ブリギッドと共に数えられる守護聖人の一人で、三守護聖人の筆頭😊😊😊💕

もともとアイルランドとカトリックの祝日だからイングランド国教会でもロウチャーチ(プロテスタント寄り)に所属している私たちは「聖人の日の一つ」程度の認識ですが、一家では居候している超イクメンの末っ子リアムがアイルランド系のモルからちょっとだけその血を引き、なおかつこちらは同じイングランド国教会でもハイチャーチ(カトリック寄り)とあって祝日の一日に、さらに雇用しているボディガードで天使のような少年顔の美青年・ヴァシリオスはギリシャ出身でギリシャ正教会だから今日は祝日代わりとなります😊😊😊✨

リアムとヴァシリオスってカップルで宗派が違うのに、同じ日が祝日になるなんて羨ましい😊😊😊💕

かわいらしいイギリスのプシュケと美しいギリシャの天使がカップルになり、見ている外野の私たちまで幸せになれちゃうから不思議😊😊😊💕

これも末っ子リアムが常に人生を楽しそうにしている幸福度の高さと、超イクメンながら爽やかなイケメンであると同時に、ふわふわしたかわいらしさを持っているおかげだろうね😇😇😇

ああ、羨ましい😇😇😇


今日はSt. Patric's Dayと同時にギリシャ正教会ではイースター前のCheesefare Sundayになり、自宅にあるチーズを片付ける日曜日。

この「チーズ料理の日曜日」をもってヴァシリオスは教義の都合上、明日の3月18日から5月5日のイースター当日まで肉食が禁止となります😊😊😊✨

お肉、食べない子だけど😅😅😅

先週はMeatfare Sunday(お肉料理の日曜日)とMather's Day(母の日)が被り、今回はSt. Patrick's DayとCheesefare Sundayが被ったことで人混みが苦手なヴァシリオスだけを教会に送り出し、私たちは外出する準備😊😊😊💕

ここイギリスではギリシャ正教会の教徒よりも圧倒的にイングランド国教会もしくはイスラム教または無宗教が多く、住んでいるロンドンを中心に2002年から毎年パレードをやっているので、今日は久しぶりに足を運ぶことにしました😊😊😊💕

向かうのはアイルランドの次に盛大なパレードが行われる、バーミンガム😊😊😊💕

そう…ゼノが生まれて6歳までを過ごしたイギリスの第二都市であり、去年は財政破綻を発表したバーミンガムが一番盛大にお祝いするそうです😇😇😇

何だか、先行き不安😇😇😇

一家にはただいまゼノの下級生で秘書候補のヒューゴがその境遇を哀れんで一時保護している少年たちの兄弟が滞在していて、超モラハラでセクハラばかりしている悪ガキの次男(5)はそれほど興味の惹かれるイベントではありませんが、非常にのんびりした性格の真面目でシャイで勤勉な長男(8)は行ってみたいといい、どうせ行くなら本場アイルランドかバーミンガムで見せてあげたいと計画を練り、いきなりだったからアイルランド行きは無理でもイングランドの中で済ませるようにすれば、宗教や教義上の大きな混乱も少ないでしょう😊😊😊💕

何せこの少年たちはイギリス生まれの子供ながら、洗礼はモルが一時帰国した際にロシア正教会で受けたからね😂😂😂

自身のモルが改宗したことで虐待され、軽く宗教がトラウマになっているスコットランドの青年ファーガス(スコットランド国教会)と、愛するワイフのレイチェルと子供たちをたった一日で亡くしてしまったことで神を信じられなくなり、ただいま無宗教になりつつある天才のジャック(イングランド国教会)はディナーパーティーから合流。

二人の気持ちは例え当事者でなくても想像することなら容易いもので、無理もありません。


バーミンガムではゼノのダディで家主のセバスチャンが所有している物件に向かい、一度荷物を置いてからパレードの会場に向かえばOK😊😊😊💕

12:45から始まるパレードに間に合うよう急いで車をぶっ飛ばし、まだ小さい少年たちが危なくない場所で見物する計画です😊😊😊✨

連れて行くのはまず私の車に運転が大の苦手な夫のゼノを乗せ、そこに賢い子犬のアーサーと少年たちの「お行儀良く過ごせる長男」にヒューゴの一人息子で赤ちゃんのジョージを乗せたあと、もう一人のボディガードで超ハートフルなジョージおじさん(ハゲ頭)が一人乗車して続き、一族総出でモラハラな家庭に育ったことでハラスメントには多くの耐性もあるヒューゴが超ド級のモラハラで大人がやったら犯罪行為になることを平気でやってのける次男を乗せて向かい、末っ子リアムは後からバーミンガムは初めてだという恋人でこちらも末っ子のヴァシリオスを連れて合流😇😇😇

