あの…今日の本題に入る前に、一ついいですか?
たしかつい先日ニューイヤーが明けて2024年になったばかりだというのに、もう3月って早過ぎると思わない?😅😅😅
だって…一家では生まれつき太れなくてガリガリのまま大人になった夫のゼノは相変わらず太れていないし、ゼノの下級生で秘書候補の悪ガキ・ヒューゴもさほど人として進歩していなくて毎日のように悪さをしているし、居候している超イクメンの末っ子リアムは去年も今日も爽やかなイケメンでプシュケにも似たかわいらしさをしているし、同居人のジャックはこちらも老けることなく今日も天才だというのに、一年が早過ぎます😂😂😂
それに一緒に暮らしている仔犬のアーサーもまだまだあどけないお顔をした赤ちゃんだし、図々しくもセクシーな猫のルシアお嬢様はわがまま放題で私と黒猫のビョーン坊やを虐げることに余念がなく、いったいこの「時」というものはどこに対して働いているんでしょうか?😂😂😂
もしかして、私だけが老けるのかな?😂😂😂

今日はここイギリス時間で3月1日。
この日はSt. David's Dayとされ、ウェールズの聖職者で死後に守護聖人となった聖デイビッドを地域全体でお祝いします(※祝日ではない)。
これは毎年同じ日にお祝いすることとなっていますが、年によっては例外としてAsh Wednesday(灰の水曜日)と被った場合のみ、別の日に移動。
この聖デイビッドはウェールズの聖人だから私たちが所属するイングランド国教会では特にこれといって大騒ぎのお祝いをする日ではないものの、雇用しているボディガードで天使のような少年顔の美青年・ヴァシリオスはギリシャの出身でギリシャ正教会の所属なので、今日は午前中にここロンドンのウェストミンスターにあるSt. Sophia Greek Orthodox Cathedral London(Hagia Sophia)というギリシャ正教の教会に行くそうです😊😊😊💕
St. David's Dayと同時にBlessing of the Water(聖水式)もあるんだって😊😊😊✨
この教会はツーリストの出入りがほとんどなく(※入ってもいいけど超入りづらい)、しかも週末しか開かれていない上に今日のオープンは10:30からの数時間だけ😂😂😂
日曜日も結婚式でもない限り9:30-13:30までしか開いてないし、ギリシャ正教会ってイングランド国教会みたいに主要な教会が頻繁に、それもツーリストに向けて開いているわけじゃないんだね😅😅😅
なんだか、朝から厳粛さと格の違いを学んだ一日になりました😂😂😂
これもいい機会だから、いつかSt. Sophia大聖堂に行ってみたい…ご近所に住むギリシャ出身の奥様に静かな笑みを向けられた、今朝の朝食はこちら。
※恐らく「おてんば娘のレイディが行く場所ではないんですよ?」を、意味した笑顔。



Cerry Cheesecake Monkey Bread.

今日はアメリカで生まれたモンキーブレッド、通称「おサルのパン」をアレンジして、チェリージャムを使ってチーズケーキにしました😊😊😊💕

甘いパンは元気の素😊😊😊💕

しかしここでもやっぱり末っ子というか、ヴァシリオスがもう一人いるボディガードのハートフルなジョージおじさんに「このパンはゲオルギウスに似ていますよね。何とは言いませんが、特にそのヘアスタイルがそっくりですよ」と、若くしてストレスからかハゲ上がってしまった頭をバカにした不要なことを言い放ち、それにも関わらず寛大な精神を持ったジョージおじさんは「キングも似てるじゃないですか!その天然パーマだって赤ちゃんの時は生えてなかったんですよ!」と、今日も大爆笑😂😂😂

生まれた時には少しとはいえ髪が生えていたと主張するヴァシリオス、髪なんて生えたところでかわいくなるだけでセクシーとはほど遠く、まだ子供で歳を取りたくないピーターパンだからハゲが怖いんだと爆笑するジョージおじさん😂😂😂

ハゲ上がる前は相当なイケメンだったことが伺えるおじさんがここまで清々しく超ポジティブだと、このマインドを見習いたくなります😂😂😂

さらに超イクメンの末っ子リアムが今日も変わることなく贈る、保護している青年ファーガスへの慈愛と献身に満ちた手厚い看病メニューがこちら。



Homemade Cookie Dough Ice Cream.