次男を頼むよ、超ド級の末っ子😂😂😂

しかし今日だけは天が次男に味方することはなく、その理由は次男の天敵でハラスメントは絶対に許さないアン王女にも似た「リアムのモル」も一緒に来てくれることになったから😂😂😂

リアムのモルは人種こそアイルランド系だけど地元はマンチェスターの都市部で、住んでいるロンドンのゾーン2にほど近いゾーン3にはアイルランド系の住民が少なくパレードもやらないので、今日は次男のモラハラストッパーをお願いしました😊😊😊💕

末息子のリアムは「何で朝からマムがいるんですかぁ…」と一家の皇帝で専制君主で絶対命令権を持つモルの登場に言葉を失くし、モルの見事なヘアスタイルとファッションに絶句した夫…😂😂😂

一応説明しておくとリアムのモルは決して「おかしなファッション」をして現れたわけではなく、自身が血を引くアイルランドに敬意を表して全身グリーンのワントーンでコーディネートした上品なワンピースにショートヘアをかき上げた「アン王女の生き写し」のような存在感に圧倒され、その逞しさとあまりの若々しさに誰だかわからなかったから「知らない女性が来た」と思って朝から凍りついてしまったんだと言っています😂😂😂

弱い息子…😂😂😂

さすがモルは70歳という年齢にしては存在感もバッチリで、早起きして乗馬のトレーニングを楽しんでから来たなんて、逞しさも忘れません😂😂😂

あの…アン王女もお年を重ねてからもなお決して怯まず若々しくて、どこにいても一発でわかるほどの存在感じゃない?😂😂😂

そんな超頼もしいリアムのモルと一緒に向かった、バーミンガムの「緑のパレード」はこちら。



※写真はツアーサイトから。


バーミンガム市内のオールストリート(だっけ?)でイングランド最大規模のパレードが行われ、街はグリーン一色!😊😊😊💕

この写真を撮ったカメラマンはパレードが終わるまで歩道には戻れないと覚悟を決めていたんだと思うんですが、本当に大勢の人がいました😂😂😂

それはパリピな私でもちょっとドキドキしちゃうほど、なおかつ身長174cmとどこに行っても常にデカい私でも迷子になりそうで、アイルランドのお祭りとあって異国情緒もたっぷり😊😊😊💕

こういう時に本場のノリを知っているリアムのモルがいてくれると本当に心強く、イギリスで大きなパレードはクリスマスを除いて10年ぶりだった私も学ぶことが多くあります😊😊😊💕

そして私の隣で群衆を見ていた長男が気になり、リアムのモルに教えてもらったものがこちら。



Uilleann Pipes.

今まで何度か見たことがあったのにスコットランドのバグパイプと同じものだと勘違いしていたんですが、こちらはイリアン・パイプスというアイルランドの民族楽器で、ケルティック・ミュージックによく使われるんだそうです😊😊😊💕

演奏者も全員、衣装までグリーン一色!😍😍😍💕

高く澄んだ音色にクラシック調のメロディーで、アイルランドにはこのパイプの他にヴァイオリンのフィドル、そしてケルティックハープが民族楽器として使われます😊😊😊✨

そういえばギリシャ出身のヴァシリオスもさすが天使一族の末っ子なだけあってお歌とハープがすごく上手なんだけど、超気まぐれだから録画させてもらうのは難しいかな?😅😅😅

本当に…ギリシャ神話にそのまま出てきてもおかしくないほどの美青年で、勉強もスポーツも得意で芸術の教養もあるから感心しちゃう😂😂😂

パレードのあとは少年たちも夫のゼノもお待ちかねだった、フィーカのお菓子はこちら。



Green Velvet Cupcake.

St. Patrick's Dayにはレストランやショップの外までグリーンで飾り付けされ、パブなどではグリーンのフードが提供されるのも一般的😊😊😊💕

まだ少年たちは子供だからパブには入れず、特に次男のお行儀が完全なおサルでマナー違反ばかりするから今回はレストランの利用を取りやめ、手作りのメニューでお祝いしました😇😇😇

賢くお利口な子犬のアーサーをに連れて来たから初めてのパブデビューもしてみたかったんだけど、バーミンガムは移住者もツーリストもたくさん来るから、混雑したってことにすればいいかな😇😇😇

ちなみに日本でも売っている「ギネス」というビールはアイルランド発祥で、この日はグリーンになって登場します😊😊😊💕

ああ、グッといきたい😅😅😅


このSt. Patrick's Dayという聖人の日はここイングランドに来てしまうと祝日にもならなくてまだ日の浅いイベントですが、これが一度アイルランドに戻れば各地で重要なイベントとして扱われ、例えパレードに参加しなくても何かしらグリーンの服に身を包み、アイルランドの国花でもあるShamrock(シャムロック)と呼ばれる三つ葉のクローバーを身につける習慣があります😊😊😊✨

これは聖パトリックが神学を学んでからキリスト教を伝えるためにアイルランドまで戻り、国民に「三位一体」を説くために使用したことからアイルランドの国花にまでなったんだって😊😊😊✨

これについては今まで通ったどの教会の牧師たちも熱心な教徒と認めるゼノが子供にもわかるように非常にわかりやすく教えてくれて、誰に対しても温厚で明らかに聖職者タイプだったのに最初の教会で神父がセクハラした疑惑が持ち上がったせいでカトリックから改宗してしまったので、この件だけは夫の才能が悔やまれてなりません😂😂😂

何度聞いても「たぶん」セクハラされていないという夫、超美少年過ぎたことで「絶対」セクハラされたに違いないという周囲の大人たち…😂😂😂

そこはほら、ダディのセバスチャンが超美形のプレイボーイなのに人嫌いで、かわいい一人息子にハグどころか手すら繋いであげなかったから、抱っこしたり撫でたりしてかわいがってくれる大人がいれば誰でも良かったんだよね😂😂😂

これは「超美少年の夫」と「ダディが人嫌な夫」で考えると、どちらがかわいそうなのか…?

教会にはいい思い出しかないのなら、私からはもう何も言わない😂😂😂

そして夜になり、今日はリアムのモル以外にもう一人私の周りにいる、名前からいかにもアイルランド系で超パリピな幼馴染、フィン。

リアムのモルに言われてよくよく真面目に考えてみればこの名前、アイルランドに伝わる超有名なおとぎ話「フィアナ戦士団」の"団長フィン"と同じ名前だというのに、なぜあの幼馴染は厳格さゼロのパリピなんでしょうか?😂😂😂

末息子のリアムがゼノやヒューゴと同じ超一流のエリート紳士に育ったからフィンを呼ぶのはパリピ過ぎて非常に心配だったものの、伝統校出身のジャックが「世代が違って面識ゼロの上級生」(※小学校から寄宿学校までが同じ)として手厚く面倒を見てくれるといい、リアムのモルにもアイルランド人に悪い息子はそうそういないから是非呼びなさいと言ってもらったことだし、ここは遠慮せずにもう一人の幼馴染で常にクールなフリをしているチーキーモンキーのレイとセットで呼びました😂😂😂

もう…私がパリピだってバレちゃうじゃん😂😂😂

実は心の底から隠す気なんてゼロだった、今夜のディナーパーティーに用意したメニューはこちら。



Spinach Soup with Potatoes.

フィンがパリピ過ぎてレイがバカだったせいで最初のサラダを撮り忘れてしまいましたが、St. Patrick's Dayといえばグリーンのメニュー😊😊😊💕

今回は冷凍とフレッシュなほうれん草をダブルで使い、野菜たっぷりのスープを作りました😊😊😊💕

スープにはクルミ入り😊😊😊💕

ヴィーガンで作ったので、自発的にベジタリアンメニューを選択している子犬のアーサーも同じメニューを楽しむことができます😊😊😊💕



Brioche Dinner Rolls.

今日はアイルランドのSt. Patrick's Dayとギリシャ正教会のCheesefare Sundayが重なったので、こちらはチーズに合うロールパン😊😊😊💕

フィンとレイはギリシャ正教会の友達「も」いないから教会ではグレゴリオ暦ではなくユリウス暦を使い、イースターは今月ではなく5月5日だと聞いてカルチャーショック😂😂😂

この二人の友達ってほぼイングランド国教会とカトリックの子たちばかりで、よく過ぎるパリピとクールなフリしたチーキーモンキーが揃って厳格なカトリック家庭のディナーにお呼ばれしても怒られないものだと、幼馴染として感心しちゃう😂😂😂

幼馴染たちが宗教上の教義を誤り幼稚な捉え方をすると、おとなしい性格で思慮深くお利口なヴァシリオスが本物の天使に見えます😂😂😂



Irish Soda Bread.