超イクメンにして超家庭的な趣味を持ち、なおかつ子供好きなリアムはまだ小さかった15人いる甥や姪たちが喜ぶお菓子程度なら作れるといい、昨夜のうちに自らの経験と力でクッキーを焼き、それを使ってアイスクリームを作っていました😂😂😂

この末っ子、完璧…😂😂😂

しかも裕福な家庭で何不自由なく育っているのにどんなものであっても無駄にすることなく全てを大事に使い、今手元にあるものはきちんと使い切る超いい子なのよ😂😂😂

リアムが女性だったら、必ず素敵なお嫁さんになっていたでしょう😂😂😂

なぜあの適当にも程があるモルから、ここまでパーフェクトな末っ子が出来上がったのか…😂😂😂


ギリシャの末っ子で特定の相手にだけ暴君になりがちな天使のヴァシリオスを教会へと送り出し、末っ子リアムが実家のご近所に住む老婦人からウェールズではSt. David's Dayにリーキとスイセンを使うという情報を入手して来てくれたので、今日は室内にスイセンを飾り、ディナーはリーキを使ったメニューを作ることに決定😊😊😊✨

リアムの実家(ロンドンのゾーン3)の周りは白人がほとんどだけどそれからさらに細かく分かれているというか、ミセス・デビルことリアムのモルは薄いとはいえアイルランド系で、他にもスコットランド系やウェールズ系とここイングランドに連合王国全ての出身者が集まっています😊😊😊✨

でもやっぱりご近所の住民たちが必ず言うことはリアムが「天使のようにかわいらしい息子」であるのはどこの家庭も変わらず、誰に対しても優しく接して親切で常に人生が楽しそうな容姿の整ったイクメンの末っ子は地域全体の人気者😊😊😊💕

ゼノと同じで実家に帰るとご近所の高齢者たちから何かしらの困り事を相談され(超話しやすい息子)、特に不可能なお願いでなければ必要なことなら何でもしてあげるホスピタリティと奉仕の精神の持ち主は、他を探してもなかなかいないでしょう😂😂😂

去年から結婚を苦にして居候を始めたここハムステッドでもさっそくご近所から大評判で、何か困って男性の力が必要なことがあると必ずダディのセバスチャンかゼノかリアムはいないかと聞いて来る、ご近所の奥様たち😂😂😂

ええ、リアムより背が高くて怪力が自慢の私は「ジャムの瓶を開けてくれないかしら?」「洗濯物が引っかかっちゃって…」「倉庫のドアが開かなくなっちゃってねぇ…」がメインのようです😂😂😂

あとは家具の組み立て作業…って、何だか私って男の子みたいじゃない?😅😅😅

先日は「庭でおじいさんが穴に埋まっちゃったから助けて欲しい」なんて、現実かと疑うようなシチュエーションを依頼されました😂😂😂

ヒューゴとジャックがいる時なら力作業はこの二人がやり、いなければ私がやれば早いからね😇😇😇

これもコミューンの存在意義…。

これも子供の頃はイタズラばかりの超おてんば娘だったから当たり前、そう思って開き直ることにした今日のフィーカはこちら。



Spring Strawberry Shortcake Layer Cake.

3月にもなれば月末の31日はイースター😊😊😊💕

まだまだ寒いけどスイセンも咲いたあとはイースターが来れば春ももうすぐそこなので、今日は春らしくストロベリーのショートケーキをレイヤーにして作りました😊😊😊💕

夢が詰まった3段ケーキ😊😊😊💕

甘いものとストロベリーが大好きなゼノも大喜びしてくれたし、ゼノの誕生日にもストロベリーをたっぷり使ってあげたいと思います😊😊😊💕

今年は40歳だから、生まれる直前にマミィを亡くしたことで長く自分を責め続け、今まで誕生日が好きになれないからとお祝いを遠慮していた分も盛大にお祝いしないとね😊😊😊💕

しかしこの夫、世の定説でもある「女は歳を取るごとに高価なプレゼントを欲しがり、男はいつまでも子供のままでガラクタばかり欲しがる」の典型例といっても過言ではない無欲な息子だから、またクリスマスのときみたいに「ダックがいい…」なんて黄色いアヒルさんをおねだりされたら、今回ばかりは絶対にNOといって断ろう😅😅😅

もう、ダックたちならクリスマスにアドベントカレンダーからいっぱい出てきて増えたし😅😅😅


フィーカのあとで仔犬のアーサーを本日3回目のお散歩に連れて行ったところ、ご近所に住むギリシャ出身の奥様とご主人様から窃盗および住居不法侵入の疑惑をかけられて以来長い、愛犬ベルと遭遇。