こちらは昨日リアムを中心にお手伝いしたパン屋のおばあさんがお礼に持たせてくれたそうで、アイルランドの伝統的なソーダブレッド😊😊😊💕

まだ作り方をマスターしていなかったパンをプロのパン職人から分けてもらえて、今回は最高に美味しいお祝いになりました😍😍😍💕

だってほら…リアムのモルって料理をするのは末っ子が病気をした時だけと自負していて、アイルランドの血を引いているのはモルの時点ですでに2代前になるから、特に作り方は「人体の安全を保証できない」と青くなってたからね😂😂😂

ただリアムのモルは怠ける目的から料理をしないのではなく、経済的に超自立していてナニーを雇いながら育児も全て自分でやっていたから忙しく、時間がなかったんです😅😅😅

しかも元再婚相手から父親不明の娘たちを引き取って代わりに育ててもいたし、リアムの上に義理の姉2人と実の姉を5人も抱えて奮闘していたのなら、料理くらい暇がなくなっても問題なし😅😅😅

モルが末息子にだけは超雑で超適当だったおかげでリアムは超イクメンに育ち、プシュケのようにかわいらしい息子とご近所でも評判の人気者がいれば、きっとモルが今後困ることはありません😂😂😂

本当に、育児の成功者😂😂😂



Spring Pasta.

メインはアスパラガスとディルを使った、春らしいグリーンのパスタ😊😊😊💕

野菜とハーブ入りで大人から子供まで大人気のヴィーガンメニューで、お肉を食べる人も食べない人も楽しめるグリーンフードの定番です😊😊😊💕

今回使ったハーブはディルとヴァシリオス…ではなくハーブの王・バジルで、ブロッコリーを入れても美味しいよね😍😍😍💕

※ヴァシリオスとはギリシャ語で「王」、英語では「王のハーブ、バジル」という意味になり、本名フルネームをそのまま和訳すると「バジルは永遠の天使」になる、本物の天使一族の末っ子。



Pork Tenderloin with Masterd Sauce.

こちらはお肉が大好きな少年たちをメインに考えてサーブした、子供が得意な柔らかいポークのテンダーロインとマスタードソース添え😊😊😊💕

私たちが所属するイングランド国教会とファーガスが所属するスコットランド国教会では特にこれといってイースターの前にお肉やチーズを禁止しているわけではありませんが、ヴァシリオスはお肉こそ食べないけど明日からイースター当日までチーズが禁止になります😅😅😅

まあ…今の時代は「ヴィーガンチーズ」というものがあるから、期間中にチーズがテーブルに登ることは平気であるんだけどね😅😅😅

モデルのようにほっそりしていて太らない子だからお姉さんとしてはもっと食べさせたいところ、ヴァシリオス本人は無駄な贅肉を付けてまで太るなんて嫌でならないので、今より痩せこけないでくれれば他は何も言いません😂😂😂

鍛えてお腹が6つに割れているのに、身長が181cmまで伸びてからは67kgを超えたことが一度もないなんて、女の私には超羨ましい😂😂😂


St. Patrick's Dayといえば、ギネスビール!

今回は子犬のアーサーの兄クリストフとも会う予定でロンドンに戻るのは明日なら、ここはお祝いにグリーンのドリンクとして飲み忘れるわけにはいかないでしょう😊😊😊💕

こちらは元Royal Navy(英国海軍)でもあるパリピなフィンとチーキーモンキーのレイがそれなりに…いえ、必要最低限で上手にやってくれて、クリストフとブリーダーのご婦人も呼んで乾杯!😊😊😊💕

パリピだからビールなんて持たせたらスポーツゲームの打ち上げみたいによく振った上でぶちまけるかと思ったけど、この二人も私と同じで「黙っていれば」一流の紳士たちでイギリス人ならそれなりに頭のいい息子たちであり、本気で「何もしなければ」タイプの違う長身のイケメンなので、子供の頃から何の進歩も成長もしていない悪ガキのヒューゴともよく気が合います😂😂😂

アーサーが超お利口に見える😂😂😂

いえ、アーサーはもともとが真のお利口さんで、賢いからパリピな大人たちを見るとノリノリで一緒に騒ぎたくなっちゃうだけ😊😊😊💕

今日はアーサーとクリストフも人生で初めてのSt. Patrick's Dayを楽しみ、こちらもブリーダーのご婦人が持って来てくれたシャムロックをかわいくパピーの左耳に付けてもらってました😊😊😊💕

ああ、アーサーって何でこんなにも罪のないかわいさなんだろう😍😍😍💕

ちなみに今日はフィンの一人息子で私のゴッドチャイルドでもあるテオ(1)、レイのワイフでかわいいルーシーとこちらも私のゴッドチャイルドでもあるレオ(1)、そして超イクメンの末っ子リアムが念願叶って離婚することが決まったお嬢さんも呼んであり、超珍しく大の女性嫌いでもあるリアムがお嬢さんを車に乗せたからモルはビックリ😂😂😂

お嬢さん、ただいま夫のリアムではない男性(※詳細と消息不明)の子供を妊娠中で車の運転は難しかったから、リアムが持ち前の優しさとホスピタリティから連れて来たんです😅😅😅

ただリアムは今回の結婚こそ「契約結婚」だから全く傷ついている様子はなく、それどころか超イクメンの末っ子なのに自分の血を引いた子供なんて気持ち悪くてかわいがれないなんてやや問題発言を繰り返していて、何ならお嬢さんが子供を産んだら代わりに育ててもいいくらいに思ってるからね😂😂😂

まだ見ぬ子供に「僕の子供じゃなければ絶対にかわいいですよぉ!」とリアムは張り切り、何とか代理のお世話は阻止させようと裏で働いているリアムのモルと、恋人の天使ヴァシリオス…。

この妊娠騒動でお嬢さんは自身の家族に激怒されて一人になり、そのお世話上手なイクメンっぷりを褒め称えられることになったリアムとでは、どちらが豊かな人生でしょうか?😂😂😂

お嬢さんには、よくよく懲りていただきたい…。


今日は第二都市なのに財政破綻なんてものをされてから久しぶりに、バーミンガムで一泊。

ブリーダーのご婦人に連れて来てもらったアーサーの兄クリストフも合流し、二匹の賢いパピーたちが仲良くじゃれ合う姿を眺める時間は私たちにとっても幸福なひと時だったりします。

こんなに良いことばかりのお祝いをした夜には室内の灯りを消し、香りのない小さなキャンドルをいくつも灯し、静かにお気に入りの音楽を流した上でゆっくりと読書を楽しみながら寛ぎたいもの。

これこそデンマークの国民が心から大切にしている「ヒュッゲ」な時間といえるでしょう。

仲のいい友達と美味しい食事を必要なだけ食べ、気取らず何気ないおしゃべりを楽しみ、ちょっとだけアルコールを飲み、扱うものはなるべく全員で手間と暇をかけて手作りしたものを…。

しかしそんなわけにもいかなかったというか、時刻はもうすぐ23:00を回ろうとしているというのに一組の親子連れ(※ロングヘアの女性)が物件を訪ねて来てしまい、あまりに突然のことで恐怖から悲鳴を上げそうになった私😂😂😂

ほら、私ってホラーとオバケ全般が苦手どころかもう無理で、「夜中に突然」なんてシチュエーションにはいい思い出がないじゃない?😂😂😂

他にもサイコパス系、キラー系、スプラッタ系、サイレント系、韓流ホラーとジャパニーズホラーが超無理なのよ😂😂😂

日本のホラーってアメリカやヨーロッパなんて比じゃないくらいに怖いからね😂😂😂

しかもこの親子は地元民で白人系なのに超訛りが強くて言っていることがほとんどわからず、怪しい言語ではないけど理解することができません😂😂😂

何とか聞き取ろうと努力しているのは聖職者タイプと超温厚な性格をした超低姿勢の夫、その隣では聖職者の侍従か幼稚園の先生タイプと手厚いお世話が行き届いたリアムが超真顔で聞き、この会話を聞き取ろうなんてむしろ困難だからお手上げだと早々に白旗を上げたのは悪ガキ、ヒューゴ。

天才のジャックも地元とはいえ少年時代をロンドンで過ごしたからこの訛りはわからず、アイルランド系でマンチェスター出身でもあるリアムのモルはもう50年もロンドンに住んでいるから何を言っているのかわからないし、イギリス系スウェーデン人の私に理解させるのは到底無理な話です😂😂😂

この犬を連れた親子は何を言いたいのか全くわかりませんが、賢くお利口な子犬のアーサー&クリストフ兄弟とお友達にしたいというリクエストだったりするんでしょうか?😅😅😅

私も度を超えたパリピを自覚し始めたからなかなかコミュニケーション能力は高いはずだったものの、ここまでの強すぎる訛りでよく生活していけるものだと思うと、まだまだ謎が多いイギリス生活。

親子と一緒に来てくれた黒のフラッティ、君の事情を理解できなくてごめん…😅😅😅

ああ、こんな時にアーサーが賢さからこの親子とフラッティの言葉を代わりに通訳してくれたなら、どれだけ玄関先での会話がスムーズだったことか…。

誰か、通訳して😂😂😂


God natt...