この奥様、愛犬でマグショットなんてものを作ったお茶目な性格だからね😂😂😂

犬目線で素敵な男性だと思えば値段を問わず靴やソックス、下着あたりの品物をどこからともなく持ってきちゃうから、軽く変態疑惑までかけられていたベル😅😅😅

最近は寒いから奥様がドアを超頑丈に締め切っていることで無断外出できなくなり、こうして奥様とお散歩しながら拾い食いするのが最近のお楽しみなんだそうです😂😂😂

アーサーは教えたわけでもないのに拾い食いしたり知らない人からおやつをもらうなんてことは絶対にせず、必ず私の手からもらうか私にOKをもらったら知らない人からもおやつをもらうスタイル。

これも信頼関係ってものかな😇😇😇

ご主人様として誤った判断は絶対にできないという責任重大ながらもそんなアーサーのことを愛しく思いつつ、奥様が教会から戻ってこうしてベルとお散歩しているということは、同じ教会に行ったヴァシリオスも帰る頃でしょう😊😊😊✨

それなら長居せずに奥様とベルにお別れして…と思ったら、動物とやや美青年には目がない奥様は「アンゲロスでしたら遅くなりますよ!今日は告解も済ませて帰るそうですから!」ということで、このインターネットが普及した時代に「ご近所さんから伝言を聞く」という結果になった私たち😂😂😂

ちなみにこの奥様、ヴァシリオスのことは英語のバジルとしかご存知ないはずなのに、なぜファミリーネームのアンゲロスで呼ぶのかしら…?と思っていたところ、ヴァシリオスが珍しく自己紹介でもしたのかと思って喜んだのも束の間、ギリシャ語ではそもそもアンゲロスは「天使」という意味なので、名前は知らないけど天使みたいに若くて美しい青年だからアンゲロスと呼んでいたらたまたまファミリーネームと重なっただけでした😂😂😂

ヴァシリオスのフルネームって日本語に訳すと「バジルは永遠の天使」の意味になる、非常に高貴でかわいらしくも美しい名前だからね😅😅😅

やっぱりこの奥様にも古代ギリシャの高度な芸術品か天使に見えるのね…と、珍しく自分の目は確かだったことに喜んだ今夜のディナーはこちら。



Gluten-Free Pea and Mint Fritters.

以前作ったら大好評だったので、今夜はペアとミントのフリッターを作りました😊😊😊💕

ペア(なし)とフレッシュなミント、塩気のあるフェタチーズを入れ、そのあとから今日のメインとなるリーキをトッピング😊😊😊💕

自家製ピリ辛ソースも添えてあります😊😊😊✨

日頃から犬だけどお肉が苦手で野菜が大好き、タンパク質はソイかお魚を1日1回までにして欲しいとリクエストしている仔犬のアーサーは焼いちゃったからリーキが入ってなくても同じメニューは食べられず、今日もアーサーは定番のジャガイモがメインのポテトボーイ😅😅😅

アーサーはゴールデン・レトリーバーのパピーで毛並みはこんがり焼けた美味しそうなトーストカラーだから、ポテトの食べすぎで黄色い巨大なオナラをしちゃっても、かわいさからみんなにバレても暖かく知らん顔してくれるかな?😅😅😅

※毎回超豪快な音がするから絶対バレる。


教会から帰って来たヴァシリオスはこの世のものとは思えないほどにひたすら疲れ果てていて、ギリシャ正教会の告解はそこまで膨大な体力と精神力を必要とするのかと心の中で焦った私たち。

だってほら…普段はモデルのようにほっそりしているのに自分よりも背が高い相手を片足だけで蹴散らしてみたり、美しい見た目に反して超ハードボイルだから、屈強なボディガードがそこまで疲れるってことはよっぽどのことでしょう?😅😅😅

そんな話すことさえ億劫だと言いたげなヴァシリオスが心底疲れた理由、それは「女性の教徒に話しかけられて、なかなか帰れなかったんです。臭くて教会で死ぬのかと思いました…」と、宗教は全くもって関係なし😂😂😂

まあ…ヴァシリオスってどこで検査を受けても病気と言われたことはないけど、自分自身では病気だと思いたいほどの嗅覚過敏があるから、それは仕方がないことかもしれません😅😅😅

ここはかわいらしさも抜群で無意識に周囲へと癒しを与える仔犬のアーサーと、プシュケにも似たかわいらしさで幸せオーラをお裾分けしてくれる超イクメンの末っ子リアムに任せておこうかな😅😅😅

お願いね、アーサー&プシュケ😊😊😊💕

ギリシャの天使が朝には見事復活してくれるかどうかは、この一人と一匹にかかってます。


God natt...

日本はこういうときにもマスクを使うのかな?